僕のいた時間-第7話のあらすじとネタバレ後編
多部未華子が三浦春馬を介護するフジテレビの筋萎縮性側索硬化症(ALS)ドラマ「僕のいた時間」の第7話「動き出す二人の時間抱きしめたい」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
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■僕のいた時間-第7話のあらすじとネタバレ後編
ある日、本郷恵(多部未華子)がマフラーを返しに来た。本郷恵(多部未華子)が「長い間、借りちゃってごめんなさい」と言ってマフラーを返した。
澤田拓人(三浦春馬)が「コーヒーでも飲んでいく?」と誘うと、本郷恵(多部未華子)は戸惑いながらも、「うん」と答えて、部屋に上がった。
本郷恵(多部未華子)は部屋を掃除しながら、「晩ご飯も作るよ」と言うと、澤田拓人(三浦春馬)は「悪いよ」と遠慮した。
本郷恵(多部未華子)が「それくらいさせて、マフラーを借り放しだったんだし」と頼むと、澤田拓人(三浦春馬)は「料理、出来るようになったんだ」と尋ねた。
本郷恵(多部未華子)が「1人暮らしの利用者さんが多いからね。最初は肉じゃがばっかり作ってたけど、段々と色々、覚えて」と話すと、澤田拓人(三浦春馬)は「そっか」と笑った。
本郷恵(多部未華子)が「一緒に買い物に行こう。どこのスーパーに行く?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「駅前かな」と答えた。
本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)と一緒に部屋を出ようとしたが、本郷恵(多部未華子)は「あっ、ちょっと待って」と言い、リビングに戻ると、マフラーを取ってきて澤田拓人(三浦春馬)の首に巻いてやった。
その後、スーパーに入り、本郷恵(多部未華子)が「食べたい物を何でも言って。何がよろしいですか?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「にぎり寿司」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が「えっ?」と驚くと、澤田拓人(三浦春馬)は「嘘、嘘」と言い、「あれが良いかな」と告げた。
本郷恵(多部未華子)が「ああ、あれね。了解」と言ったので、澤田拓人(三浦春馬)は驚いて本郷恵(多部未華子)を見上げた。
その後、帰宅した本郷恵(多部未華子)は、澤田拓人(三浦春馬)の好物「唐揚げ」を作った。
澤田拓人(三浦春馬)が「美味しそう」と喜ぶと、本郷恵(多部未華子)は「美味しいよ。拓人のお母さんには敵わないと思うけど」と告げた。
澤田拓人(三浦春馬)が唐揚げを食べて「美味しい。メグはお腹空いてないの?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「繁之さん(斎藤工)と食べるから。じゃー、そろそろ」と言い、帰った。
その後、本郷恵(多部未華子)は向井繁之(斎藤工)と食事をしながら、「今日、仕事の後、拓人(三浦春馬)の所に行って手伝ってきた。ごめん。事後報告になって」と話すと、向井繁之(斎藤工)は驚いたが、「別に謝る事じゃないよ」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が「引っ越しのことなんだけど、私のシフトの無い日曜日で良いかな?」と尋ねると、向井繁之(斎藤工)は「良いよ」と答えた。
その日の夜、澤田拓人(三浦春馬)はノートに「目標、サッカーの試合に出る、広告を完成させる」と書いた。
ある日、澤田拓人(三浦春馬)は自宅で、壁の手すりを使って車椅子を降りて立ち上がって歩き出したが、バランスを崩して、うつぶせに倒れてしまった。
澤田拓人(三浦春馬)は立ち上がろうとて藻掻いたが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)なので体はほとんど動かない。
緊急通報ボタンは遠く、スマートフォンもテーブルの上だったので、助けも呼べずに、諦めていると、玄関のチャイムが鳴った。
そのとき、本郷恵(多部未華子)は澤田拓人(三浦春馬)の部屋を訪れ、玄関のチャイムを押したが、反応が無いので、居ないかと思って帰ろうとしたとき、部屋の中から、「すみません。すいません」と言う声が聞こえてきた。
本郷恵(多部未華子)が慌てて戻り、「拓人、居るの?」と言ってドアを叩くと、中から「メグ」と呼ぶ声が聞こえた。
本郷恵(多部未華子)は急いで大家を呼んできて、鍵を開けてもらい、部屋の中に入ると、澤田拓人(三浦春馬)が床に倒れていたので、慌てて抱き起こした。
澤田拓人(三浦春馬)が「ありがとう。でも、なんで?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「トイレットペーパーが切れそうだったから買ってきた」と答えた。
その後、本郷恵(多部未華子)はリビングでアイロンをかけながら、「あれ、覚えてる?ちょうど3年経つよね。2人で海に埋めてから。まだ、あるかな。本当は私、拓人と別れた後、1人で堀に行ったんだ。見つからなかったけど。あの時は無くなっちゃったと思ったけど、もしかして、拓人が掘った?」と言って澤田拓人(三浦春馬)を見て、「やっぱり」と笑った。
すると、澤田拓人(三浦春馬)が「実はさ。一緒に埋めたとき、何も書かなかったんだ。って言うか、書くことが何も無かった。でも、書くことが見つかって。もうメグとも別れた後だったから、もう掘っちゃっても良いかなって」と話した。
本郷恵(多部未華子)が「もしかして、私が書いやつを見た?ずるいよ拓人だけ。私もみたい。拓人が書いたやつ」と言うと、澤田拓人(三浦春馬)がクローゼットの奥に仕舞ってあると言うので、本郷恵(多部未華子)はクローゼットで瓶を探した。
本郷恵(多部未華子)は瓶を探し出すと、「あった」と喜び、瓶の中から「3年後の自分に宛てた手紙」を取り出した。
本郷恵(多部未華子)が1枚目の紙を開くと、「恵へ。あなたの隣には誰が居ますか?恵より」と書いてあった。
澤田拓人(三浦春馬)が「繁先輩(斎藤工)だね」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「うん」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が2枚目の紙を開くと、「拓人へ。今を生きていますか?拓人より」と書いてあった。
本郷恵(多部未華子)が「今を生きてる?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「うん。今は自分に出来ること、やりたいことをやってる」と答えた。
本郷恵(多部未華子)は「うん。戻そうか」と言い、手紙を瓶の中に戻して、「また、あの海に行ってみたいな」と漏らした。
澤田拓人(三浦春馬)が「いいね」と言うと、本郷恵(多部未華子)は驚いて澤田拓人(三浦春馬)を見た。
澤田拓人(三浦春馬)は「えっ、いや、ごめん」と謝ると、本郷恵(多部未華子)は激しく動揺した。
そこで、玄関のチャイムが鳴った。向井繁之(斎藤工)が本郷恵(多部未華子)を迎えに来たのだ。
澤田拓人(三浦春馬)が向井繁之(斎藤工)に「何かすみません」と謝ると、向井繁之(斎藤工)は「何を言ってんだ」と答えた。
澤田拓人(三浦春馬)が「メグ、今日はありがとう」と礼を言うと、本郷恵(多部未華子)が「1人は危ないから、本当に気をつけてね」と注意した。
向井繁之(斎藤工)が「何かあったの?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「私が来たとき、1人で倒れてたの」と教えた。
向井繁之(斎藤工)が「やっぱさ。恵ちゃん(多部未華子)がこれる時は、出来るだけ来た方が良いよ。今のヘルパーさんだって1日中、居る訳じゃ無いんだし」と答えると、本郷恵(多部未華子)は戸惑いを隠せなかった。
その後、向井繁之(斎藤工)は本郷恵(多部未華子)の実家を訪れ、本郷翔子(浅田美代子)に、澤田拓人(三浦春馬)がALS(筋萎縮性側索硬化症)で車椅子生活を送っていることを教えた。
本郷翔子(浅田美代子)は「あの拓人君が?」と驚き、澤田拓人(三浦春馬)が本郷恵(多部未華子)と別れる前に、一緒にご飯を食べた時の事を思い出して、動揺した。
あのとき、澤田拓人(三浦春馬)は、本郷翔子(浅田美代子)に「恵さんのお父さんの看病から逃げ出したいと思った事はありませんか?」「出会わなければ良かったと思った事はありませんか?」と尋ねていた。
ある日、澤田拓人(三浦春馬)が谷本医師(吹越満)の元を訪れ、近況を報告すると、谷本医師(吹越満)は「今、恋をしてらっしゃいますか?」と尋ねた。
澤田拓人(三浦春馬)が「冗談はやめてくださいよ。してる分けないじゃないですか。無理に決まってるじゃないですか」と笑うと、谷本医師(吹越満)は「恋をするなと言う方が、無理だと思いますけどね」と答えた。
ある日、澤田拓人(三浦春馬)は、引き受けた広告が出来上がり、店長に報告すると、店長は「うん。いいね。これでいこう」とGOサインを出した。
その後、澤田拓人(三浦春馬)が出来上がった広告を本郷恵(多部未華子)に見せると、本郷恵(多部未華子)は「本当に拓人が作ったの?凄ーい、凄い、凄い。こう言うのを見てる買いたくなるよね」と驚いた。
澤田拓人(三浦春馬)は「良かったら、新居へ引っ越す時にどうぞ」と勧めると、本郷恵(多部未華子)は「ああ、営業してる」と笑った。
しかし、本郷恵(多部未華子)は急に神妙な顔をして、「ねえ、あれって嘘だよね。病気が分かったのは、私と別れた後だって」と尋ねたが、澤田拓人(三浦春馬)は何も答えなかった。
すると、本郷恵(多部未華子)は笑顔で「この中だったら、これが一番良いかな」と言い、澤田拓人(三浦春馬)が作ったパンフレットの話題に戻した。
その後、澤田拓人(三浦春馬)の部屋の掃除をしていた本郷恵(多部未華子)が、「ねえ、覚えてる?」と言い、電子ピアノで「猫踏んじゃった」を弾くと、澤田拓人(三浦春馬)は「うん。でも、今は弾けない」と答えた。
すると、本郷恵(多部未華子)は「じゃー、これは?」と言い、グーにした片手だけでビアのを弾き始めた。
澤田拓人(三浦春馬)がそれを見て驚くと、本郷恵(多部未華子)は「訪問先のおばあちゃんに教えてもらったの」と言い、澤田拓人(三浦春馬)に弾き方を教えた。
そして、澤田拓人(三浦春馬)と本郷恵(多部未華子)は笑いながら、一緒にピアノを弾いた。
本郷恵(多部未華子)が「ははは、できたー」と言って澤田拓人(三浦春馬)を見ると、笑顔の澤田拓人(三浦春馬)と目が合い、2人は一瞬、見つめ合ったが、本郷恵(多部未華子)は目をそらし、「そろそろ時間だから」と言って帰った。
澤田拓人(三浦春馬)は本郷恵(多部未華子)が出て行った玄関のドアをずっと見ていた。
一方、玄関のドアを閉めた本郷恵(多部未華子)は、ドアノブつ掴んだまま立っていたが、溜息をつくと、ドアノブを離して立ち去った。
その日の夜、澤田拓人(三浦春馬)はノートに「広告が出来上がった。メグ、抱きしめたい」と書いた。
一方、自宅に戻って引っ越しの準備をしていた本郷恵(多部未華子)は、澤田拓人(三浦春馬)に「明日、会えませんか?」というメールを送った。
翌朝、澤田拓人(三浦春馬)と本郷恵(多部未華子)は、思い出の浜辺で、3年前のあの日と同じように並んで海を見ていた。
本郷恵(多部未華子)が「今日、引っ越しなの。だから…もう…」と切り出すと、澤田拓人(三浦春馬)は「最後にしよう、会うの」と告げた。
本郷恵(多部未華子)が「うん」と答えると、澤田拓人(三浦春馬)は「元気でね」と告げた
本郷恵(多部未華子)が「拓人も」と告げると、澤田拓人(三浦春馬)は「うん」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が「拓人、今、何がしたい?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「俺には出来ないことだから」と答えた。
本郷恵(多部未華子)が「じゃー、私がしたいことをしてもいい?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)の答えを待たず、澤田拓人(三浦春馬)に抱きついて泣いた。澤田拓人(三浦春馬)も涙を流した。
一方、向井繁之(斎藤工)は本郷恵(多部未華子)に電話をかけており、本郷恵(多部未華子)のポケットの中で携帯電話が鳴っていたのであった。
「僕のいた時間-第8話のあらすじとネタバレ」へ続く。
ドラマ「僕のいた時間」の原作と主題歌については「「僕のいた時間」の原作と主題歌とあらすじ」をご覧ください。