僕のいた時間-第8話のあらすじとネタバレ
多部未華子が斎藤工と破局するフジテレビの筋萎縮性側索硬化症(ALS)ドラマ「僕のいた時間」の第8話「俺のこと認めてよ、本当は叫んでたん!お母さん」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
僕のいた時間-第7話のあらすじとネタバレは「僕のいた時間-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「僕のいた時間」の原作と主題歌については「「僕のいた時間」の原作と主題歌とあらすじ」をご覧ください。
■僕のいた時間-第8話のあらすじとネタバレ
本郷恵(多部未華子)は向井繁之(斎藤工)と暮らし始める日が来たが、本郷恵(多部未華子)は向井繁之(斎藤工)に「無理、一緒には暮らせない」と謝った。
すると、向井繁之(斎藤工)は、同居の予定を解消し、本郷恵(多部未華子)の心の整理が付くのを待つことにした。
こうして、向井繁之(斎藤工)は新居で1人暮らしを始め、本郷恵(多部未華子)は実家に戻る事になった。
翌朝、本郷恵(多部未華子)がウオーキングに出かけようとすると、向井繁之(斎藤工)が外で待っていた。
本郷恵(多部未華子)が驚くと、向井繁之(斎藤工)は「一緒に住むのを急かしてるんじゃないよ。これは日課だから。さぁ、行こう」と告げ、歩き出した。
一方、澤田拓人(三浦春馬)は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)が進行していた。マウスが動かせなくなれば、もう澤田拓人(三浦春馬)に出来る仕事は無く、マウスが動かせなくなれば、山梨にある実家に帰ることも考えるようになっていた。
そのようななか、実家に戻っていた澤田陸人(野村周平)が「『大学に行け』としか言われないから出てきた」と言い、東京のマンションに戻ってきた。
澤田拓人(三浦春馬)が「ちゃんと言ってきたのか?」と尋ねると、澤田陸人(野村周平)は「言わなくても分かるんじゃない?僕は友達が居ないから、他に行くところが無いし」と答えた。
一方、実家では、澤田美和子(原田美枝子)が澤田昭夫(小市慢太郎)に「とにかく、医学部に戻るのは無理だって言うばかりなの」と相談していた。
すると、澤田昭夫(小市慢太郎)は「ミツヒロの所は、下の子も医学部に推薦が決まったって。兄弟揃って医学部だよ。アイツの嫁さんはしっかりしてるから」と羨ましがった。
澤田美和子(原田美枝子)が「私だって、ちゃんとやってきたわ」と釈明すると、澤田昭夫(小市慢太郎)は「やり方が間違ってたんじゃないのか?」と答えた。
澤田美和子(原田美枝子)は「手をかけて育てたの。貴方は何もしてくれなかったじゃない」と批判すると、澤田昭夫(小市慢太郎)は「言い合いをしたって何の解決にもならない。陸人(野村周平)の事は何とかしてくれ」と答えて立ち去った。
ある日、澤田拓人(三浦春馬)が車椅子サッカーの練習をしていると、向井繁之(斎藤工)がやってきた。
向井繁之(斎藤工)が「どう、サッカー?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「楽しいですよ。俺、勘が良いらしいです。自分の足で蹴ってたのなんて、遠い昔のことになっちゃいました」と答えた。
向井繁之(斎藤工)が「遠い昔のことに成らない事なんてある?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「全部、遠い昔の事ですよ。今は当たり前に出来ないのが、当たり前になって」と答えた。
向井繁之(斎藤工)が「恵(多部未華子)は今も、お前の所に行ってる?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「いえ、もう。弟が一緒に住んでて、手伝ってくれるので」と答えた。
一方、本郷恵(多部未華子)は、村山陽菜(山本美月)と一緒に食事をしていた。
村山陽菜(山本美月)が「どうなの?同棲生活」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「一緒に暮らしてない」と答えた。
村山陽菜(山本美月)が「やっぱり。変に明るいし、指輪してない。マモちゃん(風間俊介)から聞いたよ。拓人君(三浦春馬)の所に手伝いに行ってたんだってね。何かあったでしょ?」と尋ねると、本郷恵(多部未華子)は「何もないよ」と答えた。
村山陽菜(山本美月)は「言わなくても分かるよ。やっぱり、陽菜は2番目じゃなくて、1番目と結婚したいな」と告げた。
その後、澤田拓人(三浦春馬)が自室で医学書を読んでいると、澤田陸人(野村周平)が部屋に入った。
澤田陸人(野村周平)が「また、それ読んでるんだ」と驚くと、澤田拓人(三浦春馬)が「体のことを色々と書いてるからね。で、何?」と尋ねた。
澤田陸人(野村周平)が「お客さんだよ。本郷さん」と告げると、澤田拓人(三浦春馬)は「恵ちゃん(多部未華子)が?」と驚いたが、澤田陸人(野村周平)は「違うよ」と答えた。
客人は本郷翔子(浅田美代子)だった。本郷翔子(浅田美代子)はリビングに上がると、「唐揚げが好きだって言ってたから、今、揚げてきたの。食べて」と言い、唐揚げを差し出した。
そして、本郷翔子(浅田美代子)が「ごめんね。恵(多部未華子)が居ないときにウチに来たことがあるでしょ。あのとき、拓人君(三浦春馬)が病気を抱えてるなんて、全然、気がつかなかった」と話すと、澤田拓人(三浦春馬)は「それはそうですよ。俺は大丈夫なんで、元気だし」と答えた。
本郷翔子(浅田美代子)が「顔が見られて良かった。それで、最近、恵(多部未華子)は来てる?」と尋ねると、澤田拓人(三浦春馬)は「いえ。恵さん、どうかしたんですか?繁之先輩(斎藤工)にも聞かれたんです」と尋ねた。
すると、本郷翔子(浅田美代子)が「実は、恵(多部未華子)、繁之さん(斎藤工)と一緒に暮らしてないの。引っ越しの日に、やっぱり住めないって言って」と話した。
一方、本郷恵(多部未華子)はALS患者・今久保の介護をしていると、ALS患者・今久保に「どうして、介護の仕事をしようと思ったの?」と尋ねられた。
本郷恵(多部未華子)は少し考えて、「最近、成るべくして成ったんじゃないかって。そう思うんです」と答えた。
その日の夜、澤田拓人(三浦春馬)は本郷恵(多部未華子)にメールを送り、会う約束をした。
翌日、トイレに入った澤田拓人(三浦春馬)は、車椅子から便器に移ろうとしたところ、転倒してしまった。澤田拓人(三浦春馬)は大声を出して助けを呼び、アルバイトの宮下(近藤公園)に助けてもらった。
アルバイトの宮下(近藤公園)は「気にするな」と言ってくれたが、その後、澤田拓人(三浦春馬)は店長に退職を申し出た。
店長が「我々が手伝えば、どうにかならないかな?」と提案したが、澤田拓人(三浦春馬)は「いえ。これだけは、していただくわけにはいきません」と答えた。
その日の夜、本郷恵(多部未華子)が尋ねてききた。澤田陸人(野村周平)が玄関のドアを開けようとすると、澤田拓人(三浦春馬)は慌てて澤田陸人(野村周平)に「先に着替えさせてくれ」と頼んだ。
澤田拓人(三浦春馬)が着替え終わり、本郷恵(多部未華子)と会うと、澤田陸人(野村周平)は気を利かせて「シュースを買ってくる」と言って出て行き、本郷恵(多部未華子)と澤田拓人(三浦春馬)を2人切りにした。
澤田拓人(三浦春馬)が「実はさ、ここにメグのお母さんが来た。繁先輩(斎藤工)からも聞いた。一緒に住んでないんだって?早く一緒に暮らした方がいいよ」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「なんで、あの時に言ってくれなかったの?別れたとき、病気のことを言ってくれなかったじゃん」と尋ねた。
澤田拓人(三浦春馬)が「言ってたって何も変わらないよ」と答えると、本郷恵(多部未華子)は「別れなかったよ」と答えた。
澤田拓人(三浦春馬)が「別れたよ」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「何で?」と尋ねた。
澤田拓人(三浦春馬)が「俺は誰も守れない。もうすぐ仕事も出来なくなるし、他のことだって、何も出来なくなる」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「そんなの理由にならないよ。私は拓人と一緒に居たい」と尋ねた。
澤田拓人(三浦春馬)が「それは病気のことを知っちゃったからだよ。メグは困って居る人を放っておけないから」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「そんなんじゃないよ。病気は別れる理由にならない」と答えた。
澤田拓人(三浦春馬)が「他に男なんて一杯居るじゃん」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「他の人じゃ駄目だから」と答えた。
澤田拓人(三浦春馬)が「それは思い込みだよ」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「それは拓人だよ。病気だと別れないといけないって思い込んでる」と答えた。
澤田拓人(三浦春馬)が「勘違いしてない?俺はメグの為に別れたんじゃないから」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「私は拓人じゃなきゃ駄目だから。拓人はどう思った?久しぶりに会って、どうだった?」と尋ねた。
澤田拓人(三浦春馬)が「そういうのは、どうでも良いんだよ。俺、生きているだけで精一杯だから。生きるために生きるみたいな。それしかないんだよ。誰かの役に立つことも出来ないし、何もして上げられない」と告げると、本郷恵(多部未華子)は「一緒に居てくれるだけでいい」と答えた。
澤田拓人(三浦春馬)が「そんなの、きれい事だよ」と吐き捨てると、本郷恵(多部未華子)は「拓人だってそうじゃん。全部を一人で抱え込んで、迷惑がかからないようにして。それで今を生きてるって言える?拓人は病気にいろんな物を奪われたけど、拓人はどうなの?気持ちは拓人の物でしょ?拓人の気持ちを隠して、言いたいことを言わないで、それで『今を生きてる』なんてきれい事を言わないで」と反論した。
澤田拓人(三浦春馬)が激怒して「帰って。2度と来るな、帰れ」と声を荒げると、本郷恵(多部未華子)は「帰る」と言って出て行った。
本郷恵(多部未華子)が出て行くと、リビングに残った澤田拓人(三浦春馬)は「ウアー」と雄叫びを上げた。
「僕のいた時間-第8話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。