チーム・バチスタ4-第9話のあらすじとネタバレ

伊藤淳史が出演するフジテレビの医療ミステリードラマ「チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮」の第9話「地下迷宮のトリック」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

チーム・バチスタ4-第8話のあらすじとネタバレは「チーム・バチスタ4-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

チームバチスタ4-螺鈿迷宮の原作のあらすじとネタバレは「螺鈿迷宮のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■チーム・バチスタ4-第9話のあらすじとネタバレ
碧翠院(へきすいいん)は終末期医療を手がけているのに、チューブに繋がれたり、薬で朦朧となっている患者が居ない。あまりにもアッサリ人が死にすぎている。

田口公平(伊藤淳史)と白鳥圭輔(仲村トオル)は、院長室を訪れ、桜宮巌雄(柳葉敏郎)に「加代さん(大森暁美)の死について聞きたい。いや、いままで、あの螺鈿の部屋に入って看取られた患者さん全員の死について聞かせてもらえますか」と告げた。

田口公平(伊藤淳史)が「あの部屋に入った患者さんは、ほぼ24時間以内に死んでますよね」と尋ねると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「患者の死と立ち会い続けてると、分かってくるようになるものだ。人の寿命が尽きるときがな」と答えた。

田口公平(伊藤淳史)が「そこまで分かってるのなら、何故、解剖を?」と尋ねると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「死から学べ。死体の声に耳を澄ませ。どんな患者でも、直接の死因は様々だ。俺は医者として、それぞれの死に向き合い学び続ける」と答えた。

白鳥圭輔(仲村トオル)が「僕も学びたいので、解剖所見を見せて頂けますか?」と尋ねると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「君がこれを見て、何が分かる」と拒否し、田口公平(伊藤淳史)に「加代さん(大森暁美)の死に顔を見て来たらいい」と告げた。

田口公平(伊藤淳史)が霊安室へ行くと、青山加代(大森暁美)は安らかな顔で死んでいた。

白鳥圭輔(仲村トオル)が「安らかすぎるよねえ。今までの患者さんも、そうだったんだって?華緒(相築あきこ)と葵君(山﨑賢人)は、今、どこに居るのかな?」と尋ねると、桜宮小百合(水野美紀)は「知らない。そうやって、なんでも疑ってかからないと気が済まないんですね」と呆れた。

白鳥圭輔(仲村トオル)が「相手の言葉を100%信じるというのは、その人に全く感心が無いのと同じだと思わない?」と告げると、桜宮小百合(水野美紀)は「感心を持っていただけで光栄です」と答えた。

そこで、桜宮すみれ(栗山千明)が「もういいでしょ」と言い、白鳥圭輔(仲村トオル)らを霊安室から追い出した。

霊安室を出た白鳥圭輔(仲村トオル)が、「実際は、どうだったの?立ち会ったことがあるんだよね。螺鈿の部屋の看取り」と尋ねると、田口公平(伊藤淳史)は「はい。ウメさん(丘みつ子)のとき。特に不審な点はありませんでした」と答えた。

すると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「気に入らないね、何もかも。綺麗な螺鈿の部屋。安らかな死に顔。院長自らが負担して解剖して直接の死因も判明している。完璧な死亡診断書だ。おかしいと思っても、手が出せない。法的に自分の身を守るための解剖だったりしてね。巌雄先生(柳葉敏郎)ほどの法医学者が作った解剖所見なら、誰にもひっくり返せない。螺鈿の部屋で何かが行われていたとしても、警察は捜査すらできない」と告げた。

田口公平(伊藤淳史)が「捜査って何をですか?」と驚くと、白鳥圭輔(仲村トオル)は「安楽死だよ。グッチー」と答えた。

その後、小幡刑事(池内万作)が白鳥圭輔(仲村トオル)の元を訪れた。白鳥圭輔(仲村トオル)が捜査の状況を尋ねるが、桜宮葵(山﨑賢人)の手がかりは何も掴めていなかった。

白鳥圭輔(仲村トオル)が「やる気あるの?」と呆れると、小幡刑事(池内万作)は「とっくの昔に死んだ人間を探すなんて上に言える分けないだろ。大変なんだよ、俺1人で探すのは」と怒った。

そして、小幡刑事(池内万作)が「桜宮家の財産は、ほとんど華緒先生(相築あきこ)名義だ。あの人には金がある。逃げようと思えば、どこにでも行ける」と教えると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「なんで財産が華緒先生(相築あきこ)名義なの?」と尋ねた。

小幡刑事(池内万作)が「1人娘だからな。代々、この町に続く桜宮家の」と教えると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「巌雄先生(柳葉敏郎)は婿なの?」と驚いた。

小幡刑事(池内万作)が「巌雄先生(柳葉敏郎)が継ぐまでは、碧翠院(へきすいいん)は入院施設もない、ただの町医者だった。碧翠院をここまで大きくしたのは、巌雄先生(柳葉敏郎)の力だよ」と教えた。

小幡刑事(池内万作)が「もし、海外に逃げられてたら、お終いだぞ」と告げると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「それは無いね。葵君(山﨑賢人)は頭部外傷の後遺症で、いつ発作が起きるか分からないみたいだし、華緒先生(相築あきこ)は精神的に不安定だ。そんな2人を遠くにやるとは思えない」と答えた。

一方、赤城美智(左時枝)は娘に手紙を書いていた。田口公平(伊藤淳史)が「何を書いてるんですか?」と尋ねると、赤城美智(左時枝)は「加代(大森暁美)が死ぬ間際に言われたんだ。娘と仲直りするようにって」と答えた。

田口公平(伊藤淳史)が「喧嘩したんですか?」と尋ねると、赤城美智(左時枝)は「そんな穏やかな物じゃないよ。縁を切ったんだ。いや、切られたのかな。口うるさい母親だったらしいよ。息子は『息が詰まる』って出て行って、今は海外だよ。娘は旦那が死んだ時に」と話した。

そして、赤城美智(左時枝)は「癌だったんだよ、ウチの人も。延命すれば、数週間は生きられたんだけど、『静かに眠らせてやってください』って頼んだんだ。夫がそう望んでたんだから。でも、後からやって来た娘が怒ってね。『母さんが死なせたんだ』って」と教えた。

田口公平(伊藤淳史)が「ご主人も、そう望んでたんでしょ?」と尋ねると、赤城美智(左時枝)は「夫婦2人だけの時に話してたから、あの子は知らないの。でも、あの子は『母さんは冷たい。看病するのが辛いから死なせたんだ』って。私もカーッとなって、それっきり」と答えた。

赤城美智(左時枝)が「やっぱり、手紙なんて柄じゃ無いね」と言って手紙を書くのを止めようとすると、田口公平(伊藤淳史)は「僕も一緒に考えて良いですか?手紙の内容」と頼んだ。

すると、赤城美智(左時枝)は「そうだね。孫に会いたいんだよ。急がないと、いつ螺鈿の部屋に呼ばれるか分からないし」と言い、手紙を書き始めた。

その後、田口公平(伊藤淳史)は赤城美智(左時枝)から預かった手紙をポストに投函すると、東城医大を訪れ藤原真琴(名取裕子)に「巌雄先生(柳葉敏郎)の事を、ご存じ何ですよね」と尋ねた。

藤原真琴(名取裕子)が「ええ、東城医大で働いてらしたころ、私も同じ病棟に居たことが」と答え、田口公平(伊藤淳史)が深刻な顔をしていたので「どうしたんですか?」と尋ねた。

田口公平(伊藤淳史)が「もちろん、殺人罪に問われることは分かってます。頭では分かってるんですけど…」と話すと、藤原真琴(名取裕子)は「何の話なんですか?」と尋ねた。

田口公平(伊藤淳史)が「もしも、回復の見込みが無い患者さんから、心から望まれたとしても、安楽死って罪なんですよね」と尋ねると、藤原真琴(名取裕子)は「回復の見込みが無くても、機械や薬を使って生き続ける事ができます。不治の病の方でも、延命拒否をして、人間らしく死ぬ尊厳死があります。でも、今、田口先生が仰っているのは、安楽死ですよね。安楽死は、医者が薬などを使って命を絶つ行為です。私は絶対に反対です」と答えた。

そして、藤原真琴(名取裕子)は「巌雄先生(柳葉敏郎)は昔から、過剰な延命治療に反対でした。それで、よく上の先生とぶつかっていました。たいていのドクターは、まず、命を救うことを考えますから。本人が延命治療を拒否しても、ご家族全員が望んでいるとは限りませんし。最悪の場合、ご遺族から訴える事もありますし」と話した。

田口公平(伊藤淳史)が「だから、過剰な延命治療が行われてしまうんですね。例え、回復の見込みが無いとしても」と納得すると、藤原真琴(名取裕子)は「意識のハッキリしているウチに書面で延命治療を拒否する尊厳死宣言も始まっていますが、法整備化されている分けではありません。でも、巌雄先生(柳葉敏郎)は一貫して、患者さん本人の意志を大事にしようとされてました」と話して教えた。

桜宮巌雄(柳葉敏郎)は上司に「この患者さんは延命治療を望まれていません。苦しみを長引かせないでくれと仰ってました」と言ったが、上司は患者を蘇生させ、その患者は家族の要望で、意識が回復する見込みの無いまま1年以上、人工呼吸器に繋がれた。

藤原真琴(名取裕子)は「それから、間もなくです。巌雄先生(柳葉敏郎)が東城医大を辞められたのは。碧翠院(へきすいいん)に終末医療を始めると聞いたときには、巌雄先生らしいなって」と話した。

藤原真琴(名取裕子)が「…さっきの安楽死のお話って、もしかして、碧翠院じゃ?そんな、まさか、巌雄先生(柳葉敏郎)が?」と驚くと、田口公平(伊藤淳史)は「ありがとうございました。もう1度、自分で考えてみます」と答えて話題を打ち切った。

チーム・バチスタ4-第9話のあらすじとネタバレの後半」へ続く。

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