チーム・バチスタ4の犯人と最終回と結末の予想

伊藤淳史と仲村トオルが出演するフジテレビの医療ミステリードラマ「チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮」の犯人と最終回と結末の予想です。

チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮の原作と主題歌は「チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮-原作と主題歌」をご覧ください。

■チーム・バチスタ4の犯人と最終回の結末の予想
ドラマ「チーム・バチスタ4」も第9話が終わり、終盤に差し掛かってきたので、チーム・バチスタ4の犯人と最終回の結末を予想する。

■碧翠院の住所
碧翠院(へきすいいん)の住所は、神奈川県磯浜郡御山1125であった。もちろん、神奈川県磯浜郡というのは、架空の住所だ。

碧翠院は、静岡県と神奈川県の県境にある小さな総合病院と紹介されていたのだが、チームバチスタ4の第9話で碧翠院の住所は神奈川県と判明したので、隣接する寺院は静岡県なのだろう。

■安楽死の犯人
碧翠院は、患者を螺鈿の部屋へ入れ、安楽死させているのは確実である。そして、安楽死の犯人は、桜宮巌雄(柳葉敏郎)と桜宮小百合(水野美紀)と予想する。桜宮すみれ(栗山千明)は産婦人科医なので、安楽死には距離を置いているのだろう。

チーム・バチスタ4の第1話で、妊婦が碧翠院に救急搬送されたとき、産婦人科医の桜宮すみれ(栗山千明)は「今からでもいい、他の病院に運んだ方がいい。外傷性の早期剥離は熟練の産婦人科でも難しいのよ。私には無理よ」と手術を拒否した。

しかし、桜宮巌雄(柳葉敏郎)が「お前がやらないのなら、俺がやる」と告げると、桜宮すみれ(栗山千明)は手術を引き受けた。

これは、桜宮すみれ(栗山千明)が、人殺し(安楽死)の手で神聖な赤ちゃんを触って欲しくない、と考えたからだと思う。

桜宮すみれ(栗山千明)は、出産を見て生命の神秘に感銘を受け、医者になったのだから、いかなる理由があろうと、人殺しとも言える安楽死には反対しており、安楽死の主犯格である桜宮小百合(水野美紀)と対立しているのだろう。

桜宮姉妹は、昔は仲が良かったのに、今は仲が悪いのは、桜宮小百合(水野美紀)が安楽死を始めたからだと予想する。

■碧翠院の保険金詐欺
元々、碧翠院は妻・桜宮華緒(相築あきこ)の実家で、小さな町医者だったが、桜宮巌雄(柳葉敏郎)が一代で総合病院に発展させた。

そうすると、どこから総合病院にするだけのお金が湧いてきたのか、が気になるところだ。

それに、司法解剖の費用は、1体30万円は必要になる。警察から引き受ける司法解剖は、警察がお金を出すにしたとしても、碧翠院で死んだ患者の司法解剖は自腹なので、5人死ねば、150万円が必要になり、10人死ねば、100万円が必要になる。

それだけのお金がどこから湧いてくるのか、そう考えると、患者に生命保険をかけて保険金を受け取っているのではないか、という疑惑が生まれる。

ただ、毎回、毎回、碧翠院が入院患者の保険金の受取人になっていれば、流石に保険会社も怪しむだろうから、その辺をどのように回避するのかを考える必要があると思う。

■桜宮葵(山﨑賢人)は女だった?
チーム・バチスタ4の第9話で、桜宮葵(山﨑賢人)が女である可能性が浮上した。

桜宮葵(山﨑賢人)が女だとすると、8年前にレイプされたのは桜宮葵(山﨑賢人)だった、という可能性も考える必要があると思う。

ただ、花火の日(8月13日)に着衣の乱れた桜宮小百合(水野美紀)が保護され、5日後の8月18日に桜宮葵(山﨑賢人)が崖から転落している。そして、2日後の8月20日に、死後2日経った状態で連続強姦事件の容疑者の死体が自宅で見つかった。

桜宮葵(山﨑賢人)が女性で、レイプされたのが桜宮葵(山﨑賢人)なら、崖から自殺を図ったと考える事が出来るが、5日前に保護された桜宮小百合(水野美紀)をどう解釈するのかに困る。

また、連続強姦事件の容疑者の死体が「死後2日」という状態で見つかったが、「死後2日」の根拠が桜宮巌雄(柳葉敏郎)の司法解剖の結果なのであれば、時系列が崩れる可能性がある。

桜宮葵(山﨑賢人)が女だったという可能性については、チーム・バチスタ4の第9話の時点では何とも言えない。

■戸山久司(渡部豪太)を殺した犯人
放射線技師・戸山久司(渡部豪太)を殺した犯人は、桜宮華緒(相築あきこ)と予想する。

碧翠院の地下通路から出た入り江に、平行する2本の車輪の跡が残っていたため、車椅子に乗っている桜宮葵(山﨑賢人)を連想するが、それはミスリードだと思う。

チーム・バチスタ4の第9話を見ていると、碧翠院の至る所に車椅子が置いてある様子が映っていた。特に、赤城美智(左時枝)の孫が碧翠院に来たとき、車椅子がアップで写っていた。

だから、誰でも車椅子を使用する事が出来る状態にあり、車椅子よりも、どのようにして戸山久司(渡部豪太)に睡眠薬を飲ませるか、という方が重要だと思う。

死んだとされていた桜宮葵(山﨑賢人)が実は生きていて、桜宮葵(山﨑賢人)から睡眠薬入りのお茶を出されても、戸山久司(渡部豪太)は警戒して飲まないだろう。

その点、桜宮華緒(相築あきこ)なら戸山久司(渡部豪太)も、さほど警戒せずにお茶を飲むだろう。

桜宮華緒(相築あきこ)は、戸山久司(渡部豪太)の死亡推定時刻に家に居たと言うが、碧翠院の地下通路を通って入り江へ出られるので、アリバイは成立しない。

また、眠らせた戸山久司(渡部豪太)を車椅子で運ぶだけなら、桜宮華緒(相築あきこ)でも十分に犯行は可能だ。

それに、砂浜に残っていた車輪の跡は、平行する2本だけだった点も気になる。車椅子で浜辺を往復すれば、往路で2本、復路で2本の跡が出来るので、車輪の跡は計4本になるはずだ。

(既に出来た車輪の跡を通れば、車輪の跡は2本になるが、そんな工作をするとは思えない。)

しかし、浜辺には車輪の跡が2本しか残っていなかったので、往路は死体を運ぶのに車椅子が必要だったが、復路は車椅子が必要では無かった、という可能性が大きい。

そういうことを総合的に考え、放射線技師・戸山久司(渡部豪太)を殺した犯人は、桜宮華緒(相築あきこ)と予想した。

■立花善次(宅間孝行)を殺した犯人
立花善次(宅間孝行)を殺した犯人は、桜宮葵(山﨑賢人)だと予想する。

桜宮葵(山﨑賢人)と桜宮華緒(相築あきこ)のどちらが犯人なのか迷ったが、立花善次(宅間孝行)が頭を殴られて死んでいることから、桜宮葵(山﨑賢人)が殺したと予想する。

天馬大吉(上遠野太洸)も、鉄パイプで白鳥圭輔(仲村トオル)の頭を殴っているので容疑者の1人であるが、時系列的な問題で天馬大吉(上遠野太洸)を犯人候補から外した。

立花善次(宅間孝行)を殺した時点はまだ、天馬大吉(上遠野太洸)は桜宮葵(山﨑賢人)が生きている事を知らない。

だから、立花善次(宅間孝行)のAI(死亡自画像診断)を行ったのが、桜宮葵(山﨑賢人)だと仮定すると、天馬大吉(上遠野太洸)が立花善次(宅間孝行)を殺したとは考えにくい。

■天馬大吉(上遠野太洸)の疑惑
天馬大吉(上遠野太洸)が桜宮すみれ(栗山千明)に極めて協力的なのは、深い理由があると思う。

天馬大吉(上遠野太洸)は、桜宮葵(山﨑賢人)が崖から転落する原因を作ったのではないだろうか。ただ、チーム・バチスタ4の第9話の時点では、その理由を推理するのは難しい。

■桜宮巌雄(柳葉敏郎)の疑惑
桜宮巌雄(柳葉敏郎)は食事のとき、肘をテーブルに突いて食べていた。

それに、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は外科医なのに手術で執刀するシーンが無いし、司法解剖を引き受けているのに死体を解剖するシーンが無い。

そう考えると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は何らかの理由で腕に問題があり、手術や司法解剖が出来ないのでは無いか、という疑問が生まれる。

桜宮巌雄(柳葉敏郎)が司法解剖をしているのではなく、本当に司法解剖をしているのは桜宮葵(山﨑賢人)ではないのだろうか。

ただ、チーム・バチスタ4の第9話の時点では、何となくそう思うという域を出ない。

■最終回の結末
碧翠院は安楽死や保険金詐欺をしていたとしても、桜宮巌雄(柳葉敏郎)のこれまでの言動を考えると、私利私欲のためでは無く、患者のために安楽死や保険金詐欺を行っていたのだろう。

つまり、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は確信犯なのだが、そうすると、チーム・バチスタ2で速水晃一(西島秀俊)が患者のために横領していたのと同じ構造になってしまうので、桜宮巌雄(柳葉敏郎)には他にも大きな秘密があるのと思う。

ただ、その秘密については、チーム・バチスタ4-第9話の時点では予想できない。

なお、最終回の結末は、警察に包囲された桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「是非に及ばず」と言って、地下通路を通って隣接する寺院に逃げ、「我が人生に一片の悔い無し」と言って寺院に火を放ち、自害すると予想する。

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