失恋ショコラティエ-第9話のあらすじとネタバレ
石原さとみが出演するフジテレビの恋愛ドラマ「失恋ショコラティエ」の第9話「最終章突入!正も誤もない、これが恋だ」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
失恋ショコラティエ-第8話のあらすじとネタバレは「失恋ショコラティエ-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
ドラマ「失恋ショコラティエ」の原作と主題歌については、「失恋ショコラティエの原作と主題歌とあらすじ」をご覧ください。
■失恋ショコラティエ-第9話のあらすじとネタバレ
あのころ、どんな気持ちでいたっけ。いつか、紗絵子さん(石原さとみ)に、そんなことを出来たら良いなぁとか夢見てて、俺なりに真剣に夢見るつもりで、夢が現実になるっていうのが、どういうことか、分かってなかったんだと思う。
だって、現実になるはずないっていう前提だったもの。あのころ、どんな気持ちでいたっけ。
小動爽太(松本潤)は高橋紗絵子(石原さとみ)と結ばれたが、約束をしていた加藤エレナ(水原希子)には何も話していなかった。
ある日、加藤エレナ(水原希子)は、リクドーを訪れ、六道誠之助(佐藤隆太)に「ちゃんと付き合ってたら、上手くいってたのかもね。でも、現実には付き合ってなかったし、何も始まってなかったんだよ、私たち」と嘆いた。
六道誠之助(佐藤隆太)が「いったいエレナのこと、何だと思ってるのよ」と怒ると、加藤エレナ(水原希子)は「友達でしょ」とつぶやいた。
そこへ、関谷宏彰(加藤シゲアキ)が来て、加藤エレナ(水原希子)のテーブルにチョコレートを置いていく。
関谷宏彰(加藤シゲアキ)は井上薫子(水川あさみ)から、加藤エレナ(水原希子)と小動爽太(松本潤)は上手く行っている、と聞いていたので、加藤エレナ(水原希子)を見て不思議に思っていた。
一方、六道誠之助(佐藤隆太)は「知ってる?チョコレートって本来、薬だったのよ。戦いに疲れた兵士達を元気にしてくれる不思議な薬として、世界中に広がったの。今はエレナのことを癒やしてくれたら良いなって思う」と告げると、加藤エレナ(水原希子)は「ありがとう」と言ってチョコレートを1口食べ、「苦い」とつぶやいた。
六道誠之助(佐藤隆太)が「でも、美味しいでしょ」と尋ねると、加藤エレナ(水原希子)は笑顔で「うん」と答えた。
六道誠之助(佐藤隆太)が「そうだ。これ、彼氏に渡してきなさいよ。貴女が出るファッションショーの招待状よ。その男がノコノコ現れたら、髪の毛を引っこ抜いて、呪いをかけてやるのよ」とアドバイスした。
翌日の朝、井上薫子(水川あさみ)がショコラ・ヴィの前を掃除していると、加藤エレナ(水原希子)がやって来た。
加藤エレナ(水原希子)が「爽太君(松本潤)来てますか?」と尋ねると、井上薫子(水川あさみ)は「居ますよ」と答えた。
加藤エレナ(水原希子)が「そうですか」と言ってショコラ・ヴィに入ろうとすると、井上薫子(水川あさみ)は「営業時間外なので入らないでください」と注意した。
加藤エレナ(水原希子)が「ごめんなさい。今度、私が出るショーの招待状を渡したくて」と謝ると、井上薫子(水川あさみ)は「爽太君(松本潤)から聞いてないんですか?それとも、聞いてても、そんな感じなんですか?」と呆れた。
そして、井上薫子(水川あさみ)は「爽太君なら上に居ますけど、女と一緒です。本命の人妻が転がり込んできたんですよ。爽太君も一緒に泊まってるし。今入ったら、イチャイチャしてる所でお邪魔かも。お友達なのに、ちゃんと話して貰えなかったなんて、酷いですね」と教えた。
加藤エレナ(水原希子)が「言い辛かったのは分かります。ハッキリ言わなくても、分かってくれるだろうって思われてたんだろうし。ハッキリ言ったら、私が傷つくんだろうと気を遣ってくれたんだろうし。たぶん、爽太君(松本潤)なりに色々と考えてくれてたんだと…」と話した。
井上薫子(水川あさみ)が「馬鹿なんじゃないの?そうやって良い子な態度を貫いたって、結局、彼女に負けたじゃないですか。無駄なんですよ。結局、図々しい女が勝つんですよ」と吐き捨てると、加藤エレナ(水原希子)は「そうかもしれないけど…。ありがとうございました。爽太君(松本潤)の事を教えてくれて。よく分からない状態でいるのが、一番きつかったから、事実を教えて貰えて、良かった」とお礼を言って立ち去った。
その後、井上薫子(水川あさみ)が「シンデレラのさ、王子の従者は、どんな気持ちだったんだろうって思う分けよ。馬鹿な王子が靴を持って国中を回って、1晩会っただけの女を捜そうとするなんてさ、止めた方が良いと思わない?労力を使って、人を巻き込んで、顔も覚えてない女を捜すのとかさ。大騒ぎしておいて、どうせ大して好きじゃ無かったんでしょ。私はガラスの靴をたたき割って上げたんだよ。私は人助をしたんだよ」と話した。
すると、オリヴィエ(溝端淳平)が「ガラスの靴をたたき割った従者は、それで、どんな気分だったのかな。本当に正しいことをしたと思ってるのなら、それで良いと思うよ。もし、間違えたとしても、いろんな事を考えてやったのなら、それで仕方ないと思う」と答えた。
一方、小動爽太(松本潤)は夜な夜な、ベッドで高橋紗絵子(石原さとみ)と愛し合っていた。
そのとき、高橋紗絵子(石原さとみ)は小動爽太(松本潤)に「バッグ、バッグ食べられるチョコを作って」と頼んだ。
翌朝、小動爽太(松本潤)が店の厨房でみんなに「バッグ、バッグ食べられるチョコレートって、どんなのかなぁ?」と尋ねると、小動まつり(有村架純)は「袋に、わんさか入ってる、お徳用のやつ?」と答えた。
小動爽太(松本潤)が「うん。それも、そうかも。でもさ、そういうのを作って言われたんじゃないと思うんだ」と答えると、井上薫子(水川あさみ)は「ああ、不倫プリンセスのご所望ですか」と呆れた。
しかし、小動爽太(松本潤)は井上薫子(水川あさみ)の嫌みを華麗にスルーして、「パック、パックじゃなくて、バッグ、バッグなんだ。ネガティブな気持ちになった時に食べて気分良くなるような」と話した。
オリヴィエ(溝端淳平)が「ストレス解消みたいなやつ?」と尋ねると、井上薫子(水川あさみ)は「ああ、バキャ、ボリボリみたいな」と言い、チョコを食いちぎる物まねをした。
小動爽太(松本潤)が「いい顔してたね。今の、もう1回やって」と頼むと、井上薫子(水川あさみ)は「やらんわ」と吐き捨てた。
オリヴィエ(溝端淳平)が「ストレス女性の事は、ストレス女性に聞けだね」と納得すると、井上薫子(水川あさみ)は「うるせー」と怒った。
そこで、小動爽太(松本潤)が「チョコバーってどう?ナッツとかドライフルーツが入ってるやつ」と提案すると、オリヴィエ(溝端淳平)は「いいんじゃない?そういうカジュアルな商品は意外と少ないし」と賛成すると、次の新商品はチョコバーに決定した。
井上薫子(水川あさみ)は「今すぐ、それ、バッキバッキ食べたいわ。店に人妻を連れ込んで、さわやか笑顔で居る神経が分からんわ。そして、平気な顔で人の職場をチョロチョロしているこの人(石原さとみ)の神経もサッパリ分からん」と苛立った。
井上薫子(水川あさみ)は小動まつり(有村架純)に「この状況をどう思う?おかしいわよね。ここは一応、神聖な職場なわけよ。なのに、無関係な人妻が寝泊まりしてて、おまけにシェフと毎晩、毎晩、セッ…。いや、そういうわけじゃ無いのよ」と相談した。
小動まつり(有村架純)は「ですよね。毎晩、毎晩、何をしてても良いんですけど、ここでっていうのは、おかしいですよね」と同意すると、井上薫子(水川あさみ)は「なんどかしない?」と持ちかけた。
小動まつり(有村架純)は「でも、ウチの父さんが言っても、駄目だったしなあ」と悩むと、井上薫子(水川あさみ)は「小動DNAは、あの人妻に滅法弱いからね。これで、旦那さんが乗り込んできたら、どうするつもりなんだろう。吉岡さん(眞島秀和)、本当に何も知らないのかな」と困った。
井上薫子(水川あさみ)は、雑誌編集者・吉岡幸彦(眞島秀和)の報復によってショコラ・ヴィが倒産に追い込まれた様子を想像し、小動まつり(有村架純)に「この状況はお店の存続に関わると思うの。協力して高橋紗絵子(石原さとみ)を追い出しましょう。私たちで、ショコラ・ヴィを守りましょう」と言い、高橋紗絵子(石原さとみ)の追い出しを誓い合った。
その日の夜、高橋紗絵子(石原さとみ)のスマートフォンが鳴った。高橋紗絵子は席を外していたので、小動爽太(松本潤)は「紗絵子さん、電話」と教えて、スマートフォンを見ると、電話の主は吉岡幸彦(眞島秀和)だったので、小動爽太(松本潤)は激しく動揺する。
高橋紗絵子(石原さとみ)が部屋に戻ってくると、もう電話は切れていた。高橋紗絵子は電話の主を確認すると、スマートフォンをテーブルに戻した。
小動爽太(松本潤)がベッドでデッサンをしていたので、高橋紗絵子(石原さとみ)が「仕事?それ」と尋ねると、小動爽太(松本潤)は「紗絵子さんの要望に応えようと思うって」と答えた。
高橋紗絵子(石原さとみ)がデッサンを見て「幸せになるチョコバー?いいね、いいね。早く食べたい」と喜ぶと、小動爽太(松本潤)は何かを尋ねようとしたが、「いや、チョコバーって、ちょっとカジュアル過ぎるかもと思ってさ」と話題を戻した。
こんな話がしたいんじゃない。紗絵子さん。俺、分かんないよ。本当は俺のこと、どう思ってるの?
翌日、オリヴィエ(溝端淳平)が小動まつり(有村架純)に「もうすぐ春休みだよね。2人でどこか行かない?」と誘うと、小動まつり(有村架純)は「いいね、どこ行こうか」と喜んだ。
オリヴィエ(溝端淳平)が「沖縄とか、逆に北海道とか。香川でうどんを食べるとか。京都もいいね」と誘うと、小動まつり(有村架純)は「いいね」と喜んだ。
しかし、オリヴィエ(溝端淳平)が「まつりちゃんは、どこか行きたいところある?」と尋ねると、小動まつり(有村架純)は「私は、シーパラとか、鎌倉とか。ランドやシーも良いな」と答えた。
オリヴィエ(溝端淳平)は一泊旅行に誘うとしたが、小動まつり(有村架純)は全て日帰りで出来る東京近辺を揚げた。
2人は目線でつばぜり合いをしたが、小動まつり(有村架純)は退かないため、オリヴィエ(溝端淳平)は「そっか、鎌倉いいよね。じゃ、鎌倉で」と答えると、小動まつり(有村架純)は「うん」と即答した。
オリヴィエ(溝端淳平)が出て行くと、高橋紗絵子(石原さとみ)が2階から降りてきて、「鎌倉に行くんだ、いいね。ごめんなさい。聞くつもりは無かったんだけど」と謝った。
高橋紗絵子(石原さとみ)が「まつりちゃん(有村架純)は、オリヴィエ君(溝端淳平)と付き合ってるんだね。何かお似合いって感じだよ」と尋ねると、小動まつり(有村架純)は「そうかな」と答えた。
高橋紗絵子(石原さとみ)が「だって、2人は何かシックリ来てるというか、上手くいってるカップルって、そういうのがあるじゃない」と告げたが、小動まつり(有村架純)の顔を見て察し、「上手くいってないの?聞きましょうか?」と持ちかけた。
小動まつり(有村架純)は喫茶店で高橋紗絵子(石原さとみ)に、二股していた元彼のことを話し、「信じちゃってた私が馬鹿だったんですけど。だから、前みたいに、ただ、相手を信じて流されるのは、もう止めようって。もちろん、オリヴィエ(溝端淳平)が元彼みたいな人じゃ無いっていうのは、分かってるんですけど、オリヴィエがサクサク前に進もうとしているのに乗っかって、上手く行ってる感じになっちゃうのは、何か罪悪感があるっていうか」と打ち明けた。
すると、高橋紗絵子(石原さとみ)は「まつりちゃん(有村架純)も色々とあったんだね。辛かったね。でも、まつりちゃんは間違ってるよ。まつりちゃんが前の恋で失敗したのは、彼を信じたからじゃないよ。信じる相手を間違えたからだよ。凄く傷ついたからって、この先、闇雲に慎重になってたら幸せを逃がしちゃうよ。そんな彼のせいでまつりちゃんが幸せを逃がすなんて、おかしくない?先に進まなきゃ、正解も不正解も確かめられないよ。若いウチにドンドン失敗して、未来のために鍛錬を積もうよ」とアドバイスした。
「失恋ショコラティエ-第9話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。
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