チーム・バチスタ4-立花と戸山を殺した犯人のネタバレ
山﨑賢人が出演するフジテレビの医療ミステリードラマ「チーム・バチスタ4-螺鈿迷宮」の第10話「真犯人の告白」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「チーム・バチスタ4-第10話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■チーム・バチスタ4-第10話のあらすじとネタバレ後編
田口公平(伊藤淳史)が螺鈿の部屋に向かうと、奥にある螺鈿の扉が少し、開いていた。田口公平(伊藤淳史)が螺鈿の扉を開けると、桜宮葵(山﨑賢人)が監視カメラのモニターを見ていた。
田口公平(伊藤淳史)が「華緒先生(相築あきこ)は怪我をしてたみたいだけど、何があったのかな?」と尋ねると、桜宮葵(山﨑賢人)は「分からない。でも、たぶん、僕のせい」と答えた。
田口公平(伊藤淳史)が「覚えてないの?一度、きちんと診察させてくれないかな?もしかしたら、もっと色々と思い出せるようになるかも知れないし」と頼むと、桜宮葵(山﨑賢人)は「死なせてくれれば、よかった。父さんにも言ったのに」と言い、8年前の事を話した。
8年間、崖から転落して碧翠院に運ばれた桜宮葵(山﨑賢人)は、桜宮巌雄(柳葉敏郎)に「何もしないで。治療しないで。だって、僕は人を殺した」と頼んだが、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は桜宮葵(山﨑賢人)に蘇生措置を行い、生き返らせた。
田口公平(伊藤淳史)が「人を死なせたって、8年前に小百合先生(水野美紀)を傷つけたた人のこと?だとしても、君が死ねば良かったなんて思う人は、碧翠院には誰も居ない。だから、もう言っちゃ駄目だよ。死なせてくれれば良かっただなんて」と告げた。
桜宮葵(山﨑賢人)が「じゃー、どうすれば良いの?僕はもう、僕じゃない」と泣くと、田口公平(伊藤淳史)は「君の発作は、頭部外傷の後遺症だ。外科的な治療で治せる可能性がある。専門家に検査してもらおう。僕と一緒に行こう」と言って手を差し出した。
桜宮葵(山﨑賢人)は田口公平(伊藤淳史)の手を取ろうとしたが、そこへ、天馬大吉(上遠野太洸)が現れ、「何やってんだよ、こんなところで、みんながどれだけ心配しているのか、分からないのかよ」と言い、桜宮葵(山﨑賢人)を連れて行こうとした。
すると、突然、桜宮葵(山﨑賢人)は発作を起こし、杖を振り回して暴れ出し、田口公平(伊藤淳史)は腕を負傷した。
その後、桜宮華緒(相築あきこ)が目を覚ますと、白鳥圭輔(仲村トオル)は、桜宮葵(山﨑賢人)が田口公平(伊藤淳史)に怪我をさせたという弱みにつけ込み、桜宮家を訪れた。
そして、白鳥圭輔(仲村トオル)は桜宮葵(山﨑賢人)に「こんな手紙を送ってきたのは、君だよね。でも、どうして僕だったのかな?どうして、こんな手紙で僕を呼びつけたの?どうして遺体をCTで撮影なんてしたの?」と尋ねた。
すると、桜宮小百合(水野美紀)が「葵(山﨑賢人)は忘れられなかったんです。医者になりたかった頃の自分を。こんな状態になってからも、患者さんに会いたがったので、CTを見る事だけは許した」と教えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「なるほどね。葵君(山﨑賢人)は生きた患者さんと接することが出来なくて、画像とばかり向き合っていた。だから、新しい画像が欲しくなったわけだ。だから、君は立花先生(宅間孝行)を殺した。巌雄先生(柳葉敏郎)は知ってたんですよね。死体は貴方が何ら可能方法で処理したんだろうし。それに、夜中に隠れてCTを撮影しているところを戸山君(渡部豪太)に見られてしまった。自分が生きている事がばれたら、家族が困る。だから、殺した。だよね、葵君」と告げると、桜宮華緒(相築あきこ)が「違います」と答えた。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「現実を見つめましょうか。浜辺には車椅子の車輪の跡があった。あれは葵君(山﨑賢人)が戸山君(渡部豪太)を連れだし、薬を飲ませて海に落として殺したときについた物だ。彼は誰からも好かれる天使なんかじゃない。今はただの人殺しだ」と告げた。
桜宮巌雄(柳葉敏郎)が「止めろ-」と一喝すると同時に、桜宮華緒(相築あきこ)は「違うの、私が殺したの」と告白した。
すると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「やっぱり、そうでしたか。戸山君(渡部豪太)は葵君(山﨑賢人)を見て怯えてたんだよね。そんな戸山君(渡部豪太)が葵君(山﨑賢人)や先生と、夜の入り江に出てお茶なんて楽しむはずが無い。あの夜、戸山君(渡部豪太)はここに来たんですよね。戸山君(渡部豪太)が『警察に言います』というので、睡眠薬で眠らせ、あの入り江に運んで、海に流した。あの入り江に残っていた車椅子の車輪の跡は、華緒先生(相築あきこ)が戸山君(渡部豪太)を運んだときの物だ」と告げた。
そして、白鳥圭輔(仲村トオル)が「立花先生(宅間孝行)は?もう全部、話して頂けませんか?」と頼むと、桜宮華緒(相築あきこ)は「2人とも私が殺した」と罪を認め、犯行を自白した。
あの日、立花善次(宅間孝行)は東館の桜宮家に立ち寄り、お茶を飲んでいたところ、桜宮葵(山﨑賢人)が出てきたので、立花善次(宅間孝行)はを見て驚いた。
そのとき、桜宮葵(山﨑賢人)が発作を起こし、立花善次(宅間孝行)に襲いかかった。立花善次(宅間孝行)が桜宮葵(山﨑賢人)に抵抗したので、桜宮華緒(相築あきこ)は花瓶で立花善次(宅間孝行)の頭を殴って殺したのだった。
白鳥圭輔(仲村トオル)が「お母さんが罪を認めてくれたよ。君はお母さんが殺した立花先生(宅間孝行)の遺体を見つけたときも、撮影せずにはいられなかったんだね。そして、その画像を次々と僕に送りつけてきた。まるで見せびらかすみたいに。そんなに僕のことをからかいたかった?」と呆れた。
すると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「そうじゃない。東城医大のバチスタ事件以来、AIを推奨する君の様子を、葵(山﨑賢人)はずっと追いかけていた。AIすれば、解剖で体を傷つけなくても、死因が分かる。君は葵のヒーローだったんだよ」と教えた。
田口公平(伊藤淳史)は「だから、手紙を送ったんですね。助けを求めるために。葵(山﨑賢人)の中には、昔のままの葵君と、それとは真逆の葵君が居る。昔のままの葵君は、今の状況を終わらせてくれる誰かを求めていた。それが白鳥さん(仲村トオル)だった」と話した。
田口公平(伊藤淳史)が「葵君(山﨑賢人)は8年前に治療を拒んだんですよね。人を殺したって告白して」と告げると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は「助かる命だ。見殺しには出来んだろ」と答えた。
田口公平(伊藤淳史)は「もちろんです。でも、隠すべきじゃなかった。葵君(山﨑賢人)が人を殺したことも、生きている事も、発作のことも全部。そんな大事な事を隠しちゃいけなかったんです」と告げた。
桜宮巌雄(柳葉敏郎)は8年前、桜宮葵(山﨑賢人)の発作を理由に、「桜宮葵(山﨑賢人)を死んだことにする」と家族に打ち明けた。脳に残った損傷は、治療が難しいのだという。
桜宮すみれ(栗山千明)と桜宮小百合(水野美紀)は「施設に入れれば」と反対したが、桜宮華緒(相築あきこ)も「施設に閉じ込めるなんて。あの子を失うくらいなら」と言い、桜宮巌雄(柳葉敏郎)の提案に賛同し、桜宮葵(山﨑賢人)を18歳の誕生日に殺す事になったのだという。
桜宮葵(山﨑賢人)は家族に「僕のせいで、ごめんなさい」と謝ると、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は首を横に振った。すると、白鳥圭輔(仲村トオル)は「後は、警察に話してもらえますか」と告げた。
その後、桜宮巌雄(柳葉敏郎)は小幡刑事(池内万作)を呼び、全てを話し、「華緒(相築あきこ)の怪我は重傷だ。それが治るまで、取り調べはここでやってくれ」と頼むと、小幡刑事(池内万作)は「上司の指示を仰ぎます。くれぐれも2人を逃がそうだなんて思わないでください」と言い、帰って行った。
その日の夜、桜宮小百合(水野美紀)は入院患者・赤城美智(左時枝)の元を訪れ、「父が、約束を守れなくなってしまうかも知れないって。本当はまだ時期じゃないんですが、螺鈿の部屋に行きますか?」と尋ねた。
赤城美智(左時枝)が「今夜かい?」と尋ねると、桜宮小百合(水野美紀)は「ええ。父には余り時間が無いんです」と答えた。赤城美智(左時枝)は枕の下に入れていた孫と撮影した写真を見つめた後、螺鈿の部屋に入った。
一方、島津吾郎(安田顕)から受け取った加賀博之(山本圭)のAI画像を見ていた白鳥圭輔(仲村トオル)は、何かに気づき、田口公平(伊藤淳史)とともに碧翠院へ向かったのであった。
「チーム・バチスタ4-最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。
チームバチスタ4-螺鈿迷宮の原作のあらすじとネタバレは「螺鈿迷宮のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
スポンサードリンク