ブラック・プレジデントのあらすじとネタバレ
沢村一樹が出演するフジテレビのブラック企業ドラマ「ブラック・プレジデント」の第1話「自分の値段を考えろ」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「ブラック・プレジデント」の原作と主題歌は「ブラック・プレジデントの原作と主題歌」をご覧ください。
■ブラック・プレジデントのあらすじとネタバレ
1代でアパレル企業「トレスフィールズ・インターナショナル」を上場企業に成長させた創業者で社長の三田村幸雄(沢村一樹)は、デザイナー出身で経営の基礎を知らなかった。
そこで、三田村幸雄(沢村一樹)は経営の基礎を改めて学ぶため、城東大学の経営学部経営学科を社会人枠で受験した。
三田村幸雄(沢村一樹)は面接で「女子大生と恋愛してみたいですね」などと適当な事を話したが、意外にも社会人枠で城東大学に合格したため、三田村幸雄(沢村一樹)は会社経営の合間を縫って城東大学に通うことになった。
何も知らされていなかった秘書の冴島真理(国仲涼子)は、「そんな時間があると思ってるんですか?貴方は上場企業の代表取締役なんですよ。社員1200人に対する責任があるんです」と入学を止めたが、三田村幸雄(沢村一樹)は「だからこそ、経営を学び治したいんだよ」と答えたて聞き入れなかった。
さて、城東大学で経営学部経営学科の講師を担当する新米講師・秋山杏子(黒木メイサ)は、「なんで社会人にかぎって、一番前で聞いているんだろう」と、最前列で講義を聞く、三田村幸雄(沢村一樹)に困惑していた。
さらに、秋山杏子(黒木メイサ)は三田村幸雄(沢村一樹)に「まだ若いんですから、頑張れば会社を大きく出来ますよ」と励ましたが、その後、三田村幸雄(沢村一樹)が上場企業「トレスフィールズ・インターナショナル」の社長で在ることを知り驚く。
三田村幸雄(沢村一樹)の正体を知った秋山杏子(黒木メイサ)は「なんで、そういう人が大学に来るわけ?『あの新米講師の講義は実情と違う』なんてクレームを付けられ、大学をクビになったらどうしよう。ああいうキャラは、大学の講師なんて下に見てるのよ。『大学を出て1円も稼いだことが無いお前が、どうして経営なんて教えられるんだ』なんて思ってるのよ」と困惑した。
その後、三田村幸雄(沢村一樹)は映画には全く興味が無かったが、岡島百合(門脇麦)からサークル勧誘のチラシを受け取りると、岡島百合(門脇麦)が可愛いという理由で映画サークル「アルゴノーツ」に入った。
監督志望の前川健太(高田翔)は「俺はモテとか、そういうのでやってない」と、三田村幸雄(沢村一樹)の不純な動機に激怒した。
さて、三田村幸雄(沢村一樹)は「会社は俺の物」というワンマン社長で、社員は三田村幸雄(沢村一樹)の指示には絶対服従で、サービス残業を強いられていた。
ある日、映画サークル「アルゴノーツ」が毎年、飲食代だけで上映会をさせてもらっていた喫茶店から、突然、会場費として15万円を請求された。
映画サークル「アルゴノーツ」の工藤亮介(永瀬匡)らは、OBの秋山杏子(黒木メイサ)に相談すると、秋山杏子(黒木メイサ)は「タダで貸すって契約書も無いし、値段を決めるのも貸し手の自由だから」と困惑した。
結局、秋山杏子(黒木メイサ)は力になれず、部員・岡島百合(門脇麦)は「私のせいだ。15万」と落ち込んだ。
一方、インターネット販売を開始しようとする三田村幸雄(沢村一樹)は、サイバーデジタルネットワークの買収を進めていたが、サイバーデジタルネットワークから足下を見られ、15億円を提示された。
三田村幸雄(沢村一樹)が「15億なら大した事ないだろ」と問題にしなかったが、専務・明智志郎(永井大)から「金の有る無しの問題じゃ無いんです。サイバーデジタルネットワークに15億を払う価値があるかどうかです。流石に社長の独断では無理です。役員会や株主総会で説明が付きません」と注意された。
その後、三田村幸雄(沢村一樹)は映画サークル「アルゴノーツ」の15万円問題を知り、秋山杏子(黒木メイサ)に「OBなんだから、何とかしてあげれば良いじゃ無いですか?15万円。経営学の知識を駆使すれば、何とでもなるでしょう」と告げた。
困った秋山杏子(黒木メイサ)は「ここはみんなで、少しずつ出し合うのが合理的じゃないかな」と提案すると、三田村幸雄(沢村一樹)は「おもしろみも何にも無いですね」と呆れた。
ただ、映画サークル「アルゴノーツ」には幽霊部員も多いので、1人数千円で出せば15万円を調達できるが、上映会に乗り気で無い部員も多いのだという。
秋山杏子(黒木メイサ)が部員に意見を求めると、工藤亮介(永瀬匡)が「他のこともやるか?ライブとか。そうすれば、客も来るし」と提案したが、監督の前川健太(高田翔)が「邪道なんだよ。そういうのは」と吐き捨てた。
それを聞いた三田村幸雄(沢村一樹)は、専務・明智志郎(永井大)に電話し、「サイバーデジタルに15億円の価値があれば良いんだろ。でっち上げよう。サイバーデジタルはサイバー君ってキャラを持ってたろ。それを事業展開すれば、15億円の利益が出ることにしよう」と告げた。
専務・明智志郎(永井大)が「邪道じゃないですか」と呆れると、三田村幸雄(沢村一樹)は「それ、それ邪道がいいんだよ。役員連中と株主を納得させれば良いだけなんだから、適当に事業計画書を作ってよ。大事なのは今買うことだ。結果は後から付いてくる」と告げた。
そのようななか、ブラック企業「トレスフィールズ・インターナショナル」の社員が、残業代の不払いや不法労働に対する慰謝料の支払いなどを求めて、東京地裁に提訴し、ニュースがトレスフィールズ・インターナショナルをブラック企業として報じた。
三田村幸雄(沢村一樹)が「仕事が辛くなって脱落した奴が八つ当たりしてるだけだろ。むかつくなー。訴えた奴は何歳だ」と怒ると、冴島真理(国仲涼子)が「25歳と24歳です」と教えた。
三田村幸雄(沢村一樹)が「ゆとりか。そんなにゆとりを満喫したければ、会社の外でやってくれ」と呆れた。
専務・明智志郎(永井大)が「それより、会社のイメージに対する損害の方を考えないと」と、三田村幸雄(沢村一樹)は「各部門で対策をまとめて会議だ」と命じた。
秘書・冴島真理(国仲涼子)が「直ぐに手配します。明日のお昼には」と答えると、三田村幸雄(沢村一樹)は「朝一だ」と命じた。
一連の報道が流れると、城東大学の生徒の間でも「トレスフィールズはブラック企業」と噂が流され、トレスフィールズ・インターナショナルはブラック企業に認定された。
「ブラック・プレジデントのあらすじとネタバレの後編」へ続く。