医龍-第5話のあらすじ
ドラマ「医龍3 Team Medical Dragon」の第5話「心臓移植を待つ子供…天才医師でも救えない患者、打ち砕かれた希望」のあらすじとネタバレです。第4話のあらすじは「医龍3-第4話のあらすじ」をご覧下さい。
伊集院登(小池徹平)がチーム黒木に加わった。加藤晶(稲森いずみ)は引き留めるが、「良いように使われるのはゴメンです。お世話になりました」と胸部心臓外科を出た。
鬼頭笙子(夏木マリ)は、メディカルツーリズム構想の第1号の患者となる中国の元大臣・李強忠(リ・キョウチュウ=解世雄)を受け入れる準備を進めていた。
李強忠は誰も笑顔を見たことが無い強面の権力者で、機嫌を損ねた者は次々と飛ばされていた。李強忠はやっかいな客だが、李強忠を満足させることが出来れば、メディカルツーリズム構想の成功に大きく貢献する。
加藤晶は鬼頭笙子に、「貴重な戦力です」と伊集院登のレンタル移籍を撤回するように直訴するが、野口賢雄(岸部一徳)は「本人からの希望だ」と答えた。
そして、野口賢雄は14階の副理事長室へ移ることを明かし、「足音に気をつけるよ」と言った。14階の副理事長室は加藤晶の部屋の真上だった。
さらに、鬼頭笙子は加藤晶に、「中国語が得意な研修医が居るでしょ。野口先生のフォローに付けなさい」と指示した。
加藤晶は朝田龍太郎(坂口憲二)に、伊集院登を引き留めるように頼むが、朝田龍太郎は「どこへ行くかは本人の自由だ。それに、カテーテルの経験を積むことは悪いことではない」と答えた。
藤吉圭介(佐々木蔵之介)が朝田龍太郎に「伊集院が抜けても良いのか?お前も明日から常陽大だろ」と言うと、朝田龍太郎は「俺が抜けても加藤が居る。誰かが抜けても機能する。それが真のチームだ」と答えた。
ある日、藤吉圭介の紹介で、拡張型心筋症の真鍋徹(13歳=今井悠貴)が明真大学付属病院にやってきた。同時に、中国の元大臣・李強忠(解世雄)も明真大学付属病院に到着した。
そのころ、朝田龍太郎は明真大学付属病院でデービット手術を行っていた。しかし、伊集院登(小池徹平)に変わりに入った前立ちの医師とのコンビネーションが上手く行かない。手術は無事に終わったが、課題が残った。
朝田龍太郎が真鍋徹の検査結果をみた。朝田龍太郎は、左室機能が低下しており、切っても効果はなく、手が出せないと診断した。ドナーが現れる以外に真鍋徹が助かる見込みはなかった。
自暴自棄になっている真鍋徹は、朝田龍太郎に「僕、助からないんですか」と聞いた。朝田龍太郎は「ああ。医者がどんな治療をしても助からない人間もいる。本人に戦おうという意志がなければ、どんなに治療しても助からない。立ち上がるのは患者自身だ」と答えた。「医龍3-第5話のあらすじとネタバレ」へ続く。