青島製作所が倒産の危機

手塚とおるが出演する原作TBSの池井戸潤・原作ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の第1話「奇跡の逆転劇!涙の勝負!感動物語」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「ルーズヴェルト・ゲーム-あらすじとネタバレ」からの続きです。

■ルーズヴェルト・ゲーム-あらすじとネタバレ後編
ある日、東京スポニチ大会が始まった。東京スポニチ大会は社会人野球の開幕を告げる大会で、優勝すれば、2大大会の日本選手権へ出場する切符を手にすることができる重要な大会だった。

青島製作所野球部は、新監督・大道雅臣(手塚とおる)の狙い通りに1番・北大路犬彦(和田正人)がフォアボールで出塁し、4番・鷺宮(小橋正佳)の長打力で1回に3点を取り、有利に試合を進めていたが、ピッチャー萬田智彦(馬場徹)の暴投で逆転され、1回戦で敗退してしまった。

さらに、悪いことに、暴投したピッチャー萬田智彦(馬場徹)はカバーに入った時にクロスプレーで負傷し、戦線離脱を余儀なくされた。

球場を後にしようとした青島製作所野球部は、イツワ電気の野球部と連れ違い、驚いた。なんと、イツワ電気野球部の監督は、理由を言わずに青島製作所を退社した前監督・村野三郎(森脇健児)であった。

しかも、青島製作所野球部の元エースピッチャー飯島と元4番・新田も村野三郎(森脇健児)と一緒にイツワ電気の野球部に入っていた。

野球部長の三上文夫(石丸幹二)が「貴方が引き抜いたんですね」と怒ると、村野三郎(森脇健児)は「この2人はプロになれる素材です。青島にいたら、その道が絶たれます。親心ですよ」と答えた。

翌日、北大路犬彦(和田正人)は就業時間を終えて「野球の練習へ行ってきます。後はよろしくお願いします」と頼むと、課長・長門一行(マキタスポーツ)が「のんきなもんだな。仕事の都合も考えずに。誰のおかげで野球ができると思ってるんだ。野球なんて辞めちまえ。この負け犬が」と罵倒した。

一方、細川充(唐沢寿明)がジャパニクスの社長・諸田清文(香川照之)とイツワ電機社長・坂東昌彦(立川談春)の資料を見ながら考えていると、秘書・仲本有紗(檀れい)が「諸田社長(香川照之)は実物の方が男前ですね」と告げた。

細川充(唐沢寿明)が「見たことあるのか?」と尋ねると、秘書・仲本有紗(檀れい)は「はい。先月、イタリア大使館のパーディーで。ご挨拶しようと思ったんですけど、どなたかとお話されてたので。デジカメで撮影した画像がございます」と言い、デジカメを見せた。

細川充(唐沢寿明)がデジカメのデータをチェックすると、諸田清文(香川照之)が坂東昌彦(立川談春)と話している様子が撮影されていた。

そこへ、白水銀行の融資課長・林田(宮川一朗太)が視察に来て根掘り葉掘りと青島製作所野球部の無駄を追求するが、細川充(唐沢寿明)は「既に廃部を検討している。会長の許可も得ている」と嘘を言い、その場を切り抜けた。

すると、林田(宮川一朗太)は「前年度の黒字も怪しいもんですね。元帳をよーく見れば分るんですよ。ギリギリの駆け込み調整が目に付きますね。こんな事をして黒字にしても、銀行の評価は変わらないんですよ。在庫数量も多めにカウントしてませんか?倉庫に行かないとバレないと思って誤魔化してませんか?そんな事を重ねて、なんとか黒字にしても、こうやってちゃんと見れば、本当はどうなのか分るんですよ。数字は嘘を付かないんだよ。オタクが何とか赤字を回避しよとしたのが見え見えなんだよ。そんな会社にホイホイ融資を通せるはずがないだろ。むしがいいにも程がある」と言い、帰って行った。

今回はなんとか切り抜けたが、次のヒアリングまでに何とかしなければ、融資は止められ、青島製作所は倒産する事は確実だった。

細川充(唐沢寿明)は会長・青島毅(山﨑努)の元を訪れ、「ご相談が」と告げると、青島毅(山﨑努)は「俺は相談など無い。これから、青島杯の打ち合わせだ」と答えた。

青島杯とは、青島製作が各部署がトーナメントを戦う野球大会で、優勝チームが野球部と試合する恒例行事だった。

細川充(唐沢寿明)が「今の青島製作所は瀕死の重体です。こんな時に野球大会などしている場合でございません」と告げると、会長・青島毅(山﨑努)は「野球で一番面白いと言われているスコアを知ってるか?」と尋ねた。

細川充(唐沢寿明)が「いいえ。3対2とか、そういう?」と答えると、会長・青島毅(山﨑努)は「いや。8対7。アメリカの大統領だったルーズベルトが言ったそうだ。これが一番だと。どう点を取るのかによって試合の案配も変わってくる。互いに点を取り合うシーソーゲームも良いが、私は大量の点差を一挙にひっくり返すのが好きだ。醍醐味がある。逆転だよ、細川(唐沢寿明)。逆転すればいいんだ。こんな時だからこそ、青島杯をやる」と告げた。

細川充(唐沢寿明)が「それが会長のリズムというやつですか?」と尋ねると、細川充(唐沢寿明)は「たまには見に来い。見に来たことないだろ。それで、どうしても野球部を廃部にするというのであれば、私も一緒に切れ。青島杯だけはやらせてもらう」と答えた。

すると、細川充(唐沢寿明)は「分りました。そのようにさせていただきます」と頭を下げて立ち去った。

その後、細川充(唐沢寿明)は付き合いの無かった帝都銀行の融資課長・葉山を呼び、相談をした。

それを聞いた製造部長・朝比奈誠(六角精児)は「まさか、メーンバンクを白水銀行から帝都銀行に乗り換えるつもりか。この状況で、新規の銀行が金を貸してくれるはずが無いだろ。こんな事が白水銀行の耳に入ってみろ。専務(江口洋介)の根回しが無駄になる」と憤慨した。

一方、派遣社員の沖原和也(工藤阿須加)は、同僚から「お前、バリバリに野球をやってたんだって?吉田が急用で出られなくなったから、出てくれないか?今日中に人数を揃えなければ課長に叱られるんだ。ベンチに座っててくれるだけでいいから」と頼まれた。

沖原和也(工藤阿須加)は「小学校の時に少しかじっただけですから」と言って立ち去ろうとしたが、同僚が「お前、正社員になりたいんだろ?たまにはこういう社内行事に参加しないと」と説得すると、沖原和也(工藤阿須加)は「座っているだけでいいんだな」と言い、渋々、引き受けた。

青島杯の当日、下馬評通り、製造部が勝ち上がり、野球部と対決することになった。

そのころ、細川充(唐沢寿明)は白水銀行を訪れ、第2回ヒアリングに臨んでいた。

専務・笹井小太郎(江口洋介)は「ジャパニクスとに要望は聞き入れて貰えませんでした。赤字は免れませんが、今後の人員整理で最小限の損益に留めるとまります」と言い、白水銀行の支店長・磯部(峰竜太)に再建計画書を渡した。

再建計画書に目を通した白水銀行の融資課長・林田(宮川一朗太)は「これだけ一度に解雇すれば、かえって作業効率を悪化させるのではないですか?支店長(峰竜太)、残念ですが、私には信用できかねます」と意見した。

すると、細川充(唐沢寿明)は「では、どうすれば、信用して頂けるんですか?我々は全て腹を割って話しています。むしろ、信頼を裏切り、隠し事をしているのは御行の方ではないですか?林田融資課長(宮川一朗太)」と告げた。

林田(宮川一朗太)が「どういう意味だね?」と尋ねると、細川充(唐沢寿明)は「ジャパニクスから減産を迫られた件、御行は初めから知っていたのではないですか?だからこそ、融資の見直しが行われた。それが悪意のあるリークなら、私どもも把握しておく必要がある。どこから、情報を得たのかお教え頂きたい」と答えた。

林田(宮川一朗太)が「銀行が融資先に調べるのは当たり前のことだ。どこだっていいじゃないか。青島製作所が倒産寸前という事実は変わらないだろ」と告げると、細川充(唐沢寿明)は「しかし、そのリークに乗っかって、融資の取りやめを前提に話を進めるのと、まずは私たちを助けるために改善策を模索すのでは180度、違います。いざというときに企業に手をさしのべるのか、切り捨てるのか、メインバンクである御行はどちらなのですか?」と意見した。

支店長・磯部(峰竜太)が「分りました。今日の所は債権計画書をお預かりして…」と話すと、細川充(唐沢寿明)は「結構です。最初から稟議を通す気が無いのなら、お預けする意味が無い」と告げた。

融資課長・林田(宮川一朗太)が「そんな事を言ってよろしいのか?ウチからの融資が無ければ青島製作所は3ヶ月ともちませんよ」と笑うと、細川充(唐沢寿明)は「元々、私は新参者ですから、新しい銀行を開拓します」と答えた。

融資課長・林田(宮川一朗太)が「あるといいですがね、そんな銀行が」と呆れると、細川充(唐沢寿明)は「勝負は試合終了まで分りませんよ」と答えた。

そして、細川充(唐沢寿明)はデジカメを取り出すと、「このデジカメは我が社が誇る最新型のイメージセンサーが搭載された機種です。これは私の秘書がたまたま撮影したものですが、諸田社長(香川照之)と坂東社長(立川談春)がハッキリと写っている。そして、その後ろで背中を向けている男性は貴方ですよね。林田融資課長(宮川一朗太)、貴方は以前から諸田社長(香川照之)と坂東社長(立川談春)と繋がっていたのではないですか?」と言い、デジカメの写真を見せた。

融資課長・林田(宮川一朗太)が「知らんよ。なんでこれが私だと?」と答えると、細川充(唐沢寿明)は「このデジカメは光学補正で、かなり細部まで拡大できる」と言い、背中を向いた男性の腕を拡大して腕時計を見せ、「これは貴方の腕時計だ」と指摘した。

融資課長・林田(宮川一朗太)が動揺しながら、「同じ腕時計をした人間が居ても不思議ではない。それに、100歩譲ってこれが私だとしても、偶然に同じパーディーに出席しただけだ」と釈明した。

すると、細川充(唐沢寿明)は「では、13日前の3月5日の夜、どこで何をしていましたか?その日、諸田(香川照之)は、坂東(立川談春)と秘書(平井理央)と会っていたのですが、もう1つ席が用意されていました。仲居に聞いたら、貴方だと教えてくれましたよ。諸田(香川照之)とずいぶん親しいようですね。情報をリークしたのは、諸田(香川照之)自身だな?ジャパニクスがどういう理由で未発表の情報をリークしたのか、いずれじっくりと調べさせてもらうが、それを知っていて隠していたことは、メーンバンクの融資担当として、あってはならない裏切り行為だ」と告げた。

融資課長・林田(宮川一朗太)が「融資先が危ないと分れば、対処するのは当然だろ。全ては銀行の利益を守る為にしたことだ」と告げると、細川充(唐沢寿明)は「本当か?関東シティー銀行府中支店、口座番号8847290、名義はハヤシダキクオ、貴方の口座で間違いないですね」と尋ねた。

融資課長・林田(宮川一朗太)が「なんで?」と驚くと、細川充(唐沢寿明)は「2ヶ月前の1月16日、ジャパニクスのメーン銀行である帝都銀行の諸田社長(香川照之)の口座から、貴方のその口座に300万円もの金が送金されている。いったい何の金ですか?私はその出入り明細を確かに見た」と告げた。

細川充(唐沢寿明)が以前、帝都銀行の融資課長・葉山を呼んだのは、メーンバンクを乗り換える為では無く、諸田社長(香川照之)の口座を調べてもらう為だったのだ。

細川充(唐沢寿明)が「林田(宮川一朗太)、お前は諸田社長(香川照之)から金をもらって、ウチへの融資をストップさせようとした」と叱責すると、融資課長・林田(宮川一朗太)は「知らんと言ってるだろ。支店長、こんな会社に融資する必要はありません」と泣きついた。

細川充(唐沢寿明)が「では、今、この場で貴方の口座にログインして、取引履歴を見せてください」と言い、ノートパソコンを取り出すと、白水銀行の支店長・磯部(峰竜太)も融資課長・林田(宮川一朗太)にログインを命じた。

言い逃れできなくなった融資課長・林田(宮川一朗太)は泣きながらパソコンにしがみつくと、細川充(唐沢寿明)は「銀行の利益を守るため?笑わせるな。貴方は自分の利益が欲しかっただけだ。金をもらって我が社を潰そうとしたことは立派な犯罪だ。警察、マスコミ、会社、家族、全てリークしてやる。お前はもうゲームセットだ」と言って会議室を出て行った。

会議室に残った笹井小太郎(江口洋介)が「社長はあのような人でね。非礼をお許し頂きたい」と謝罪すると、支店長・磯部(峰竜太)は「私の方こそ、部下がとんでもない事を」と謝罪した。

笹井小太郎(江口洋介)が「私は御行と末永いお付き合いをしたいと考えております。人員削減と野球部の廃止を条件に、是非、融資を通して頂きたい」と頼むと、支店長・磯部(峰竜太)は「分りました。笹井専務(江口洋介)がそう仰るのなら」と答えた。

その後、細川充(唐沢寿明)は約束通り、野球場を訪れ、会長・青島毅(山﨑努)と一緒に野球を観戦した。

試合は9回裏、ツーアウト、ランナーは1塁、7対6で製造部が野球部をリードしていた。野球部は5点差で負けていたが1点差まで詰め寄り、試合は大いに盛り上がっていた。

頼まれて製造部のベンチに加わっていた沖原和也(工藤阿須加)は、目の前で繰り広げられるファインプレーを見て、目を輝かせていた。

そのようななか、野球部のバッターが打った球が製造部のピッチャーを直撃し、ピッチャーは負傷した。製造部にはもう交代要員が居らず、沖原和也(工藤阿須加)は「頼む。お前しか居ないんだ。代わりに出てくれ。ライトに入ってくれ」と頼まれた。

すると、沖原和也(工藤阿須加)は「あの-。俺に投げさせてくれませんか?」と言い、ピッチャーを志願し、マウンドに上がった。

すると、社長秘書・仲本有紗(檀れい)は細川充(唐沢寿明)らに「彼は派遣社員ですね。高校の時に少しだけ野球をしていたみたいですが、直ぐに辞めています。急用で出られなくなった吉田君の代わりにベンチに入っていました」と解説した。

さて、マウンドに上がった沖原和也(工藤阿須加)は、ボールを握りしめて、涙を流した。

それを見た、会長・青島毅(山﨑努)は細川充(唐沢寿明)に「賭をしないか?この試合はどっちが勝つか。もし、お前が勝てば、俺が持っている会社の株式を全部くれてやる。俺が勝ったら、次の都市対抗大会が終わるまで野球部を延命させる。どうだ?」と持ちかけた。

細川充(唐沢寿明)は「ははは。乗せられませんよ。会長は野球部が勝つ方に賭けるんでしょ?この状況でピッチャーは補欠だ。賭けになりませんよ」と断ると、会長・青島毅(山﨑努)は「じゃー、俺は製造部に賭ける。どうだ?」と尋ねた。

マウンドに上がった沖原和也(工藤阿須加)は投球練習をしていたが、沖原和也(工藤阿須加)の投げた弾はキャッチャーから大きく外れた場所に飛んでいた。

それを見た細川充(唐沢寿明)は「面白い。いいでしょう」と言い、会長・青島毅(山﨑努)の賭けに乗った。

キャッチャーは沖原和也(工藤阿須加)に駆け寄り、「打たせて良いぞ。後は守備が何とかしてくれる」と声をかけると、沖原和也(工藤阿須加)はキャッチャーに「お願いがあります。ミットを構えたら、動かさないでください」と頼んだ。

場面は9回裏、ツーアウト、ランナー満塁。対するバッターは野球部の4番・鷺宮(小橋正佳)で、野球部にとっては1打逆転のチャンスであった。

沖原和也(工藤阿須加)はキャッチャーミットを見据え、大きく振りかぶってボールを投げると、ボールは瞬く間に一直線にキャッチャーミットへと吸い込まれた。

会長・青島毅(山﨑努)も監督・大道雅臣(手塚とおる)も、その球の速さに唖然とし、観客も言葉を失い総立ちとなった。そのとき、スピードガンは時速153kmを表示していたのであった。

ルーズヴェルト・ゲーム-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ルーズヴェルト・ゲーム-第1話の感想は「ルーズヴェルト・ゲーム-第1話の感想と視聴率」をご覧下さい。

ルーズヴェルト・ゲームの原作と主題歌とあらすじは「ルーズヴェルト・ゲームの原作と主題歌とあらすじ」をご覧下さい。

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