MOZU(モズ)-百舌の叫ぶ夜-第4話のあらすじとネタバレ
香川照之が出演するTBSの百舌ドラマ「MOZU(モズ)-Season1-百舌の叫ぶ夜」の第4話「刑事の誇り…父娘の絆」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「MOZU(モズ)-Season1-百舌の叫ぶ夜」第3話のあらすじとネタバレは「MOZU(モズ)-百舌の叫ぶ夜-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。
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■MOZU(モズ)-第4話のあらすじとネタバレ
ある日の夜、大杉良太(香川照之)の中学生の娘・大杉めぐみ(杉咲花)が同級生と一緒に補導され、大杉良太(香川照之)は娘・大杉めぐみ(杉咲花)と同級生を「お前達はまだ中学生だろ」と叱りつけた。
一方、アテナセキュリティの中神甚(吉田鋼太郎)は東和夫(長谷川博己)に、「ハエ(西島秀俊)は静かになります。次は新谷(池松壮亮)をやります」と告げると、東和夫(長谷川博己)は「生け捕りにしろ」と命じた。
翌日、大杉良太(香川照之)は明星美希(真木よう子)から、倉木尚武(西島秀俊)が入院したことを教えられ、倉木尚武(西島秀俊)の病室を訪れた。
すると、倉木尚武(西島秀俊)は「明星美希(真木よう子)は警察庁のキャリアと繋がっている。俺たちは駒として使われていた可能性がる。彼女に情報を小出しにさせて、俺たちをコントロールしていたのかもれない」と教えた。
大杉良太(香川照之)が「何者なんだ」と尋ねると、倉木尚武(西島秀俊)は「津城俊輔(小日向文世)、警視庁の特別監察官。今まで内部処理した数は過去最多と言われている。彼の仕事は警察内部を調査すること」と教えた。
すると、大杉良太(香川照之)が「爆弾事件で警察内部に疑いがかかっているということか。公安らしいきな臭い話した。そいつらが本気になった。その証拠がアンタの怪我ってことか。で、俺を呼んだ目的は何だ?」と尋ねた。
倉木尚武(西島秀俊)は「この通り、俺は動けない。彼女と津城警視正(小日向文世)の関係を当って欲しいんだ」と頼むと、大杉良太(香川照之)は「嫌だ。それだけなら、帰るぞ」と断った。
倉木尚武(西島秀俊)は「もう1つある。あんたを呼んだ理由が。家族がいるんだろ?」と尋ねると、大杉良太(香川照之)は「居ますよ。かみさんと子供が。今、別居中なんだ。離れて暮らしてますよ」と答えた。
倉木尚武(西島秀俊)は「これ以上やると、周りを巻き込むかも知れない」と告げると、大杉良太(香川照之)は「分ってるよ。俺が何年、警察をやってると思ってるんだ」と呆れた。
すると、倉木尚武(西島秀俊)は「家族が犠牲になるかもしれない。家族を失う辛さは分ってるつもりなんでね。手を引くのなら今のうちだ」と告げた。
翌日、娘・大杉めぐみ(杉咲花)がスーパーで万引きしたという連絡を受け、大杉良太(香川照之)はスーパーを訪れた。店員は「お父さんは本当に警察官なんですか?だったら、ちゃんと娘を指導してください」と呆れた。
娘・大杉めぐみ(杉咲花)が「私はやってない」と万引きを否定したが、大杉良太(香川照之)は娘・大杉めぐみ(杉咲花)を「いいから、謝りなさい」と頭ごなしに叱りつけた。
スーパーを出ると、大杉良太(香川照之)と別居中の妻・大杉恵子(堀内敬子)が口喧嘩を始めた。
娘・大杉めぐみ(杉咲花)が「静かにして。私が全部悪いの。お父さんとお母さんの仲が悪いのもせい。分ってる。ごめんなさい」と悲鳴を上げると、大杉良太(香川照之)は「ふざけるな。ごめんなさいで済む話だと思うな。自分が何をしたのか分ってるのか」と激怒した。
娘・大杉めぐみ(杉咲花)が「じゃー、どうしたら、許してくれるの?私がユカちゃんのお母さんみたいに自殺したら許してくれるの?だったら死んでやるよ。私は何もしてない。勝手にカバンに入ってたの」と逆ギレした。
大杉良太(香川照之)が「嘘を付くな」と激怒すると、娘・大杉めぐみ(杉咲花)は「何も見てないのに勝手に決めつけて。ユカちゃんのお母さんの時もそうだった。警察官なんて大嫌い。お父さんなんて大嫌い」と吐き捨てた。
その日の夜、大杉良太(香川照之)は記者に「娘さんが万引きされたそうですね。このネタを売りに出していいですかね。例えば、父の警察権力をかさにかけて、やりたい放題の娘、なんてタイトルで」と声をかけられた。
大杉良太(香川照之)が「何が狙いだ?」と尋ねると、記者は「代わりのネタが欲しいんですよ。公安の刑事が爆弾事件で行きすぎた捜査をしてるでしょ。倉木警部(西島秀俊)のコメントを録音してきてほしいんですよ」と言い、名刺を渡した。
その日の夜中、入院中の倉木尚武(西島秀俊)は妻・倉木千尋(石田ゆり子)が爆弾事件に巻き込まれて死ぬ夢を見て目覚めると、枕元でアテナセキュリティの中神甚(吉田鋼太郎)がリンゴを剥いていた。
倉木尚武(西島秀俊)が「殺しに来たのか?」と尋ねると、中神甚(吉田鋼太郎)は「なさか。怖いことを言うね」と笑った。
倉木尚武(西島秀俊)が「じゃー、何をしに来た?」と尋ねると、中神甚(吉田鋼太郎)は倉木尚武(西島秀俊)にナイフを投げつけ、「味わいに来たんだよ。負け犬の味を」と答えた。
倉木尚武(西島秀俊)が「いかれてるな」と呆れると、中神甚(吉田鋼太郎)は「お前もいかれてるな」と答えて立ち去った。
翌日、倉木尚武(西島秀俊)が退院して病院を出ると、大杉良太(香川照之)が自動車で何かを悩んでいた。
倉木尚武(西島秀俊)が「何やってるんだ。そんなところで」と声をかけると、大杉良太(香川照之)は「アンタこそ、退院するには早すぎるだろ」と答えた。
倉木尚武(西島秀俊)が「やらなきゃいけない事が沢山あるんだよ」と答えると、大杉良太(香川照之)は「乗れよ。話のついでに家まで送ってやるよ」と言い、倉木尚武(西島秀俊)を車に乗せた。
大杉良太(香川照之)が「どうして無茶な捜査をするんだ。その怪我だろ」と呆れると、倉木尚武(西島秀俊)は「妻がなぜ爆弾事件に巻き込まれたのかを知るためだったら、何だってするよ。俺は」と答えた。
倉木尚武(西島秀俊)が「アンタはどうして公安を嫌ってる」と聞き返すと、大杉良太(香川照之)は「2年前、銀行マンの妻が幼い娘を餓死させた事件があった。だが、マスコミがこぞって伝えた『鬼のような母親』というのは、全く事実に反していた。死んだ娘は拒食症で、むしろ母親は食事を与えようとしたんだが、娘は受け付けなかった。母親は看病疲れで寝ていたとき、娘は静かに息を引き取った。マスコミが騒ぎ立てた理由は、捜査本部の最初の発表資料だ。捜査員が現場と遺体の状況から、母親の犯行だという談話を発表した」と話した。
倉木尚武(西島秀俊)が「その事件に噛んでたんだな」と尋ねると、大杉良太(香川照之)は「ああ、本庁からの応援でな。そして、間の悪いことに、死んだ女の子の兄弟が、俺の娘の友達だったんだ。つまり、俺は娘の親友の母親を取り調べることになったってわけだ。娘は『あのお母さんは子供を殺すような人じゃない』って言ったが、俺は取り合わなかった」と話した。
倉木尚武(西島秀俊)が「なぜだ?」と尋ねると、大杉良太(香川照之)は「公安からの資料を見たからだ。母親は一時、宗教団体に一時、入信していた。公安は、俺に『その宗教は危険な思想がある。自然死を望む思想がある』と俺にすり込んだ。俺はそれを鵜呑みにして、母親を取り調べたってわけだ。娘が変わったのがその頃からだ。俺とまともに口を利かずに反抗的になった。決定打になったのは、その母親が取り調べ期間中に自殺をした事だ。報道を見た娘は俺に『人殺し』と言った。それ以来、娘は俺に心を開かなくなった」と答えた。
倉木尚武(西島秀俊)が「それで公安が嫌いになったのか?」と尋ねると、大杉良太(香川照之)は「一番の理由は、俺に情報を適用した公安を探したら、公安は組織ぐるみで隠したんだ。そのやり方が気に入らなかったんだよ。俺は」と答えた。
倉木尚武(西島秀俊)が「アンタが公安を嫌いになった理由がよく分ったよ。アンタが羨ましい。奥さんも子供も、この世に居るんだからな。今日の本当の目的は何だ」と尋ねると、大杉良太(香川照之)は「喋りすぎて、忘れちまった」と答えた。
大杉良太(香川照之)はICレコーダーで会話を録音していたが、倉木尚武(西島秀俊)を自宅へ送り届けた後、会話を録音していたICレコーダーを壊した。
「MOZU(モズ)-Season1-百舌の叫ぶ夜-第4話のあらすじとネタバレ後編」へ続く。