里中梨花はジェニファー氏病
ドラマ「ケイゾク2 SPEC(スペック)-警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の第5話(戊の回)「堕天刑事」のあらすじとネタバレです。第4話のあらすじは「スペック第4話のいあらすじ」をご覧下さい。
警視庁公安部公安第五課・未詳事件特別対策係が何者かに襲撃され、念動力(念力)スペックの持ち主・古戸久子(奥貫薫)が拉致された。
瀬文焚流(加瀬亮)が「なんでそんなに落ち着いてるんだ。お前何か知ってんじゃないか」と聞くと、当麻紗綾(戸田恵梨香)は「何も知りませんよ。ただし、気をつけなければ殺されるかもしれませんなぁ」と答えた。
警察病院で順番待ちをしていた一十一(にのまえじゅういち=神木隆之介)が、看護婦に呼ばれて、海野亮太(安田顕)の診察室へ入ってきた。
一十一が「手を火傷して」と左手の包帯をほどくと、時間が止まった。一十一はその間にカルテを見て里中梨花の住所を調べた。時間が動き出すと一十一は消えていた。
焼鳥屋で瀬文焚流(加瀬亮)は、元先輩刑事の里中貢(大森南朋)と会っていた。里中貢は警察を辞めて、南アフリカで宝石を輸入する貿易会社「東風国際貿易」に勤務していた。
一方、海野亮太(安田顕)は志村美鈴(福田沙紀)を呼び出し、「事故から2ヶ月が経つ。お兄さんは脳死状態なので、色々と決断しなければならない」と状況を説明していた。志村美鈴は最後に喧嘩をして別れたので、兄に謝りたいと思っていた。
ある日、未詳事件特別対策係に公安の刑事が捜査依頼にやってきた。この1ヶ月間に公安の潜入捜査官5人が次々に死んでいた。解剖の結果、病名は違うが5人とも病死だった。ただの偶然とは思うが調査して欲しいという依頼だった。
当麻紗綾(戸田恵梨香)は、死亡した潜入捜査官5人全員が1ヶ月間に健康診断を受けていることを疑問に思う。潜入捜査は潜入先の日程に従うことになっている。
健康診断の時期は職場によって異なる。潜入先がそれぞれ違う潜入捜査官が、同時期に健康診断を受けていることはおかしい。潜入捜査官の暗号を知っている者が暗号で健康診断を受ける指示を出し、罠を仕掛けたのではないか。
ある日、公安の刑事が「超高度機密データーにハッキングした」として瀬文焚流(加瀬亮)を連行しにきた。当麻紗綾(戸田恵梨香)は「無駄なことは止めた方が良い。瀬文さんにハッキングの知識はない。IDを盗んだ犯人を捜せ」と言い返した。
公安の刑事と口論となり、激怒した公安の刑事が当麻紗綾に銃を向けると、野々村光太郎(竜雷太)は「この事件は未詳でケリを付ける。貴様らとっとと出ていけ」と追い返した。
野々村光太郎は瀬文焚流に、「IDをコピーした者に心当たりがあるんだろ。詳しくは聞かんが私情は禁物だ」と言い、紙袋に拳銃と銃弾とを入れて渡した。
瀬文焚流らが捜査に向かうと、野々村光太郎は「老人達が閉ざし続けてきたパンドラの箱をついに開けてしまうのか」とつぶやいた。
当麻紗綾は瀬文焚流に、「IDを盗んだのは里中さんですよね。焼鳥屋で会った時にIDをコピーして公安の機密データにアクセスした。瀬踏さんを騙すなんて凄い苦しんでいるはず。先輩を救ってあげないと」と言った。
瀬文焚流らは里中貢(大森南朋)の自宅を訪れたが、里中貢は出張中だった。妻の里中小百合(西原亜希)は、娘の里中梨花(堀田悠衣)が心臓に溜まった油が石になり詰まってしまう「ジェニファー氏病」になってしまったことを明かし、「スペック-第5話(戊の回)のネタバレ」へ続く。
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