当麻紗綾の左手の秘密
ドラマ「ケイゾク2 SPEC(スペック)-警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の第5話(戊の回)「堕天刑事」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「SPEC第5話のあらすじ」からの続きです。
里中家を出た当麻紗綾(戸田恵梨香)は「幸福なんて砂の城よりもはかない。瀬踏さんも一瞬にして人生が滅茶苦茶になったでしょ」言った。瀬文焚流(加瀬亮)は「お前はどうなんだ」と答えると、当麻紗綾の頭に過去の記憶が蘇る。
地居聖(城田優)は「ループ量子重力理論でノーベル賞を取るから結婚してください」と告白して、当麻紗綾に指輪を渡した。
次の瞬間、当麻紗綾は左手首に手錠をはめ、一十一(にのまえじゅういち=神木隆之介)の左手に手錠をはめて逮捕していた。そのとき、火の付いていた小屋が爆発して、当麻紗綾は吹き飛んだ。地面には結婚指輪をはめた当麻紗綾の左手が落ちていた。
当麻紗綾は野々村光太郎(竜雷太)のIDを使って公安のパソコンをハッキングした。里中貢(大森南朋)は公安の潜入捜査官だったことが分る。里中貢は占い師・冷泉俊明(田中哲司)のデータにアクセスしていたことも判明した。
里中貢に2重スパイの容疑が浮上した。野々村光太郎は「金か誰かを人質に取られているのか」とつぶやくと、当麻紗綾は何かに気付いた。
当麻紗綾らは里中小百合(西原亜希)から話を聞いた。娘の里中梨花(堀田悠衣)は1ヶ月前に警察病院で検査を受けた。先生は普通の人だったが、検査の人が白い口ひげの老人だった。里中貢が帰宅すると、「梨花を病院へ連れて行ったのか」と言い、しばらく里中梨花(堀田悠衣)から離れなかった。それから3日後に里中梨花が悪化した。
当麻紗綾はキーワーを習字で半紙に書き、半紙を破って舞上げた。「いただきました」と犯人の目星を付けた。
当麻紗綾は居酒屋で、瀬文焚流と野々村光太郎に仮説を話した。犯人には病を処方するスペックがあるのではないか。動物には自然治癒力が備わっている。病を治すスペックは細胞を正常に戻す能力。その逆のスペックがあっても不思議ではない。
犯人は潜入捜査班5人に健康診断の通知を送り、病を処方して死に至らしめた。5人の潜入捜査官を殺したのは里中貢(大森南朋)を脅すため。目的は里中貢を使って占い師・冷泉俊明(田中哲司)を拉致誘拐するためではないか。
公安の秋本課長代理のパソコンに残っていた地図コード「2.779.263」を打ち込むとマンション「シャンポール山手」が示される。このマンションは重要証人や要人をかくまう保護施設だった。里中貢は占い師・冷泉俊明を拉致しにやってくるはずだ。
そのころ、占い師・冷泉俊明は「運命の時がきた」と喜んでいた。そこへ、津田助広(椎名桔平)が寿司を持ってやってきた。津田助広は「俺たちお前を守ってるんだぞ。お前を狙っている連中に確保されてみろ、敵対する勢力に命を狙われるぞ」と言った。冷泉俊明がイクラを食べると眠ってしまった。
その時、電気が消え、里中貢(大森南朋)が突入してきた。しかし、瀬文焚流(加瀬亮)が待ち構えており、里中貢は警察に取り囲まれた。
瀬文焚流は「誰に脅されてるんですか。梨花ちゃんに病を処方され、脅されてるんじゃないですか?そいつの名前を教えてください」と言った。里中貢が名前を明かそうとすると、誰かに銃で撃たれて死亡した。
そのころ、津田助広(椎名桔平)は占い師・冷泉俊明を車で連れ出していた。車を運転する津田助広は「囮のための未詳がパンドラの箱に手を掛けやがった。いっそ消してしまうか」とつぶやいた。
里中貢は死亡したが、潜入捜査官の死は家族に伝えることはできなかった。里中貢は南アフリカで事故にあったなどの適当な理由を付けて処理されることになる。
瀬文焚流は「里中先輩の死は罪を似合った罰だ。ただし、家族には罪はない。命にかけても2人は守る。梨花ちゃんの命は必ず守る」と誓った。「スペック第5話の感想」へ続く。
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誤字のご指摘ありがとうございます。「砂の白」を「砂の城」へと訂正しました。