アリスの棘-第6話のあらすじとネタバレ

眞島秀和が出演するTBSの復讐ドラマ「アリスの棘(アリスのとげ)」の第6話「冷酷非情父を殺した、鉄の女」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

アリスの棘(アリスのとげ)-第5話のあらすじとネタバレは「アリスの棘-第5話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。

ドラマ「アリスの棘」の原作と主題歌は「アリスの棘(アリスのとげ)-原作と主題歌」をご覧ください。

■アリスの棘-第6話のあらすじとネタバレ
燃え残った日向誠(尾美としのり)の資料から、小山内孝夫(眞島秀和)に飲ませる薬「カテコラミン」を用意したのは、手術室主任看護師の浦直子(山本未來)と判明した。

水野明日美(上野樹里)が調査に乗り出すと、西門優介(オダギリジョー)は水野明日美(上野樹里)に「日向(尾美としのり)の死因は薬物だ。誰がやったか、想像はつくだろ。慎重にな」と忠告した。

一方、磐台修一(岩城滉一)が息子・磐台悠真(中村蒼)に「どうして水野明日美(上野樹里)と別荘に来た?」と尋ねると、磐台悠真(中村蒼)は「ちゃんと紹介できなくてすみません。というよりも、まだちゃんとお付き合いは・・・」と答えた。

磐台修一(岩城滉一)が「どうして別荘へ来たんだ、と訊いているんだ」と問うと、磐台悠真(中村蒼)は「明日美先生(上野樹里)が、日向先生(尾美としのり)の絵をどうしても見たいって言うもので」と答えた。

ある日、浦直子(山本未來)は磐台修一(岩城滉一)に「息子さんは人気者ですね。見たんですよ。水野先生(上野樹里)とナースの星野美羽(栗山千明)が息子さんを巡って争っているのを。あまり見ない顔だと思ったら、水野先生(上野樹里)はこの春来たばかりなんですってね」と話した。

すると、磐台修一(岩城滉一)は「ただの青臭い小娘か、それとも・・・。調べてみるか」と言い、水野明日美(上野樹里)の調査に乗り出した。

ある日、磐台修一(岩城滉一)は星野美羽(栗山千明)を呼び、「君は水野先生(上野樹里)と仲が良いと聞いた。彼女について教えて欲しい。今までの経歴や人間関係。なんでもいい」と頼むと、星野美羽(栗山千明)が「ええ。でも、なんで?」と尋ねた。

磐台修一(岩城滉一)が「彼女が息子にまとわりついていると聞いた。息子に相応しい相手かどうか、見極めたい」と答えると、星野美羽(栗山千明)は激しく動揺した。

その日、水野明日美(上野樹里)は三浦直子(山本未來)を尾行していると、三浦直子(山本未來)は聖林大学付属病院に入院している三浦幸彦(加瀬信行)の病室に入った。

パソコンで三浦幸彦(加瀬信行)を調べてみると、三浦幸彦(加瀬信行)は慢性意識障害で聖林大学付属病院に15年6ヶ月も入院している患者だった。

水野明日美(上野樹里)は病室を訪れ、三浦直子(山本未來)に「三浦幸彦さん(加瀬信行)って、ご主人ですか?15年前から入院されてるんですね。ウチは長期入院の患者は転院させる決まりのはずです。どういう事かなと思って」と尋ねると、三浦直子(山本未來)は「答える必要がある?」と答えた。

翌日、西門優介(オダギリジョー)は水野明日美(上野樹里)に、15年前の三浦幸彦(加瀬信行)の新聞記事を見せた。

新聞記事によると、15年前、ショッピングセンターでエレベーターの転落事故があった。そのとき、三浦幸彦(加瀬信行)は妻の三浦直子(山本未來)を庇って重体となった。

その事故が起きたのは、小山内孝夫(眞島秀和)が死ぬ半年前の出来事だった。

ある日の夜、いつものように夫を看護していた三浦直子(山本未來)は、聖林大学付属病院で倒れてしまう。

それを見た水野明日美(上野樹里)は、三浦直子(山本未來)を自宅まで送ったが、自宅アパートは閑散としており、三浦直子(山本未來)が自宅に戻っている様子は無かった。どうやら、夫の看護をして、病院に寝泊まりしているようだった。

水野明日美(上野樹里)は意識を取り戻した三浦直子(山本未來)に「親戚とか、頼れる人は居ないんですか?」と尋ねると、三浦直子(山本未來)は「居たら、とっくに頼ってるわ」と答えた。

そして、三浦直子(山本未來)は「友達なら居たことはあるわ。私の友達も、主人の友達も、最初は沢山の人が見舞いに来てくれた。帰るときには『また来る』と言ってくれたけど、また来てくれる人なんか居なかった。それは、そうよね。世の中にあんな不幸があるなんて、誰も信じたくないわよね。でもね、私は馬鹿みたいに信じてる事があるの。『明日はきっと、良い日になる』良い言葉でしょ?私の尊敬するドクターが言ってたの」と話した。

それを訊いた水野明日美(上野樹里)が驚いて「その人って。その人と、どこで知り合ったんですか?」と尋ねると、三浦直子(山本未來)は「前に居た課だけど」と答えた。

水野明日美(上野樹里)が「ずっとオペ室じゃなかったんですか?」と驚くと、三浦直子(山本未來)は「旦那が入院して、残業の無いオペ室に移ったの」と答えた。

水野明日美(上野樹里)は「じゃー、前に居た課って」と尋ねようとしたが、スーパーで買い物をした磐台悠真(中村蒼)が来たため、話を打ち切った。

一方、星野美羽(栗山千明)はスペインバル「バル・カンパーナ」を訪れ、店主・水野和史(中村梅雀)に「上に住んでいる水野明日美(上野樹里)の事をご存じですか?」と尋ねた。

すると、水野和史(中村梅雀)は「もしかして、明日美(上野樹里)の友達?」と驚き、星野美羽(栗山千明)を大歓迎した。

水野和史(中村梅雀)が「あの子は誤解されやすい子なんだよ」と話すと、星野美羽(栗山千明)は水野明日美(上野樹里)と磐台悠真(中村蒼)にキスしていたのをハッキリ見たわけではないので、「こんなお父さんが居るのに、私を騙したりしないか。私も誤解してたのかもしれない」と反省した。

さて、水野明日美(上野樹里)は三浦直子(山本未來)のアパートを出ると、磐台悠真(中村蒼)に「磐台教授(岩城滉一)から三浦さん(山本未來)の話って聞いたことある?」と尋ねた。

磐台悠真(中村蒼)は「いいえ。特に。そんなに父に興味があるんですか?父のことばっかり、聞かれるなと思って。僕も聞きたい事があるんです。旅行の時のこと(キス)、どういうつもりかと思って。あっ、いえ、父に聞かれたんです。何で水野先生(上野樹里)と一緒だったんだって。しつこく聞くんですよ。もうガキじゃないのに」話した。

水野明日美(上野樹里)が「磐台教授(岩城滉一)にハッキリ言ってもらって結構です。私の気持ちは、貴方(中村蒼)と同じだと思う」と答えると、磐台悠真(中村蒼)は驚きながらも、水野明日美(上野樹里)にキスをした。

そこへ星野美羽(栗山千明)が通りかかり、水野明日美(上野樹里)と磐台悠真(中村蒼)がキスをしている所を目撃してしまう。

その後、水野明日美(上野樹里)は西門優介(オダギリジョー)を部屋に呼ぶと、「三浦直子(山本未來)と父は、恐らく、昔、同じ小児科で働いていた。三浦直子(山本未來)は父を尊敬していると言っていた」と話した。

三浦直子(山本未來)の夫は慢性意識障害だった。慢性意識障害は病院では「治療が終わった」と言って追い出され、施設では「治療の設備が整っていない」と言って受け入れを拒否されるため、多くの場合は自宅での介護となる。

しかし、身寄りの無く、働いている三浦直子(山本未來)に自宅での介護は不可能だった。

そこで、磐台修一(岩城滉一)はその弱みにつけ込み、三浦直子(山本未來)を取り込んだのだろう。

西門優介(オダギリジョー)が「夫を人質に取られている限り、三浦直子(山本未來)は口を割りそうにないな。手詰まりか」と残念がると、水野明日美(上野樹里)は「まだ可能性はある。あの人は父を、小山内孝夫(眞島秀和)を信頼している様子だった」と答えた。

西門優介(オダギリジョー)が「まさか、小山内孝夫(眞島秀和)の娘だって名乗る気じゃないだろうな?アイツは磐台(岩城滉一)と繋がっているんだぞ」と驚くと、水野明日美(上野樹里)は「知っても、磐台(岩城滉一)に話すとは限らない」と答えた。

西門優介(オダギリジョー)が「おいおい、いつから人を信用するキャラになったんだ。いい人そうに見えたって、最後は自分のみが可愛いに決まってるだろ。それに、夫を人質に取られてるんだぞ。そんな人が、赤の他人の君を助けるはずがないだろう」と呆れた。

アリスの棘-第6話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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