アリスの棘-第7話のあらすじとネタバレの後編

岩城滉一が出演するTBSの復讐ドラマ「アリスの棘(アリスのとげ)」の第7話「蘇る女!復讐には復讐を」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

このページは「アリスの棘-第7話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■アリスの棘-第7話のあらすじとネタバレ後編
さて、磐台悠真(中村蒼)がワインを取ってくると、既に水野明日美(上野樹里)は既に帰っていた。

磐台悠真(中村蒼)が「どうして返したんですか?」と怒ると、磐台修一(岩城滉一)は「彼女とは別れなさい。彼女には地方の病院に行ってもらう」と告げた。

磐台悠真(中村蒼)は「どうかしてますよ。星野さん(栗山千明)を使って、彼女を調べさせたって本当ですか?彼女の何が気に入らないんですか?邪魔な理由でもあるんですか?それとも、父さんの方が恨まれる事でもしたんですか?俺は、この家を出ます」言い、水野明日美(上野樹里)を追いかけた。

磐台悠真(中村蒼)はバス停でバスを待っている水野明日美(上野樹里)に謝罪し、「実は僕は夢があるんです。研修が終わったら、巡回医療の医師になりたいと思ってるんです。過疎の地方を回る巡回型の病院です」と話した。

水野明日美(上野樹里)が「大学病院に残るのかと思ってた」と驚くと、磐台悠真(中村蒼)は「健太(患者の名前)のおかげで分ったんです。僕は大学病院に残るよりも、患者さん1人1人と向き合う医療がしたいんだって」と話した。

そこで、水野明日美(上野樹里)の携帯電話が鳴った。電話の主は教授・有馬毅(國村隼)だった。

有馬毅(國村隼)が「例のメールが復元できましたよ。君が言っていた通りでした。これなら、磐台教授(岩城滉一)も反論できないはずです」と告げると、水野明日美(上野樹里)は「分りました。明日、伺います」と答えて電話を切った。

すると、磐台悠真(中村蒼)は水野明日美(上野樹里)に「僕は貴女を守れるくらい強くなりたい。僕は研修が終わり次第、家を出るつもりです。一緒にきてくれませんか?」と告げた。

水野明日美(上野樹里)は少し考えて「貴方にはガッカリした。そんな子供じみたことを言う人だとは思わなかった。教授の息子だと思って近づいたのに。さよなら」と言い、バスに乗り込んだ。

翌日、水野明日美(上野樹里)が有馬毅(國村隼)の元を訪れると、有馬毅(國村隼)は「これが、磐台教授(岩城滉一)が送ったメールだ」と言い、メールをプリントアウトした紙を見せた。

そして、、有馬毅(國村隼)は「その前に、君はオペ看護師の三浦直子(山本未來)から聞いたと言っていたね。変だと思わないか?今まで誰にも言わなかった事を、君に打ち明けたのか。そんな事を考えていたら、小山内先生(眞島秀和)と三浦君(山本未來)は、お互いを信頼し合う仲間だった事を思い出してね。そこで、思ったんだ。君は小山内先生(眞島秀和)にとって特別な人なんじゃないか?だからこそ、三浦君(山本未來)は君にうちあけたんじゃないかって」と告げた。

水野明日美(上野樹里)が「特別な人?」と尋ねると、有馬毅(國村隼)は「例えば、家族。たしか、小山内先生(眞島秀和)には君くらいの娘が居たな。調べれば分ることだ。私には正直に答えて欲しい」と告げた。

水野明日美(上野樹里)が「はい」と答えると、有馬毅(國村隼)は「伊達先生(藤原紀香)や千原先生(田中直樹)を追い出したのも君か?」と尋ねた。

水野明日美(上野樹里)が「何の事でしょう」と答えると、有馬毅(國村隼)は「分った。無茶だけはしないでくれ。私は君を信じている。私を失望させる様なことだけはしないと」と言い、磐台修一(岩城滉一)のメールをプリントアウトした紙を渡した。

一方、新聞社に戻った西門優介(オダギリジョー)は、伊達理沙(藤原紀香)は見た目は豪華なのにマニキュアが剥げていたことが気になり、早乙女クリニックに電話をかけて伊達理沙(藤原紀香)を呼び出してもらうが、「そのような医師は在籍していない」との回答だった。

ある日、ホテルで、磐台修一(岩城滉一)の日本外科治療学会賞の受賞記念パーティーが行われた。

一方、西門優介(オダギリジョー)は伊達理沙(藤原紀香)のマンションを訪れ、伊達理沙(藤原紀香)の弟を名乗り、管理人に伊達理沙(藤原紀香)の部屋を開けてもらった。

そして、西門優介(オダギリジョー)は伊達理沙(藤原紀香)の部屋で、切り刻まれた水野明日美(上野樹里)の写真と磐台修一(岩城滉一)の日本外科治療学会賞の受賞記念パーティーの案内状を見つけた。

他方、パーティ会場を訪れた星野美羽(栗山千明)が磐台悠真(中村蒼)の元を訪れると、磐台悠真(中村蒼)は「僕は振られました。でも、明日美さん(上野樹里)が言ったのは、どうしても本当の気持ちとは思えないんです」と落ち込んでいた。

星野美羽(栗山千明)は「明日美(上野樹里)の昔の名前は小山明日美(上野樹里)。薬剤横流しで冤罪を着せられて死んだ小山内孝夫(眞島秀和)の娘。彼女が貴方に近づいたのは、貴方が磐台修一(岩城滉一)の息子だったから、15年前の情報を手に入れたかっただけ。明日美(上野樹里)は貴方を好きだったわけじゃない」と教えた。

さて、パーティー会場を訪れた水野明日美(上野樹里)は、控え室を訪れ、磐台修一(岩城滉一)に「15年前医師であった父は、病院内の医師とトラブルを抱えていました。彼は父が邪魔になりある計画を立てたんです。父を消すための計画を。ある晩、彼は父を図書室に誘い出しました。和解するそぶりでも見せたんでしょう。真正直な父は彼を信じた。でも、実は彼はその飲み物にある薬を入れていた。カテコラミン。血圧を一気に上げる薬、つまり、昇圧剤です。当時、父はデュラフォイ胃潰瘍を抱えていました。ご存じの通り少しの刺激で大出血を起こす病気です。彼が狙った通り父は吐血しました。父は手術室に搬送されました。彼は確実に父の命を奪うために策を立てた。部下に命じて、わざと難しい手術に挑ませたんです。全ては彼の計算のうえだった。そして父は大量出血で死んだ。彼が犯罪を隠すのは簡単でした。ただ部下に一言命じるだけでよかったんです。『医療ミスを起こしたことは他言するな』『手術看護記録は書き換えろ』と。これが貴方の計画。そうですね?」と告げた。

磐台修一(岩城滉一)が「面白い。だが、証明できるのか?証明できなければ、事実は無いのと同じだ」と告げると、水野明日美(上野樹里)は「じゃあ、これはどう?」と言い、有馬毅(國村隼)から受け取った磐台修一(岩城滉一)のメールを復元した用紙を突き付けた。

用紙には「明日までにカテコラミンを用意しろ。ただし、記録には残すな。他言も禁ずる。以上」と書いてあった。

磐台修一(岩城滉一)が「やはり、伊達(藤原紀香)や千原(田中直樹)を追い出したのはお前か」と驚くと、水野明日美(上野樹里)は「次は貴方の番よ。貴方に医者でいる資格は無い。私が公表するか、自首するか、選ばせてあげる」と告げた。

磐台修一(岩城滉一)はその場に崩れ落ちたが、「それは偽物だよ。ただのダミーだよ」と告げると、水野明日美(上野樹里)は「これは有馬教授(國村隼)から・・・」と説明した。

すると、奥から有馬毅(國村隼)が現れ、水野明日美(上野樹里)に「それを作らせたのは私だよ。すまないね、この件で磐台教授(岩城滉一)と利害が一致してね。本当は私のところで自白させたかったんだが、君が乗ってこなかったから、磐台教授(岩城滉一)にお願いした」と教えた。

さらに、磐台修一(岩城滉一)は水野明日美(上野樹里)との会話を録音しており、水野明日美(上野樹里)が伊達(藤原紀香)や千原(田中直樹)を追い出した事を認めた言質を取っていた。

有馬毅(國村隼)が水野明日美(上野樹里)に「信じていたよ。君が私を失望させないことをね」と告げると、磐台修一(岩城滉一)は水野明日美(上野樹里)に「君の負けだ。小山内明日美君(上野樹里)」と告げ、パーティー会場へと向かった。

さて、パーティーが始まり、磐台修一(岩城滉一)が挨拶を始めた。水野明日美(上野樹里)はパティー会場の後ろの方で、磐台修一(岩城滉一)を見つめていた。

一方、パーティー会場へ入った伊達理沙(藤原紀香)は「この日を待っていた。華やかな舞台で、貴女に復讐することだけを考えていた」と言い、ナイフを手にして、水野明日美(上野樹里)に駆け寄った。

伊達理沙(藤原紀香)を探していた西門優介(オダギリジョー)は、伊達理沙(藤原紀香)に気づいて、水野明日美(上野樹里)に駆け寄った。

水野明日美(上野樹里)は伊達理沙(藤原紀香)に気づいたが、既に伊達理沙(藤原紀香)はナイフを振りかぶっており、水野明日美(上野樹里)は思わず背を向けた。

伊達理沙(藤原紀香)は水野明日美(上野樹里)にナイフを振り下ろしたが、その瞬間、男性が水野明日美(上野樹里)を庇って、代わりに刺された。

水野明日美(上野樹里)が振り向くと、自分の代わりに刺された磐台悠真(中村蒼)がその場に崩れ落ちたのであった。

ドラマ「アリスの棘」の原作と主題歌は「アリスの棘(アリスのとげ)-原作と主題歌」をご覧ください。

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