ルーズヴェルト・ゲーム-第6話のあらすじとネタバレ

唐沢寿明が出演するTBSの社会人野球ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の第6話「敗者復活!過去を振り切れ」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

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■ルーズヴェルト・ゲーム-第6話のあらすじとネタバレ
青島製作所の社長・細川充(唐沢寿明)は東洋カメラとの業務提携に活路を見いだしたが、イツワ電器が東洋カメラに高性能・低価格のイメージセンサーを売り込んでおり、東洋カメラは青島製作所との業務提携を解消し、イツワ電器のイメージセンサーを採用した。

細川充(唐沢寿明)は緊急役員会議を開き、開発部長・神山謙一(山本亨)に「スペックを上げたうえで、納期を早めてもらいたい」と頼んだが、神山謙一(山本亨)は「できん物はできん」と断った。

一方、青島製作所の野球部は、都市対抗野球大会の3回戦でイツワ電器に破れたが、細川充(唐沢寿明)から敗者復活戦への参加を認められ、廃部を猶予されていた。

そのようななか、売り上げ30万部を誇る経済誌「週刊エメラルド」が、沖原和也(工藤阿須加)の過去の暴力事件を報じたのである。どうやら、イツワ電器の人間が情報をリークしたらしい。

笹井小太郎(江口洋介)が役員会議で「週刊エメラルドを名誉毀損で訴えるべきだ」と提案するが、細川充(唐沢寿明)は「放っておけ。今は東洋カメラとの関係修復が最重要課題だ」と言い、野球部長の三上文夫(石丸幹二)に対応を任せた。

笹井小太郎(江口洋介)が「青島製作所のプライドが傷つけられたんですよ。貴方には青島製作所の代表というプライドが無いんですか?」と呆れると、細川充(唐沢寿明)は「無いね。あるのは、目の前の危機を乗り越えなければ、倒産するという現実だけだ」と答えた。

すると、笹井小太郎(江口洋介)は「現実と言えば、聞こえは良いが、貴方にとって青島製作所はその程度だということだ。実に残念だ」と告げた。

さて、青島製作所の野球部から監督・村野三郎(森脇健児)とエース・飯島健太(林剛史)と4番・新田達彦(松藤和成)を引き抜いた黒幕は、イツワ電器の美人秘書・花房志穂(平井理央)だった。

さらに、美人秘書・花房志穂(平井理央)は、沖原和也(工藤阿須加)の傷害事件の情報を経済誌「週刊エメラルド」にリークし、野球部の評判を落として、青島製作所を追い詰めようとしていた。

ある日の夜遅く、細川充(唐沢寿明)が帰ろうとすると、技術開発部の電器がまだ付いていた。

細川充(唐沢寿明)が技術開発部を訪れると、開発部長・神山謙一(山本亨)らが新製品の開発に試行錯誤していた。

技術開発部に差し入れに来た社員・山崎美里(広瀬アリス)によると、神山謙一(山本亨)は何週間も家に帰らず、壊れた食器洗い機を見ながら、新製品の開発に取り組んでいるのだという。

5年前、神山謙一(山本亨)は他社との競合に勝つため、通常より2ヶ月も早いペースで食器洗い機に組み込む温度センサーを開発した。

その温度センサーには、0.1%以下の誤差があったため、神山謙一(山本亨)は「もう1度、テストしてみるか」と再テストを指示した。

しかし、部下の沢木が「時間がありません。納期が間に合わなければ、これまでの努力も経費も水の泡になります」と反対すると、神山謙一(山本亨)は「まぁ、大丈夫だろう」と思い、製品化にゴーサインを出した。

ところが、その時に見過ごした僅かな誤差が重大な欠陥に繋がっており、食器洗い機は相次いで動作不良を起こし、そのリコールによって青島製作所は40億円の損害を被った。

神山謙一(山本亨)は責任を取って辞職しようとしたが、当時の社長・青島毅(山﨑努)はそれを認めなかった。

1年後、製造部の在庫管理部に追いやられていた神山謙一(山本亨)に手をさしのべたのが、当時は営業部長だった細川充(唐沢寿明)だった。

温度センサーを改良してイメージセンサーの開発を提案する細川充(唐沢寿明)は、専務・笹井小太郎(江口洋介)に「神山さん(山本亨)よりも技術に精通した人は居りません」と言い、神山謙一(山本亨)を技術開発部の部長へ復帰させるように求めたが、笹井小太郎(江口洋介)は「会社に損害を与えた者を、そう簡単に元のポストに戻すわけにはいかない」と拒否した。

しかし、当時の社長・青島毅(山﨑努)は、笹井小太郎(江口洋介)の予想に反して、細川充(唐沢寿明)の意見を聞き入れ、神山謙一(山本亨)を技術開発部の部長に戻した。

その結果、イメージセンサーが成功を収め、社長・青島毅(山﨑努)は笹井小太郎(江口洋介)ではなく、細川充(唐沢寿明)を次期社長に抜擢したのであった。

さて、細川充(唐沢寿明)は東洋カメラを訪れ、「納期を早め、さらに性能も上げる努力をしております」と交渉したが、東洋カメラの購買部長・大槻は「そのような事をしなくても結構です。先ほど、イツワ電器より、イメージセンサーの試作品が届きました。確認しましたところ、御社のイメージセンサーと遜色の無い高性能なスペックを実現していた。低価格で納期の確実なイツワ電器を採用する以外に選択の余地は無い」と答えた。

細川充(唐沢寿明)が「どの程度のスペックなのか資料を見せて頂けませんか?」と頼んだが、購買部長・大槻は「他社にデータを開示することは、重大な契約違反だ」と拒否した。

細川充(唐沢寿明)が「でしたら、せめて、ウチの試作品が完成したうえで、どちらを採用するのか決めて頂けないでしょうか」と頼んだが、購買部長・大槻は「本当に完成するんですか?御社も大変でしょう。暴力事件を起こした野球部員の事もありますから。商品はイメージが大切ですからね。どうぞ、お引き取り下さい」と答えた。

ある日、都市対抗野球大会の敗者復活戦が行われた。

井坂耕作(須田邦裕)が「敗者復活戦ともなると、客が減るな」と落ち込むと、マネージャー古賀哲(高橋和也)は「それだけかな?沖原(工藤阿須加)の事も影響してるんじゃないか?」と告げた。

一方、沖原和也(工藤阿須加)はグランドでキャッチボールをしていると、週間エメラルドの記者・佐々木が近づいていた。

記者・佐々木は「今日も頑張ってね。そうだ。明日、載せる記事なんだけど、確認してくれるかな?かつて、暴力事件を起こしたピッチャー、青島製作所の沖原和也(工藤阿須加)は、人を殴ったその手でボールを握り、神聖なマウンドに立っている」と言い、週間エメラルドに掲載予定の記事を渡すと、記事を読んだ沖原和也(工藤阿須加)は、動揺して立ち去った。

その後、試合が始まると、週間エメラルドの記者・佐々木は観客席から、沖原和也(工藤阿須加)に次々とヤジを飛ばした。

ヤジに動揺した沖原和也(工藤阿須加)は、ストライクが取れず、危険球が続いたため、審判に退場させられたうえ、相手のバッターを怒らせ、乱闘騒ぎを起こしてしまう。

試合後、野球部員は「勝てたから、いいじゃねーか。落ち込むな。気晴らしに飲みに行こう」と誘ったが、沖原和也(工藤阿須加)は帰ってしまった。

すると、北大路犬彦(和田正人)が「俺たちで沖原(工藤阿須加)を守ろう」と提案し、野球部員は一致団結した。

しかし、監督・大道雅臣(手塚とおる)の分析によると、沖原和也(工藤阿須加)抜きで青島製作所が次の試合に勝てる確率は4%だった。

一方、イツワ電器の社長・坂東昌彦(立川談春)は、テレビのインタビューで、暴力を振るう野球部員を批判することにより、間接的に青島製作所を批判していた。

それを見ていた青島製作所の営業部長・豊岡太一(児嶋一哉)は、イツワ電器の美人秘書・花房志穂(平井理央)の顔に目が留まった。花房志穂(平井理央)の顔に見覚えがあるのだ。

豊岡太一(児嶋一哉)は先日、妻にせびられてホテルへ行ったとき、花房志穂(平井理央)がある人物とバーへ入っていくところを目撃していた事を思い出すと、そのことを細川充(唐沢寿明)に報告した。

他方、笹井小太郎(江口洋介)は、朝比奈誠(六角精児)と中川篤(小須田康人)を呼び、「細川社長(唐沢寿明)は東洋カメラとの提携を諦めていないようだが、正直、私は難しいと思っている。我々が手を結ぶべきは、東洋カメラではなく、イツワ電器なのではないか。どちらが、青島製作所にとって正しい選択か、君たちの意見を聞かせて欲しい」と意見を求めた。

すると、朝比奈誠(六角精児)も中川篤(小須田康人)も、「もちろん、専務のご意見に賛同します。細川社長(唐沢寿明)がこの会社に骨を埋める気が無い事は一目瞭然です。いざとなったら、真っ先にこの会社を見捨てますよ。いや、既に他の会社にアプローチしているかもしれない」と言い、笹井小太郎(江口洋介)に賛同した。

翌日、笹井小太郎(江口洋介)は役員会議で、「東洋カメラとの交渉もイツワに押し切られたそうですね。もはや、青島製作所は抜本的な改革がなければ、立ち直ることが出来ない。貴方(唐沢寿明)は仰いました。東洋カメラとの交渉が上手く行かない時は、潔く身を引くと。その言葉に嘘偽りはございませんね」と告げた。

一方、週間エメラルドが、青島製作所の批判記事の第2弾として、沖原和也(工藤阿須加)が敗者復活戦で危険球を投げて相手チームと乱闘騒ぎを起こしたことを報じ、社内でも沖原和也(工藤阿須加)の立場は悪くなっていた。

そのようななか、野球部長の三上文夫(石丸幹二)が野球部員に「今、相手は探して貰っている。できるだけ、名前のある相手と練習試合をする」と発表した。

ルーズヴェルト・ゲーム-第6話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。

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