アリスの棘-最終回のあらすじと結末ネタバレ

上野樹里が出演するTBSの復讐ドラマ「アリスの棘(アリスのとげ)」の最終回(第10話)「真実の残酷な棘-それぞれの光」のあらすじとネタバレの最終回あらすじ編です。

このページは「アリスの棘-第9話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

ドラマ「アリスの棘」の原作と主題歌は「アリスの棘(アリスのとげ)-原作と主題歌」をご覧ください。

■アリスの棘-最終回のあらすじと結末ネタバレ
水野明日美(上野樹里)が関東国際空港へ駆けつけると、既に有馬毅(國村隼)は死んでいた。

西門優介(オダギリジョー)は関東国際空港から立ち去っており、水野明日美(上野樹里)は何度も西門優介(オダギリジョー)に電話をかけるが、西門優介(オダギリジョー)は電話に出なかった。

水野明日美(上野樹里)が帰宅すると、西門優介(オダギリジョー)がスペインバル「バル・カンパーナ」で待っていた。

水野明日美(上野樹里)は西門優介(オダギリジョー)を部屋に連れ込み、「有馬毅(國村隼)を殺したのは、貴方じゃないよね?」と尋ねると、西門優介(オダギリジョー)は「殺したかった。だが、やったのは俺じゃ無い。別の誰かだ。俺より1歩早く有馬毅(國村隼)を殺して立ち去った。それに、警察の話じゃ、有馬毅(國村隼)の体内からサクシニルコリンが検出された。殺された磐台修一(岩城滉一)から検出された筋弛緩剤だ」と答えた。

水野明日美(上野樹里)が「つまり、有馬(國村隼)と磐台(岩城滉一)を殺したのは同一人物。しかも、薬剤に関する知識があって、有馬(國村隼)と磐台(岩城滉一)と繋がっていた。聖林大学付属病院の関係者」と告げると、西門優介(オダギリジョー)は「俺たちの知らない黒幕がもう1人居たって事だ」と答えた。

水野明日美(上野樹里)は「黒幕は沢山の人の人生を狂わせておきながら、のうのうと生きている。どこに居ても追い詰める」と言い、西門優介(オダギリジョー)と黒幕を探し始めた。

翌日、水野明日美(上野樹里)は有馬毅(國村隼)の妻から、有馬鈴(藤原令子)に関する秘密を打ち明けられた。

有馬(國村隼)夫婦にはミナミという娘が居たが、ミナミは5歳の時に家事で死んに、有馬(國村隼)夫婦は辛い日々を送っていた。

そのようななか、有馬毅(國村隼)の同僚の医師が娘を連れて、「腎臓病の娘の相談に乗って欲しい」と、有馬毅(國村隼)の自宅を訪ねてきたのだ。

同僚の娘は、火事で死んだ娘・ミナミにソックリだった。有馬毅(國村隼)の妻は、同僚が腎臓病の娘を持て余しており、母親も居ないと知ると、有馬毅(國村隼)に「養女にしよう」と頼み、腎臓病の娘を養女にしたのだという。

話を聞いた水野明日美(上野樹里)が「有馬鈴ちゃん(藤原令子)は養女だったんですか?」と驚くと、有馬毅(國村隼)の妻は「はい」と答えた。

水野明日美(上野樹里)の有馬鈴(藤原令子)の実の父親について尋ねるが、有馬毅(國村隼)の妻は何も知らなかった。有馬鈴(藤原令子)も、実の父親については、子供の頃に横浜の遊園地で縫いぐるみを買ってもらった事しか覚えていないのだという。

有馬鈴(藤原令子)の実の父親は、聖林大学付属病院の元医師で、有馬鈴(藤原令子)の実の父親が事件の黒幕として浮上した。

黒幕が実の父親なら、有馬鈴(藤原令子)の事を心配して病院へ様子を見に来ているはず。

水野明日美(上野樹里)が病院の監視カメラをチェックすると、毎日、病院に来ているのに誰も見舞わない帽子の男を発見した。この帽子の男が黒幕に違いない。

すると、水野明日美(上野樹里)は「思い出を利用する」と言い、西門優介(オダギリジョー)と共に黒幕への復讐を開始した。

翌朝、西門優介(オダギリジョー)が有馬鈴(藤原令子)を病院から連れ出すと、水野明日美(上野樹里)は有馬鈴(藤原令子)の病室に、引き裂かれた縫いぐるみと「MERRY GO ROUND PM 5:00」と書いたメッセージカードと置いた。

すると、病院内では、有馬鈴(藤原令子)が誘拐されたという噂が広まり、病院へ来た帽子の男(黒幕)は「MERRY GO ROUND PM 5:00」というメッセージカードを見て、遊園地へと向かった。

一方、西門優介(オダギリジョー)は、有馬鈴(藤原令子)を連れて横浜の遊園地を訪れ、メリーゴーランドの前に居た。

水野明日美(上野樹里)が物陰から様子を見ていると、そこへ水野和史(中村梅雀)だった。黒幕は水野和史(中村梅雀)だったのだ。

水野明日美(上野樹里)が「おいちゃん?ここで何してるの?どうして、こんな所に居るの?おいちゃんが有馬鈴(藤原令子)の父親?違うよね?だって、おいちゃんは医者じゃないもんね?違うって言ってよ」と悲鳴を上げると、水野和史(中村梅雀)は「すまない」と答えた。

水野明日美(上野樹里)はナイフを取り出し、「ずっと騙してたのね。父さんを返せ」と言い、水野和史(中村梅雀)に詰め寄るが、西門優介(オダギリジョー)に腹を殴られて気絶した。

その後、水野明日美(上野樹里)が帰宅すると、営業を停止したスペインバル「バル・カンパーナ」に従業員が来ていた。

従業員は水野明日美(上野樹里)に「閉店するって言われたので、置きっ放しにしていた荷物を取りに来ました。あっ、マスターが明日美さん(上野樹里)に食事を作っておいたって言ってましたよ」と教えた。

水野明日美(上野樹里)が冷蔵庫を開けると、羊パイと水野明日美(上野樹里)への手紙が入っていた。水野明日美(上野樹里)は1人で羊パイを食べながら、手紙を読んだ。

明日美(上野樹里)、すまない。お前に全て話すよ。15年間の俺(中村梅雀)の全てを。俺は、ごく平凡な麻酔医だった。1人娘の鈴(藤原令子)は、重い腎臓病を患っており、移植以外に生きる道は無かった。

俺は何とかして助けたくて、移植外科の権威である有馬(國村隼)に相談した。有馬毅(國村隼)は病気を治す代わりに、娘を養子に寄越せと言ってきた。

でも、まさか有馬毅(國村隼)があんな恐ろしい方法で移植する腎臓を手に入れるなんて思わなかった。

そのうえ、事情を知った小山内孝夫(眞島秀和)を殺すためのオペにまで俺を・・・。小山内孝夫(眞島秀和)は、たった1人の親友だったのに。

あのときのお前(上野樹里)を、俺はずっと見ていた。俺は罪の意識に耐えきれず、お前に手術看護記録を送った。お前とお前の父親は間違っていない。間違っているのは俺たちの方だと、ただ伝えるために。

アリスの棘-最終回のあらすじと結末ネタバレの後編」へ続く。

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