ルーズヴェルト・ゲーム-最終回のあらすじとネタバレ

唐沢寿明が出演するTBSの社会人野球ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の最終回(第9話)「大逆転なるか!?涙の訳は?」のあらすじとネタバレの最終回と結末のあらすじ編です。

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■ルーズヴェルト・ゲーム最終回のあらすじとネタバレ
青島製作所がコンペに勝てば、これまで解雇した社員を呼び戻すほどの増産となるが、コンペに負ければ、東洋カメラとの業務提携も解消となり、ほとんどのシェアを失うことになる。

しかし、笹井小太郎(江口洋介)などの役員は、コンペに負けたとしても、細川充(唐沢寿明)と共にガレージから再出発してでも青島製作所を建て直すと言い、一致団結していた。

役員一同の熱意を聞いた白水銀行の支店長・磯部(峰竜太)は、「遅いんですよ。最初からそうしていれば、経営危機など招かなかったかもしれないのに。私たち銀行員が今の青島製作所には潰れて欲しくない。コンペを頑張って下さい」と応援した。

さて、開発中のイメージセンサーは、もはや静止画像では性能の差は判断できず、コンペの勝敗を左右するのは動画撮影の性能だった。

イツワ電器は、ルジコン社の技術者を引き抜いているため、動画撮影の性能も高めている事は予想できたので、開発部長の神山謙一(山本亨)が残り1週間で、どこまで動画撮影の性能を高められるかに勝負はかかっていた。

一方、青島製作所の野球部は、イツワ電器とのコンペと同じ日に、イツワ電器の野球部との対戦を控えていた。勝っても負けても廃部が決定している未来の無い勝負であったが、青島製作所の野球部は最後の勝負に向けて一致団結していた。

監督・大道雅臣(手塚とおる)は野球部員に「今回は、向こうもお前らを分析してくるはずだ。今のままだと、勝つ確率は32%だ。3点とられた4点とれ。取られたら取り返す。それが青島の野球だ。そのためには、如月(鈴木伸之)から点を取るしかない。バンド作戦や手の癖を見抜くというのは、もう通用しないだろう。何かを手に入れるには、何かを捨てなければならない。如月(鈴木伸之)を打ち崩すためには、カーブかストレートのどちらかを捨てろ。自分の得意な方に絞って、狙い球以外は捨てろ。アウトになる事を恐れるな」と告げた。

そして、監督・大道雅臣(手塚とおる)は沖原和也(工藤阿須加)に「お前のボールをあと10km早くする方法を教えてやる。緩急だ。チェンジアップを覚えろ。その緩急がお前の速球をさらに早く見せてくれる」と言い、チェンジアップの習得を命じた。

他方、東洋カメラの購買部長・大槻は、「どういうつもりですか?」と言い、坂東昌彦(立川談春)に宅配便の伝票を突き付けていた。

昨夜、購買部長・大槻の自宅に宅配便でメロンが届いたのだが、箱を開けると、数100万円の現金が入っており、大槻が慌てて送り主を見ると、送り主はイツワ電器の社長秘書・花房志穂(平井理央)だったのだ。

購買部長・大槻が「私を買収するつもりですか?」と問うと、坂東昌彦(立川談春)は「秘書のした事なのなので、私には分りかねます。仮にそういう事があったのだとしたら、そのやり方だと、足の着かない金という事ですな。イメージセンサーの善し悪しは、よほど性能に差が無い限り、最後は見る者の主観に左右されます。その時は、正しい判断をお願いします」と答えて頭を下げた。

さて、イツワ電器との対決の前夜、細川充(唐沢寿明)は野球部の部室を訪れ、「廃部の件、本当にもうしわけない。私のことを恨んでいるかも知れない。だが、あえて言わせて欲しい。明日の試合、勝ってくれ。私は君たちの試合を見て変わる事が出来た。私も諦めない。だから、君たちも最後まで諦めるな。勝てば奇跡が起こるかもしれない」と激白した。

すると、野球部員は社歌を合唱して、細川充(唐沢寿明)を歓迎した。細川充(唐沢寿明)も野球部の輪に入り、肩を組んで輪になって社歌を合唱した。

その後、野球部の部室を後にした細川充(唐沢寿明)は、ジャパニクスの社長・諸田清文(香川照之)と約束しており、諸田清文(香川照之)に会いに行った。

一方、沖原和也(工藤阿須加)がグラウンドに出ると、会長・青島毅(山﨑努)が1人でグラウンドに立っていた。会長・青島毅(山﨑努)は「ちょっと付き合え」と言い、2人はキャッチボールを始めた。

会長・青島毅(山﨑努)が「野球は好きか?沖原(工藤阿須加)、野球を辞めるなよ」と告げると、沖原和也(工藤阿須加)は「俺、まだ諦めてないです。もし、明日の試合に勝ったら、またみんなと野球ができるんじゃないかって、そう思えるんです」と答えた。

会長・青島毅(山﨑努)が「そうか。だったら、明日、思いっきり投げろ」と告げると、沖原和也(工藤阿須加)は「はい」と答えた。

そこへ、野球部長・三上文夫(石丸幹二)がグローブを持って現れた。

会長・青島毅(山﨑努)は三上文夫(石丸幹二)と交代し、三上文夫(石丸幹二)が沖原和也(工藤阿須加)とキャッチボールをした。

しかし、三上文夫(石丸幹二)は野球部長にもかかわらず、キャッチボールが下手だったので、野球部員に馬鹿にされた。

イツワ電器との決戦当日、監督・大道雅臣(手塚とおる)が試合前に「お前達は俺のデータ野球によく付いてきてくれた。だがな、最後の最後に勝負を決めるのは、データなんかじゃない。お前ら自身の力だ。お前らは最高の野球人だ。お前らと野球が出来て嬉しかった。ありがとう」と野球部員に礼を述べると、野球部員は「俺たちの方こそ、ありがとうございました」と頭を下げた。

一方、青島毅(山﨑努)と秘書・仲本有紗(檀れい)が、球場のスタンドで試合が始まるのを待っていると、細川充(唐沢寿明)がキド・エステートの社長で青島製作所の大株主・城戸志眞(ジュディ・オング)を連れてきた。

青島毅(山﨑努)が「ありゃ。驚いたな。アンタが野球見物かい」と驚くと、城戸志眞(ジュディ・オング)は「あたしも驚いたよ。アンタの所の社長が『どうしても』って、しつこくてね」と呆れた。

細川充(唐沢寿明)が「株主優待ですよ。野球部、最後の試合ですからね」と告げると、城戸志眞(ジュディ・オング)は「最後かなんだか知らないけど、つまらなかったら、帰るよ」と答えた。

やがて、青島製作所の先攻で、イツワ電器との試合が始まる。イツワ電器の先発は、青島製作所を裏切ってイツワ電器に移籍した飯島健太(林剛史)だった。

先攻のの青島製作所は、飯島健太(林剛史)に積年の恨みを晴らそうとしたが、飯島健太(林剛史)のキレのあるストレートを前に為す術もなく、3者凡退に終わる。

1回裏、青島製作所はピッチャー猿田洋之助(佐藤祐基)が先発したが、最後の試合で動きが堅くなっていたため、野手のミスも重なり、初回で満塁ホームランを打たれ、4点を奪われた。

細川充(唐沢寿明)が立ち上がって野球部に檄を飛ばそうとしたとき、野球肘で青島製作所を退社した元ピッチャー萬田智彦(馬場徹)が観客席から立ち上がり、青島製作所の野球部に檄を飛ばした。

すると、青島製作所のピッチャー猿田洋之助(佐藤祐基)は立ち直り、1回裏を4失点で切り抜けた。

5回表、青島製作所は疲れの見え始めた飯島健太(林剛史)を捕らえ、3点を返して3対4まで詰め寄り、なおも逆転のチャンスを迎えていたが、イツワ電器はエース如月一磨(鈴木伸之)を投入し、そのピンチを切り抜けた。

そして、イツワ電器は5回裏に3点を加え、7対3に引き離した。

青島製作所は前回の試合、如月一磨(鈴木伸之)のフォームの癖を見抜いており、如月一磨(鈴木伸之)を打ち崩すことが出来たが、既に如月一磨(鈴木伸之)はフォームの癖を修正しており、今回はフォームの癖で球種を読むことは出来ず、青島製作所の打線は翻弄された。

試合を見ていた城戸志眞(ジュディ・オング)が「言っただろ。つまらなかったら帰るって」と言い、帰ろうとすると、細川充(唐沢寿明)は「賭けをしませんか?ウチが勝ったら、城戸社長(ジュディ・オング)の言う事を何でもお聞きします」と持ちかけた。

城戸志眞(ジュディ・オング)は「私はアンタに頼みたいことなんて何も無い」と答えると、青島毅(山﨑努)が「だったら、俺が持ってる青島の株を全部くれてやるよ。それなら良いかい?」と告げた。

すると、城戸志眞(ジュディ・オング)は「それは、青島が私の者になるっていうこと?面白いじゃ無い。で、青島が勝ったら、私に何をしろと?」と言い、その賭けに応じた。

ルーズヴェルト・ゲーム-最終回のあらすじと結末ネタバレの後編」へ続く。

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