スペック第5話の感想
ケイゾクの続編となるドラマ「SPEC(スペック)警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の第5話(戊の回)「堕天刑事」の感想です。第5話のあらすじは「スペック第5話のあらすじ」をご覧下さい。
第5話はつまらなかった。また、つまらない駄洒落が多くなった。駄洒落に何か意味があるのかを考えているうちにストリーが進んでしまい、ストリーが分らなくなる。意味のない駄洒落が台詞の重要性を無くしているので、観ていてつまらないと感じる。
瀬文焚流(加瀬亮)が焼鳥屋で先輩の元刑事・里中貢(大森南朋)に「なんばしよっとか。南アフリカだけに」と言った。何の伏線かと色々と考えたが、私には理解できなかった。
インターネットで調べて見ると、「なんばしよっとか」は「南アSIT(シット)か」のギャグだという解釈があった。この解釈が正しいかは不明だが、ドラマ「スペック」は考えれば考えるほど時間の無駄で、視聴者が損をするドラマだと思った。
第5話の話はつなぎ方が悪いと思う。第4話の最後に警視庁が何者かに襲撃され、念動力(念力)スペックの持ち主・古戸久子(奥貫薫)が拉致されたにもかかわらず、何も問題になっていないのは不自然だった。この部分は説明が必要だと思う。
第5話で当麻紗綾(戸田恵梨香)の過去なども判明した。当麻紗綾の左手は、一十一(にのまえじゅういち=神木隆之介)を逮捕するさい、ちぎれたようだ。
当麻紗綾が自分の左手に手錠をはめ、倒れている一十一の右手に手錠をはめて逮捕すると、小屋が爆発した。その時、当麻紗綾の左手が切断されたようだ。
手首を切断するほどの爆風なら、体にもっと損傷があるだろう。一十一に時間を止める以外のスペックがあるのかも知れない。
当麻紗綾の過去が垣間見えたが、なぜ一十一を逮捕したのか、一十一のスペックはいつ覚醒したのかなど、色々と疑問は残る。
一方、地居聖(城田優)は「ループ量子重力理論でノーベル賞を取る」と言い、当麻紗綾に告白して指輪を渡した。
地居聖がループ量子重力理論の研究過程でスペックを覚醒する薬を開発したのだと予想していたが、当麻紗綾が左手を切断した原因が一十一なのだから、地居聖と一十一とが協力関係にあるとは思えない。
第5話の黒幕は病を処方するスペックの持ち主だった。黒幕は、里中梨花(堀田悠衣)にジェニファー氏病を発病させ、父親で潜入捜査官の里中貢(大森南朋)を脅迫して、占い師・冷泉俊明(田中哲司)を拉致させようとしていた。
公安の津田助広(椎名桔平)は冷泉俊明を保護する組織のメンバーで、未詳事件特別対策係は「パンドラの箱」をカモフラージュするための組織だったようだ。しかし、津田助広はもう未詳事件特別対策係を不必要だと考えているようだ。
里中梨花を検査した白いヒゲの老人はおそらく関係ないだろう。ミスリードに用意された人物だと思う。やはり怪しいのは、警察病院の医師・海野亮太(安田顕)だ。
「病を処方する」という表現も不自然だし、神の手の持ち主も、悪魔の手の持ち主も海野亮太のような気がする。「ジキルとハイド」のように二重人格にすれば、海野亮太に悪魔の手と神の手を持たせることも可能だ。
しかし、神の手の持ち主は女性のような表現があったので、海野亮太による同一人物説の可能性は低い。
潜入捜査官の里中貢が銃殺されたのに、警視庁が捜査しないのは不自然だった。里中貢が死ぬ前に背後のビルの屋上が一瞬光ったので、そこから狙撃したのだろう。
公安の津田助広(椎名桔平)が、未詳事件特別対策係を切り捨てようとしているが、話を広げ好きだと思う。ちゃんと収束できるのかが心配だ。
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コメント欄
やめてけれー!!!
スペックはつまらなくなあいよお!
specはおもしろすぎ!
つまんなくない!!!!!