信長協奏曲-第1話の感想
柳楽優弥が出演するフジテレビの戦国歴史ドラマ「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」の第1話「高校生が戦国へ!?スニーカーで生き延びろ!!戦国で見つける青春、友情、どきどき、恋」の感想です。
ドラマ「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」の第1話のあらすじとネタバレは「」をご覧下さい。
■信長協奏曲-第1話の感想
フジテレビのドラマ「信長協奏曲」の第1話は面白かった。歴史ドラマといえば、HNK大河ドラマが定番で、私は現在(2014年)、放送中のHNK大河ドラマ「軍師官兵衛」を観ている。
しかし、最近のHNK大河ドラマは戦のシーンが少ないし、切られても血が出ないシーンが多いので、つまらない。
その点、ドラマ「信長協奏曲」は第1話から合戦のシーンがあったし、切られて人はちゃんと血が出ていたので非常に好感が持てた。
ただ、ドラマ「信長協奏曲」は色々と脚本が雑だったので残念だった。
戦国時代にタイムスリップして織田信長になったサブロー(小栗旬)は、親戚の織田信清(麿赤兒)に宣戦布告をされたとき、争いを避けるため、サッサリと領土を与えてしまった。
しかし、弟・織田信行(柳楽優弥)が謀反を起こした時は、弟・織田信行(柳楽優弥)とは争った。
だから、サブロー(小栗旬)のキャラクターがイマイチ理解できなかった。親戚の織田信清(麿赤兒)に領土を与えたのなら、弟・織田信行(柳楽優弥)に織田家の当主の座を譲っても良かったのではないかと思った。
サブロー(小栗旬)が、弟・織田信行(柳楽優弥)には織田家の当主を譲らない理由をもう少し詳しく描かないと、サブロー(小栗旬)の心境が分りづらいと思った。
■信長協奏曲の第2話に期待
ドラマ「JIN」やドラマ「信長のシェフ」や映画「戦国自衛隊」のように、戦国時代にタイムスリップするドラマは既に存在する。
戦国時代へタイムスリップするドラマは、どのような人物が戦国時代にタイムスリップするのかによって、おもしろさは変わってくる。
ドラマ「信長協奏曲」でタイムスリップしたのは、歴史の知識の無い高校生・サブロー(小栗旬)であった。
戦国時代に生きる織田信行(柳楽優弥)のギラギラした目と、サブロー(小栗旬)ののほほんとした目が対照的で良かった。
現代では常識の「週休制」や「1日3食」という制度も、戦国時代では通用しない点も面白かった。
弟・織田信行(柳楽優弥)の切腹についても、現代人と戦国時代の武将は解釈が違うだろうし、色々な点でドラマが楽しめた。
時代考証について言い出すと色々と不満点が出てくるかも知れないが、コメディードラマと割り切って気軽に観るには面白そうなドラマなので、ドラマ「信長協奏曲」の第2話にも期待したい。
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