Nのために-第6話のあらすじとネタバレ

小西真奈美がDVを受けているTBSの湊かなえドラマ「Nのために」の第6話「許されぬ愛-罪人たちの悲しい告白」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

Nのために-第5話のあらすじとネタバレは「Nのために-第5話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。

ドラマ「Nのために」の原作と主題歌については「Nのために-原作と主題歌のネタバレ」をご覧下さい。

■Nのために-第6話のあらすじとネタバレ
安藤望(賀来賢人)は事件当日、6時に野口を訪問する予定であったが、早めに到着したので野口貴弘(徳井義実)に電話したら、仕事の話がしたいと言われた。このため、安藤望(賀来賢人)はラウンジでまっていたが、6時になっても野口貴弘(徳井義実)は来なかった。

そこで、安藤望(賀来賢人)が野口家を訪れてインターフォンを押すと、インターフォンに出たのは杉下希美(榮倉奈々)だった。

杉下希美(榮倉奈々)は「中に入らないで」と言ったが、安藤望(賀来賢人)は様子がおかしかったので中に入ると、野口貴弘(徳井義実)と野口奈央子(小西真奈美)が倒れていて、その側に杉下希美(榮倉奈々)・成瀬慎司(窪田正孝)・西崎真人(小出恵介)の3人が立っていた。

その後、直ぐに警察や救急が駆けつけたので、安藤望(賀来賢人)は事件について、誰からも何も聞いていなかった。

安藤望(賀来賢人)は事件の後、警察にそう証言していた。

さて、事件から10年後の2014年(現在)、高野茂(三浦友和)は杉下希美(榮倉奈々)の部屋を訪れ、杉下希美(榮倉奈々)から話を聞いた。

すると、杉下希美(榮倉奈々)は「事件の前に成瀬君(窪田正孝)に会ったとき、有名なレストランでアルバイトをしていると聞きました。私がその店のことを野口さん(徳井義実)に話さなければ、成瀬君が事件に関わらずにすんだんです」と話した。

高野茂(三浦友和)が「君はいつだって成瀬君(窪田正孝)をかばうね」と告げると、杉下希美(榮倉奈々)は「事実を言ってるだけです。成瀬君があの場所に居たのは偶然です」と答えた。

高野茂(三浦友和)が「仕事、辞めたやね。何でなん?パートナーと立ち上げた自分の会社やろ。西崎君(小出恵介)が出所して直ぐのことやったよね」と告げると、杉下希美(榮倉奈々)は「何か思い違いをしてませんか?私があの場所に居たのは偶然で・・・」と答えた。

すると、高野茂(三浦友和)は「本当に偶然やろうか。『さざなみ』が火事になった時もそうやったよね。あのとき、私は君が嘘を付いていると思った。でも、未成年の君を追求する事をためらった。どうしてあのとき、ためらったのか。後々、こんなに後悔するとは思わなかった。このままにはしておけない」と話した。

2003年(事件が起こる前年)、雨の日、西崎真人(小出恵介)が野バラ荘に帰宅すると、杉下希美(榮倉奈々)の部屋の前で野口奈央子(小西真奈美)が雨宿りをしていたので、西崎真人(小出恵介)は野口奈央子(小西真奈美)を自分の部屋に入れ、タオルを貸した。

このとき、野口奈央子(小西真奈美)は部屋にあった貝殻を見つけ、「これ、希美(榮倉奈々)からもらったの?私が希美ちゃん(榮倉奈々)に沖縄であげたの。仲がいいのね。あの子、恋人は居る?」と尋ねた。

困惑した西崎真人(小出恵介)は野口奈央子(小西真奈美)を部屋に残し、大家・野原兼文(織本順吉)の部屋へ行き、杉下希美(榮倉奈々)について尋ねると、大家・野原兼文(織本順吉)は「就職活動が忙しいから、今日も遅いんじゃないの」と教えた。

一方、部屋に残っていた野口奈央子(小西真奈美)は、西崎真人(小出恵介)が書いた小説「灼熱バード」の原稿を見つけ、それを読んだ。

小説「灼熱バード」を読み終えた野口奈央子(小西真奈美)は、部屋に戻ってきた西崎真人(小出恵介)に「鳥は貴方なんでしょ?」と告げた。

さて、オレオレ詐欺の手伝いをして警察に捕まった成瀬慎司(窪田正孝)は、不起訴になったが、身元引受人が居ないので高野茂(三浦友和)に連絡し、身元引受人を頼んだ。

高野茂(三浦友和)は「オレオレ詐欺やろ。家族のふりをして電話し、金を騙し取るんよ。不起訴で済んで良かったなんて思うな。お前は遣ったらアカン事をやったんよ」と告げると、成瀬慎司(窪田正孝)は「迷惑を掛けてゴメン。高野さんの他に頼れる人がおらんかったんよ」と謝罪した。

ある日、ビルの清掃をしていた杉下希美(榮倉奈々)は窓ふき用のゴンドラを見て、責任者に窓ふき用のゴンドラに乗りたいと頼んだが、責任者は「窓の掃除は女の子に危ないからさ。希美ちゃんみたいな細い子には無理。飛ばされちゃうよ」と許可しなかった。

それを見ていた安藤望(賀来賢人)が杉下希美(榮倉奈々)に声を掛けた。杉下希美(榮倉奈々)は「日曜日ひま?奈央子さん(小西真奈美)が遊びに来ないかって」と指そうと、安藤望(賀来賢人)は「いいよ。でも、その前に将棋を教えて」と頼んだ。

ある日、安藤望(賀来賢人)が杉下希美(榮倉奈々)の部屋で将棋を教えて貰っていると、西崎真人(小出恵介)が辞書を借りに来た。

2人が楽しそうにしてたので、西崎真人(小出恵介)が「邪魔したな」と謝ると、安藤望(賀来賢人)は杉下希美(榮倉奈々)に「じゃー日曜日な」と言い、慌てて部屋を出て行った。

杉下希美(榮倉奈々)が「将棋を教えてただけだからね。日曜日、野口さんの家に遊びに行くから」と釈明すると、西崎真人(小出恵介)が「また、誘われたのか」と驚いた。

すると、杉下希美(榮倉奈々)は「私、将棋のブレーンを頼まれたのよね。安藤(賀来賢人)には内緒ね」と明かした。

野バラ荘を守るために、緑ビルの事を聞きに行ったとき、情報提供の代わりとして野口貴弘(徳井義実)から将棋のブレーンを頼まれていたのだ。

西崎真人(小出恵介)が「そういえば、野口(徳井義実)の奥さんってどんな人?」と尋ねると、杉下希美(榮倉奈々)は「優しくて控えめで、野口さん(徳井義実)の事が好き」と教えた。

ある日、西崎真人(小出恵介)がコインランドリーで洗濯していると、野口奈央子(小西真奈美)が通りかかった。

西崎真人(小出恵介)が「杉下(榮倉奈々)に会いに来たんですか?」と尋ねると、野口奈央子(小西真奈美)は「留守だった。忙しいのね希美ちゃん(榮倉奈々)。暇なの、私だけか」と言い、西崎真人(小出恵介)の隣に座った。

2004年(事件が起きる年)正月、母・杉下早苗(山本未來)から、民生委員・池園と結婚した、という年賀状が来た。

杉下希美(榮倉奈々)は大家・野原兼文(織本順吉)と一緒にお雑煮を食べていたが、作りすぎたので、西崎真人(小出恵介)を呼びに行こうとしたが、大家・野原兼文(織本順吉)は「帰ったよ。今年は実家に」と教えた。

杉下希美(榮倉奈々)が「珍しい」と驚くと、大家・野原兼文(織本順吉)は「実家と言っても実家じゃないんだよ。西崎君の両親は別れたんだ。お母さんは亡くなったって。ああ、安藤君(賀来賢人)は田舎に帰ってないよね。呼んでくれ」と頼んだ。

杉下希美(榮倉奈々)が安藤望(賀来賢人)を呼びに行くと、安藤望(賀来賢人)は「正月から、野口さん(徳井義実)に呼ばれてる」と野バラ荘に残った理由を明かし、初詣に誘った。

杉下希美(榮倉奈々)は安藤望(賀来賢人)と一緒に初詣へ行き、杉下希美(榮倉奈々)は「安藤が誰にも足を引っ張られず、出世しますように」と願を掛け、安藤望(賀来賢人)は「杉下が希望の会社に就職できますように」と願を掛けた。

さて、安藤望(賀来賢人)は野バラ荘を出る事になり、引っ越しの準備を始めた。

西崎真人(小出恵介)が「杉下(榮倉奈々)を置いていっていいのか?」と尋ねると、安藤望(賀来賢人)は「就活でそれどころじゃないだろ。俺も会社に入ったらしばらくは研修漬けだ。落ち着いたら迎えに来るって言っておいて」と答えた。

西崎真人(小出恵介)が「杉下には明るいところに連れて行ってくれる男がいいんだ。罪の共有じゃなくてな」と告げた。

安藤望(賀来賢人)は「罪の共有?」と尋ねると、西崎真人(小出恵介)は「誰にも知られずに、相手の罪の半分を引き受ける。相手にも知られずに黙って身を退く。それが杉下の究極の愛だ」と教えた。こた

安藤望(賀来賢人)が「黙ってかばってるってこと?そんなの、ただの自己満足じゃん。俺だったら、黙ってないで警察へ行ってやるよ」と答えると、西崎真人(小出恵介)は「刑務所に入ることになったら?」と尋ねた。

安藤望(賀来賢人)が「待つ。そして出来るだけのことをする」と答えると、西崎真人(小出恵介)は「君の恋は清くて美しいな」と答えた。

そこへ、杉下希美(榮倉奈々)が来て「安藤、冷蔵庫を譲ってくれるって本当?」と喜んだ。

西崎真人(小出恵介)が「おい杉下。落ち着いたら、安藤が迎えに来てくれ・・・」と言い出したので、安藤望(賀来賢人)は慌てて西崎真人(小出恵介)の口を押さえた。

一方、成瀬慎司(窪田正孝)は大学に退学の意思を告げた。

大学は「退学?休学という方法もあるよ。君は去年、一昨年と優秀な成績で奨学金の審査をパスしてる」と引き留めたが、成瀬慎司(窪田正孝)は「奨学金は働いてお返しします。将来の目標も無く、大学に進学しました。これからは将来のことを考えて、全部やり直します」と言い、大学を退学した。

他方、杉下希美(榮倉奈々)は就職活動で忙しい日々を送り、清掃のバイトには顔を出していなかったが、安藤望(賀来賢人)が「俺、掃除のバイト、明日で最後なんだけど、1人、これなくなったから、代わりに入って」と頼まれ、清掃のバイトに入った。

杉下希美(榮倉奈々)は安藤望(賀来賢人)に屋上へ連れて行かれたので、「フロアーの清掃は?」と尋ねると、安藤望(賀来賢人)は「窓掃除したかったんでしょ?免許を取っておきました」と明かした。

杉下希美(榮倉奈々)が「私はゴンドラに乗れないってば」と呆れると、安藤望(賀来賢人)はダイビングのウエイトを取り出し、「これで体重制限はクリアー。乗りたかったんでしょ、ゴンドラ。杉下には色々と世話になったから、野バラ荘を出る前に借りを返しておきたかったんだ」と答えた。

そして、2人はゴンドラに乗ってビルの窓掃除をした。

やがて、夜が明け始めると、杉下希美(榮倉奈々)は朝日を見て「すごい。遠くまで見える。やっぱり島とは全然、景色が違う。ちゃんと私の足下は世界の果てまで繋がっている。何も無い狭い世界で人生を終えなくて済む。そう思うのって生きていくエネルギーだよね」と感動した。

安藤望(賀来賢人)が「今、見えてるのは世界のほんの一部なんだよな」と告げると、杉下希美(榮倉奈々)は「もっと広い世界に出て行くんだもんね。怖くない?」と尋ねた。

安藤望(賀来賢人)は「全然、どれだけ広いか楽しみだ」と答えたとき、突風が吹いたので、杉下希美(榮倉奈々)は風に煽られて安藤望(賀来賢人)の腕を掴んだ。

杉下希美(榮倉奈々)が「掴まっててもいい?」と尋ねると、安藤望(賀来賢人)は杉下希美(榮倉奈々)の手を取り、しっかりと腕を握らせた。

すると、杉下希美(榮倉奈々)は「私1人じゃ、こんな所に来られなかった。ありがとう」と礼を言った。

それ以降、杉下希美(榮倉奈々)は料理を多量に作ってタッパーに詰めておく事を止めるようになった。

一方、大学を辞めた成瀬慎司(窪田正孝)は、レストランの厨房でバイトを始めていた。

Nのために-第6話のあらすじとネタバレの後編」へと続く。

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