柴咲コウに股間を蹴り上げてくれと頼む東山紀之

渡辺真起子が出演する日本テレビの契約妻ドラマ「○○妻(まるまる妻)」の第3話「契約夫婦が選んだ偽りの生活…夫を救った妻に下された非情の宣告」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「○○妻(まるまる妻)-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■○○妻(まるまる妻)-第3話のあらすじとネタバレ後編
さて、久保田正純(東山紀之)が連絡を受けて病院へ駆けつけると、姉の河西美登利(渡辺真起子)と久保田実結(奥貫薫)も病院へ来ていた。

河西美登利(渡辺真起子)が「意識が戻ったからと言って、まだ予断は許さないんだって。良くなるかもしれないし、また、いつ昏睡状態になるのか分らないんだって」と話すと、久保田正純(東山紀之)は「面倒くさい人だな」と呆れた。

すると、久保田実結(奥貫薫)が「それだけじゃないのよ。面倒くさいの。ひかりさん(柴咲コウ)としか会いたくないって言ってるの、お父さん」と教えた。

それを聞いた久保田正純(東山紀之)は「いったいどういうつもりだ。ひかりじゃないと喋る気もしないだって。介護も何もみんな、光にやって欲しいだと?何を考えてるんだよ。そんなの俺が許すと思ってるのかよ。ここの病室代だって誰が持ってると思ってるんだよ。いつでも追い出すことが出来るんだぞ」と言って病室に怒鳴り込む。

久保田作太郎(平泉成)が契約妻・ひかり(柴咲コウ)の方を向くので、契約妻・ひかり(柴咲コウ)が顔を近づけると、久保田作太郎(平泉成)が何かモゴモゴと話す。

それを聞いた契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「だったら、俺を殺せって」と言い、久保田作太郎(平泉成)の言葉を伝言した。

久保田正純(東山紀之)は「いつまで家族に迷惑を掛けたら気が済むんだよ。勝手に借金を付くって、母さんの住むところを奪って、自分は勝手に病気で倒れて。倒れる前も、酔っ払って、アンタ、母さんに散々、嫌みを言ったそうだな。何で、いつまでも母さんを苦しめるんだよ。美登利姉ちゃん(渡辺真起子)や実結姉ちゃん(奥貫薫)を殴ったりしたんだよ。アンタの顔色をうかがって、毎日、毎日、ビクビクしてた母さん達の気持ちが分るか。アンタが暴れ出したら、嵐が過ぎるのをひたすら祈り続けていた姉さん達の気持ちが分るか。俺は男なのに、アンタから母さんや美登利姉ちゃん(渡辺真起子)や実結姉ちゃん(奥貫薫)を守りたかったけど、何にも出来なかった。みんな、一番小さな俺が殴られないように必死に庇ってくれた。みんなに謝れ」とブチ切れた。

すると、久保田作太郎(平泉成)が契約妻・ひかり(柴咲コウ)にモゴモゴ言うので、契約妻・ひかり(柴咲コウ)が「お前らは、何も分っていないって」と、久保田作太郎(平泉成)の言葉を伝言した。

久保田正純(東山紀之)が「いったい、どういう意味だ。黙ってないで何とか言えよ」と怒鳴ると、久保田仁美(岩本多代)は「良いのよ、正純(東山紀之)」と言って止めた。

久保田正純(東山紀之)が「何でだよ。一番、酷い目に遭ったのは母さんだろ」と怒鳴ると、久保田仁美(岩本多代)は「本当に、もういいのよ」と言い、泣きながら病室を飛び出した。

久保田正純(東山紀之)も病室を出ると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)が「前から、『お父さん』って呼ばないって思ってたけど、そんな事があったんだ」と声を掛けるた。

すると、久保田正純(東山紀之)は「小さい頃から、あんな男にだけは成るもんかと思ってた。俺は大きくなったら、母さんや姉さん達みたいに弱い人達を救う男になってやるって」と話した。

契約妻・ひかり(柴咲コウ)が「だから、報道マンになったの?」と尋ねると、久保田正純(東山紀之)は「そんな単純なもんじゃないけどよ。それより、何でだよ。お前にだけしか喋らないって言い出したのは?なんか聞いてないのか?アイツから」と尋ねた。

契約妻・ひかり(柴咲コウ)の表情から察した保田正純(東山紀之)は「聞いてるんだな。俺たちは何も分ってないって言ってけど、いったいどういう意味なんだ?その顔は知ってるんだな?教えろよ」と追求したが、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「ごめん、約束したから。言わないって」と答えた。

保田正純(東山紀之)は「どうせ俺は他人だからな、所詮。あー、どいつも、こいつも。・・・もしかして、お前が何か吹き込んだのか?あの人に」と尋ねると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「まさか」と否定した。

保田正純(東山紀之)は「どうだか。おまえの事だから、何を企んでるのか分ったもんじゃないし。もしかして、お前、こうやって俺の事を苦しめるのが楽しいのか?サドか詐欺か?財産でも乗っ取ろうと企んでるのか?」と罵倒すると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「信じて」と頼んだ。

保田正純(東山紀之)が「何を言ってるんだ。いつも腹の中で俺の事を馬鹿にして喜んでるくせに。お前の事なんか信じられる分けないだろうが」と罵倒すると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「だったら、私と別れたら?」と告げた。

保田正純(東山紀之)が「何だと?オヤジみたいな事を言いやがって」と言い、手を振り上げたが、そこに現れた河西美登利(渡辺真起子)に「何やってるの、アンタ。それじゃ、お父さんと同じじゃない」と言って止めたので、保田正純(東山紀之)は立ち去った。

その後、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は交差点の前で手を組み、目を閉じて交差点を渡ろうとすると、電話が掛かってきた。男と一緒にホテルで過ごしている母・井納千春(黒木瞳)からの電話だった。

契約妻・ひかり(柴咲コウ)が「お願いがあります。もう余計な事を言うのは止めてもらえますか?」と告げると、母・井納千春(黒木瞳)は「私は契約旦那が聞くから答えただけよ」と答えた。

契約妻・ひかり(柴咲コウ)が「貴方はいつもそうです。自分勝手で、いつもふざけて、人に迷惑ばかり掛けて、全然、気にもしない。貴方のせいで、お父さんと私がどれだけ、辛い思いをしたか分ってますか?貴女が夜遅くに、ソーッと家に帰ってきた足音や、ゴクゴク水を飲む音を聞くのが、どれだけ嫌だったか」と告げると、母・井納千春(黒木瞳)は「あれ?怒られてる私。魚は泳ぐしかないし、鳥は飛ぶしか無い。私はこういう生き方しか出来ない」と答えた。

契約妻・ひかり(柴咲コウ)が「意味が分らない」と告げると、母・井納千春(黒木瞳)は「でしょうね。でもさ、今、アンタがやっていることだってさ、旦那を苦しめてるだけじゃないの?止めたら?契約結婚なんて馬鹿なこと」とアドバイスしたが、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は怒って電話を切った。

その日の夜、契約妻・ひかり(柴咲コウ)が自宅に居ると、自宅の固定電話に、番組プロデューサーの板垣雅己(城田優)からの電話が掛かってきた。久保田正純(東山紀之)がスタジオに来ていないのだという。

契約妻・ひかり(柴咲コウ)は、久保田正純(東山紀之)が「辛いことがあったときさ、いつも1人でボートに乗ってボーッとしてるからさ、俺」と言っていた事を思い出し、タクシーで公園のボート乗り場へと向かった。

すると、久保田正純(東山紀之)が桟橋に止まったボートの中で酒を飲んで寝ていた。

契約妻・ひかり(柴咲コウ)は酔っ払った久保田正純(東山紀之)をテレビ局まで連れて行くが、久保田正純(東山紀之)は泥酔しており、役に立ちそうになく、プロデューサー板垣雅己(城田優)は頭を抱える。

すると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は板垣雅己(城田優)に「医務室で生理食塩水を用意してもらって下さい」と言い、久保田正純(東山紀之)をトイレに連れて行くと、久保田正純(東山紀之)に生理食塩水を飲ませてトイレに吐かせ、バケツの水を掛けた。

久保田正純(東山紀之)が「俺は最低だ。あんなに父親のことを憎んでいたのに、お前を殴ろうとした」と言って落ち込むと、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は久保田正純(東山紀之)の股間を蹴り上げた。

久保田正純(東山紀之)が「何をするんだよ」と悲鳴を上げると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「目を覚ます効果があるの」と教えたが、久保田正純(東山紀之)は「無理だよ。打ち合わせもしてない」と弱音を吐いた。

契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「『俺は自分がニュースを伝えることで、1人でも多くの人が正しい道を行く手助けをしたい』最初のデートのとき、貴方が言った言葉。3・11の時はこう言った。『今、この絶望的な状況を見ると、言葉を失い逃げ出したくなります。でも私は、この声が続く限り、この席を離れず、みなさんに勇気と希望を与える言葉を伝え続けます』って。今日も貴方の言葉で生きる勇気と希望を持つ人が居るかも知れないのに、そんな大切な場所から逃げ出す気?しかも、今日は大切なDV特集の日なのよ、貴方が伝えなくて、誰が伝えるの?」と叱咤した。

すると、久保田正純(東山紀之)は「お願いがある。もう1度、蹴り上げてくれ」と頼んだ。

トイレから久保田正純(東山紀之)の悲鳴が上がり、それを聞いた板垣雅己(城田優)は「もうダメだ。風谷君(蓮佛美沙子)、今日は君がメインでやって」と言い、準備に掛かろうとすると、正常に戻った久保田正純(東山紀之)が「待て」と言い、トイレから出てきた。

さて、正常に戻った久保田正純(東山紀之)はいつも通り、番組を始めた。ニュース番組は順調に進み、残るはDV特集だけとなり、なんとか番組を乗り切れそうであった。

安心したプロデューサー板垣雅己(城田優)が「奥さんのおかげです」と感謝すると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「まだ喜ばない方が。さっきのは応急処置なので、1時間、持つかどうか」と教えた。

すると、久保田正純(東山紀之)は応急処置が切れて急にフラフラになり、契約妻・ひかり(柴咲コウ)から板垣雅己(城田優)に「主人に伝えて下さい。貴方の言葉で勇気と希望を伝えて」と伝言を頼むと、手を組んで祈った。

その伝言を聞いた久保田正純(東山紀之)はフラフラになりながらも、DVを受けている子供達に向けて熱弁を振い、番組を無事に乗り切った。

番組スタッフらも保田正純(東山紀之)の熱弁に対して拍手が起こり、番組は無事に終了したが、保田正純(東山紀之)はその場に倒れ込んでしまった。

風谷愛(蓮佛美沙子)は、1人で帰ろうとする契約妻・ひかり(柴咲コウ)に「お帰りになるんですか?」と声を掛けると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「すみませんが、先に帰ると伝えて頂けますか。主人が直ぐに休めるよう、準備しておくので」と頼んだ。

風谷愛(蓮佛美沙子)が「今日は、本当に思い知らされました。久保田さん(東山紀之)がどれだけ奥さんに支えられているか」と話すと、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「いえ」と恐縮した。そのとき、何かに気づいた。

風谷愛(蓮佛美沙子)が「どうかしましたか?」と尋ねると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は「いえ、素敵な香水ですね」と答えた。

風谷愛(蓮佛美沙子)が「ありがとうございます」と入れを言うと、契約妻・ひかり(柴咲コウ)はその場を立ち去った。

その後、風谷愛(蓮佛美沙子)が自宅で居ると、ベロンベロンに酔っ払った久保田正純(東山紀之)が「泊まらしてくれよ」と言い、尋ねてきた。

風谷愛(蓮佛美沙子)が「もしかして、また飲んだんですか?」と呆れると、久保田正純(東山紀之)は「だって、帰って、あいつの前でどんな顔をして良いのか分らないニャ」と答えて玄関に倒れ込む。

風谷愛(蓮佛美沙子)が「何を言ってるんですか?待ってますよ、奥さんが」と告げると、久保田正純(東山紀之)は「あんなのは妻じゃないニャ。俺は結婚なんかしてないんだよ、本当は。独身なんだ、俺は。アイツは契約妻なんだよ」と打ち明けたのであった。

○○妻(まるまる妻)-第4話のあらすじとネタバレは「○○妻(まるまる妻)-第4話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。

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