武寿美子がリストカットで自殺未遂

横尾渉が出演するドラマ「フリーター、家を買う。」の第6話「生きてる世界が違うって何だよ…」の視聴率と感想です。第6話の視聴率は16.7%でした。あらすじは「フリーター家を買う-第5話のあらすじ」をご覧下さい。

第6話は視聴率16.7%を記録したが、内容はつまらなかった。サイドストリーがばかりが進行し、大悦土木の話になっていた。

弁護士・西本和彦の横尾渉が演技が下手なので、一気に興ざめした。さらに、星野あかり(岡本玲)が大悦土木の事務所で、勝ち誇ったかのようにみんなにコンパで知り合った弁護士と一夜を共にしたことを公言した。

事務所で仕事仲間に尻軽女を宣言して何がしたいのか、意味が分らず、ドラマとして見るのが辛かった。原作小説ではかなり純粋な恋愛だったので落差に失望した。

それに、いくら誘っても飲み会に来ない星野あかりが、飲み会に現れ、弁護士・西本和彦(横尾渉)にもてあそばれていたことを明かして泣くのは、自分勝手すぎると思う。

手島信二(井上正大)が「帰れ」という台詞もタイミングが変だった。その後の台詞で怒る理由が分ったが、説明が無ければイチャツク2人に嫉妬して怒ったようにしか見えなかった。二宮和也と丸山隆平の2人は、横尾渉と井上正大の影響でかなり損をしていると思う。

一方、武寿美子(浅野温子)がリストカットで自殺未遂を図り、入院することになった。入院を嫌がっていた武寿美子を入院させてはいけないだろうと思った。入院させてしまうと、武寿美子が飲み忘れを気にしていた意味が無くなると思った。

それでも武寿美子を入院させたということは、入院に絡むエピソードを予定しているのだろう。

武寿美子が飲んだワインは、プロポーズ時の思い出のワインだったという行は良かった。武誠一(竹中直人)の演技も良かった。

最後に、父親を見直し始めた武誠治(二宮和也)が、街で武誠一(竹中直人)が謎の女性と会う現場を目撃した。相手の女性は以前に喫茶店で、武誠一がお金を渡していた女性である。

当然、愛人や援助交際ではないだろう。謎の女性の正体は、2年前に喜嶋建設で起きた転落事故で転落した五十嵐の娘ではないかと思う。

女性は武誠一(竹中直人)のお金の使い道、つまりは妻がうつ病になっても引っ越しを頑なに拒む理由になる重要な役割なので、2転3転するような秘密が隠されているはずだ。

実家に注文していないラーメン10杯が届く行で、永田亜矢子(井川遥)が隣の西本幸子(坂口良子)に、お金を払って迷惑したにもかかわらず、「タダでラーメンが食べられた。美味しかった」と見栄を張るシーンは良かった。第5話は井川遥でなんとか持ちこたえた感じがする。

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