ゴーストライター・第6話のあらすじとネタバレ

田中哲司が出演するフジテレビのドラマ「ゴーストライター」の第6話「私は真実を述べます嘘つきへの法の裁き」のあらすじとネタバレです。

ゴーストライター・第5話のあらすじとネタバレは「ゴーストライター・第5話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。

■ゴーストライター・第6話のあらすじとネタバレ
遠野リサ(中谷美紀)は映画「エターナルレシピ」の制作発表会で引退を発表しようとしたが、川原由樹(水川あさみ)が舞台に現れ、「私は遠野リサ(中谷美紀)のゴーストライターです。先生は私に仰いました。遠野リサは私と先生、2人で遠野リサだと。そうですよね。先生」と暴露した。

神崎雄司(田中哲司)によって制作発表会は中断され、川原由樹(水川あさみ)は会場から追い出された。そして、舞台挨拶は再開し、遠野リサ(中谷美紀)は何とか映画の制作発表会を切り抜けた。

その後、車を運転していた遠野リサ(中谷美紀)が一時停車すると、川原由樹(水川あさみ)が助手席に乗り込んできた。

遠野リサ(中谷美紀)が「どういうつもり?」と尋ねると、川原由樹(水川あさみ)は「何か怒ってます?怒ってるのは私です。酷いじゃないですか、私と先生、2人で遠野リサだと言っていたのに、勝手に引退を決めちゃうなんて。私は全てを失うのに、先生は何も失わない。ズルイですよ、そんなの。先生も全てを失えばいい」と告げた。

遠野リサ(中谷美紀)が「あんなことくらいで、私が全てを失うと思った?私を誰だと思ってるの?」と答えると、川原由樹(水川あさみ)は「よーく、分ってます。デビュー以来、ベストセラーを連発し、文壇の女王の名を欲しいままにしてきた遠野リサ大先生です。先生って可哀想な人ですね」と言って車を降りて歩き出した。

遠野リサ(中谷美紀)は車を降りて追いかけ、「今のどういう意味?」と尋ねると、川原由樹(水川あさみ)は「プライドが高くて、虚栄心が強くて、現実を受け入れられなくて、自分が1番じゃないと気がすまない。先生が一番よく分ってるんじゃないですか」と答えた。

遠野リサ(中谷美紀)がビンタをすると、川原由樹(水川あさみ)は「私が居ないと何にも出来ないくせに」と言って笑った。

遠野リサ(中谷美紀)は、母・遠野元子(江波杏子)に「私が居ないと何にも出来ないくせに」と言われた事を思い出して「アンタに何が分るのよ」と言って激高し、川原由樹(水川あさみ)に掴みかかり、もみ合いになった。

2人は揉み合った末、川原由樹(水川あさみ)は「今までお世話になりました。ゴーストライターを辞めさせていただきます」と告げると、遠野リサ(中谷美紀)は「クビよ」とクビを宣告した。

翌朝、川原由樹(水川あさみ)は全ての新聞を買い込んで、遠野リサ(中谷美紀)の記事をチェックするが、どの新聞もゴーストライターには触れておらず、「なんで?」と困惑する。

一方、神崎雄司(田中哲司)が「記事を抑えて頂いてありがとうございました」と頭を下げると、鳥飼正義(石橋凌)は「今後、出版社がゴーストに言及しないよう、出版社の上層部と話を付けてくる。遠野リサ(中谷美紀)は出版界が全力で守る。遠野リサ(中谷美紀)はゴーストなど使っていないんだからな」と答えた。

その後、神崎雄司(田中哲司)は遠野リサ(中谷美紀)の元を訪れ、「もう大丈夫だ。この先、週刊誌にゴーストのことが出ることはない」と告げると、遠野リサ(中谷美紀)は「本当に大丈夫?彼女があんな事をするなんて思わなかった。怖いわ」と心配した。

他方、朝刊をチェックした小田楓人(三浦翔平)は、川原由樹(水川あさみ)の元を訪れ、落ち込む川原由樹(水川あさみ)に「遠野先生(中谷美紀)にゴーストが居たとなると、ウチだけではなく、出版界全体の問題になります。遠野先生の本は、ほとんどの大手出版社から出ていて、映画のDVDもあります。もしゴーストの存在が表に出れば、それらが売り物にならず、各社、億単位の損失になります。だから、絶対にゴーストの存在なんて認めるわけにはいかないんです」と教えた。

川原由樹(水川あさみ)が「もう、どの出版社も私の小説を本にはしてくれませんね」と嘆くと、小田楓人(三浦翔平)は「こんなの間違っています。だって、あの小説、全部、川原さんが書いたんですよ。どれも傑作じゃないですか。みんな遠野リサ(中谷美紀)の小説だから買ったのかも知れない。でも、川原由樹が書いた物語だから、感動したんです」と告げた。

川原由樹(水川あさみ)が「諦めたくありません」と告げると、小田楓人(三浦翔平)は「何か真実を知って貰う方法があるはずです」と答えた。

駿峰社に戻った小田楓人(三浦翔平)は、塚田真奈美(菜々緒)に川原由樹(水川あさみ)を泊めるように頼んだが、塚田真奈美(菜々緒)は「川原さんは出版界の敵なのよ」と拒否した。

しかし、小田楓人(三浦翔平)が「俺にも責任があるから。そもそも、俺が遠野先生(中谷美紀)のアシスタントを頼まなければ、こんなことにはなっていなかった」と苦悩を述べると、塚田真奈美(菜々緒)は川原由樹(水川あさみ)を引き受けた。

翌日、川原由樹(水川あさみ)は小田楓人(三浦翔平)に呼び出され、小田楓人(三浦翔平)に連れられてあるビルを訪れる。

その日の夜、映画「エターナルレシピ」の祝賀パーティーが開かれ、遠野リサ(中谷美紀)が挨拶をしていたが、神崎雄司(田中哲司)は電話を受けて急いで編集部へと戻る。

川原由樹(水川あさみ)が、出版社やテレビ局と関係の無い独立系のネットニュースサイトの動画ニュースに出演し、遠野リサ(中谷美紀)のゴーストライターになった経緯を全て暴露していたのだ。

翌日、動画を見た遠野リサ(中谷美紀)が「もう終わりよ。動画が本当かどうかなんて関係ないの。出たらアウト。どんな弁解をしたって、私にグレーな印象が付き続ける。彼女が書いた作品だけじゃ無い。本当に私が書いた作品まで傷が付くの。何年もかけて積み上げた物が一瞬で消える」と苦悩した。

すると、神崎雄司(田中哲司)は「そうはさせない。今朝、緊急会議を行なった。駿峰社と遠野リサで、動画ニュースを乗せたワールドネットプレスと川原由樹(水川あさみ)を名誉毀損で提訴する事が決まった。ゴーストライターの疑惑を完全に払拭する」と教えた。

神崎雄司(田中哲司)は、川原由樹(水川あさみ)が精神異常者で勝手にゴーストライターだと思い込んでいるというストリーを作り上げており、裁判で川原由樹(水川あさみ)を精神異常者に仕立て上げるというのだ。

遠野リサ(中谷美紀)が「そこまでするの?」と驚くと、神崎雄司(田中哲司)は「遠野リサ(中谷美紀)と川原由樹(水川あさみ)、生き残るのはどちらか1人だ」と告げた。

一方、動画ニュースサイト「ワールドネットプレス」で訴状を見た小田楓人(三浦翔平)は、遠野リサ(中谷美紀)の元を訪れ、「裁判で本当の事を話してください」と頼んだ。

遠野リサ(中谷美紀)が「彼女は駿峰社の敵なのよ。どうして、そこまで彼女を守りたいの?」と驚くと、小田楓人(三浦翔平)は「僕は彼女の小説の大ファンです」と答えた。

遠野リサ(中谷美紀)が「裁判の前に謝罪文を出すように、彼女に言ってくれない?本当はゴーストなんてやってなかったって」と頼んだが、小田楓人(三浦翔平)は拒否した。

そして、小田楓人(三浦翔平)は「川原さん(水川あさみ)、こんな時だからって、小説を書いています」と言い残して立ち去った。

その後、息子・遠野大樹(高杉真宙)が「裁判なんて、堪らないだろうな。書けなくなった遠野リサ(中谷美紀)の為に書き続けたのに」と呆れると、遠野リサ(中谷美紀)は「大勢の人が関わっていて、大勢の人が困るの。貴方もゴーストライターを使った小説家の息子だと言われ続ける」と答えた。

息子・遠野大樹(高杉真宙)から「「俺のためだって言いたいの?自分のためだろ。そういう奴なんだ、お前は。もう、遠野リサを軽蔑しない。だって遠野リサは可哀想な人だから」と言われてしまう。

裁判の前日、苦悩した遠野リサ(中谷美紀)が「本当にやるの?許されない事よ」と尋ねると、神崎雄司(田中哲司)は「でも、やらなければならない。分ってるだろ」と答えた。

遠野リサ(中谷美紀)が「こんなことなら、ゴーズトなんて使うんじゃなかった。いつでも引き返せると思ってたのに。・・・貴方よ、貴方が私にゴーストを使わせたのよ。私を引きづり込んだのは貴方よ」と告げると、神崎雄司(田中哲司)は「いや。全てリサが選んで自分で決めたことだ」と答えた。

全ては自分が選んで、自分で決めたことよ。それは、遠野リサ(中谷美紀)が川原由樹(水川あさみ)に言った言葉だった。

その日、遠野リサ(中谷美紀)は遠野元子(江波杏子)の元を訪れ、「本当はずっと前から分ってた。彼は何時か、私を裏切るんじゃないかって。私が必要なくなったら、彼はサッサリと離れていく。彼は私を利用してたのよね。私が川原由樹(水川あさみ)を利用していたみたいに」と話した。

すると、遠野元子(江波杏子)は「そうじゃないわ。だからダメなのよ。私が居ないと何にも出来ないんだから」と言い、遠野リサ(中谷美紀)が折っていた折り紙を取り上げて鶴を折り始めた。

遠野リサ(中谷美紀)は「本当は彼の事を信じようと思ってたのよ。でも、出来なかった。信じたくても、信じられない。お母さんのせいよ。私がこんな風になったのはお母さんのせいよ。私の事を認めてくれたことが1度でもある?なんだって、お母さんの決めた通りにしなければ、お母さんは気が済まなかった。頑張っても、頑張っても認めてくれなかった。」と言い、遠野元子(江波杏子)から折り紙を奪うと、折り紙を破り始めた。

そして、遠野リサ(中谷美紀)は「私なんて、何の価値も無いってずっと思ってた。でもね、小説を書いたら、みんなが褒めてくれて、私の作品を求めてくれたの。必死で書き続けたわ。私は小説家として誰かに認めて貰えるように。やっとお母さんに認めて貰えると思ったのに。どうして、どうして私の事を分らなく成っちゃったの?やっぱり、無理。みんなが認めてくれた小説家・遠野リサの名前を傷つけたくない。その代わりに誰かを傷つけたとしても。ねえ、私、可哀想なひとでしょ。貴女の娘はこんな風にしか生きられないの」と嘆いた。

しかし、認知症の遠野元子(江波杏子)は、遠野リサ(中谷美紀)の言っている事を無視して、新しい折り紙で鶴を折り、「出来たわ」と歓んでいた。

さて、裁判が始まる。遠野リサの名前を守ると決意した遠野リサ(中谷美紀)は裁判で、小説は自分が書いたと証言した。

そして、遠野リサ(中谷美紀)は、川原由樹(水川あさみ)について「1週間の無断欠勤をした」「川原由樹(水川あさみ)から土下座を強要されて10億円を要求された」「デビューのチャンスを与えたが、本が196冊しか売れず、逆恨みをしていた」「婚約破棄をしたと聞いている」などと証言した。

すると、マスコミは一斉に、川原由樹(水川あさみ)を虚言癖や精神異常者として書き立てたのであった。

ゴーストライター・第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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