○○妻(まるまる妻)-第7話のあらすじとネタバレ
城田優が出演する日本テレビの契約妻ドラマ「○○妻(まるまる妻)」の第7話「私の存在があなたを苦しめてるなら最後にこの言葉を捧げて逝きます」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
○○妻(まるまる妻)第6話のあらすじとネタバレは「○○妻(まるまる妻)-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧下さい。
■○○妻(まるまる妻)-第7話のあらすじとネタバレ
ニュースライフが終わると、板垣雅己(城田優)は久保田正純(東山紀之)に「奥さんのことですけど、明日、正式に婚姻届を出すって言ってた件、何とかなりませんか?もし、奥さんの過去がばれたとき、久保田さんがニュースライフを続けていく事は無理なんですよ」と頼んだ。
久保田正純(東山紀之)が「心配するな。アイツはもう出て行ったから」と答えると、板垣雅己(城田優)は「離婚したこと、他のマスコミにファックスを流してくれませんか?こんな感じで。それで問題無ければ、最後にサインして下さい」と言い、離婚発表の文章を渡した。
久保田正純(東山紀之)が「ここまでする必要があるのかよ」と呆れると、板垣雅己(城田優)は「先手を打って離婚を発表しておけば、奥さんのことがバレても久保田さんには関係無いですから。奥さんも、そうして欲しいから、久保田さんと契約結婚にしてたんでしょ?」と説得した。
その日、久保田正純(東山紀之)が帰宅するが、やはり、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は帰宅しておらず、契約妻・ひかり(柴咲コウ)にメールを送信するが、着信拒否されていた。
そこへ、風谷愛(蓮佛美沙子)からの電話がかかってくる。風谷愛(蓮佛美沙子)は「奥さんが出て行ったのは、私のせいかもしれません。このまえ、奥さんに頼んだんです。久保田さんの為に別れてくれないかって。久保田さんが自分の思いを伝えられるのはニュースライフだけだから、これ以上、苦しめないで欲しいって」と話した。
そして、風谷愛(蓮佛美沙子)が「あっ、でも、誤解しないで欲しいんですけど、奥さんが出て行けば、久保田さんと付き合えるとか、そういう気持ちで言ったんじゃ無いですから」と釈明すると、久保田正純(東山紀之)は「気にするな。お前には関係無いから」と言って電話を切った。
電話を切った風谷愛(蓮佛美沙子)は「あー、もう、何やってんだ、私は」と言い、何度も壁に頭を打ち付けた。
翌朝、久保田仁美(岩本多代)・河西美登利(渡辺真起子)・久保田実結(奥貫薫)が久保田正純(東山紀之)の部屋に集まり、契約妻・ひかり(柴咲コウ)の事を追求する。
そこへ、井納千春(黒木瞳)まで現れ、言い合いになるが、久保田実結(奥貫薫)が離婚発表の文章を発見すると、言い合いは収まり、久保田仁美(岩本多代)らは「早く発表しなさい」と言って帰っていった。
部屋に残った井納千春(黒木瞳)が契約結婚の契約書を見て感心すると、久保田正純(東山紀之)は「ひとつだけ分らない事があるって。2回目の契約更新の時に、夫が年収の20%を支払うって条件を出してきたんです。でも、そんなにお金が欲しいとは思えないんですけど」と疑問をぶつけた。
すると、井納千春(黒木瞳)は「貴女が怒って契約を辞めるって言い出すのを、どこかで期待してたんじゃないの?6年前では想像出来ないほど、久保田正純(東山紀之)が有名になって不安になったのよ。自分の事がバレたら取り返しの付かない事になるって。だったら、その前にアンタから三行半を突き付けられる方がマシだと思ったんじゃないの?」と答えた。
久保田正純(東山紀之)が「お願いです。なんとか、ひかり(柴咲コウ)に連絡を暮れるように頼んでくれませんか?」と頼むと、井納千春(黒木瞳)は「いいけど。それでどうするの?正式に夫婦になるの?このマンションも今の地位も捨てる覚悟がある?これ(離婚発表)にサインして新しい奥さんを探したら?」と答えた立ち去った。
翌日、井納千春(黒木瞳)が井納家の墓を訪れると、契約妻・ひかり(柴咲コウ)が墓参りをしてた。
井納千春(黒木瞳)が「やっぱり居た。もしかしてさ、お父さんと息子に、『私もそっちに行ったら楽になれるのに』なんて言ってんじゃないかと思ってさ。正純さん(東山紀之)から聞いたよ。自分から出て行ったんだってね。良かったじゃない。これで迷惑をかける心配が無くなってさ」と笑うと、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は逃げるように立ち去った。
契約妻・ひかり(柴咲コウ)が寺を出ようとすると、久保田実結(奥貫薫)から電話がかかってきた。
契約妻・ひかり(柴咲コウ)が電話に出ると、久保田実結(奥貫薫)は「連れて行きたいところがあるんだ。今の貴女にぴったりの場所」と言い、契約妻・ひかり(柴咲コウ)を新興宗教に連れて行き、教祖の話を聞かせた。
契約妻・ひかり(柴咲コウ)は教祖の話を聞いて1人で瞑想しているとい、奥の部屋から久保田実結(奥貫薫)と教祖の声が聞こえてきた。
契約妻・ひかり(柴咲コウ)が奥の部屋を覗くと、教祖がベッドで保田実結(奥貫薫)の上に覆い被さり、保田実結(奥貫薫)の服を脱がせようとしていた。
契約妻・ひかり(柴咲コウ)が驚いて部屋の中に入ると、教祖は「お前も一緒に楽しみたいのか」と言って迫ってきたので、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は教祖の股間を蹴り上げ、保田実結(奥貫薫)を連れて逃げた。
ある日、板垣雅己(城田優)は久保田正純(東山紀之)に「久保田さんのコメントが最近、ちょっと大人しくなってるっていうコメントが増えてて。コンプライアンス的には助かるんですが、視聴率的には困った問題で、だから、何か打開策が無いかって。例えば、離婚会見を番組でやるとか」と持ちかけると、久保田正純(東山紀之)は「言っておくけど、離婚発表なんて一切する気は無いからな」と怒った。
板垣雅己(城田優)が「久保田さんだって分ってるでしょ。奥さんの事がスッキリしないから、番組に集中出来ないし、コメントがおざなりになってるって」と説得すると、久保田正純(東山紀之)は「それは、最近、スタジオでコメントばかりしているから、マンネリになってるっていうか。そうだ。原点に戻って俺が外に出て取材するか」と提案した。
板垣雅己(城田優)が「良いですけど、何を聞くんですか?」と尋ねると、久保田正純(東山紀之)は「うちの親父が死ぬとき、最後に母親に『愛してる』って言ったのが、凄いインパクトがあったからさ。貴方は死ぬ前に一言だけ言えるとしたら、なんと言いますかってのはどうだ?」と言い、生放送の取材ロケが決まった。
しかし、打ち合わせの段階になると、板垣雅己(城田優)は取材相手も取材相手のコメントは事前に決めておき、久保田正純(東山紀之)のコメントも事前に決めておきたいと言い出した。
久保田正純(東山紀之)が不満を漏らすと、板垣雅己(城田優)は「相手は素人だし、何を言うか分らないし、生報道だから現場が混乱して収拾付かなくなったら大変だし。久保田さんが過激のことを言いったり、相手を怒らせたりするんじゃないかって、上が」と釈明した。
久保田正純(東山紀之)が「結局、コンプライアンスか。止めよう。生放送の意味が無い」と怒ると、板垣雅己(城田優)は「ちょっと、待って下さいよ。せっかく、良い企画なんだし。それに取材ってのは相手の意見を聞き出すためにやるんであって、自分の意見を言う為じゃないって言ってたのは、久保田さんですよ」と指摘した。
すると、久保田正純(東山紀之)が「そんな事を言って、数字が欲しいだけだろ、お前は。そうだ。いっそのこと、リクエスト通り、最後に離婚発表をしてやろうか?そうすれば、確実に数字が取れるぞ」と言ってふて腐れる。
板垣雅己(城田優)が真顔で「そうして頂いて構いません。こちらとしては」と答えると、動揺した久保田正純(東山紀之)は「分ったよ。今回だけはお前の言う通りにやる」と言い、台本通りにインタビューすることに決めた。
その日の夜、久保田正純(東山紀之)がバーで飲んでいると、風谷愛(蓮佛美沙子)がやって来た。
風谷愛(蓮佛美沙子)が「いいんですか?本当に。生放送、台本通りにするんですか?」と尋ねると、久保田正純(東山紀之)は「君なら、どうする?」と尋ねた。
風谷愛(蓮佛美沙子)が「板垣さん(城田優)の言う事も分るけど、やっぱり、取材相手のコメント次第で、質問を変えたり、自分の言葉で感想を言いたいなって」と答えると、久保田正純(東山紀之)は「今はな、キャスターやジャーナリストが必要じゃないんだ。人の書いた原稿を読んでるアナウンサーで良いんだ。大切なのは正確な言葉と、なるべく断定しないこと」と答えた。
風谷愛(蓮佛美沙子)が「でも、それに戦ってるのが久保田正純(東山紀之)じゃ?自分の言葉で世界を救いたからキャスターになった久保田正純(東山紀之)に憧れて、私はこの世界に入ったんです」と訴えると、久保田正純(東山紀之)は「いい加減にしてくれ。そんな事を言われても、いい迷惑なんだよ、こっちは。所詮、俺たちキャスターに世界を変えるなんて無理なんだよ」と答えて立ち去った。
帰宅した久保田正純(東山紀之)は、契約妻・ひかり(柴咲コウ)の事を考えて落ち込んでいると、姉・久保田実結(奥貫薫)が「今日、ちょっと泊めてもらうわよ。ひかりさん(柴咲コウ)が出て行ったから、部屋は開いてるでしょ」と言い、やってきた。
姉・久保田実結(奥貫薫)と久保田正純(東山紀之)は言い合いになり、姉・久保田実結(奥貫薫)が「なんか残念だな。もし、貴方が愛を貫くつもりなら、ひかりさん(柴咲コウ)の居場所を教えてあげようと思ったんだけど」と呆れると、久保田正純(東山紀之)は「え?どういうこと?教えてよ」と頼んだ。
その後、姉・久保田実結(奥貫薫)は姉・久保田実結(奥貫薫)の部屋に居る契約妻・ひかり(柴咲コウ)に電話して、「ごめんね。正純(東山紀之)に喋っちゃった。そこに居ること。アイツ今度、生放送で取材するんだけど、それで何か悩んでだから、なんか可哀想になっちゃって。私、幸せそうな奴を見ると殺したくなるけど、自分より不幸そうな奴を見るとほっとけないんだ」と話した。
そのとき、電話の向こうから、ドアをドンドン叩く音がした。それを聞いた姉・久保田実結(奥貫薫)は契約妻・ひかり(柴咲コウ)に「もう来ちゃった。ゴメンね、ひかりさん。鍵を渡したから、居留守を使っても無理なんだよね。まだ正純(東山紀之)に言ってないことがあるんでしょ。貴女には正純(東山紀之)が必要なんでしょ」と告げた。
久保田正純(東山紀之)は鍵を使って姉・久保田実結(奥貫薫)の部屋に入り、契約妻・ひかり(柴咲コウ)を探し回るが、霊感商法の水や縫いぐるみが山積みになっているだけで、どこを探しても契約妻・ひかり(柴咲コウ)は居らず、諦めて帰った。
すると、大量の縫いぐるみの中から契約妻・ひかり(柴咲コウ)が顔を出し、安堵した。
翌日、久保田正純(東山紀之)と板垣雅己(城田優)は商店街を訪れ、インタビューする八百屋の主人と入念な打ち合わせをした。
そして、ニュースライフが始まると、久保田正純(東山紀之)は八百屋の主人に「死ぬ前に、最後に一言だけ言えるとしたら、なんと言いたいですか?」と質問し、台本通りの受け答えをした。
人混みに混じって久保田正純(東山紀之)のインタビューを見ていた契約妻・ひかり(柴咲コウ)は、生気の無い久保田正純(東山紀之)のインタビューを見て、久保田正純(東山紀之)に「死ぬ前に、最後に一言だけ言えるとしたら、私はこう言います。」とメールを打とうとしたが、思いとどまって走り出した。
契約妻・ひかり(柴咲コウ)は、久保田正純(東山紀之)のマンションへ行ったが、鍵が無くてどうしようか迷っていたところ、部屋から姉・久保田実結(奥貫薫)が出てきた。
そして、久保田実結(奥貫薫)は「正純(東山紀之)は結局、会えなかったって言ってたから、もしかして、ここに来るんじゃないかと思って。これ、正純に返しておいて」と言い、契約妻・ひかり(柴咲コウ)に久保田正純(東山紀之)の部屋の鍵を渡して立ち去った。
鍵を受け取って久保田正純(東山紀之)の部屋に入った契約妻・ひかり(柴咲コウ)は、紙に「わたしにはあなたが必要です」と書き、いつもニュースライフを見た感想を書いていたときのようにテーブルの上に置いた。
そこへ、久保田正純(東山紀之)が帰宅した。契約妻・ひかり(柴咲コウ)は玄関に行って久保田正純(東山紀之)を出迎えようとしたが、風谷愛(蓮佛美沙子)が尋ねてきた。
風谷愛(蓮佛美沙子)は酔っ払って久保田正純(東山紀之)の後を付けてきたのだという。
風谷愛(蓮佛美沙子)は玄関に入るなり、倒れ込み、久保田正純(東山紀之)は風谷愛(蓮佛美沙子)を部屋へと上げ、介抱し始めたので、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は慌てて身を隠した。
久保田正純(東山紀之)が「何しに来たんだよ」と尋ねると、風谷愛(蓮佛美沙子)は「ふざけんなよって言いに来ました。私、やっぱり、今日みたいな久保田さんを見たくないです。久保田さんがウチの大学に来たとき、言ってたじゃないですか。どんなにピンチの時でも信念を捨ててはいけない。その場を乗り切れても、その後、もっと大きなをピンチを招くだけだからって。奥さんが居なくなって大変なのは分ります。奥さんと別れていいのかって悩むのも分ります。でも、どんなに辛くても、久保田正純はいつでも久保田正純じゃなくちゃダメです。そのためには私、何でもやりますから。だから・・・。私じゃダメですか?・・・ダメでしょうけど、私を突き放さないでください。私にとって久保田正純は憧れなんです。目標なんです。そんなことはどうでも良いです。とにかく、久保田さんが自分を見失って行くのは辛いんです。ああ、言いたいことの半分しかいえない。もっと年を取ったら言いたいことも言えるのかも知れないのに」と言い、嘆いた。
すると、久保田正純(東山紀之)は「もう喋るな」と言い、背後から風谷愛(蓮佛美沙子)を抱きしめた。
そして、久保田正純(東山紀之)は「君の言う通り、いつまでもウジウジしないで、前に進まなきゃな。ひかり(柴咲コウ)もそのために自分から出て行ってくれたんだから。明日、離婚したって発表するよ」と言い、離婚発表の書類にサインした。
久保田正純(東山紀之)が「俺は明日から、また久保田正純に戻る。ひかり(柴咲コウ)も、そうする事を望んでくれていると思う。アイツのことはもう忘れる。ずっと側に居て、見守ってくれないか」と頼むと、風谷愛(蓮佛美沙子)は「はい」と答えた。
そして、久保田正純(東山紀之)は風谷愛(蓮佛美沙子)にキスをしようとしたが、風谷愛(蓮佛美沙子)が吐きそうになってので、久保田正純(東山紀之)は慌てて風谷愛(蓮佛美沙子)を洗面所へと連れて行った。
物陰に隠れてそれを聞いていた契約妻・ひかり(柴咲コウ)は、ショックを受けて、「わたしにはあなたが必要です」と書いた紙を持って部屋を飛び出し、その紙を破り捨てた。
その後、契約妻・ひかり(柴咲コウ)は交差点の前に立ち、「死ぬ前に、最後に一言だけ言えるとしたら、私はこう言います。」と書きかけのメールを見て、「正純(東山紀之)」と叫んだ。
そして、契約妻・ひかり(柴咲コウ)が赤信号の交差点へと歩んで行くと、横からトラックが突っ込んできたのであった。
「○○妻(まるまる妻)-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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