美丘の白いリンゴ(iPod)の約束のネタバレ
ドラマの原作小説「美丘(みおか)」で、主人公の峰岸美丘(みねぎしみおか)が購入した「白いリンゴ(iPod)」に吹き込んだ「秘密の約束」についてネタバレしておきます。
クロイツフェルト・ヤコプ病(ヤコブ病)が発症して記憶を失っていく峰岸美丘は、毎日、手紙を書きます。やがて、文字を忘れて手紙を書けなくなった峰岸美丘はiPodを購入し、iPodにメッセージを吹き込みます。
入院した峰岸美丘はある日、白いリンゴ(iPod)を橋本太一に渡します。
橋本太一がメッセージを聴くと、美丘のiPodには、2人で交わした秘密の約束を守って欲しいというメッセージが残っていました。
(注意:峰岸美丘はiPodのことを「白いリンゴ」と呼びます。理由は分かりません。「iPod」という単語を忘れたのかもしれません。)
iPodに残っていた秘密の約束とは、橋本太一と峰岸美丘の2人が野外音楽イベント「レイブパーティー」に参加したさい、2人が交わした「いつか、私が私でなくなったら、太一君のこの手で終わりにして欲しい」とい約束です。
簡単に解説しておくと、秘密の約束とは、クロイツフェルト・ヤコプ病に感染して記憶を失って行く峰岸美丘が「記憶を失って峰岸美丘が消えたら殺して下さい」と橋本太一に尊厳死を依頼するというものです。
iPodのメッセージを聴いた橋本太一は、約束を果たすために峰岸美丘の病室へ向かいます。