ゴーストライター・第9話のあらすじとネタバレ

水川あさみが出演するフジテレビの小説家ドラマ「ゴーストライター」第9話「天才復活か?退屈で平和な日々の果てに」のあらすじとネタバレです。

ゴーストライター第8話のあらすじとネタバレは「ゴーストライター・第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ゴーストライター・第9話のあらすじとネタバレ
川原由樹(水川あさみ)を刺そうとして遠野リサ(中谷美紀)を刺してしまった田浦美鈴(キムラ緑子)は、警察に逮捕されたが、川原由樹(水川あさみ)も穏便に済ますことを望んだので、事件にはならず、入院してカウンセリングを受けていた。

小説家同士でなければ分かり合えない部分があるため、田浦美鈴(キムラ緑子)は、川原由樹(水川あさみ)がうらやましかったのだという。

一方、作家活動から引退した遠野リサ(中谷美紀)は、自宅をリフォームして、認知症の母・田浦美鈴(キムラ緑子)を自宅に招くようになっていた。

ある日、川原由樹(水川あさみ)は田舎の友達に誘われてプチ同窓会に参加し、昔の友達から羨ましがられ、応援される。

そこで、川原由樹(水川あさみ)は、既に結婚したと聞いていた元婚約者・尾崎浩康(小柳友)がまだ結婚していない事を知る。元婚約者・尾崎浩康(小柳友)に結婚の話が有ったが、結婚しなかったのだという。

さて、川原由樹(水川あさみ)が自分の名前で本を出版するようになって1年が経過した。川原由樹(水川あさみ)は、遠野リサ(中谷美紀)の元ゴーストライターとして注目を浴び、小説も売れていた。

しかし、編集長・神崎雄司(田中哲司)の見通しでは、元ゴーストライターという話題で本が売れるのは、後2~3冊が限界で、それまでにファンを掴まなければ、川原由樹(水川あさみ)は終わりだった。

小田楓人(三浦翔平)は川原由樹(水川あさみ)の為に本の帯に書かれた「元ゴーストライター」という言葉を削除しようとしていたが、編集長・神崎雄司(田中哲司)の話を聞き、元ゴーストライターという事を利用して、何が何でも川原由樹(水川あさみ)の小説を売らなければならないと思った。

一方、川原由樹(水川あさみ)はどこへ行っても「元ゴーストライター」の言われ、サイン会で「被害者ぶってたけど、ゴーストだって共犯じゃない?」「勘違いしないでください。貴女の小説は、遠野リサ(中谷美紀)の全盛期の小説とは比べものにならない」などと言われてしまった。

川原由樹(水川あさみ)は「私はいつまで元ゴーストライターという肩書きに乗っからなければならないんですか?」と不満を漏らすと、小田楓人(三浦翔平)は「元ゴーストライターという肩書きで、普段、本を読まない人も、本を手に取ってくれるようになります。1冊でも多く本を売るためです」と説得した。

川原由樹(水川あさみ)が「小田さん、変わりましたね。売り上げを伸ばす事ばかりじゃないですか。話題性の有るうちに本を出して、1冊でも多く売るって事ですよね」と苦情を言うと、怒った小田楓人(三浦翔平)は「いくら川原さんの本が売れてると言っても、ゴーストの時の方が売れてました。今、川原さんから元ゴーストの肩書きをとったら、本なんて売れませんよ」と言ってしまった。

編集部に戻った小田楓人(三浦翔平)は「編集者として失格だ」と落ち込んだ。

一方、帰宅した川原由樹(水川あさみ)は、本棚から自分の小説を取り出すと、元ゴーストライターと書かれた小説の帯を片っ端から破り捨てた。

ある日、認知症の母・遠野元子(江波杏子)は、遠野リサ(中谷美紀)に「小説駿峰を買ってきてくださらない?前は娘が買ってきたんだけど、今じゃ、顔を見せないから」と頼んだ。

遠野リサ(中谷美紀)が「遠野リサの小説を読みたいの?」と訪ねると、母・遠野元子(江波杏子)は「読みたくないわよ。三文小説だもん。でも、何が問題なのか、私が教えてあげないと。あの子、自分じゃ分からないから」と答えた。

遠野リサ(中谷美紀)が「もう遠野リサの小説は載ってないわよ」と訪ねると、母・遠野元子(江波杏子)は「そんなこと無いわ。買ってきて」と頼んだ。

翌日、遠野リサ(中谷美紀)が小説駿峰を買って母・遠野元子(江波杏子)に渡すと、母・遠野元子(江波杏子)は小説駿峰を開いて「おかしいわね、載ってないわ」と首をかしげた。

遠野リサ(中谷美紀)が「遠野リサは小説家を止めたの。だから載ってないわよ」と教えると、母・遠野元子(江波杏子)は「リサの所に行かなきゃ」と言って立ち上がった。

遠野リサ(中谷美紀)が止めると、母・遠野元子(江波杏子)は「あの子が自分で決めたことは、全部失敗する。私が居ないと何も出来ないの。あの子が私にどれだけ恥をかかせてきたか。あの子が踏み外す前に行かなきゃならないの」と答えた。

遠野リサ(中谷美紀)は「貴女の呪いの言葉は強烈ね。その言葉通りになったわよ。遠野リサは罪を犯したの。たくさんの人を騙して、世間を欺いた。人様の人生を狂わせるような事をしたわ。遠野リサの転落人生、週刊誌には沿う書き立てられた。全て遠野リサが自分で招いた事よ。貴女の娘は今、そういう人生なの。どう?苦しい?何でこんな事になったのか、今、ようやく分かったわ。謝った人生を送ることが、貴女への最大の復習だからよ」と告げると、母・遠野元子(江波杏子)は崩れ落ちた。

苦しくても小説を書き続けていた本当の理由を悟った遠野リサ(中谷美紀)は、帰宅するとノートパソコンの前に座り、「私の愛おしい人」という小説を書き始めた。次から次へと文章が溢れ出て、遠野リサ(中谷美紀)は一気に小説を書き終えた。

一方、世間から元ゴーストライターの川原由樹(水川あさみ)としか見られない事に悩んだ川原由樹(水川あさみ)は、パソコンの前に座って小説を書こうとしても、何も言葉が浮かんでこず、朝を迎えても原稿は真っ白のままだった。

翌日、遠野リサ(中谷美紀)は駿峰社を訪れ、神崎雄司(田中哲司)に小説を書いたのと言って原稿を差し出したが、神崎雄司(田中哲司)は「ウチでは遠野先生の小説を扱うことは出来ません」と断った。

遠野リサ(中谷美紀)が「分かってるわ」と言って立ち去ろうとすると、神崎雄司(田中哲司)は「書けたんだな」と言って微笑んだ。

その後、遠野リサ(中谷美紀)は川原由樹(水川あさみ)の元を訪れ、「おめでとう、川原由樹のラベルで本が売り出されたじゃない」と祝福すると、川原由樹(水川あさみ)は「元ゴーストライターのラベルも貼られてます」と答えた。

遠野リサ(中谷美紀)が「どうしたの?書けなくなったの?残念ね、せっかく小説家として書く場所を与えられているのに。どうする?書けないまま、全て場所を無くす?」と尋ねたが、川原由樹(水川あさみ)は何も答えなかった。

遠野リサ(中谷美紀)が「あげる」と言ってUSBメモリを手渡すと、川原由樹(水川あさみ)は「何ですか?これ」と尋ねた。

遠野リサ(中谷美紀)が「私の新作よ。どうせ、私の名前じゃ、どこの出版社も出してくれないから」と教えると、川原由樹(水川あさみ)は「どういう意味ですか?この原稿、何のために書いたんですか?」と尋ねた。

遠野リサ(中谷美紀)が「何のため?そうね、誰にも読まれないかもしれない原稿なのに。書くことが苦しいと思ってたけど、違った。苦しくて仕方が無いから書くのよ」と答えた立ち去った。

帰宅した川原由樹(水川あさみ)はノートパソコンにUSBメモリを差して、遠野リサ(中谷美紀)が書いた「私の愛おしい人」という小説を読んだ。

そして、小説を一気に読み終えた川原由樹(水川あさみ)は、原稿に書かれていた遠野リサの名前を消し、川原由樹と書き換えたのであった。

ゴーストライター・最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。

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