スペック主題歌「NAMInoYUKUSAKI」が日本語バージョンに
ドラマ「SPEC(スペック)警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の第6話(己の回)「病の処方箋」の感想です。あらすじは「SPEC-第6話のあらすじ」をご覧ください。
第6話は面白かったが、意味不明なストリーを邪魔するギャグがあり邪魔だった。スペックの主題歌「NAMInoYUKUSAKI」は、日本語バージョン「波のゆくさき」になったが、イマイチだった。
予想通り、白髭の検査技師・宮崎洋介はミスリード用の人物で、病を処方するスペックの持ち主は医師の海野亮太(安田顕)だった。神の手と悪魔の手を持つ人物は同一人物かと予想していたが、どうやら別人のようだ。
海野亮太の話が事実ならば、当麻紗綾(戸田恵梨香)が神の手という説は消える。海野亮太は中学2年生の時、自転車で事故で負傷した右手のひらを神の手を持つ男性に治療してもらっている。
男性は海野亮太の鼻の両穴に両手の小指を挿入し、男性はを持ち上げている。性別・年齢・体格から考えると当麻紗綾が神の手の持ち主にはなりえない。当麻紗綾を切断た時期から考えてもつじつまが合わない。ただし、神の手の持ち主が複数人いる場合はなりえる。
当麻紗綾や海野亮太を監視していた老夫婦は、津田助広(椎名桔平)系の公安だろうか。海野亮太を取り囲んだ黒服も公安の人間か。謎が多すぎる。
海野亮太は瀬文焚流(加瀬亮)を騙すために、偽医者や偽事務長を用意していた。組織的に動いた感じがするが、背景がよく分からない。
そもそもスペックは対立構造がよく分からない。「津田助広(椎名桔平)系の公安」「未詳事件特別対策係」「スペックの持ち主」の3つに分かれているが、スペックの持ち主内でも対立があるので、全貌がみえてこない。
海野亮太は志村美鈴(福田沙紀)を殺そうとしたし、一十一(にのまえじゅういち=神木隆之介)は、五木谷春樹の秘書・脇智宏(上川隆也)や千里眼の桂小次郎(山内圭哉)を殺している。第6話までで、スペックの持ち主同士が協力したシーンはない。スペック同士の関係は見えてこない。
第6話まできて、依然として話を収拾していく様子が見られないが、ドラマは完結するのだろうか。「続きは映画で」だけはやめてほしい。
スペックの黒幕は野々村光太郎(竜雷太)だろう。組織の対立関係が分からないので、どの組織の黒幕かは分からない。
35歳の海野亮太が中学2年生の時に神の手で治療を受けている、つまり20年前に神の手(スペックの持ち主)は存在していたことになる。
年齢でふるいにかけると、黒幕候補は70歳の野々村光太郎(竜雷太)と42歳の津田助広(椎名桔平)とが残る。津田助広は友情出演だから黒幕から除外できる。残るのは野々村光太郎だけだ。
ただ、野々村光太郎は何かを明かそうとしているので、どの組織の黒幕かは想像できない。
最後にサイコメトリーの志村美鈴(福田沙紀)は「貴方も本当は向こう側の人間なんでしょ」と言い、当麻紗綾(戸田恵梨香)に触れた。
当麻紗綾もスペックの持ち主ということを意味しているのだろうが、「こっち側」ではなく「向こう側」と言っている点に深い意味がありそうだ。
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コメント欄
そんなに文句言うんなら、スペック見た意味ねーじゃねーかよ!!!!
糞やろう!!!!