デート・恋とはどんなものかしら-最終回のあらすじとネタバレ
杏が出演するフジテレビの恋愛ドラマ「デート・恋とはどんなものかしら」の最終回(第10話)「こんな愛の告白、あり得ない…!?運命の恋が巻き起こす誕生日の奇跡」のあらすじと結末ネタバレのあらすじ編です。
■デート・恋とはどんなものかしら-最終回のあらすじ
藪下依子(杏)は鷲尾豊(中島裕翔)と付き合うようになり、谷口巧(長谷川博己)は島田佳織(国仲涼子)と付き合うようになっていた。
3月22日の日曜日、30歳の誕生日を迎えた藪下依子(杏)は、携帯電話を気にしていたが、誰からも連絡が無い。藪下依子(杏)は業を煮やして彼氏の鷲尾豊(中島裕翔)に電話したが、鷲尾豊(中島裕翔)から「大事な仕事がある」と断られてしまう。
藪下依子(杏)は続いて、父・藪下俊雄(松重豊)に電話したが、父・藪下俊雄(松重豊)にも「飲み会がある」と言って断られてしまった。
暇をもてあました藪下依子(杏)はバスに乗って横浜巡りをしていると、偶然、本屋帰りの谷口巧(長谷川博己)がバスに乗り込んできた。他に席は空いて居らず、相席になる。
藪下依子(杏)が「貴方も自主的にバスに乗って町中に出るようになった、ということですね」と関心すると、谷口巧(長谷川博己)は「引きこもりは返上せざるを得ない」と答えた。
谷口巧(長谷川博己)が「君はどこに行くの?」と尋ねると、藪下依子(杏)は「日曜なのでレジャーです」と答えた。
谷口巧(長谷川博己)が「だから、バスに乗ってどこへ行くの?」と尋ねると、藪下依子(杏)は「バスに乗るのが私のレジャーなんです」と答えた。
谷口巧(長谷川博己)が「あっ、そういえば、今日でしたね、藪下さんの誕生日」と尋ねると、藪下依子(杏)は「すっかり忘れてました。今、言われて思い出しました。鷲尾さん(中島裕翔)はお祝いしてくれる予定でしたが、大事な仕事が入りました。もっとも、誕生日なんて365分の1日にしか過ぎません」と強がった。
谷口巧(長谷川博己)が「バスがお好きだって言うことは、鉄でもあるんですか?鉄道オタク」と尋ねると、藪下依子(杏)は「いえ、ただ、電車の場合は、切符は好きです。四則演算ができるので。切符に刻まれた4桁の数字を足す・引く・割る・掛けるを用いて10にするゲームです」と答えた。
そして、藪下依子(杏)は「いい物見せてあげましょうか。これ足したり、引いたり、割ったり、掛けたりして10に出来ますか?」と言い、お守りにしている21年前の切符を渡した。
谷口巧(長谷川博己)が「3478・・・。これは出来ないんじゃないかな」と首をかしげると、藪下依子(杏)は「みんなそう思うんです。ところが、1つだけ解があるんです。8×(3-7÷4)=10。ね、凄いでしょ」と自慢した。
谷口巧(長谷川博己)が「これどうして持ってるんです?」と尋ねると、藪下依子(杏)は「子供心に、どうしても手放したくなくて、お守りにしたんです」と答えた。
谷口巧(長谷川博己)が「いや、そうじゃなくて、これ、持ってるのおかしいですよね。切符は返すもんでしょ」と指摘すると、藪下依子(杏)は「そうえいば、どうやって出たんでしょう」と不思議がった。
谷口巧(長谷川博己)が「これ、キセルと同じですよ」と注意すると、藪下依子(杏)は「キセルなんてしません。返してください」と言って切符を奪い返そうとした。
切符が床に落ちたので、藪下依子(杏)がしゃがんで切符を拾おうとすると、谷口巧(長谷川博己)が「僕が拾いますよ」と言って立ち上がったので、藪下依子(杏)の手を踏んでしまった。
藪下依子(杏)は痛がって立ち上がると、藪下依子(杏)の頭が谷口巧(長谷川博己)の顔にあたり、谷口巧(長谷川博己)は鼻血を出してしまった。
すると、前の席に座っていた老婆が、テッシュをくれた。
老婆が「仲がいいのね、お二人」と声を掛けると、藪下依子(杏)は「そういう関係ではありません。私たち。他に恋人が居り、楽しいです」と答えた。
すると、老婦人は「恋が楽しい?それは本当に恋なのからしら。なんだか、おままごとみたい。私の恋は酷い物だったから。毎日、毎日、45年、喧嘩ばかりで。半年前に夫が逝っちゃって、これでようやく楽になれると思ったのに、喧嘩相手が居なくなって、今の方がよっぽど苦しいのよ。永遠に続く地獄みたい。私にとっては、恋ってとっても恐ろしい物ね。いったん踏み込んだら最後、永遠に続く底なし沼。恋をして幸せになった人なんて居るのかしら。あらごめんなさい、つまらない身の上話をしちゃって。人生は楽しい方がいいわね。たとえおままごとでも。踏み込んじゃダメよ」と言い、持っていたリンゴを誕生日プレゼントとして藪下依子(杏)に渡し、バスを降りていった。
そこへ、島田佳織(国仲涼子)から電話がかかってくる。島田佳織(国仲涼子)が「留美さん(風吹ジュン)が倒れたの直ぐに来て」と言って切ったので、谷口巧(長谷川博己)と藪下依子(杏)は急いで帰宅する。
しかし、谷口留美(風吹ジュン)は元気でピンピンしており、みんながクラッカーで藪下依子(杏)を歓迎した。ケーキには火のついたローソクが立っていたが、藪下依子(杏)は状況を理解できず、谷口留美(風吹ジュン)を心配する。
しかし、藪下依子(杏)は、鷲尾豊(中島裕翔)が企画したサプライズ誕生パーティーだと説明されて初めて状況を理解し、「期待された反応が出来なくてすみません」と謝罪した。
さて、誕生パーティーが進むと、島田宗太郎(松尾諭)が「離婚寸前だった女房とやり直すことになって、今夜もこの後デートなんだ」と発表した。
すると、藪下俊雄(松重豊)も「職場の上司から見合いを勧められててね」と言い、25歳下の看護婦と再婚する話が有ることを報告した。
それに触発され、谷口留美(風吹ジュン)も、夫が再び教育学の本を出すことになって、谷口留美(風吹ジュン)は夫を支えることにした事を発表した。
そして、島田佳織(国仲涼子)と谷口巧(長谷川博己)は、谷口留美(風吹ジュン)から美術教室を引き継ぎ、谷口巧(長谷川博己)はマネジメント会社を作り、芸術家として活躍する卒業生をマネジメントするのだという。
さて、藪下依子(杏)と鷲尾豊(中島裕翔)を2人にするため、パーティーは早めに切り上げることとなり、藪下依子(杏)が最後の挨拶をする。
藪下依子(杏)は、鷲尾豊(中島裕翔)とのデートは楽しいが、谷口巧(長谷川博己)とのデートは最悪だったと言うが、出てくるのは谷口巧(長谷川博己)への悪口だけで、鷲尾豊(中島裕翔)との思い出は出てこなかった。
すると、焦った鷲尾豊(中島裕翔)は、レストランを予約していたが、今ここでプロポーズすると言いだし、藪下依子(杏)に結婚指輪を差し出した。
「デート・恋とはどんなものかしら-最終回のあらすじと結末ネタバレの後編」へ続く。
スポンサードリンク