マザー・ゲーム 彼女たちの階級-あらすじとネタバレ
木村文乃が出演するTBSのママカースト地獄ドラマ「マザー・ゲーム 彼女たちの階級」の第1話「庶民シングルマザーがセレブに挑む!?女の階級と暗黙のルール」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
ドラマ「マザー・ゲーム 彼女たちの階級」の原作と主題歌は「「マザー・ゲーム 彼女たちの階級」の原作と主題歌」をご覧ください。
■マザー・ゲーム 彼女たちの階級-あらすじとネタバレ
ある日、シングルマザーの蒲原希子(木村文乃)は、息子を保育園に入れるため、区役所で「待機児童257人って何?なんで、ずっと減らないの?預けるところが無いと、誰も子供を産まなくなるでしょ。私みたいなシングルマザーはどうすればいいんですか?上の人間を呼んで」と言ってゴネたが、やはりダメだった。
蒲原希子(木村文乃)が諦めて区役所を出ると、見知らぬ女性・奈良岡フミ(室井滋)から「息子さんを『しずく幼稚園』に入園させませんか?先ほどの話が耳に入ってしまったの。私、園長をしております。素朴でとっても良い園ですし」と声を掛けられた。
蒲原希子(木村文乃)が「ありがたいんですけど、幼稚園って昼過ぎに終わっちゃいますよね?お弁当屋を始めるので、保育園じゃないとダメなんです」と断って立ち去ろうとしたが、奈良岡フミ(室井滋)が「当園には延長保育があります」と告げると、蒲原希子(木村文乃)は「本当ですか?」と喜んで奈良岡フミ(室井滋)に詰め寄った。
1ヶ月後、蒲原希子(木村文乃)は祖父・蒲原徹治(竜雷太)の家に引っ越し、蒲原陽斗(横山歩)を年長組の始業式から「しずく幼稚園」に通わせることになった。
ところが、しずく幼稚園の始業式に行って驚いた。園長・奈良岡フミ(室井滋)は「素朴で良い園」だと言っていたが、しずく幼稚園は、保護者が高級外車で子供を送り迎えする超セレブ幼稚園だったのである。
蒲原希子(木村文乃)は始業式で幼馴染みの神谷由紀(貫地谷しほり)を見つけ、神谷由紀(貫地谷しほり)の元に掛けよると、神谷由紀(貫地谷しほり)は「なんでアンタがここに居るの?私の知らない間に大金持ちと再婚したの?」と驚いた。
蒲原希子(木村文乃)が「まさか」と答えると、神谷由紀(貫地谷しほり)は「じゃーなんで年長から入ってるの?この園は年長から入れないルールなのよ」と不思議がった。
蒲原希子(木村文乃)が「園長先生と偶然、区役所で会って、入れてもらったの」と説明すると、神谷由紀(貫地谷しほり)は「あんた本当に何も知らないで、ここに来たの?」と驚き、しずく幼稚園はほとんどの子が名門小学校へ進学するセレブの間で有名な幼稚園だと教えた。
蒲原希子(木村文乃)が「おかしいと思ったんだ。先生は馬鹿丁寧だし、みんな制服みたいに紺の服を着てるし。どうして紺の服を着てるの?」と尋ねると、神谷由紀(貫地谷しほり)は「暗黙のルールがあるの。女の社会も、男と同じ縦社会なの。そういうルールを守らないと生き残れないの」と教えた。
蒲原希子(木村文乃)が「生き残るって、ここは幼稚園じゃん」と呆れると、神谷由紀(貫地谷しほり)は「とにかく、ここでは、私と貴女は赤の他人だから。気軽に話しかけないで。半径1メートル以内に近寄らないで」と告げて立ち去ろうとした。
蒲原希子(木村文乃)が「なんで?小中高と一緒だよ。隅川北校ソフト部の伝説のバッテリーだよ。」と言って追いかけると、神谷由紀(貫地谷しほり)は「アンタなんかと友達と知られたら、私の2年が無駄になるのよ」と怒った。
蒲原希子(木村文乃)が「相変わらずに大げさね」と呆れると、神谷由紀(貫地谷しほり)は「アンタは何も分かってない。この園であの3人を敵に回すと地獄に落ちるわよ」と言い、しずく幼稚園の序列(カースト)を説明した。
1人目は後藤みどり(安達祐実)、33歳。推定年収は1800万円。旦那は大手広告代理店のやり手プランナーで、後藤みどり(安達祐実)も同じ会社の元キャリアウーマン。
2人目は矢野聡子(長谷川京子)、37歳。推定年収は3000万円。息子の矢野優輝(大江優成)だけではなく、長女・次女も「しずく幼稚園」に通わせたベテランで、矢野クリニックの若奥様。旦那の一族は超名門・西洋大学出身の超エリート。
3人目は小田寺毬絵(檀れい)、44歳。「しずく幼稚園」で絶対的なトップ。国内有数の不動産王・小田寺家の跡取りの娘で、推定年収は5億。さらに、叔父は大物の与党議員。婿養子の旦那は小田寺グループのホテル・レストランを任されている敏腕社長で、まさに華麗なる一族。
そして、小田寺毬絵(檀れい)には、気に入らない人間が居ると園長に圧力を掛けて追い出すという噂があり、目を付けられたら命取りになる。これも暗黙のルールだった。
神谷由紀(貫地谷しほり)が蒲原希子(木村文乃)に「しずく幼稚園」の事情を教えていると、突然、母親の1人が「お受験はしないって言ったじゃない。貴女のせいで私の息子が落ちたのよ」と言って、別の母親に文句を言い、2人が高級バッグで殴り合いの喧嘩を始めた。
蒲原希子(木村文乃)は慌てて2人の喧嘩を止めに入るが、「貴女は部外者でしょ」と言われ、全く喧嘩を止めることが出来なかった。
しかし、高級外車で始業式に来た小田寺毬絵(檀れい)が騒動に気づき、「何があったか知りませんけど、子供の前ですよ」と一言かけると、喧嘩していた2人は喧嘩を止めて小田寺毬絵(檀れい)に事情を説明して謝罪した。
さて、始業式の後、うさぎ組の保護者による係決めの会議が行われた。
蒲原希子(木村文乃)が「英語やリトミックって何ですか?」と質問すると、矢野聡子(長谷川京子)が「子供たちが、課外学習で英語やリトミックをするので、そのフォローをします」と説明した。
蒲原希子(木村文乃)が「5歳の子が英語を勉強するんですか?」と驚くと、園長の息子で担任の奈良岡信之助(瀬戸康史)が「ここは小学校受験をされる方がほとんどですから」と教えた。
蒲原希子(木村文乃)が「ビックリですね。幼稚園生が受験だなんて」と驚くと、その場の空気が凍り付いた。
空気を察した蒲原希子(木村文乃)が「すみません。なんか馴れなくて」と謝ると、担任の奈良岡信之助(瀬戸康史)は「直ぐになれますよ。週に3日は園に来ていただくことになりますから」と教えた。
すると、蒲原希子(木村文乃)は「そんなに?あのー。本当に申し訳ないんですが、係を免除していただく訳にはいかないでしょうか?家でできる事は何でもやります。よろしくお願いします」と言い、頭を下げた。
後藤みどり(安達祐実)が「旦那様とご相談されてみては?」と告げると、蒲原希子(木村文乃)は「私、シングルマザーなんで。墨川町の商店街で『ごはんや』という弁当屋をやってまして。あっ、もし、良かったら、いらしてください。今なら50円引きの割引券が付いてます」と言い、店の広告を配ろうとした。
担任の奈良岡信之助(瀬戸康史)は「園内で宣伝活動はご遠慮ください」と注意すると、呆れて部屋を出て行った。
そこで、小田寺毬絵(檀れい)が「私は無理していただく必要は無いと思うわ。でも、ランチ会には出席していただいた方が良いと思います」と発言すると、後藤みどり(安達祐実)も「私もそう思います」と小田寺毬絵(檀れい)の意見を支持した。
蒲原希子(木村文乃)が「ランチ会?」と尋ねると、矢野聡子(長谷川京子)は「ケータリングのお料理と簡単なお料理を持ち合って、親睦を深める会なの。今回は、次の月曜日にウチに集まっていただくの」と説明した。
蒲原希子(木村文乃)は「平日のランチタイムは・・・」と断ろうとしたが、神谷由紀(貫地谷しほり)が睨み付けて合図を送ったので、蒲原希子(木村文乃)は言葉を飲んだ。
保護者会が終り、蒲原希子(木村文乃)が教室を出ると、矢野聡子(長谷川京子)が「お仕事は忙しいと思うんだけど、最初のランチ会に不参加だと、希子さん(木村文乃)だけじゃなくて、陽斗君(横山歩)もクラスに溶け込めなくなると思うの。だから、ぜひ、いらして」と声を掛けた。
蒲原希子(木村文乃)が「そういうものなんですか。お料理は持ち寄りなんですよね?どういうお料理が良いですか?」と尋ねると、矢野聡子(長谷川京子)は「お子さんが好きな料理だと、話題が広がるかしら」と教えた。
その後、弁当屋に戻った蒲原希子(木村文乃)は料理担当の柏木薫平(渋川清彦)に、「来週の月曜のランチタイム、1人で接客できる?」と尋ねると、柏木薫平(渋川清彦)は「接客は無理かな。お客さんがたくさん来たら慌てちゃうし、接客が悪いって訴えられでもしたら、一大事だよ」と答えたので、蒲原希子(木村文乃)は柏木薫平(渋川清彦)に接客を頼むことを諦めた。
そこへ、謎の男(豊原功補)が来店する。蒲原希子(木村文乃)が接客すると、謎の男(豊原功補)は「昨日、ここの弁当を買って食べた。特に、あのヒジキは最高に美味かった。だが、800円は高すぎる。断言しよう。いまのままなら1年後、この店は確実に潰れている。味は良いのに残念だ」と告げて立ち去った。
謎の男(豊原功補)は何も買わずに帰ったので、蒲原希子(木村文乃)は「何なの?それだけ言いに来たわけ?」と呆れる。
一方、小田寺毬絵(檀れい)は園長室を訪れ、園長・奈良岡フミ(室井滋)に「なぜ、入園を許可されたのですか?」と、蒲原希子(木村文乃)の入園について尋ねた。
奈良岡フミ(室井滋)が毅然と「私は子供たちのことだけを考えております。どなたを入園させるかまで、お教えする義務は無いと存じております」と答えたので、小田寺毬絵(檀れい)は「世界が違いすぎるかもしれないわね。あの方」と言い、園長室を後にした。
園長室に同席していた奈良岡信之助(瀬戸康史)が「園長、小田寺さん(檀れい)にあの対応は不味いですよ。どれだけ寄付してもらっていると思うんですか。あれはどこの馬の骨とも分からない人を入園させた事に対する抗議ですよ。ウチは有名私立小学校への入学実績で資産家の子供が集まって経営が成り立っている。そこをもっと理解してください」と意見すると、奈良岡フミ(室井滋)は「理解してるからこそ、そこを変えたいんじゃないの」と答えた。
奈良岡信之助(瀬戸康史)は「蒲原さん(木村文乃)も辛いですよ。それも、蒲原さん(木村文乃)は、母さんの駒ですか?」と尋ねると、奈良岡フミ(室井滋)は「そうよ。最近のママさんたちって、誰々のママさんって呼ばずに、下の名前で呼び合ってるのを知ってる?変わりたいのよ。彼女たちも」と答えた。
翌日、蒲原希子(木村文乃)は自転車で蒲原陽斗(横山歩)を幼稚園に送り届け、自転車で帰ろうとすると、自転車の籠に「幼稚園から出て行け」「辞めろ」と書いた紙が放り込まれていた。
それを見た蒲原希子(木村文乃)は「昭和の少女漫画的なイタズラね」と呆れた。
その後、仕事に向かった蒲原希子(木村文乃)は、販売促進のためにスポーツ教室を訪れ、受付で「従業員の方に弁当屋のチラシを配らせて欲しい」と頼んだが、受付に断られた。
しかし、そこへ通りかかったスポーツ教室のサッカー担当講師・磯山琢己(上地雄輔)が、蒲原希子(木村文乃)の持ってきた試食のおにぎりを食べて絶賛し、「俺が代わりに配ってあげるよ」と言い、チラシ配りを引き受けた。
蒲原希子(木村文乃)はポスターに貼ってあった磯山琢己(上地雄輔)のプロフィールを観て「磯山さん?凄い、Jリーガーだったんですか?」と驚くと、磯山琢己(上地雄輔)は「過去の栄光ってやつだよ」と答えた。
このスポーツクラブは、受験する子供たちのためにリトミックの授業も開いており、セレブの後藤みどり(安達祐実)は、娘・後藤梨香(矢崎由紗)をこのスポーツジムに通わせていた。
その日の夜、息子・蒲原陽斗(横山歩)がヒジキを絶賛したので、蒲原希子(木村文乃)は謎の男(豊原功補)からヒジキを絶賛されたことを思い出し、月曜のランチ会にヒジキを持って行くことにし、祖父・蒲原徹治(竜雷太)に店番を頼んだ。
月曜日、祖父・蒲原徹治(竜雷太)に店番を頼み、蒲原希子(木村文乃)はランチ会に向かう。
一方、車でランチ会に向かっていた小田寺毬絵(檀れい)は、スマホを持ってキョロキョロしている蒲原希子(木村文乃)を見つけ、運転手に「ここでいいわ」と命じ、蒲原希子(木村文乃)の所で車を降りた。
蒲原希子(木村文乃)が「なんか迷っちゃって」と言い、小田寺毬絵(檀れい)の元に駆け寄ると、小田寺毬絵(檀れい)は「直ぐそこよ」と言い、歩き始めた。
小田寺毬絵(檀れい)が「どうして、お弁当屋さんを始めたの?」と尋ねると、蒲原希子(木村文乃)は「前はホテルの厨房に勤めてたんですけど、祖父の元に身を寄せて、お弁当屋さんをすれば、陽斗(横山歩)と一緒に居られる時間がもっと増やせると思って、始めたんです。幸せですよね、子供と居られる時間って」と話した。
しかし、小田寺毬絵(檀れい)は興味を示さなかったので、蒲原希子(木村文乃)は「あっ、なんかすみません。自分ばっかり」と謝ると、小田寺毬絵(檀れい)は「ここよ」と言い、ものすごい豪邸へと入っていたので、蒲原希子(木村文乃)は「えっ?ここ?」と驚いた。
さて、ランチ会の会場に通された蒲原希子(木村文乃)は目を疑った。庭園に西洋式の東屋があり、テーブルには色とりどりの西洋料理が並んでいたのだ。
しかも、ランチ会の参加者が高級店のケータリングを頼んでおり、シェフが東屋の横で高級食材を調理をしていたのである。
蒲原希子(木村文乃)は思わず、持参したタッパーを見て、ヒジキを持ってきた事を後悔する。
矢野聡子(長谷川京子)が蒲原希子(木村文乃)に「何を持ってきてくださったのかしら?」と尋ねると、蒲原希子(木村文乃)は思わず口ごもった。
後藤みどり(安達祐実)が「何でも良いのよ。恥ずかしがらなくても」と促すので、蒲原希子(木村文乃)は安心してタッパーに入ったヒジキを出すと、セレブの山川真美子(映美くらら)が「あら、ヒジキ。健康に良さそうね」と笑った。
さて、ランチ会が始まると、オペラの話題になるが、蒲原希子(木村文乃)は全く話しについて行けないので、後藤みどり(安達祐実)が持ってきたローストビーフを食べて、舌鼓を打っていた。
その後、後藤みどり(安達祐実)が1人で飲み物を取りに行くと、蒲原希子(木村文乃)は後を追いかけ、「あのローストビーフって後藤さんの手作りですよね。とっても美味しかったです。特にソースが絶品で。作り方、教えてくださいませんか?」と頼んだが、後藤みどり(安達祐実)が「悪いけど、秘密のレシピなの」と断った。
蒲原希子(木村文乃)が「私、当てるの得意なんです。ソースにイチジクが入ってますよね」と食い下がると、後藤みどり(安達祐実)は「買ったのよ。ここではみんな仮面をかぶって、うわべだけの関係を保つの。ビジネスと同じ」と答えて立ち去った。
その後、蒲原希子(木村文乃)が飲み物を取って席に戻ろうとすると、みんなの会話が聞こえてきた。
みんな、表面上は蒲原希子(木村文乃)を歓迎してくれているが、蒲原希子(木村文乃)が入園したことに不満を持っており、蒲原希子(木村文乃)について話していた。
さらに、ヒジキをフォークで食べようとしたセレブの角田佳代(富永沙織)が「取りづらいわね」とヒジキに呆れた。
その様子を見ていた蒲原希子(木村文乃)は、ケータリングで料理しているシェフの元へ行き、シェフに頼んで調理器具を借りた。
「マザー・ゲーム 彼女たちの階級-あらすじとネタバレ後編」へ続く。