マザー・ゲーム 彼女たちの階級-あらすじとネタバレ後編

安達祐実が出演するTBSのママカースト地獄ドラマ「マザー・ゲーム 彼女たちの階級」の第1話「庶民シングルマザーがセレブに挑む!?女の階級と暗黙のルール」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「マザー・ゲーム 彼女たちの階級-あらすじとネタバレ」からの続きです。

■マザー・ゲーム 彼女たちの階級-あらすじとネタバレ後編
一方、テーブルでは、後藤みどり(安達祐実)が小田寺毬絵(檀れい)に蒲原希子(木村文乃)をどう思っているのか尋ねると、小田寺毬絵(檀れい)は「何とも思わないわ。万が一、子供たちに悪い影響があるのなら、対処する必要があると思うけど」と答えた。

そのとき、何か良い臭いがしてきた。神谷由紀(貫地谷しほり)が、良い臭いに気づいてケータリングの方を見ると、蒲原希子(木村文乃)がフライパンを振っており、目を疑った。

蒲原希子(木村文乃)は出来上がったバター醤油ご飯を皿に盛ると、「私、ヒジキなんて持って来ちゃったから、せめて、皆さんに暖かいものを食べていただこうと思って。この料理が私の名刺代わりです。息子の好物なんです。みなさんもどうぞ」と言って皿を配った。

矢野聡子(長谷川京子)が最初にバター醤油ご飯に手を付け、「うん。美味しいわ。皆さんも頂きましょう」と促すと、みんなもバター醤油ご飯を食べ出した。

しかし、小田寺毬絵(檀れい)が1口食べて「食べたことが無いお味だわ」と言ってフォークを置くと、他のセレブもフォークを置いてしまった。

すると、蒲原希子(木村文乃)は「私は難しい話は分からないし、しずく幼稚園にはふさわしくないのかもしれません。シングルマザーということで、皆さんにご迷惑をおかけしています。でも、私も陽斗(横山歩)も皆さんと仲良くやっていきたいんです。これからも、よろしくお願いします」と言って頭を下げた。

その後、ランチ会が終わり、矢野聡子(長谷川京子)が蒲原希子(木村文乃)に「私の言い方が悪かってごめんなさい」と謝ると、蒲原希子(木村文乃)は「聡子さん(長谷川京子)のせいじゃありません。今日はありがとうございました」とお礼を言った。

その日の夜、矢野家では、義母・矢野静子(長谷川稀世)がお茶を点てており、義母・矢野静子(長谷川稀世)の横で矢野聡子(長谷川京子)と子供3人が正座をしていた。

義母・矢野静子(長谷川稀世)が「暑いわね」と言うと、矢野聡子(長谷川京子)は「すみません」と言い、クーラーのリモコンを操作して温度を下げる。

義母・矢野静子(長谷川稀世)が「最近、バイオリンに実が入っていないようね、優輝(大江優成)」と注意すると、しずく幼稚園に通う長男・矢野優輝(大江優成)は「おばあさま、ごめんなさい」と謝った。

矢野聡子(長谷川京子)が「年長になって、勉強が忙しかったんです」と釈明すると、義母・矢野静子(長谷川稀世)は「貴女はお黙りなさい。優輝(大江優成)には分かるわね。勉強だけじゃなくて、運動も絵も音楽も何でも1番で、初めて尊敬される人間になるの。貴方のお父様のように。もっと聡子さん(長谷川京子)のDNAが優れていれば、優輝(大江優成)も楽だったでしょうに。不憫だわ」と嘆いた。

義母・矢野静子(長谷川稀世)はお茶を点てるために抹茶を茶器に入れていたのだが、抹茶を入れる手が止まらず、終いには抹茶の器ごとひっくり返して、抹茶を全て茶器に入れてしまった。

それを見た矢野聡子(長谷川京子)は、激しく動揺する。

さらに義母・矢野静子(長谷川稀世)は「まっ、長野の田舎で野山を駆けまわって、高校を卒業して直ぐに看護師になった貴女(長谷川京子)には、感性の教育の重要性なんて、想像も出来ないでしょうけど。・・・寒いわよ、聡子さん(長谷川京子)」と告げた。

矢野聡子(長谷川京子)が「何度にいたしましょうか?」と尋ねると、義母・矢野静子(長谷川稀世)は「そのくらい、自分でお考えなさい」と叱責した。

矢野聡子(長谷川京子)は近くで新聞を読んでいる夫・矢野正輝(桜井聖)に助けを求めようとしたが、夫・矢野正輝(桜井聖)は耳栓をしており、そしらぬか顔で新聞を読んでいた。

その後、義母・矢野静子(長谷川稀世)は、お茶を点てると、矢野聡子(長谷川京子)の前に差し出した。抹茶を大量に入れたお茶だが、矢野聡子(長谷川京子)は笑顔でお茶を飲む。

そして、義母・矢野静子(長谷川稀世)が「お服かげんはいかが?」と尋ねると、矢野聡子(長谷川京子)は笑顔で「大変、結構でございます」と答えた。

一方、蒲原希子(木村文乃)が弁当屋の前でチラシを配っていると、謎の男(豊原功補)が現れた。

蒲原希子(木村文乃)が「ウチの料理はお気に召さないんですよね」と嫌みを言うと、謎の男(豊原功補)は「お気に召さないのは、値段だけだ。味は完璧に近い。君は腕はあるようだが、経営者としては落第だ。僕なら、あの弁当、500円にできる」と答えた。

蒲原希子(木村文乃)が「絶対に無理」と言うと、謎の男(豊原功補)は「ワンコイン弁当、出来たら食べてやる」と告げた。

蒲原希子(木村文乃)が「何、その上から目線。何様のつもり」と怒ると、謎の男(豊原功補)は「お客様だ。そんな辛気くさいブス顔で料理してちゃ、食材が一瞬で腐るぞ」と言い残して立ち去った。

翌日、園長・奈良岡フミ(室井滋)は、お迎えに来た蒲原希子(木村文乃)に、「今度、陽斗君(横山歩)の絵を園の代表作品として区の展覧会に出品させて頂きます。陽斗君(横山歩)の絵には人を引きつける力があると思いますよ」と告げると、蒲原希子(木村文乃)は大喜びした。

それを見ていたセレブの山川真美子(映美くらら)が、すぐさまラインでみんなに報告したので、そのことは、直ぐに、うさぎ組の保護者の間に広まった。

その日の夜、神谷家では、神谷由紀(貫地谷しほり)が必死に電卓を叩いて家計簿と格闘し、頭を抱えていた。神谷由紀(貫地谷しほり)は幼稚園ではセレブを名乗っているが、夫は公務員で、団地住まいをしている偽セレブだったのである。

そこで、神谷由紀(貫地谷しほり)のスマートフォンにメールが着信する。

一方、後藤家では、後藤みどり(安達祐実)が夫の不倫相手・崎坂樹里(中山由香)のフェイスブックをチェックしていると、夫・後藤修平(丸山智己)が帰宅した。

そこで、後藤みどり(安達祐実)のスマートフォンにメールが着信し、後藤みどり(安達祐実)がメールをチェックする。

夫・後藤修平(丸山智己)が「誰?貸してみろ」と告げると、後藤みどり(安達祐実)は「どうして?」と答えた。

夫・後藤修平(丸山智己)が「俺の金で暮らしてて、俺の言うことが聞けないのか?」と言い、スマートフォンを奪ってメールをチェックすると、後藤みどり(安達祐実)は「うさぎ組のお母さん達からのメール」と教えた。

メールを確認した夫・後藤修平(丸山智己)はスマートフォンをソファーに捨てると、「風呂」と言い、リビングを出て行った。

すると、後藤みどり(安達祐実)は「自分ななによ」と言って、夫・後藤修平(丸山智己)と崎坂樹里(中山由香)が不倫をしている証拠のレシートを取りだし、タバコを吸った。

一方、神谷由紀(貫地谷しほり)は蒲原希子(木村文乃)の元を訪れ、「早く保育園を見つけて、幼稚園を止めなよ。あの幼稚園は別世界なの。そとでどれだけ仕事をしてたって意味が無い。シングルマザーにだって、結婚生活の落ちこぼれぐらいに思ってる。応援する人なんて居ない」と忠告した。

蒲原希子(木村文乃)は「どうして由紀(貫地谷しほり)は、そこにしがみつくの?」と尋ねると、神谷由紀(貫地谷しほり)は「私は、あそこしか無いから。桜子(後藤由依良)のお受験を成功させるしか、周りから、『凄いね、頑張ったね』って言われる事が無いから。希子(木村文乃)は理不尽な奴にバシッとやり返す奴だよ。でも、子供を人質にとられてるから、やり返すことが出来ない。だから、親は耐えるしかできない。私は我慢してるアンタなんか見たくない。これでも私、アンタの友達だから」と答えた。

蒲原希子(木村文乃)は「由紀(貫地谷しほり)、何かあった?」と尋ねると、神谷由紀(貫地谷しほり)は何も答えずに立ち去った。

その日の夜、蒲原希子(木村文乃)が自宅の台所で仕込みをしていると、祖父・蒲原徹治(竜雷太)が「まだ仕込みが残ってるのか?」と尋ねた。

すると、蒲原希子(木村文乃)は「今日は忙しくて。ごめんね、せっかく独立したと思ってたのに、子連れで舞い戻っちゃって。保育園に行くちょっと前にね、陽斗(横山歩)、顔中にマジックで線を引いたの。私が『何やってるの』って怒ったら、『お母さんが僕の顔を見てくれた』って。私、忙しくて陽斗(横山歩)の顔を全然見てなかった。ホテルで働いていた頃は、朝起こして、ご飯を食べさせて、保育園に送って、迎えに行って、夜は夜間保育に預けて、陽斗(横山歩)の寝顔しか見てなかった。私、何のために働いているのか分からなくなっちゃった」と話した。

祖父・蒲原徹治(竜雷太)が「もっと早く帰ってくれば良かったのに」と告げると、蒲原希子(木村文乃)は「結婚だって、おじいちゃんも、おばあちゃんも反対したのに」と悔やんだ。

祖父・蒲原徹治(竜雷太)が「そんなことを気にしたのか?」と告げると、蒲原希子(木村文乃)は「1人で陽斗(横山歩)を育てていくと決めたのに、誰かに甘えたら、弱音を吐いたら、負けだと思ってたしさ」と答えた。

祖父・蒲原徹治(竜雷太)が「勝とうが負けようが、人に腹の中を見せられないのは寂しいじゃないか。木も人も無理が過ぎれば折れちまう。孫がひ孫を連れて帰ってきたんだ。こんな幸せは無いさ」と告げると、蒲原希子(木村文乃)は「陽斗(横山歩)にはお父さんが居ないでしょ。だから私が倍頑張って、陽斗(横山歩)に不自由な思いをさせたくないんだ」と話した。

翌朝、奈良岡信之助(瀬戸康史)が、しずく幼稚園で神谷由紀(貫地谷しほり)を見かけ「お早いですね」と挨拶すると、神谷由紀(貫地谷しほり)は「いえ、失礼します」と言って立ち去った。

その後、蒲原希子(木村文乃)と蒲原陽斗(横山歩)がしずく幼稚園へやってきて、掲示板に張り出されていた絵を見るが、蒲原陽斗(横山歩)の絵が張り出されていなかった。

蒲原希子(木村文乃)は担任・奈良岡信之助(瀬戸康史)に尋ねると、奈良岡信之助(瀬戸康史)は「そんなはずはありません。昨日の夜に」と言って掲示板を確認するが、確かに蒲原陽斗(横山歩)の絵が無かった。

蒲原希子(木村文乃)は担任・奈良岡信之助(瀬戸康史)を別室に呼び、嫌がらせを受けている事を報告し、「私のことなら我慢できます。でも、子供の絵が盗まれたのなら。何かお心当たりはありませんか?」と尋ねた。

担任・奈良岡信之助(瀬戸康史)が一瞬、動揺したため、蒲原希子(木村文乃)は「何か知ってる事があれば教えてください」と頼んだが、担任・奈良岡信之助(瀬戸康史)は「僕は何も知りません」と答えたので、蒲原希子(木村文乃)は「お母さん達に聞いてきます」と言って立ち去った。

蒲原希子(木村文乃)が「しずく幼稚園」に居た保護者に「陽斗(横山歩)の絵を知りませんか?教えてください。子供が一生懸命、描いた絵なんです」と聞いて回り、担任・奈良岡信之助(瀬戸康史)はそれを止めようとする。

そのとき、担任・奈良岡信之助(瀬戸康史)が神谷由紀(貫地谷しほり)を見て驚いたので、蒲原希子(木村文乃)は神谷由紀(貫地谷しほり)に絵を知らないか尋ねた。

神谷由紀(貫地谷しほり)は「知らない」と答えたが、蒲原希子(木村文乃)は神谷由紀(貫地谷しほり)が嘘をつくときに髪を耳にかける癖を知っていたので、神谷由紀(貫地谷しほり)の反応から、犯人は2年連続で区民展覧会への出品を目指している矢野聡子(長谷川京子)だと悟る。

神谷由紀(貫地谷しほり)は矢野聡子(長谷川京子)に「陽斗(横山歩)の絵が無くなったんです。教えてください。絵がどこにあるのか」と尋ねると、矢野聡子(長谷川京子)は「え?どうして私が知ってるの?絵が無くなった事も今、知ったのよ」と答えた。

神谷由紀(貫地谷しほり)が「こんな事は言いたく有りませんが、陽斗(横山歩)の絵が無くなったら、貴女の息子さんの絵が・・・」と告げると、矢野聡子(長谷川京子)は「あなた、自分が何を言ってるのか、分かってらっしゃるの?根拠も無く、人を疑って」と怒った。

神谷由紀(貫地谷しほり)が「他の嫌がらせも貴女じゃ」と告げると、矢野聡子(長谷川京子)は「おっしゃってる事の意味が全く分からないわ」と答えた。

すると、神谷由紀(貫地谷しほり)が「陽斗君(横山歩)の絵を盗んだのは私です。他の嫌がらせも、全部私がやりました」と名乗り出て、蒲原希子(木村文乃)に盗んだ絵を差し出した。

蒲原希子(木村文乃)は「貴女1人じゃないでしょ」と追求したが、神谷由紀(貫地谷しほり)は「1人でやりました。蒲原さん(木村文乃)が来て、園の雰囲気がおかしくなって」と謝った。

担任・奈良岡信之助(瀬戸康史)がその場を納めようとすると、蒲原希子(木村文乃)は「どうして1人に罪をなすりつけ平気で居られるんですか。信之助先生(瀬戸康史)、貴方もなんなんですか?先生の仕事は子供守る事でしょ。トラブルを隠して保護者のご機嫌を取る事とじゃないでしょ」と激怒した。

そばいた保護者が、「先生に失礼だわ」「やっぱり、保育園に行かれた方が良いんじゃないからしら」とヒソヒソと話すと、蒲原希子(木村文乃)は「そんなに追い出したいのなら、保育園を探してよ。そうやって、いつも陰でヒソヒソと。言いたいことが有るのなら、ハッキリ、私に言ってください。私はお金も地位も名誉も、人に誇れる物は何も無い。でも、陽斗(横山歩)の為なら何でもできる。正直、毎日、10円、1円にあくせくしてる。でも、こんな卑怯で汚い事をしてセレブ面をするのがお金持ちなら、私はお金なんて要らない。ハッキリ言わせて頂きます。あなた方のやってることは小学生レベルです。私を追い出したいのなら、正々堂々と私に言ってください。お願いします」と言って頭を下げた。

そして、蒲原希子(木村文乃)は「もし、今度、陽斗(横山歩)が悲しい思いをするようなことがあれば、絶対に許しません。何が何でも陽斗(横山歩)を守って見せますから」と宣言した。

すると、それを見ていた小田寺毬絵(檀れい)が笑いだし、「貴女(木村文乃)は面白い人ね。ちょっとスッキリしたわ。初めて会ったときから、貴女とは仲良くなれそうな気がしたの。貴女にはここは息苦しいんじゃないかと思ったけど、その覚悟なら大丈夫」と告げた。

そして、小田寺毬絵(檀れい)が「ねえ、この前のバター醤油ご飯、おなかがいっぱいで食べられなかったけど、また作ってくださる?」と頼むと、蒲原希子(木村文乃)は「喜んで」と答えた。

翌朝、息子・蒲原陽斗(横山歩)は死んだ父・樫山秀徳(岡田義徳)の写真に花を供え、「お父さん、早く大人になりたいです。お母さんを朝寝坊させてあげたいです」と言って手を合わせると、蒲原希子(木村文乃)と一緒に幼稚園へと向かった。

蒲原希子(木村文乃)は息子・蒲原陽斗(横山歩)を幼稚園に送り届けて、弁当屋へ向かっていると、弁当屋に息子には死んだ事にしている元夫・樫山秀徳(岡田義徳)がまっていたのであった。

マザー・ゲーム-彼女たちの階級-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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