山下智久がアルジャーノンに再会

工藤阿須加が出演するTBSの精神障害者ドラマ「アルジャーノンに花束を」の第2話「対等な友情、親友のために溢れでる涙」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「アルジャーノンに花束を-第2話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■アルジャーノンに花束を-第2話のあらすじとネタバレ後編
一方、檜山康介(工藤阿須加)が「あいつら、咲人(山下智久)の事が分かったとたんに手のひら返しやがって」と怒ると、柳川隆一(窪田正孝)は「だったら、お前、咲人(山下智久)みたいな女とつきあえるか?」と尋ねた。

檜山康介(工藤阿須加)が「・・・ああ」と答えると、柳川隆一(窪田正孝)は「嘘付け、何だその間は」と言い、喧嘩を始めると、白鳥咲人(山下智久)は「これ美味しい」と言い、喧嘩を止めに入った。

翌日、柳川隆一(窪田正孝)が、ひまわり寮で同僚とギャンブルをしていると、白鳥咲人(山下智久)は蛍光灯の傘にキラキラしている物を見つけて手を伸ばす。

柳川隆一(窪田正孝)は慌てて止めようとしたが、白鳥咲人(山下智久)は言うことを聞かずにキラキラした物に触れたので、キラキラしていた物がテーブルに落ちた。

そのキラキラしていた物は鏡だった。柳川隆一(窪田正孝)は鏡を使ったイカサマで同僚からお金を騙し取っており、イカサマが同僚にばれてしまう。しかも、柳川隆一(窪田正孝)は株式投資の名目で預かっていたお金も、全て負けていた。

同僚は刑務所上がりばかりだったので、柳川隆一(窪田正孝)はボコボコにされたうえ、お金の返金を命じられた。

一方、望月遥香(栗山千明)は、白鳥咲人(山下智久)の母・白鳥窓花(草刈民代)の元を訪れ、被験者の同意を求めたが、母・白鳥窓花(草刈民代)は「咲人(山下智久)がお利口になる?冗談じゃ無いわ。私がどれだけ努力をして、あの子(山下智久)を変えようとしたか分かる?あの子がどれだけ負担だったか分かる?勝手にすれば良いわ。もうあの子はウチとは関係無いの。咲人(山下智久)は私の息子じゃ無い」と告げた。

さて、柳川隆一(窪田正孝)は実家へ行き、母・京子(田中美奈子)に渡した金を返してもらおうとしたが、母・京子(田中美奈子)は既に使っていたうえ、消費者金融からも借金をしている事が判明する。

柳川隆一(窪田正孝)が「また借金してるのかよ。止めてくれよ。そのために俺が金を渡してるじゃん」と怒ると、母・京子(田中美奈子)は「色々とかかるのよ。あの人の為にね。お洒落にして、いつまでも綺麗な私で居ないと、あの人が帰ってきた時に、ガッカリしちゃうじゃない」と答えた。

柳川隆一(窪田正孝)が「オヤジはもう戻ってこないから」と告げると、母・京子(田中美奈子)は「そんなことない。貴方だって知ってるじゃない。ほら、去年の誕生日、この時計、プレゼントしてくれた」と答えた。

柳川隆一(窪田正孝)は「それは俺が買ってやったんだよ。いい加減、現実を見てくれよ。若い女を作って出て行ったんじゃん」と説得すると、母・京子(田中美奈子)は「どうして、そんな酷いことを言って、お母さんをイジメルの?」と泣いた。

柳川隆一(窪田正孝)に付き添っていた白鳥咲人(山下智久)は、ガラス越しに一部始終を見ていた。

実家を後にした柳川隆一(窪田正孝)は「お前は帰れ。ネットカフェでもどこでも止まるからさ」と言って追い返そうとしたが、白鳥咲人(山下智久)は「1人はダメ。友達だから」と答えた。

柳川隆一(窪田正孝)が「友達?だったら金だせよ。俺が今、金に困ってるの知ってるだろ?」と告げると、白鳥咲人(山下智久)は財布から2000円を差し出した。

すると、柳川隆一(窪田正孝)は「俺も落ちるところまで落ちたな。お前みたいな奴に同情されるなんて。馬鹿に同情されるなんて最悪だよ。友達ってのはな、対等なんだよ。お前なんかな、友達でも何でもないんだよ」と言い、立ち去ろうとしたが、同僚にボコボコにされてい負傷していたので、気を失って倒れてしまった。

一方、蜂須賀大吾(石丸幹二)は部長の河口玲二(中原丈雄)に「なかなか我々の研究の意図と理想が理解してもらえない」と釈明すると、河口玲二(中原丈雄)は「君の理想はどうでもいい。一刻も早く成果を出すんだ。これ以上、待たされるのであれば、我が社の資金を引き揚げざるを得ない。これ以上、私を失望させるな」と命じた。

さて、白鳥咲人(山下智久)は倒れた柳川隆一(窪田正孝)をおんぶして、望月遥香(栗山千明)の部屋まで運んだ。

望月遥香(栗山千明)が白鳥咲人(山下智久)を見て驚いたが、柳川隆一(窪田正孝)を病院へ連れていき、治療を受けさせる。

白鳥咲人(山下智久)が待合室で「対等って何ですか?」と尋ねると、望月遥香(栗山千明)は「いっしょ位、同じ位って事かな」と教えた。

そこへ、連絡を受けた竹部順一郎(萩原聖人)と檜山康介(工藤阿須加)が駆けつける。

竹部順一郎(萩原聖人)が「ご迷惑をおかけしたみたいで。柳川(窪田正孝)の奴、寮で仲間と揉めたみたいで」と謝罪すると、望月遥香(栗山千明)は「咲人さん(山下智久)は、その人に連れ添ったんですね」と納得した。

竹部順一郎(萩原聖人)が「こいつは優しい奴なんで。きっと心配して。な、咲人(山下智久)、お前は友達思いなんだよな」と声を掛けると、白鳥咲人(山下智久)は「友達じゃありません。僕と柳川君(窪田正孝)、友達じゃありません。僕と柳川君、対等じゃありません」と答えた。

竹部順一郎(萩原聖人)が「そんなことないぞ。立派な友達だよ。1人ぼっちにしないようにしたんだよな」と告げると、白鳥咲人(山下智久)は「僕は馬鹿だから、対等じゃありません。友達居ない。柳川君、悲しかったです。分からない。ぼく、何も出来ません。馬鹿は嫌い。もっとお利口になりたい。良いこと言える。何も出来ない。何も言えない。うー、馬鹿は対等じゃありません。馬鹿はダメ。友達いない」と言って泣いた。

それを聞いた望月遥香(栗山千明)は、白鳥咲人(山下智久)に「でも、貴方は優しい。もう1度、アルジャーノンに会いたいと思わない」と声を掛けた。

翌日、望月遥香(栗山千明)は白鳥咲人(山下智久)を脳生理科学研究センターに連れて行き、白鳥咲人(山下智久)をアルジャーノンに再会させた。

すると、小久保一茂(菊池風磨)が「君も見放されないように必死だね。アルジャーノンを逃がしたのは、君だろ。生理的に会わない僕をクビにしようと思って」と告げた。

望月遥香(栗山千明)が「そんなことは」と否定すると、小久保一茂(菊池風磨)はパソコンの動画を見せた。

小久保一茂(菊池風磨)は、アルジャーノンのケースに監視カメラを付けてスマホでアルジャーノンの様子を確認できるようにしており、望月遥香(栗山千明)がアルジャーノンを逃がす様子が動画に記録されていたのだ。

望月遥香(栗山千明)が「どうして言わなかったの?」と驚くと、小久保一茂(菊池風磨)は「君の場合、罪の意識に耐えかねて、いずれ自白すると思ってね」と笑った。

望月遥香(栗山千明)が「嫌な人ね」と呆れると、蜂須賀大吾(石丸幹二)の面会許可が出たので、望月遥香(栗山千明)は白鳥咲人(山下智久)を連れて蜂須賀大吾(石丸幹二)の研究室を訪れた。

蜂須賀大吾(石丸幹二)が「お利口になりたいかい?」と尋ねると、白鳥咲人(山下智久)は「はい」と答えた。

蜂須賀大吾(石丸幹二)が「どうやったらお利口になれると思う」と尋ねると、白鳥咲人(山下智久)は「いっぱい頑張る」と答えた。

すると、蜂須賀大吾(石丸幹二)は、白鳥咲人(山下智久)に「それだけじゃダメだ。私が魔法を掛けてあげよう。君はお利口になれるよ、誰よりも」と告げたのであった。

アルジャーノンに花束を-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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