山下智久は谷村美月の人体実験だった

谷村美月が出演するTBSの知的障害者ドラマ「アルジャーノンに花束を」の第3話「超知能への手術!世界一好きな人の為」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「アルジャーノンに花束を-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■アルジャーノンに花束を-第3話のあらすじとネタバレ後編
その後、プールから上がった河口梨央(谷村美月)と小出舞(大政絢)がシャワーを浴びていると、白鳥咲人(山下智久)が女子シャワー室でシャワーを浴びており、2人は
白鳥咲人(山下智久)に全裸を見られてしまう。

白鳥咲人(山下智久)・柳川隆一(窪田正孝)・檜山康介(工藤阿須加)の3人は土下座して河口梨央(谷村美月)と小出舞(大政絢)に平謝りすると、小出舞(大政絢)は「私はいいのよ。見られても減るもんじゃないし。でも、梨央(谷村美月)は見るのも、見られるのも初めてだから」と答えた。

柳川隆一(窪田正孝)は「慰めになるか、分からないけど、咲人(山下智久)は女の裸に興味は無いんだ」と言い、白鳥咲人(山下智久)に「梨央ちゃん(谷村美月)のおっぱいを見てどう思った?梨央ちゃん(谷村美月)の側に居るだけで、ドキドキするとか、体が熱くなることがあるか?」と尋ねると、白鳥咲人(山下智久)は「無いよ」と答えた。

その後、河口梨央(谷村美月)は白鳥咲人(山下智久)と2人きりになると、白鳥咲人(山下智久)に「さっき言ったことは本当ですか?私には全然、ドキドキしないんですか?これで、どう」と言って、手を握ったり、白鳥咲人(山下智久)の手を自分の胸に当てたりしたが、白鳥咲人(山下智久)は興味を示さなかった。

河口梨央(谷村美月)が「何をやってるんだろう、私」と落ち込んで立ち去ると、白鳥咲人(山下智久)は跡を追いかけ「怒った?僕は馬鹿だから怒った?僕、お利口になります」と心配した。

河口梨央(谷村美月)が「全然、怒ってないんです。咲人さん(山下智久)は、今のままの自分が嫌なんですか?私は今のままで良いと思います。変わってしまう必要なんて無いと思います。私は変わってしまうことが怖いです。貴方が貴方じゃ無くなること。私が私で無くなることが凄く怖い」と話すと、突然、崩れ落ちた。

白鳥咲人(山下智久)が心配して声を掛けると、河口梨央(谷村美月)は白鳥咲人(山下智久)に「誰?」と尋ねた。

ある日、河口梨央(谷村美月)は脳生理科学研究センターで検査を受ける。望月遥香(栗山千明)が「彼女は?」と尋ねると、杉野史郎(河相我聞)は「被験者だよ」と答えた。

望月遥香(栗山千明)が「それは、白鳥咲人さん(山下智久)に決めたのでは?」と尋ねると、杉野史郎(河相我聞)は「彼(山下智久)の成功が確認できた後の第2号としてのだ」と答えた

すると、蜂須賀大吾(石丸幹二)は「彼女(谷村美月)は知的障害ではない。現在は健常に見えるだろうが、これから段階を踏んで脳が萎縮し、妄想と幻覚のなかで現実が認識できなくなっていき、最終的に遷延性意識障害、いわゆる植物状態になってしまう」と説明した。

望月遥香(栗山千明)が「彼女が被験者なら、どうして白鳥咲人さん(山下智久)と同時にオペを行わないんですか?」と尋ねると、杉野史郎(河相我聞)は「だから言ったとおりだ。第1号被験者の成功を確認したら、手術に移る」と答えた。

望月遥香(栗山千明)が「そのお話だと、咲人さん(山下智久)は彼女の為の実験台ですか?実験台なんですね、彼女を救うための。誰なんですか?彼女は」と尋ねると、蜂須賀大吾(石丸幹二)は「皇帝メディカル産業の河口社長(中原丈雄)のお嬢さんだ」と教えた。

すると、望月遥香(栗山千明)は「私に話してくれた理想は、嘘だったんですか?先生は仰いました。人間の理性を最大限に高め、英知と時代をもった人間を作っていくべきだと。でも、本当はそうじゃない。研究のスポンサーの、とてつもないお金持ちのお嬢さん、その子を救うためには、多少のリスクには目をつぶっても良いと思えた。否定してください。『違う』と言ってください」と言って蜂須賀大吾(石丸幹二)に迫った。

しかし、蜂須賀大吾(石丸幹二)が何も言わなかったので、望月遥香(栗山千明)は研究室を飛び出した。

そして、望月遥香(栗山千明)はアルジャーノンの部屋に居た白鳥咲人(山下智久)に「どうしてもお利口になりたい?」と尋ねると、白鳥咲人(山下智久)は「お利口になりたい」と答えた。

望月遥香(栗山千明)は「どうしても一緒に居られなくてごめんね」と言い、泣きながら立ち去ると、白鳥咲人(山下智久)が後を追いかけて「遥香、どうしたの?泣いてる」と呼び止めた。

望月遥香(栗山千明)は「違うの。自分が情けなくて。私ね、尊敬している人が居て、その人と同じ理想を追ってるって、心が通じてるって思いこんでた。でも、そう思ってたのは私だけで。なんだか、私、勘違いしてた」と言って泣くと、白鳥咲人(山下智久)は望月遥香(栗山千明)を抱きしめた。

望月遥香(栗山千明)が「ありがとう」と言うと、白鳥咲人(山下智久)が望月遥香(栗山千明)の胸に手を当てたので、望月遥香(栗山千明)は驚いて「もう大丈夫だから」と言って立ち去った。

手術の日、望月遥香(栗山千明)が研究室に現れず、小久保一茂(菊池風磨)が代わりに手術に執刀する。しかし、手術台に寝ていた白鳥咲人(山下智久)は望月遥香(栗山千明)が居ないため、「手術をしない」と言って手術室を飛び出した。

すると、蜂須賀大吾(石丸幹二)は望月遥香(栗山千明)に電話を掛け「彼は手術を拒否した。君が居なければ手術は受けないと、暴れてオペ室を飛び出した。おそらく君を探してるんだろう。時間はかかるかもしれないが、君の元へ行くはずだ」と告げた。

望月遥香(栗山千明)は「分かってらっしゃらないようですね。彼は私のことを『アルジャーノンのママ』って呼んでたんです。咲人さん(山下智久)は私に捨てられたと感じたはずです。母親と同じように、私にも捨てられたと。だから、私の所には来ません」と答えたとき、望月遥香(栗山千明)の部屋のインターフォンが鳴った。

すると、蜂須賀大吾(石丸幹二)は「君は私を卑怯者の科学者としか思わないだろう。だが、彼には、何の罪も無い。このままでは人生の大きなチャンスを失ってしまう。君の力が必要だ。頼む」と言って電話を切った。

そして、望月遥香(栗山千明)が部屋のドアを開けると、白鳥咲人(山下智久)が立っていた。

望月遥香(栗山千明)が「私の所に来るとは思わなかった。約束を破ったから、怒ってると思ってた」と話すと、白鳥咲人(山下智久)は「怒ってる。でも、遥香(栗山千明)に会いたいよ。ドキドキ」と言って望月遥香(栗山千明)の手を自分の胸に当てた。

そして、白鳥咲人(山下智久)はロールシャッハテストで出されたインクノシミが付いた紙を差し出し、「僕、分かりました。これ、遥香(栗山千明)。遥香(栗山千明)は世界で一番好きな女の子」と告げると、望月遥香(栗山千明)は「ありがとう」と答えた。

そして、白鳥咲人(山下智久)は望月遥香(栗山千明)の執刀で天才になるための脳外科手術を受けたのであった。

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