天皇の料理番-第2話のあらすじとネタバレ

佐藤健が出演するTBSの天皇の料理番ドラマ「天皇の料理番」の第2話「料理はまごころ」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ドラマ「天皇の料理番」第1話のあらすじとネタバレは「天皇の料理番-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

実話・天皇の料理番のあらすじとネタバレは「実話・天皇の料理番-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■天皇の料理番-第2話のあらすじとネタバレ
明治37年の夏、秋山篤蔵(佐藤健)は桐塚尚吾(武田鉄矢)の紹介で華族会館で働くことになった。

華族会館の事務員・佐々木正志(西沢仁太)が名前を尋ねると、秋山篤蔵(佐藤健)は高浜俊子(黒木華)と結婚して高浜家の婿養子に入っている事を思い出したが、「秋山、秋山篤蔵でお願いします」と自己紹介した。

佐々木正志(西沢仁太)は早速、秋山篤蔵(佐藤健)を厨房に案内する。秋山篤蔵(佐藤健)が厨房に入ろうとすると、佐々木正志(西沢仁太)が「ちょっと、待って。これに履き替えて。土足厳禁だから」と言い、下駄箱から厨房用の下駄を出した。

秋山篤蔵(佐藤健)が下駄に履き替えて厨房に入ろうとすると、ドアが開いて松井新太郎(桐谷健太)が飛び出してきた。ドアの向こうに料理長・宇佐美鎌市(小林薫)が立っており、床で気を失っている松井新太郎(桐谷健太)を見下ろしていた。

秋山篤蔵(佐藤健)が宇佐美鎌市(小林薫)を見て驚いていると、中から「辰吉(柄本佑)、運んどけ」という声がして、2人のコックが倒れている松井新太郎(桐谷健太)を運び出した。

さて、佐々木正志(西沢仁太)が料理長・宇佐美鎌市(小林薫)に秋山篤蔵(佐藤健)を紹介し、秋山篤蔵(佐藤健)が「よろしくお願いします」と挨拶していると、後ろから荒木シェフ(黒田大輔)に蹴られ、「さっさと洗い場に行け、チビ」と怒られた。

さて、調理服に着替えた秋山篤蔵(佐藤健)は洗い場で洗い物を始まると、奥村シェフに「新入り、ナンキンを持ってこい」と命じられた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「分かりました」と言って、南京(カボチャの別名)を持って行くと、奥村シェフが「これじゃねーよ」と呆れた。

そこへ、先輩の山上辰吉(柄本佑)がこし器を持ってきて、「支那人(中国人)の帽子みたいな形をしているだろ。だから、シノワって」と教えてくれた。だから、こし器を「ナンキン」と呼ぶらしい。

一方、日本大学では、秋山周太郎(鈴木亮平)が「大丈夫なんでしょうか?弟は」と心配すると、桐塚尚吾(武田鉄矢)は「あの世界はまだまだヤクザな、あぶれ者の行き着く場所だからね。料理をやりたいという志を持って来るような者は、残念ながら、そう多くは無いそうだ。だからね、コック長の宇佐美くん(小林薫)などは、そこがもどかしいようだから、弟気味のように志のある若者はうれしいと思うよ」と答えた。

桐塚尚吾(武田鉄矢)が「心配かね?」と尋ねると、秋山周太郎(鈴木亮平)は「心配というのもあるのですが・・・。実は、福井の方では、アイツが戻るのを望んでますし、本当にこれで良かったのか、判断の付かないところがありまして」と答えた。

さて、秋山篤蔵(佐藤健)がようやく洗い物を終えると、先輩の山上辰吉(柄本佑)が「飯にするか」と誘ってくれたので、秋山篤蔵(佐藤健)は隣の部屋で食べているコックらと一緒に食べようとしたが、山上辰吉(柄本佑)は「俺らは、こっち」と言って調理場の隅に連れて行かれた。

山上辰吉(柄本佑)が布巾を取ると、フライパンにシェフが作った料理の余り物が入れられていた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「これ、残飯やないですか」と驚くと、山上辰吉(柄本佑)は「何を言ってるんだ。残飯を食えるなんて、ねえんだぞ。他のとこじゃ、鍋を使った後、灰と水をぶち込んで渡されるんだ」と教えた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「それは、どういう?」と尋ねると、山上辰吉(柄本佑)は「それをすると、鍋のスープを舐められなくなるだろ。味を盗まれないように、それをするって事だ。だから、残飯を食えるなんて、ありがたいって事だ」と話した。

秋山篤蔵(佐藤健)が残飯を摘まんで食べてみると、非常に美味しかったので、「このソース何が入ってるんですか?」と驚き、隣の部屋で食べているシェフに聞きに行こうとすると、山上辰吉(柄本佑)は「教えてくれるはずないだろ。さっさと食え、仕事が終わらないぞ」と言って止めた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「え?、洗い物は終わりましたけど」と不思議がると、山上辰吉(柄本佑)はモップを指さした。

その後、料理場の掃除を終えた山上辰吉(柄本佑)が「なんで東京に出てきたんだ?」と尋ねると、秋山篤蔵(佐藤健)は「コックになりたくて」と答えた。

山上辰吉(柄本佑)が「わざわざシェフになりたくてか」と驚くと、秋山篤蔵(佐藤健)は「シェフ?」と尋ねた。山上辰吉(柄本佑)は「フランス語でコックのこと。コックはオランダ語」と教えた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「辰吉さん(柄本佑)は違うんですか?」と尋ねると、山上辰吉(柄本佑)は「俺がガキの頃から方々に奉公に出されて、たまたま行き着いたのがここだってわけ」と教えた。

さて、山上辰吉(柄本佑)が秋山篤蔵(佐藤健)を寮に連れて帰ると、厨房で気絶していた松井新太郎(桐谷健太)が部屋で絵を描いていた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「大丈夫なんですか?さっきの怪我は」と心配すると、山上辰吉(柄本佑)は「新太郎さん(桐谷健太)はサボりたいから、折りがあれば気絶したフリをするのさ」と教えた。

秋山篤蔵(佐藤健)が、こんな汚くて、臭くて、小さい部屋で3人が一緒に暮らすのか、と鼻を押さえて動揺していると、山上辰吉(柄本佑)が秋山篤蔵(佐藤健)の布団が無い事に気づいた。松井新太郎(桐谷健太)が質に入れてしまったのだという。

秋山篤蔵(佐藤健)が「質に?いくらで請け出せるんですか?」と尋ねると、松井新太郎(桐谷健太)は「80銭」と教えた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「80銭が無かったんですか?」と驚くと、松井新太郎(桐谷健太)は「そうだよ。俺ら月給1円50銭だもん」と答えた。

結局、松井新太郎(桐谷健太)も山上辰吉(柄本佑)が金が無いため、秋山篤蔵(佐藤健)が80銭を出す事になり、3人で布団を引き取りに質屋に向かう。

質屋からの帰り道、秋山篤蔵(佐藤健)が「なんで扉にぶつかってたんですか?」と尋ねると、松井新太郎(桐谷健太)は「ああ、用を足した後、手を洗うのを忘れちまってね。で、宇佐美さん(小林薫)に蹴られたんだよ」と話した。

秋山篤蔵(佐藤健)が「それだけでですか?」と驚くと、山上辰吉(柄本佑)は「それだけで、じゃねえよ。清潔を怠ると、食中毒を引き起こすことになるんだから、蹴られて当たり前だよ」と教えた。

すると、松井新太郎(桐谷健太)は「宇佐美さん(小林薫)は神経質なんだよ。華族会館では、佐々木さん(西沢仁太)に至るまで爪を短く切らなければいけない規則になってるんだけど、この前、うっかり切り忘れた奴が居てよ。宇佐美さん(小林薫)に呼ばれて事務所に行ったら、宇佐美さん(小林薫)が爪やすりを持って待ってるわけさ。で、そいつは肉が見えそうな程の深爪にされて。痛かったのか、怖かったのか、可哀想に、気を病んで飛び出しちまってさ。風の噂じゃ、結局、神田川に浮かんでたってわけさ」と話した。

その話を聞いた秋山篤蔵(佐藤健)は、部屋に戻ると、必死に爪をやすりで磨いた。

翌朝、秋山篤蔵(佐藤健)は朝4時に起こされた。秋山篤蔵(佐藤健)は「まだ4時やないですか」と愚痴ると、山上辰吉(柄本佑)は「早番は4時、遅番は7時。お前は一番下っ端なんだから、当分は早番な」と言い、調理場を掃除して、鍋を洗うように命じた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「夕べやりましたよ」と告げると、山上辰吉(柄本佑)は「もう1度やるの」と言い、作業を開始した。

新入りは、誰よりも朝早くに厨房に入り、昨夜やった掃除・洗い物を全てやり直し、ストーブに薪をくべて先輩がいつでも仕事が出来るようにしておいたり、野菜の泥を落としたり、毛羽を取ったりしなければならなかった。

そして、9時頃に、グランドシェフの宇佐美鎌市(小林薫)がやってきて、その日の実際の食材を元に、宇佐美鎌市(小林薫)が献立を決定し、発表する。

しかし、秋山篤蔵(佐藤健)は訳の分からないまま取り残され、秋山篤蔵(佐藤健)は来る日も来る日も1日中、ひたすら、洗い物を続けるだけだった。

天皇の料理番-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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