パーフェクト・リポート第6話の視聴率と感想
小出恵介が出演するドラマ「パーフェクト・リポート」の第6話の視聴率と感想です。第6話の視聴率は5.6%でした。第6話のあらすじは「パーフェクト・リポート第6話のあらすじ」をご覧下さい。
第6話もつまらなかった。視聴率も同ドラマ最低となる5.6%を記録した。第6話も掘り下げた部分が無く、ダイジェストを見ているようで、つまらなかった。
2ヶ月前に病院で新生児が死亡する事件があった。黒井彰(平山浩行)から取材を命じられた蒼山叶(松雪泰子)は病院で取材を行った。
第5話では看護婦は患者の個人情報は教えられないと取材に応じなかったが、第6話では看護婦が簡単に取材に応じていた。
別の病院なので設定上の問題はないのだろうが、ドラマとしはつまらなくなる原因だと思う。
黄田功(要潤)が公園で奥澤緑(相武紗季)に話した知人女性は、黄田功の妻だろう。こういう時に「知り合いの話」と前置きするのは、往々にして本人の話しだ。
意味ありげにひっぱったわりには、黄田功が時間通りに帰る理由、娘カエデの面倒を見る理由があまり大したないうえ、台詞だけで終わったのでつまらなかった。
また、奥澤緑が黄田功の話を聞いて、再び取材へ向かった心境も理解できなかった。奥澤緑が感銘を受けるほどの話では無かった。話に登場した女性と水谷由香里(大村彩子)とを重ね合わせるには無理がある。
水谷由香里が「今でも胸が張って痛いの」と奥澤緑に心境を明かすシーンは面白かった。胎児を失った精神的な理由かと思ったら、母乳で胸が張って痛いという生理的な理由だった。夜な夜な大村彩子が乳を搾る様子を想像して笑ってしまった。
病院で、赤坂衆(小出恵介)が赤ちゃんを抱いて泣く理由が分らなかった。意味を求めるシーンではないかもしれないが、PTSDになった赤坂衆が休暇を決意する場面なのだから、それなりの意味が欲しかった。こういう場面で赤ちゃんや動物に頼るのは良くないと思う。
水谷由香里(大村彩子)の背景も台詞だけで終わったし、訴訟の準備を進めていた水谷守(佐渡稔)もどうなったか分らない。サブタイトルが「母親達が危ない産科医療ミス疑惑!」なのに、医療ミスなのかどうかは不明のままだった。