黒木華が佐藤健の子供を妊娠

小林薫が出演するTBSの料理人ドラマ「天皇の料理番」の第3話「あいしてるの決断」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「天皇の料理番-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■天皇の料理番-第3話のあらすじとネタバレ後半
翌日、宇佐美鎌市(小林薫)は、スーシェフの奥村シェフ(坪倉由幸)と事務方の佐々木正志(西沢仁太)に、「経験者だったのを聞かずに、小僧にしたのは、こちらの手落ちでもある。この前、料理を作らせてみたんだが、それなりのものだった」と言い、秋山篤蔵(佐藤健)を野菜係に昇格させる事を告げた。

佐々木正志(西沢仁太)が「洗い場はどうするんですか?」と反対すると、宇佐美鎌市(小林薫)は「やる気のある奴は引き上げていきたいんだ。純粋に料理をもっと、もっと極めたいって奴だ。そういう奴を引き上げていかないと、日本のフランス料理は進歩しない」と告げた。

奥村シェフ(坪倉由幸)が「仰っている事は分かりますが、ペテ公(佐藤健)への風当たりは相当、強くなりますよ。せめて、こいつは特別扱いされても仕方が無いと、みんなが納得するものがないと」と意見すると、宇佐美鎌市(小林薫)は「確かにな」と答えた。

一方、秋山篤蔵(佐藤健)は英国公使館を訪れ、五百木竹四郎(加藤雅也)に財布を拾った謝礼のお金を返し、「その代わり、ワシをここで修行させてもらえんでしょうか?」と頼んだ。

五百木竹四郎(加藤雅也)が「華族会館からここへ移りたいということですか?」と尋ねると、秋山篤蔵(佐藤健)は「いえ。華族会館は予約のない日は休みになりますし、夜になれば休憩時間が長い日もあります。そういう時に便利使いという形で、いろんな係を手伝わせて頂きたいんです」と頼んだ。

五百木竹四郎(加藤雅也)が「それは仁義に反しますよ。私は宇佐見さん(小林薫)を裏切るようなことは」と断ると、秋山篤蔵(佐藤健)は「女房に子供が出来てしまったんです。このままでは養えません。ワシは人より早くシェフにならなければ、人より早くなるには、人の倍をやるしかないんです」と土下座した。

五百木竹四郎(加藤雅也)が「宇佐見さん(小林薫)に相談するのが筋だと思いますよ」と告げると、秋山篤蔵(佐藤健)は「そんな事をすれば、宇佐見さんが困るだけです。もし、五百木さんの所の小僧が、子供が出来たからワシの事は特別に考えてくれなんて言ったら、どうですか?五百木さんも困るでしょ?」と迫った。

五百木竹四郎(加藤雅也)が「ウチでもこっそり仕事を覚えて、別の所へ行って雇い直して貰おうって腹ですか?」と尋ねると、秋山篤蔵(佐藤健)は「そのつもりです」と答えた。

五百木竹四郎(加藤雅也)が「このことがばれたとき、宇佐見さん(小林薫)は君のことを許さないと思いますが、それは覚悟の上なんですか?」と尋ねると、秋山篤蔵(佐藤健)は「ワシにとって大事なのは、コックになることと、女房と子供を幸せにすることです。そのうえ、宇佐見さん(小林薫)に嫌われたくないというのは、虫が良すぎることです」と答えた。

すると、五百木竹四郎(加藤雅也)は「物好きな学生ということにしてもらえるとありがたい。君は良くても、私は宇佐見さんに嫌われたくない。上手くやりましょう」と承諾してくれた。

こうして、秋山篤蔵(佐藤健)は華族会館で働きながら、暇を見つけては英国公使館に通い、五百木竹四郎(加藤雅也)から料理を学んだ。

ある日、英国公使館で夢中で料理の勉強をしていた秋山篤蔵(佐藤健)は、華族会館の仕事に遅刻して、荒木シェフ(黒田大輔)にケツを蹴られ、「遅刻なんて何様のつもりだ」と怒鳴られる。

秋山篤蔵(佐藤健)は「すみません、兄の所へ行ってました。兄が病気なもので。当分は見に行かないとアカン感じです。迷惑かけて済みません」と嘘を付いて謝罪し、洗い場の仕事を必死にした。

以降も秋山篤蔵(佐藤健)は、華族会館で働きながら、英国公使館で五百木竹四郎(加藤雅也)から料理を学び、分からない単語は宇佐美鎌市(小林薫)から貰った辞書で勉強するという日々を送った。

そのようななか、華族会館でトラブルが発生する。シェフが肉を焼きすぎてしまったのである。代わりを作る肉はあったが、焼き直すには時間が足りず、宇佐美鎌市(小林薫)も厳しい顔をしている。

すると、秋山篤蔵(佐藤健)は、五百木竹四郎(加藤雅也)から「茹でた方が早く熱が伝わる」と教えて貰った事を思い出し、五百木竹四郎(加藤雅也)から教えて貰った肉を布で包んでブイヨンで煮る方法を思い出した。

宇佐美鎌市(小林薫)が「なんだ。言ってみろ」と言うと、秋山篤蔵(佐藤健)は「肉を茹でてから焼いたらどうですか?時間が短くて済みます」と提案した。

関口シェフが「そんなの旨味が逃げちまうだろ」と呆れると、秋山篤蔵(佐藤健)は「肉を布でまいて、ブイヨンで茹でるんです」と答えた。

関口シェフが「焼き色はどうすんだよ」と呆れると、秋山篤蔵(佐藤健)は「それは後からフライパンで焼くんです」と答えた。

荒木シェフ(黒田大輔)が「アホか、そんな素人考え、上手くいくか」と馬鹿にしたが、宇佐美鎌市(小林薫)は「よし、それで行く。理には適っている」と言い、秋山篤蔵(佐藤健)の意見を採用した。

そして、宇佐美鎌市(小林薫)は次々に指示を出すと、「よし、ペテ公、ソースを手伝え」と言い、秋山篤蔵(佐藤健)にソース作りを手伝わせた。

秋山篤蔵(佐藤健)は見事な包丁さばきで野菜を刻んでいき、それを見た山上辰吉(柄本佑)や他のシェフも目を見張る。

その後、予定通りに料理を出す事ができ、秋山篤蔵(佐藤健)の活躍により、華族会館の厨房は面目を保つことが出来た。

事務所に入ったスーシェフの奥村シェフ(坪倉由幸)が「あのとき、わざとペテ公に案を言わせたんですよね?」と尋ねると、宇佐美鎌市(小林薫)は「ブイヨンで煮る事は俺も知らなかった」と答えた。

宇佐美鎌市(小林薫)が「反対か?」と尋ねると、奥村シェフ(坪倉由幸)は「これで、みんな、ペテ公は特別だと思うようになりました。僕もペテ公は特別だと思いました」と賛成した。

そして、宇佐美鎌市(小林薫)と奥村シェフ(坪倉由幸)は厨房へ行き、みんなに「今日のペテ公の働きはみんなの認める所だと思う。日頃の働きも申し分ないし、ペテ公(佐藤健)には明日から野菜係をやって貰う。荒木、明日から頼む」と告げると、野菜係の荒木シェフ(黒田大輔)は「早すぎませんか?」と意見した。

奥村シェフ(坪倉由幸)が「その分、厳しく仕込んでくれ」と頼むが、荒木シェフ(黒田大輔)は「ですけど」と不満を唱えた。

松井新太郎(桐谷健太)が「洗い場は俺1人ですか?」と驚くと、奥村シェフ(坪倉由幸)は山上辰吉(柄本佑)に「お前、洗い場も見てくれ」と洗い場兼任を命じた。

荒木シェフ(黒田大輔)が「それはねーんじゃねーですか?洗い場兼任なら、こいつがやるのが筋じゃ?」と意見すると、秋山篤蔵(佐藤健)は「ワシ、両方やります」と名乗り出た。

しかし、宇佐美鎌市(小林薫)は「いきなりお前に兼任は無理だ。だから、辰吉(柄本佑)に頼んでる。新しい小僧が来るまでだ。辰吉(柄本佑)、頼むぞ」と告げると、山上辰吉(柄本佑)に洗い場兼任を命じた。

そして、宇佐美鎌市(小林薫)は秋山篤蔵(佐藤健)に「ペテ公、仕えなかったら、その場で逆戻りだ。心してかかれ」と命じた。

一方、秋山家では、秋山周蔵(杉本哲太)と秋山ふき(美保純)が、高浜俊子(黒木華)に話していた。

秋山周蔵(杉本哲太)と秋山ふき(美保純)は、高浜家へ行き、高浜俊子(黒木華)と子供を引き取る許可をもらいに行くのだという。

高浜俊子(黒木華)が「いいんですか?」と驚くと、秋山周蔵(杉本哲太)は「アイツは身勝手な奴だ。だから、俊子さん(黒木華)もっと身勝手になってもらえないだろうか?」と頼んだ。

秋山ふき(美保純)も「待ちたい間は待つ、けど、他にええ人が出来たら、そのときはすっぱり自分の幸せだけを考えて欲しいんや。もし、子供を手放さんといかんようになったら、ウチで大事に育てるから。そんな感じで身勝手になるって約束してくれる」と頼むと、高浜俊子(黒木華)は2人に感謝した。

そこへ、母・高浜ハル江(大島さと子)が高浜俊子(黒木華)を迎えに来る。

母・高浜ハル江(大島さと子)は秋山家を出ると、高浜俊子(黒木華)に「光子(石橋杏奈)と鈴子が、ウチらが婿を取るからってお姉ちゃんは好きにさせてやって。そしたら、お父さん、『好きにせい』って。始末しろなんて本心やないのよ。お父さんが許せないのは、大事なアンタを篤蔵さん(佐藤健)が蔑ろにしてるって事なのよ。親はそれが悔しいんよ」と話した。

高浜ハル江(大島さと子)と高浜俊子(黒木華)が高浜家に戻ると、番台でそろばんをはじいていた高浜金之介(日野陽仁)が封筒を放り投げた。

高浜俊子(黒木華)が封筒を拾うと、秋山篤蔵(佐藤健)の手紙だったので、高浜金之介(日野陽仁)に礼を言って縁側へ行き、封筒を開ける。

俊子(黒木華)へ。私、秋山篤蔵(佐藤健)はこの度、野菜係になりました。月給は1円50銭から3円になりました。この調子で3円から4円、4円から5円、いけるような気がしてきました。ワシは1日も早くシェフになれるよう全力で走ります。できるだけ早く、俊子(黒木華)と子供を迎えに行きますさけ、お父さんにも様々、きちんと謝りに行きますさけ、再婚はせんでください。

追伸。少しですが金を送りました。俊子(黒木華)が貯めて置いてください。ジュテーム

手紙を読んだ高浜俊子(黒木華)は、涙を流しながら「ジュテームって何ですか?」と不思議がった。

一方、長男・秋山周太郎(鈴木亮平)は、桐塚尚吾(武田鉄矢)から花山事件の手伝いを頼まれ、喜んでいたが、以前よりもやつれており、咳に血が混じっていたのであった。

天皇の料理番-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ドラマ「天皇の料理番」の登場人物の実在のモデルは「天皇の料理番-実在のモデルのまとめ」をご覧ください。

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