山下智久が仲間を見下し、工藤阿須加が激怒

工藤阿須加が出演するTBSの知的障害者ドラマ「アルジャーノンに花束を」の第6話「孤独が天才を連れてくる…蓋された心」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「アルジャーノンに花束を-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■アルジャーノンに花束を-第6話のあらすじとネタバレの後半
翌日、河口梨央(谷村美月)が大学を出ると、檜山康介(工藤阿須加)が待っており、公園で話す。

河口梨央(谷村美月)が「聞いたんですよね?舞(大政絢)から、私が・・・」と尋ねると、檜山康介(工藤阿須加)は「うん。それで、配達してたら、君の顔が浮かんで、気づいたら、アソコに。何て言っていいか、わからない・・・」と答えた。

河口梨央(谷村美月)が「私は平気ですよ。諦めたって言うか、・・・それに」と話すと、檜山康介(工藤阿須加)は「咲人(山下智久)が居るもんな。こないだの夜、別荘で結ばれたっていうか・・・」と話した。

河口梨央(谷村美月)が「絵本のような恋だって。私の咲人さん(山下智久)への気持ち、まともな恋愛感情じゃないって。だから、もう・・・」と話すと、檜山康介(工藤阿須加)は「あのやろう、君のことをやり捨てにしやがって」と怒った。

すると、河口梨央(谷村美月)は急に意識を失い、檜山康介(工藤阿須加)の肩にもたれ掛かった。

その日の夜、白鳥咲人(山下智久)が「ひまわり寮」に戻ると、同僚に「久しぶりに座らないか」と誘われたが、白鳥咲人(山下智久)は「遠慮します。勉強する時間を無駄にしたくないので」と答えた。

怒った同僚が「なめた口を利くな」と言い、白鳥咲人(山下智久)につかみかかると、白鳥咲人(山下智久)は「暴力は、理性で抑えることが出来ない非生産的な行為です」と告げた。

怒った同僚が殴りかかると、白鳥咲人(山下智久)はヒラリと交わして「だから言いまいたよね。暴力に生産性は無いって」と告げた。

同僚が「お前、なんなんだよ。馬鹿だったくせに、気持ち悪いんだよ」と怒鳴ると、柳川隆一(窪田正孝)は白鳥咲人(山下智久)を部屋に連れて行った。

その後、白鳥咲人(山下智久)が部屋で勉強をしていると、檜山康介(工藤阿須加)が来て「ちょっと話が有る」と言い、外に連れ出した。

檜山康介(工藤阿須加)が「彼女に、梨央(谷村美月)に、もう会わないって言ったそうだな。なんで、梨央(谷村美月)を振った」と尋ねると、白鳥咲人(山下智久)は「時間がもったいないからです」と答えた。

怒った檜山康介(工藤阿須加)が白鳥咲人(山下智久)に掴みかかると、柳川隆一(窪田正孝)が檜山康介(工藤阿須加)を止め、「咲人(山下智久)は、この前、母親の所に行ったんだが、歓迎されなかったんだよ。そういうときは、色々と当たりたくなるんだ」と釈明した。

しかし、白鳥咲人(山下智久)は「母は関係ありません。むしろ、ようやく、母の呪縛から離れることが出来て良かったと思います。檜山くん(工藤阿須加)は親離れできてるんですか?その様子は出来てないですね。大きい図体をして」と言い、檜山康介(工藤阿須加)を怒らせた。

柳川隆一(窪田正孝)は間に入って丸く収めようとしたが、白鳥咲人(山下智久)は「貴方もですよ。母親にお金を渡すのは止めた方が良いです。止めないから自立しないんです。ゆがんだ依存関係は、お互いの為にならないと思います」と言って柳川隆一(窪田正孝)まで怒らせた。

檜山康介(工藤阿須加)が「どうしたんだよ。前のお前はそんなんじゃ無かった」と驚くと、白鳥咲人(山下智久)は「前の僕?平仮名も書けない馬鹿で哀れな頃の僕のことですか?側にそういう人間が居ると、人は安心できるんでしょうね。優越感を持てるから。だから、優しくできるんですよね。でも、そんなのは本当の仲間でも友達でもない。エゴを満たす偽善です」と告げた。

それを聞いた檜山康介(工藤阿須加)は思わず殴りかかったが、白鳥咲人(山下智久)はそのパンチを手で掴んだ。

そして、白鳥咲人(山下智久)が「2人とも、僕が自分よりも頭が良くなったことが気に入らないんでしょ。見下す相手が居なくなって」と告げると、檜山康介(工藤阿須加)は「お前、誰なんだ」と困惑した。

すると、白鳥咲人(山下智久)は「誰?質問の意図が分かりません」と答えて立ち去った。

その後、研究室を訪れた白鳥咲人(山下智久)は、アルジャーノンに「僕は知りたくなかったよ。友達だと思ってたのに。なのに彼奴ら。僕のこと、馬鹿にしてたんだよ。そして、見下し、哀れんでいただけなんだ」と話した。

翌日、河口梨央(谷村美月)は小出舞(大政絢)に「症状が進行してるみたいなの。私、檜山くん(工藤阿須加)の前でも発作が。あの人、私が気がつくまで抱きしめてくれてたみたいで。私、ごめんねって。そしたら、彼は首を振って、なにも出来なくてゴメンって」と話した。

そして、河口梨央(谷村美月)は社長室から出てきた父・河口玲二(中原丈雄)に「私、もう止めたい。残りの時間を無駄にしたくないの。私はどうせ・・・」と頼むと、河口玲二(中原丈雄)は「今日の学会にお前も連れて行く。お前は治るんだよ」と告げた。

一方、白鳥咲人(山下智久)は学会の控え室で、蜂須賀大吾(石丸幹二)に「怖いんです。賢くなって、もっと、みんな、喜んでくれると思ってました。逆に周りからドンドン人が居なくなって」と苦悩を告げた。

蜂須賀大吾(石丸幹二)は「本当の事が見えるようになってきた証拠だ。今度は君が人を見下してやれば良い。人は対等では無いんだ。価値が違うと言い換えても言い。君は素晴らしい人間になったんだ。私の息子のように。君には私が居る。さあ、言ってごらん、君には私が居る」と洗脳のすると、白鳥咲人(山下智久)は「僕には先生が居る。僕には先生が居る」と繰り返した。

そのころ、妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)は研究所を訪れ、研究所から出てきた小久保一茂(菊池風磨)に白鳥咲人(山下智久)の研究室を尋ねると、小久保一茂(菊池風磨)は「サクちゃんなら、今日は学会に行ってます」と教えた。

妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)は「そうですか」と言い、帰ろうとすると、小久保一茂(菊池風磨)は妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)の顔を見て「癒やし系で、しかも、眼鏡」と喜び、妹・白鳥花蓮(飯豊まりえ)を呼び止めた。

さて、学会が始まり、蜂須賀大吾(石丸幹二)がステージで、ALGの研究成果を発表する。

会場で蜂須賀大吾(石丸幹二)の発表を聞く河口玲二(中原丈雄)は、娘・河口梨央(谷村美月)に「アレが、お前のために開発された薬『ALG』だ。効果は第1号被験者によって、証明されている。いわば、薬の効果を確認する実験台だ」と教えた。

一方、舞台裏では、望月遥香(栗山千明)が白鳥咲人(山下智久)に「こんなときに、アレだけど、お母さんの事だけど、色々、誤解とかボタンの掛け違いがあったんだと思うの。だから・・・」と話した。

すると、白鳥咲人(山下智久)は「その話はもう良いです。自分でも不思議なんです。見える景色が、以前とはまるで違うんです。たとえば、友達だと思っていた寮の仲間達も、僕のことを見下し、笑っていたんだと気づいてしまいました。今思えば、滑稽です。あの程度の人間達と友達となりたいと必死だったなんて。才能も無い、努力もしない、程度の低い人間達です」と答えた。

望月遥香(栗山千明)が「そんな言い方をしたらダメよ。咲人さん(山下智久)らしくない」と告げると、白鳥咲人(山下智久)は「僕らしいって何ですか?僕はようやく真実を知ることが出来たんです。今、僕はとても晴れ晴れした気分です。自分に関係のない人間と関わる必要は無い。そうハッキリと分かりましたから」と答えた。

望月遥香(栗山千明)が「そっちへ行ったらダメ。私の知ってる咲人(山下智久)はもっと純粋で優しくて」と言って白鳥咲人(山下智久)の手を掴んだが、白鳥咲人(山下智久)は「そして、おろかだった。・・・時間です」と言い、望月遥香(栗山千明)の手をほどいた。

そして、白鳥咲人(山下智久)は「僕の友達は君だけだ」と言い、アルジャーノンに話しかけると、蜂須賀大吾(石丸幹二)が研究成果を発表しているステージへと向かった。

蜂須賀大吾(石丸幹二)が実験の被験者として白鳥咲人(山下智久)をステージに上げると、会場は拍手に包まれた。

しかし、河口梨央(谷村美月)と小出舞(大政絢)は、白鳥咲人(山下智久)が実験の被験者だったことを知り、言葉を失ったのであった。

アルジャーノンに花束を-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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