天皇の料理番-第4話のあらすじとネタバレ
柄本佑が出演するTBSの料理人ドラマ「天皇の料理番」の第4話「愛し君よサラバ」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
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■天皇の料理番-第4話のあらすじとネタバレ
荒木シェフ(黒田大輔)が山上辰吉(柄本佑)に「アイツ(佐藤健)、どっか別の所に行ってんじゃないか?」と言うと、山上辰吉(柄本佑)は「そうなんですかね?」と驚いた。
荒木シェフ(黒田大輔)は「バクチじゃねえかと思うんだけどよ」と告げると、山上辰吉(柄本佑)は「それは無いんじゃいないかと」と答えたので、荒木シェフ(黒田大輔)は「お前、アイツに抜かれてもいいのかよ。後で後悔しても知らねーからな」と吐き捨てた。
その日の夜、秋山篤蔵(佐藤健)は残飯を食べ、「同じ茹でた芋なんですけどね、芋の中までちゃんと味が入ってるのと、入ってないのがあるんですよ」と不思議がった。
そこへ、事務員・佐々木正志(西沢仁太)から手紙を預かった松井新太郎(桐谷健太)が、「ジュテーム、ジュテーム」と言いながら、やってきた。
秋山篤蔵(佐藤健)が不思議がって振り返ると、松井新太郎(桐谷健太)が勝手に高浜俊子(黒木華)から来た封筒を開けて手紙を読んでいたので、秋山篤蔵(佐藤健)は慌てて松井新太郎(桐谷健太)から手紙を奪い取った。
篤蔵さん(佐藤健)、先日は突然、お邪魔して申し訳ございませんでした。無礼千万の私にご厚情頂きましたこと、篤蔵さん(佐藤健)にも、宇佐美様(小林薫)にも、心よりお礼を申し上げます。
さて、子供の事ですが、産む事を父に許してもらえました。籍もこのまま。離縁話はこれにて打ち切りとなりました。こういう成り行きになったのは、秋山のご両親の暖かい心使いと、妹たちが父を説得してくれたおかげです。だからこそ、父は許してくれたのだと思います。
こちらはそういうことに相成りましたので、どうか、篤蔵さん(佐藤健)には、心やすくお励みくださいませ。
追伸、ジュテームとは何でしょうか?
相部屋に戻って手紙を読んだ秋山篤蔵(佐藤健)は、「新太郎さん(桐谷健太)、最後まで読んだのか」と呆れていると、松井新太郎(桐谷健太)が入ってきたので、「子供ができたこと、言わないでくださいよ」と口止めした。
そのころ、華族会館の厨房で小僧の仕事をしていた山上辰吉(柄本佑)は、荒木シェフ(黒田大輔)に「アイツに抜かれてもいいのかよ」と言われた事を思い出していたが、「料理はみんなでやるもんだ」と言い、小僧の仕事に励んだ。
一方、桐塚尚吾(武田鉄矢)は秋山周太郎(鈴木亮平)に「君、体が悪いんじゃないだろうね?」と尋ねると、秋山周太郎(鈴木亮平)は「ここのところ、風邪を引いていたので。もう大丈夫です」と答えた。
翌日の早朝、秋山篤蔵(佐藤健)は小僧の仕事を手伝おうとすると、山上辰吉(柄本佑)は「お前はあっち(野菜係の仕事)をやれよ。早く、馴れて貰わないと、俺がいつまでも小僧をやらなきゃ、ならないでしょ」と言い、野菜係の仕事に専念させた。
その日、秋山篤蔵(佐藤健)は気を利かせて、スープ係のシェフに紐で縛ったアスパラガスを持って行くと、シェフは「よく分かったな」と感心したが、秋山篤蔵(佐藤健)がアスパラガスを縛る理由を尋ねても、理由は教えてくれなかった。
どうしても理由は教えてくれないので、秋山篤蔵(佐藤健)が諦めて自分の仕事に戻ろうとすると、すれ違った荒木シェフ(黒田大輔)が突然、倒れた。
秋山篤蔵(佐藤健)が「大丈夫ですか?」と心配すると、荒木シェフ(黒田大輔)は「ぶつかったのにも気づかなかったのかよ。早く上に上がりすぎて、たるんでるんじゃないか」と言いがかりをつけて罵倒した。
その日の夜、秋山篤蔵(佐藤健)が「ワシはぶつかってない」と憤慨すると、松井新太郎(桐谷健太)は「荒木さんは不器用だから、お前さん、みたいなのが、一等、虫が好かないのさ。よく気が利いて、宇佐美さん(小林薫)にも、かわいがられちゃってよ」と話した。
一方、荒木シェフ(黒田大輔)は山上辰吉(柄本佑)に「ああいう奴が一番嫌いなんだ。お前、陰で何て言われてるか知ってるか?役立たずだぞ。小僧の仕事、お前は前の通りにやってるつもりだけど、みんな、アイツのゴマすりに馴れてるから、お前が気がつかないように思ってるんだ。一番、割を食ってるのはお前だぞ。そのうち、アイツがシェフでお前が下っ端みたいなことになりかねないぞ」と話した。
そして、荒木シェフ(黒田大輔)は山上辰吉(柄本佑)に「アイツ、仕事を抜けてどこに行ってるのか、探ってこい。お前のためなんだよ」と命じた。
翌日、秋山篤蔵(佐藤健)が仕事を抜け出したので、山上辰吉(柄本佑)は後を追いかけると、秋山篤蔵(佐藤健)は英国公使館に消えていった。ここで料理してるのか・・・。
さて、英国公使館で手伝いをする秋山篤蔵(佐藤健)が、外国人シェフに調理法について質問すると、五百木竹四郎(加藤雅也)が通訳してくれ、シェフがフランス語で理由を教えてくれた。
熱い芋にドレッシングをかけると、味が仲間でしみこむが、冷ました芋にドレッシングを掛けると、味がしみこまないので、野菜の味を生かしたいときは芋を冷ましてからドレッシングを掛けるのだという。
それを利いて得心した秋山篤蔵(佐藤健)が「ウチ(華族会館)もこんなんだったらな。ウチは教えてくれないんです」と嘆くと、五百木竹四郎(加藤雅也)は「ここでは君を学生だと思ってるから教えてくれるんだ。コック志望だと知ったら、同じようにするでしょうね」と教えた。
秋山篤蔵(佐藤健)が「世界中、そんなもんですか」と呆れると、五百木竹四郎(加藤雅也)は「外国はもっと実力主義です。年齢や経験によらず、実力のアルものを引き上げていくのは、向こうでは当たり前のことです。そうだ、早く出世したいのなら、パリへ行くのがいいです。パリで修行したとすれば、日本で三顧の礼で迎え入れらますよ。そうだ。パリへ行くのがいい」と勧めた。
秋山篤蔵(佐藤健)が「パリに修行に行くのはお金はどれくらいかかりますか?」と尋ねた。五百木竹四郎(加藤雅也)が「渡航費は200円くらいだと思います」と教えると、秋山篤蔵(佐藤健)は「そんな金、10年かけても貯めれませんよ」と嘆いた。
五百木竹四郎(加藤雅也)が「確か君は、結構な家のお坊ちゃんじゃなかったでしたっけ?」と尋ねると、秋山篤蔵(佐藤健)は「ワシは親不孝ばかりしてるので」と答えた。
一方、尾行していた山上辰吉(柄本佑)は華族会館に戻って荒木シェフ(黒田大輔)に「アイツ足が速くて、見失いました」と報告すると、荒木シェフ(黒田大輔)は「役立たず」と言い、山上辰吉(柄本佑)を蹴った。
その日の夜、山上辰吉(柄本佑)は秋山篤蔵(佐藤健)に「荒木さん(黒田大輔)が、お前が本当に兄さんの所に行ってるのか疑っている。俺を付けさせた。料理を習ってるのか?当分、英国公使館に近づくのはよした方が良いぞ」と忠告した。
秋山篤蔵(佐藤健)が「荒木さん(黒田大輔)には、言わないでおいてくれたんですか?」と尋ねると、山上辰吉(柄本佑)は「俺は嘘をつくのが苦手だから、止めてくれると助かる」と答えた。
翌日、荒木シェフ(黒田大輔)が秋山篤蔵(佐藤健)に「おい、チビ。この芋、やっとけよ」と命じた。
秋山篤蔵(佐藤健)が隣で皮をむいている山上辰吉(柄本佑)に「シャトーグリアンの付け合わせにってことですよね?」と尋ねると、山上辰吉(柄本佑)は「そうだろうね」と答えた。
シャトーグリアンの付け合わせ用に剥いた芋をシャトーと言い、非常に手間のかかる剥き方だった。秋山篤蔵(佐藤健)は根気よく芋を剥いていくと、荒木シェフ(黒田大輔)はその様子を見てニヤけていた。
一方、秋山周太郎(鈴木亮平)が頼まれていた資料をまとめて桐塚尚吾(武田鉄矢)に渡すと、桐塚尚吾(武田鉄矢)は咳き込む桐塚尚吾(武田鉄矢)に「君、肺をやっているね。今から病院に行きましょう」と告げた。
秋山周太郎(鈴木亮平)は「大丈夫です」と言って立ち去ろうとしたが、桐塚尚吾(武田鉄矢)は「ここは他の学生も居るんです。肺は放っておくと、治るものも治らなくなる。気持ちは分かるが病気から逃げるのが一番良くない」と諭した。
「天皇の料理番-第4話のあらすじとネタバレ後編」へ続く。
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