アルジャーノンに花束を-第8話のあらすじとネタバレ
山下智久が主演するTBSの知的障害ドラマ「アルジャーノンに花束を」の第8話「最終章!儚い夢の終焉と最後の希望!」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。
アルジャーノンに花束を-第7話のあらすじとネタバレは「アルジャーノンに花束を-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
原作小説「アルジャーノンに花束を」のあらすじとネタバレは「原作小説「アルジャーノンに花束を」のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■アルジャーノンに花束を-第8話のあらすじとネタバレ
白鳥咲人(山下智久)は望月遥香(栗山千明)と同棲を始め、同棲の記念としてお互いに時計をプレゼントした。
一方、河口梨央(谷村美月)は病院のベッドで眠りについており、ベッドの側では、河口玲二(中原丈雄)と小出舞(大政絢)が話していた。
河口玲二(中原丈雄)は「因果応報なのかもしれん。難病指定されている病気は、3000ある。だが、我々が研究に資金を提供するほとんどは、患者数の多い病ばかり。まさか、自分の娘がこんな・・・。研究者が育つ環境を提供してこなかった。だから、慌てて、あんな、蜂須賀(石丸幹二)などに」と悔やんだ。
そこへ、杉野史郎(河相我聞)がやってきた。
河口玲二(中原丈雄)が「何をしに来た」と怒ると、杉野史郎(河相我聞)は「私にも幼い娘が居ます。あれから、考え得る全てを模索してきました。お嬢様を救う可能性です」と告げて資料を渡した。
資料を見た河口玲二(中原丈雄)が「いまさらこんなもん」と吐き捨てると、杉野史郎(河相我聞)は「蜂須賀先生(石丸幹二)が書いたものではありません。我々チームが長い年月を掛けたものを、彼はたった2週間で」と教えた。
河口玲二(中原丈雄)が「彼とは誰だ?お前は一体、何を言っているんだ?」と尋ねると、杉野史郎(河相我聞)は「白鳥咲人(山下智久)です。彼なら、あるいは、お嬢さんを・・・」と告げた。
その後、小出舞(大政絢)は柳川隆一(窪田正孝)の元を訪れ、白鳥咲人(山下智久)に治療薬を作るように頼んで欲しいと頼んだが、白鳥咲人(山下智久)と喧嘩別れした柳川隆一(窪田正孝)は「微妙なだ。サクはもうすっかり変わっちまった。それに、もう寮には住んでないんだ」と答えた。
一方、杉野史郎(河相我聞)は望月遥香(栗山千明)の部屋を訪れ、「これから、どうするんだ、就職先。君も彼も。良かったら、僕に世話をさせてくれないか?」と持ちかけた。
そのころ、スーパーで買い物をしていた白鳥咲人(山下智久)は、死んだはずの白鳥久人(いしだ壱成)を見かけて動揺する。
その日の夜、檜山康介(工藤阿須加)は河口梨央(谷村美月)の病室を訪れ、眠りに続ける河口梨央(谷村美月)に語りかけながら、涙を流していた。
河口梨央(谷村美月)の病気は進行しており、河口梨央(谷村美月)が起きている時間は、もう3時間ほどになっていた。
一方、柳川隆一(窪田正孝)はドリームフラワーサービスの事務所に戻ると、竹部順一郎(萩原聖人)が「これ、先月の咲人(山下智久)の給料だ。悪いけど、研究所に届けてくれないか」と言って封筒を渡した。
封筒を受け取った柳川隆一(窪田正孝)が「サクの奴、許してやってくれません?息子って母親の、オヤジ以外の男関係に敏感になりやすいというか。いきなりツーショットを見せられて・・・」と頼むと、竹部順一郎(萩原聖人)は「別に気にしちゃいないよ」と答えた。
柳川隆一(窪田正孝)は「マジっすか?じゃー、いいっすか?社長が怒ってないって伝えても」と喜ぶと、竹部順一郎(萩原聖人)は「それに、サクに何を言われても、俺に怒る資格は無いしな」と答えた。
柳川隆一(窪田正孝)が「じゃーマジでサクのお袋さんと寝たの?」と驚くと、竹部順一郎(萩原聖人)は「バカ。早く寝ろ」と言って追い払った。
さて、蜂須賀大吾(石丸幹二)は白鳥咲人(山下智久)を失ったが、ALGについての問い合わせが相次いでおり、次の被験者の選定を指示した。
杉野史郎(河相我聞)が「咲人君(山下智久)を失ったことで、部長はもう少し焦燥なさってると思いました」と告げると、蜂須賀大吾(石丸幹二)は「第2、第3の咲人(山下智久)を作れば良い。ただそれだけのことだ」と答えた
杉野史郎(河相我聞)が「実の息子のように?」と告げると、蜂須賀大吾(石丸幹二)は「それより、河口社長(中原丈雄)が君の引き抜きを画策するとはね。娘のことを恨んでいて、それで私の右腕である君を」と話題を変えた。
杉野史郎(河相我聞)が「私はまだ・・・」と動揺すると、蜂須賀大吾(石丸幹二)は「かまわんよ。KTM脳研究所の所長待遇なんだって。これで、君も念願のチームを持てるというものだ。私は執着はしない。物にも人にも」と告げた。
小久保一茂(菊池風磨)が飛び込んでくる。アルジャーノン(ネズミ)に異変が現れたのだという。
小沼由美子(松本若菜)が「なぜ、直ぐ報告しなかったの?アルジャーノンの担当でしょ?」と責めると、小久保一茂(菊池風磨)は「部長はサクさんだけに気持ちが言って、アルジャーノンには興味が無いのかなって」と釈明した。
一方、白鳥咲人(山下智久)と望月遥香(栗山千明)は、白鳥咲人(山下智久)の実家を訪れていた。
白鳥咲人(山下智久)が追い返した事を謝罪すると、白鳥花蓮(飯豊まりえ)は「私の方こそ。ママにも叱られたんです。私は小さいとき。お兄ちゃんに意地悪なことをいっぱいしたって」と謝罪した。
望月遥香(栗山千明)が「今日はお時間を取って頂いて」と礼を言うと、白鳥窓花(草刈民代)は「時間なら沢山あるわ。ずっと家に居るから。だからといって平穏な暮らしを乱されたくないの」と答えた。
白鳥咲人(山下智久)が「すみません」と謝ると、望月遥香(栗山千明)は「謝る事じゃ無いと思う。空白の時間は長かったとは言え、実際の親子なんだから」と告げた。
すると、白鳥窓花(草刈民代)は「そうは思わないわ。私の息子とは違う。こんなに立派なら、捨てたりなんかしない。捨てたのよ。大変で世話をするのにウンザリして。私は息子を捨てたの。昔のことだから、忘れてくれる?もう恨んでない?」と尋ねた。
白鳥咲人(山下智久)が「恨んだ事など、一度もありません」と答えると、望月遥香(栗山千明)は「咲人さんがお利口になったのは、手術をして立派な人間になりたいと思ったのは、全て貴女の為なんです。貴女に褒めて貰いたくて」とフォローした。
すると、白鳥窓花(草刈民代)は無表情で「いいわ。ちょっと立ってもらえる?一度だけで済ませましょう。抱きしめて欲しいんでしょ?お利口になったわね。ママ嬉しい」と言って手を広げた。
しかし、白鳥咲人(山下智久)は立ち尽くしていたので、白鳥窓花(草刈民代)が「どうしたの?恥ずかしいの?そういう所は、まだ子供なのね」と言い、白鳥咲人(山下智久)を抱きしめようとすると、白鳥咲人(山下智久)は「もういい」と言い残して実家を出た。
望月遥香(栗山千明)は後を追い、白鳥咲人(山下智久)に謝罪すると、白鳥咲人(山下智久)は「君は僕のことを思ってる。母と会う機会を作ってくれた。僕の中にある、母親に愛されたいという狂おしいほど歪な感情を正常レベルに戻そうとしてくれた。そこを癒やさない限り、僕は、私は永遠に大人になれない」と答えた。
望月遥香(栗山千明)が「ええ、ただ・・・」と告げると、白鳥咲人(山下智久)は「仕方ないことだってあるんだよ。仕方ない。僕には家族が居ないんだ」と答えて歩き出した。
望月遥香(栗山千明)は白鳥咲人(山下智久)の腕を掴み、「居るわ。家族なら、ここに居る。私が、貴方の家族になる。ずっと一緒に居て、ずっと同じ時を刻んで、おじいちゃん、おばあちゃんになるまで、二人で一緒に」と告げると、白鳥咲人(山下智久)は「君を愛している。君が想像するよりもずっとだ。君さえ言えれば、他に何も要らない」と言って望月遥香(栗山千明)を抱きしめた。
「アルジャーノンに花束を-第8話のあらすじとネタバレの後編」へ続く。