表参道高校合唱部の原作とあらすじとネタバレ

芳根京子が主演するTBSの合唱ドラマ「表参道高校合唱部」の表参道高校の原作とあらすじとネタバレです。

■表参道高校合唱部の原作
ドラマ「表参道高校合唱部」に原作はありません。櫻井剛のオリジナル脚本です。櫻井剛はこれまでにドラマ「マルモのおきて」「ビギナーズ」などを手がけています。

■表参道高校合唱部-あらすじとネタバレ
20年連れ添った夫婦も、音がずれたら不協和音。香川県の小豆島に住む香川真琴(芳根京子)は、両親が離婚することになり、母親は東京の実家に帰ることになった。

妹・香川真弓(松本来夢)は父親と共に香川県小豆島に残ったが、香川真琴(芳根京子)は、両親を取り戻すため、母親と一緒に東京へと向かった。

香川県の小豆島で合唱をしていた香川真琴(芳根京子)は、東京の表参道高校に転校し、表参道高校でも合唱を頑張る事を決めていた。

香川真琴(芳根京子)の両親は合唱の名門・表参道高校の出身で、香川真琴(芳根京子)に合唱の楽しさを教えてくれた恩人・鈴木有明(城田優)が表参道高校で合唱部の顧問をしていたのである。

顧問・鈴木有明(城田優)は香川出身で、8年前に教育実習で香川県小豆島に来ていた。香川真琴(芳根京子)はそのときに鈴木有明(城田優)に合唱を教えて貰い、鈴木有明(城田優)と合唱に助けられたのだ。

表参道高校に転校してきた香川真琴(芳根京子)は、やる気満々で表参道高校合唱部を訪れるが、表参道高校合唱部の部員はわずか3人で廃部寸前。顧問の鈴木有明(城田優)こそが合唱部をダメにした張本人なのだという。

香川真琴(芳根京子)は「部員が足りないのなら、集めれば良いじゃない。歌を聴いて貰えば分かって貰えるはず」と言うが、表参道高校合唱部の部長・相葉廉太郎(泉澤祐希)は「僕たち圏外の声は届かないんだよ」と教えた。

その日の放課後、香川真琴(芳根京子)はクラスメイトでタレント活動をしている1軍・谷優里亞(吉本実憂)に誘われたが、「明日までにやることがあるから」と断る。

すると、クラスメイトの引田里奈(森川葵)は、谷優里亞(吉本実憂)の指示を受けて、香川真琴(芳根京子)を喫茶店に誘い、「せっかく1軍に入るチャンスをあげてるのに」と言って表参道高校のカースト制度について説明した。

表参道高校は、タレント活動をしている谷優里亞(吉本実憂)らのようなイケてる1軍、平凡な2軍、全くイケてない圏外にランク分けされているのだという。

引田里奈(森川葵)は「私はギリギリ1軍。落ちたら終わりよ」と説明するが、香川真琴(芳根京子)は「自分の好きなことで頑張りたい」と答えたため、1軍・谷優里亞(吉本実憂)の怒りを買ってしまう。

翌日、香川真琴(芳根京子)は合唱部を存続させるため、表参道高校で部員募集のチラシを配り始める。

それを見た教頭・天草五郎(デビット伊東)は、合唱部の副顧問・瀬山えみり(神田沙也加)に「合唱部は廃部にすると決定したはずですが?ちゃんと伝えたんですか」と尋ねると、瀬山えみり(神田沙也加)は顧問の鈴木有明(城田優)に責任を押しつけた。
一方、1軍・谷優里亞(吉本実憂)は、掲示板に張ってあった、香川真琴(芳根京子)が作った合唱部員募集のチラシを破き、取り巻きの引田里奈(森川葵)に指示を出した。

他方、鈴木有明(城田優)は「僕は合唱を教えるために教師になったんです。合唱部が無くなれば、教師である必要はありません」と言い、校長・大曽根徳子(高畑淳子)に辞表を提出した。

校長・大曽根徳子(高畑淳子)は「あの生徒が原因ですか?」と尋ねると、鈴木有明(城田優)は「原因は格安キャバクラです」と答えた。鈴木有明(城田優)は毎週金曜日にキャバクラに通っていたのだ。

その日、香川真琴(芳根京子)が教室へ行くと、クラスメイトから無視されたうえ、席を外した隙に、香川県小豆島の仲間が贈ってくれた合唱のCDを割られていた。

割れたCDを見てショックを受けた香川真琴(芳根京子)は、教室を飛び出して中庭へ行き、ピョンピョンとジャンプし始めた。10秒ジャンプだ。

10秒ジャンプというのは、へこんだときに10秒間ジャンプすれば元気が出るという、母方の祖父・原田万歳(平泉成)から教えて貰ったおまじないのようなものだ。

香川真琴(芳根京子)が10秒ジャンプしていると、香川真琴(芳根京子)を心配して追いかけてきたクラスメイトの夏目快人(志尊淳)が「変わってるよね。ビラを配り出したり、急にジャンプしたり」と声を掛けた。

すると、香川真琴(芳根京子)は、3ヶ月後に両親が離婚するので、それまでに表参道高校でやることがると言って話した。

香川真琴(芳根京子)の家族は何かにつけて歌う家族だったが、毎年、少しずつ歌わなくなり、終いには誰も歌わなくなった。そして、両親は離婚する。

表参道高校の合唱部は両親が出会った場所で、香川真琴(芳根京子)は両親が離婚するまでに合唱部で古い楽譜(愛の歌)を見つけるのだという。

すると、夏目快人(志尊淳)は香川真琴(芳根京子)に「だからか。みんな自分の好きなことが分かってないから、香川の事が羨ましいんだ。もっと見せつけてやれ」と告げた。

翌日の昼休み、香川真琴(芳根京子)は合唱部員を集めるため、中庭で1人、歌い始めたが、1軍・谷優里亞(吉本実憂)はそれが不快だった。

谷優里亞(吉本実憂)の指示で竹内風香(小島梨里杏)と相原ほのか(長谷川ニイナ)は、2階のベランダから、香川真琴(芳根京子)に大量の泥水を掛けた。

ずぶ濡れになった香川真琴(芳根京子)は泣きながら合唱部の部室に駆け込み、部室で泣いていると、引田里奈(森川葵)が入ってきてハンカチを差し出した。

引田里奈(森川葵)は「合唱部の部室って、ここで良いんだよね。私も歌いたいんだけど、入部したいんだけど、いいかな?香川さん(芳根京子)の歌を聴いてたら、ちょっと感動した。私も歌いたい」と言い、合唱部に入部したので、引田里奈(森川葵)は喜んだ。

騒動を見ていた合唱部員が心配して駆けつけ、「悔しいから歌いたくなった」と言い、生徒集会の部活発表で歌うことを決めると、香川真琴(芳根京子)は「楽譜は私に任せて」と言って引き受けた。

さて、インターネット上では、ハンドルネーム「猫娘」がジュディ・アンド・マリーの「Over Drive」をエアギターで歌う動画が話題になっており、猫娘は表参道高校の生徒だと噂になっていた。

香川真琴(芳根京子)は、猫娘の動画を見て、猫娘が歌っていたジュディ・アンド・マリーの「Over Drive」を合唱で歌う事に決め、顧問・鈴木有明(城田優)に合唱用に編曲してもらった。

香川真琴(芳根京子)が出来上がった合唱部員に楽譜を配ると、引田里奈(森川葵)は驚いて香川真琴(芳根京子)を人気の居ないところに連れて行き、「どういうこと?」と尋ねた。

香川真琴(芳根京子)は声を聞いて、動画の猫娘が引田里奈(森川葵)だと分かり、引田里奈(森川葵)が歌えるようにジュディ・アンド・マリーの「Over Drive」を選んだのだという。

引田里奈(森川葵)が「声を聞いただけで?」と驚くと、香川真琴(芳根京子)は「声を聞いただけで、相手の気持ちや体調まで分かる。それが合唱の面白いところ」と答えた。

引田里奈(森川葵)が「嘘でしょ?私の弱みを握ってどうして欲しいの?どうすれば、黙っててくれるの?」と詰め寄ると、香川真琴(芳根京子)は「私は、引田さんに胸を張って、せっいっぱい歌って欲しい」と答えた。

引田里奈(森川葵)は「香川さんは人前で歌うの、恥ずかしくない?笑われるの、怖くない?私は超怖い。嫌われるのも、ハブられるのも。だからネットで顔を隠して。それでも、褒められたら嬉しくて。ネットでなら本当の自分になれる。でも、現実なら無理なの」と言って泣いた。

すると、香川真琴(芳根京子)は「私、香川に住み始めたのは、小学校に上がった時なの」と言い、昔の事を話し始めた。

香川県で住み始めた香川真琴(芳根京子)は、友達も出来ずに馴染めなかった。そんなときに出会ったのが、教育実習に来ていた鈴木有明(城田優)だった。

鈴木有明(城田優)は香川真琴(芳根京子)に「歌の語源は『訴える』だ。本当の気持ちを声に伝えて歌うんだ」と教えると、みんなに「ええか、合唱では仲間はずれは許されん。全員が全員の為に歌うんや。それが合唱や」と話したのだという。

香川真琴(芳根京子)は「今の気持ちを全員に訴えて」と言い、引田里奈(森川葵)に主旋律を任せた。

それから、表参道高校の合唱部は発表会に向けて練習に励んだ。

生徒集会の当日、部活動の各部が成果を発表していく。合唱部の順番が回ってくる直前になり、引田里奈(森川葵)は緊張してトイレに行った。

すると、引田里奈(森川葵)の前に、1軍の谷優里亞(吉本実憂)と取り巻きの竹内風香(小島梨里杏)・相原ほのか(長谷川ニイナ)が現れた。

元々、引田里奈(森川葵)が合唱部に入部したのは、1軍の谷優里亞(吉本実憂)の指示による嘘入部で、発表会の直前で引田里奈(森川葵)が抜け、香川真琴(芳根京子)を困らせて楽しむという計画だった。

歌が好きな引田里奈(森川葵)は、合唱が面白くなってきており、「合唱部って本気なんだよね。筋トレとかして。私が抜けたら、その本気が無駄になっちゃうんだよね」と抵抗した。

しかし、谷優里亞(吉本実憂)が「せっかく私が考えた計画を無駄にしないでね」と脅すと、仲間はずれにされるを恐れる引田里奈(森川葵)は抵抗を諦めて、谷優里亞(吉本実憂)に従った。

さて、合唱部はステージ裏でスタンバイしていたが、時間になっても引田里奈(森川葵)が戻ってこず、進行役は合唱部の発表を飛ばそうとしたので、香川真琴(芳根京子)は何とか待ってもらう。

そこへ、引田里奈(森川葵)が体育館に戻って来たので、香川真琴(芳根京子)は必死に引田里奈(森川葵)に呼びかけるが、引田里奈(森川葵)は無視して谷優里亞(吉本実憂)らと共に観客席に座ってしまった。

合唱部の相葉廉太郎(泉澤祐希)は、引田里奈(森川葵)に裏切られたことに気づき、「主旋律が居ないんじゃ、もうダメだ」と発表会を諦めた。

教頭・天草五郎(デビット伊東)は時間になっても合唱部の発表が始まらないため、進行役に合唱部の発表の中止を指示し、進行役は中止をアナウンスした。

すると、香川真琴(芳根京子)が「ちょっと待ってください」と言ってステージに飛び出し、ピョンピョンと飛び始めた。へこんだ時に行う10秒ジャンプだ。

そして、香川真琴(芳根京子)は10秒ジャンプを終えると、合唱部員もステージに駆けつけ、合唱を始めたが、主旋律が抜けた間抜けな合唱だったので、観客席から失笑が漏れる。

そのようななか、谷優里亞(吉本実憂)の隣で座っていた引田里奈(森川葵)が、小さな声で主旋律を歌い始める。

やがて、引田里奈(森川葵)は立ち上がると、谷優里亞(吉本実憂)の顔を見た後、主旋律を歌いながら、ステージへと上がり、合唱に参加した。

合唱が終わると、体育館は拍手に包まれ、香川真琴(芳根京子)は「合唱部は引き続き、部員を募集しています。合唱には補欠はありません。全員の力が必要なんです。合唱には1軍も2軍も圏外も無いんです」と訴えた。

その後、香川真琴(芳根京子)が引田里奈(森川葵)に「楽しかったよね、合唱。ありがとう」と礼を言うと、引田里奈(森川葵)は「ありがとうって、私、裏切ろうとしたんだよ。分かってるの?」と呆れた。

香川真琴(芳根京子)は「でも、歌ったじゃん。絶対に来ると思ってた。動画の引田さん、楽しそうだったもん。歌、好きなんだよね?」と尋ねると、引田里奈(森川葵)は「うん」と答えて泣き出した。

香川真琴(芳根京子)は「これからも一緒に歌おう」と言って抱きしめると、引田里奈(森川葵)は裏切ったことを「ゴメンね」と謝った。

さて、合唱部の発表を見た校長・大曽根徳子(高畑淳子)は校長室に戻ると、香川真琴(芳根京子)の履歴書に書いてある両親の名前を見て「やっぱり」と笑った。

一方、谷優里亞(吉本実憂)が帰っていると、夏目快人(志尊淳)に声を掛けられたので、谷優里亞(吉本実憂)は「珍しいじゃん。誘っても載ってこないくせに。一緒に帰る気になった?」と喜んだ。

夏目快人(志尊淳)が「今日の合唱は良かったよな?」と告げると、谷優里亞(吉本実憂)は「うん。凄い良かった」と答えた。

夏目快人(志尊淳)が「本気で言ってる?また、最近、イタイことしてるんじゃないかなって」と尋ねると、谷優里亞(吉本実憂)は「イタイこと?意味が分からない」と答えた。

谷優里亞(吉本実憂)が「それより、返事まだもらってないんだけど。私とはつきあえない?」と尋ねると、夏目快人(志尊淳)は「ごめん、誰とも付き合う気無いから。じゃー」と言って立ち去った。

ところが、立ち去った夏目快人(志尊淳)は、急に胸を押さえて苦しみだした。

他方、香川真琴(芳根京子)は顧問室で楽譜を探していると、奥から「人殺し」と書いた出席簿が出てきたのであった。

「表参道高校合唱部-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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