ようこそ、わが家へ-最終回のあらすじと犯人ネタバレ

相葉雅紀が主演するフジテレビの名無しさんドラマ「ようこそ、わが家へ」の最終回(第10話)「恐怖の日々が終焉を迎える!全ての謎の答えが明らかに」のあらすじとネタバレのあらすじ編です。

ようこそ、わが家へ-第9話のあらすじとネタバレは、「ようこそ、わが家へ-第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

原作「ようこそ、わが家へ」のあらすじとネタバレは「ようこそ、我が家へ-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。

■ようこそ、わが家へ-最終回のあらすじと犯人ネタバレ
倉田家の玄関にペンキがかけられ、家の前の柵に倉田健太(相葉雅紀)の傘がかけてあった。

倉田健太(相葉雅紀)は傘を手に取り、「ごめん、俺のせいだ。これ、前に追いかけられた男に取られたやつだと思う。実はさ、そいつと昨日、駅でまた会ったんだ。捕まえようと思ったんだけど、蹴られて逃げられた。でも、これで本当に名無しさんの正体が分かるかもしれない」と告げた。

そして、倉田健太(相葉雅紀)は防犯カメラの動画を確認したが、名無しさんは段ボールで姿を隠してペンキをかけていた。なんでアイツが防犯カメラの事を知ってるんだ・・・。

しかし、まだ、ニット帽の男がしていた「mh」のペンダントという手がかりがある。ペンダントは、モリンズ・ハートという高級アクセサリーブランドの物だった。

倉田健太(相葉雅紀)は、円タウン出版社へ行くと、ペンダントを書いたスケッチブックを見せて事情を説明し、神取明日香(沢尻エリカ)と一緒にペンダントを売ってるショップへと向かった。

一方、出勤した倉田太一(寺尾聰)は、最後にもう一度、真瀬博樹(竹中直人)と戦うため、不正を洗い出していた。

西沢摂子(山口紗弥加)が「私も、ご一緒させてください。覚悟は出来ています」と頼むと、倉田太一(寺尾聰)は「それじゃ、父さんしたイーグル精密について詳しく知りたい。それと、真瀬さんが前に勤めていたシータ電器とのつながりも」と頼んだ。

さて、倉田健太(相葉雅紀)と神取明日香(沢尻エリカ)は、ショップを訪れ、顧客リストを見せて欲しいと頼んだが、店員は「警察を通すなど、手続きを取って頂かないと」と答えた。

神取明日香(沢尻エリカ)は店員の隙を突いてリストを見たが、リストには400人近くが登録されており、警察に頼んでも無理そうだった。

倉田健太(相葉雅紀)は諦めてショップを出ると、倉田七菜(有村架純)から電話がかかってきた。「なにもしなければ、なにもおきない」と書いたファックスが届いたのだという。

神取明日香(沢尻エリカ)は「それって、もう何もするなって、脅してるみたいですね」と告げると、倉田健太(相葉雅紀)は「なんか、こっちの動きを読まれてる気がするんですね」と疑問を感じた。

神取明日香(沢尻エリカ)が「誰かに言いました?ネックレスのこと」と尋ねると、倉田健太(相葉雅紀)は「もしかして」と驚いた。

倉田健太(相葉雅紀)は円タウン出版社へ戻って盗聴器を探すと、円タウン出版から盗聴器が見つかった。

蟹江秀太朗(佐藤二朗)が「どうやって入ったんだ」と驚いたが、倉田健太(相葉雅紀)は「だってここの戸締まりって・・・。いつでも入れたはずです」と指摘した。

すると、神取明日香(沢尻エリカ)は「楽しかったでしょうね。きっと。七菜ちゃんが(有村架純)面接に落ちたり、倉田さん(相葉雅紀)が刺されたり、お母さんが襲われたり。自分の下嫌がらせがきっかけで家族がメチャメチャにされていたのを、きっと神様になったつもりで楽しんでたんですよ、きっと。それ相応の罰を受けて貰わないといけませんね」と顔をこわばらせた。

一方、西沢摂子(山口紗弥加)は倉田太一(寺尾聰)に「イーグル精密ですが、社長の他にオーナーが居て、その人物が実質で切り盛りしていました」と報告する。

倉田太一(寺尾聰)が「なんで、そんな面倒くさいことをしてたんだ?」と不思議がると、西沢摂子(山口紗弥加)は「オーナーに倒産歴があるとか。イーグル精密のオーナーと真瀬部長に繋がりがあるのかもしれませんね。シーター電器は、残念ながらありませんでした。倒産したみたいです」と報告した。

さて、円タウン出版で名刺を漁った神取明日香(沢尻エリカ)は、出版の打ち合わせに行くと言い、円タウン出版を出て行った。

その日の夜、倉田太一(寺尾聰)は八木通春(高田純次)と酒を飲む。八木通春(高田純次)は、青葉銀行・中野支店の村井から事情を訊いたと言い、シーター電器の資料を持ってきており、シーター電器の事を教えてくれた。

シーター電器は青葉銀行・川崎支店と取引があった会社で、社長は西原洋介という人物だった。経理担当が片岡信吾で、営業部長が真瀬博樹(竹中直人)だった。そして、この3人が創業メンバーだった。

シーター電器の不渡りが確定すると、社長だけでなく、連帯保証人だった役員にも債権回収が始まった。

連帯保証人の真瀬博樹(竹中直人)は両親の土地を担保に入れていたのだが、現金で払うから、競売に掛けないで欲しいと頼んできた。額面は4000万円で、付き合いのあった取引先の相模ドリルから4000万円を借りたのだ。

西原社長は1ヶ月後に自殺した。経理担当の片岡信吾は、新しくイーグル精密を立ち上げた。

翌日、西沢摂子(山口紗弥加)は「平井課長に証言してもらってはいかがでしょうか?真瀬部長から、ドリルを新潟半導体へ配送するように指示を受けたと証言してもらえれば、真瀬部長を追い込むことが出来ます」と提案した。

倉田太一(寺尾聰)は「平井さんは、そうは言ってくれないだろう」と答えると、西沢摂子(山口紗弥加)は「今回はとっておきの武器があります。これ(会社に送られてきた怪文書ファックス)を送ったのは平井課長だと言質を取りました。これを取引材料にすれば、平井課長は証言するんじゃないでしょうか」と提案した。

一方、家族に見送られて面接に向かった倉田七菜(有村架純)は、バスの中で弁当を食べようとすると、中に倉田珪子(南果歩)の手紙が入っていた。

七菜(有村架純)へ。この手紙を読んでいるということは、貴女はもお弁当を食べようとしてるわね。お母さんは全てお見通しよ。

実は昔、お母さんはアナウンサーを目指していました。小学生の七菜(有村架純)に、そのことを話したら、私がお母さんの代わりになってくれるって言ってくれたのよ。貴女は覚えていないでしょうけど、お母さんにとっては大切な思い出です。

だから、お母さんは少し期待しすぎて、貴女に余計なプレッシャーを掛けてしまったのかもしれないわね。湾テレがダメだったとき、無理に笑顔を作って帰ってきた貴女を見て、お母さんは反省しました。

だから、今日は家族のことは気にしないで、ありのままの貴女で居てね。お母さんは七のことが大好きだから。お母さんより。

その後、倉田七菜(有村架純)の面接が始まると、面接官は「まず、お聞きしたいことがあります。ウチの人事部宛に、雑誌の記事をコピーしたものと、メモ書きが送られてきました。貴女のご自宅は様々な人から嫌がらせを受けており、保原万里江(足立梨花)からリベンジポルノで脅されていた。メモ書きにはそう書いてあります。事実ですか?」と尋ねると、倉田七菜(有村架純)は「はい」と答えた。

面接官が「安心してください。これ以上は詮索しません。聞きかれたくないですよね、こんなこと」と言い、通常の面接に入ろうとすると、倉田七菜(有村架純)は「待ってください。こんなことなんかじゃありません。私にとってはかけがえのない経験ですから」と告げた。

すると、テレビ局の社長が「どういうことですか?聞かせて頂けますか」と興味を示したので、倉田七菜(有村架純)は「今回の事件のお陰で、家族を改めて見直す事ができたんです」と言って話し始めた。

私の父親は、余計な事に首を突っ込むなというのが口癖で、正直、私は少し情けない父親だなって思ってました。でも、今回、気づきました。父は争い事やトラブルから逃げていたのでは無く、家族を危険な目に遭わせないために、あんなことを言っていたんだって。母はおっちょこちょいで、娘の私が心配してしまうような事もあるのですが、いつも笑顔で居てくれます。

兄は気弱な性格で、あまり頼りになれない人だと思ってました。でも、兄に話を聞いて貰えるだけで、自分がどれほど救われていたのか、気づくことが出来たんです。その兄が逃げずに家族を守ってくれたから、私は就職活動を続けることが出来ました。恥ずかしくて本人には言えませんけど、兄は私の中で最高のヒーローです。

今回の事件まで、家族の中で自分が一番しっかりしていると思ってました。でも、逆でした。みんなが私のことをしっかりと守ってくれていたんです。私は今、この場所に居られるのは、本当に家族のお陰です。だから、今日は面接が終わって帰ったらまず、家族に感謝の気持ちを伝えようと思っています。ありがとうって。

一方、ニット帽の男が円タウン出版を盗聴していると、目の前に倉田健太(相葉雅紀)が現れた。盗聴器から聞こえていたのは、録音した会話を再生したものだった。

倉田健太(相葉雅紀)が「おかげさまで、盗聴器の対応は慣れてるんで」と告げると、ニット帽の男は慌てて逃げ出した。倉田健太(相葉雅紀)はニット帽の男を追いかけようとしたが、転倒してニット帽の男を逃がしてしまう。

他方、倉田太一(寺尾聰)は平井課長を連れて社長室に行き、新潟半島対にドリルの搬送した件について、社長・持川徹(近藤芳正)に報告していた。

しかし、倉田太一(寺尾聰)が平井課長に証言を求めていると、真瀬博樹(竹中直人)が入ってきた。

真瀬博樹(竹中直人)は西沢摂子(山口紗弥加)を社長室から追い出すと、社長・持川徹(近藤芳正)に「これは、新潟半導体という会社にドリルを転売するのを知って、平井がそっちに送ったってだけの話でしょ」と説明した。

すると、平井課長も「そうでした。言われてたんです。転売先の新潟半導体に直接送って欲しいと。すっかり忘れてました」と口裏を合わせた。

しかし、倉田太一(寺尾聰)が「あのドリルは、相模ドリルから新潟半導体に送られたドリルです。真瀬さん(竹中直人)は資金繰りに困った相模ドリルの為に、架空取引で我が社から不正に資金を融資したんじゃありませんか?」と指摘した。

ところが、真瀬博樹(竹中直人)が「だったら、新潟半導体という会社が相模ドリルから買ったという証拠を見せてくださいよ」と反論すると、倉田太一(寺尾聰)は「いや、それは・・・」と口ごもってしまう。

真瀬博樹(竹中直人)が「あんた、銀行に戻るんだろう。最後くらい、総務部長として役に立つ仕事をしてくれよ。さあ、銀行員らしく、キッチリ精算してもらいましょうか。謝れ、謝れ、青葉銀行」と土下座を強要していると、西沢摂子(山口紗弥加)が社長室に飛び込んできた。

西沢摂子(山口紗弥加)は「先ほど、新潟半導体からファックスが届きました。我が社から配送されたドリルに対し、新潟半導体は相模ドリルに代金を支払っていました」と報告し、証拠のファックスを示す。

社長・持川徹(近藤芳正)が「どういうことですか?」と尋ねると、西沢摂子(山口紗弥加)は「新潟半導体は、イーグル精密ではなく、相模ドリルからドリルを購入していたと言うことです」と説明した。

真瀬博樹(竹中直人)が「どうやってこれを」と尋ねると、西沢摂子(山口紗弥加)は「高橋君(橋本稜)が現地に行き、担当者に事情を説明して、必死に頼み込んで手に入れました」と告げた。

真瀬博樹(竹中直人)が「あんな役立たずが手に入れた資料など、信用できるか」と言い、ファックスを丸めて捨てると、西沢摂子(山口紗弥加)は「新潟半導体・資材部の松岡部長に、先ほどお電話で直接お願いしました。正式な資料が持川社長(近藤芳正)宛てに届くはずです」と告げた。

西沢摂子(山口紗弥加)が倉田太一(寺尾聰)に目で合図すると、倉田太一(寺尾聰)は真瀬博樹(竹中直人)の過去について話し始めた。

17年前、シータ電器という会社が倒産しました。役員の1人は連帯債務で両親の家を失うところでしたが、取引のあった相模ドリルの社長に肩代わりをして貰い、ナカノ電子に入社しました。真瀬さん、貴方のことで。

ところが、相模ドリルは業績が悪化し、最近では資金繰りに窮するようになった。そこで貴方は資金を融通するように相模ドリルの社長から頼まれ、今回の架空の取引をでっち上げ、ウチから3000万円を騙し取ったんです。相模ドリルもイーグル精密も真瀬さんとグルだったんですよ。

我が社は相模ドリルから3000万円でドリルを購入し、それをイーグル精密に手形取引で売る。しかし、イーグル精密は倒産し、手形は紙くずになり、ウチは3000万円の損失を被った。

そのドリルはウチから、新潟半導体に送られた。新潟半導体は相模ドリルから買ったと思っているので、相模ドリルに3000万円を支払う。こうして、真瀬さんはウチから3000万円を融通した。

イーグル精密のオーナーは、真瀬さんと一緒にシーター電器を立ち上げたメンバーの1人。真瀬さんは最初っからイーグル精密が倒産することを知っており、それを利用したんです。

全てを明かした倉田太一(寺尾聰)は、「新潟半導体に送ったのは、貴方の判断ですか?誰かに命じられたのですか?これは刑事事件です。素直に話した方が良いと思いますよ」と言い、平井課長に証言を求めると、平井課長は「すみません。私は真瀬部長(竹中直人)に言われてやっただけなんです」と打ち明けた。

倉田太一(寺尾聰)は「真瀬さん、これは立派な詐欺事件です。貴方がどのような処分を受けるのか、会社を去る私には分かりません。ですが、けじめはキチンと付けた方がよろしいんじゃないですか?」と告げると、真瀬博樹(竹中直人)は社長に「申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

しかし、倉田太一(寺尾聰)は「謝る相手が違うでしょ。貴方は不正を指摘される度に、何度も何度も正義を踏みにじって来たんだ。謝るべきです。西沢さんに。銀行を恨むのは貴方の勝手です。でも、私の部下は関係無い。ナカノ電子部品総務部部長として、最後に言わせて貰います。謝ってください。私の部下に」と一喝した。

すると、真瀬博樹(竹中直人)は倉田太一(寺尾聰)の顔を睨み付け、歯ぎしりをしながらも、西沢摂子(山口紗弥加)に頭を下げた。

ようこそ、わが家へ-ニット帽の男(犯人)の正体ネタバレ」へ続く。

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