鈴木亮平が死去

鈴木亮平が出演するTBSの料理人ドラマ「天皇の料理番」の第9話「皇居編~ザリガニと御即位の御大礼」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

このページは「天皇の料理番-第9話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■天皇の料理番-第9話のあらすじとネタバレ後編
ある日、秋山篤蔵(佐藤健)は1ヶ月かけて考えた献立を福羽大膳頭に提出すると、福羽大膳頭は「ザリガニって食べられるの」と驚いた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「美味しいんですよ」と教えると、福羽大膳頭は「へえ、美味しいんだ」と興味を示した。

その後、厨房に入った秋山篤蔵(佐藤健)は、じゃがいもを剥くと、大きな声でコックに「みなさん、ちょっとよろしいですか?」と声を掛けた。

洋食部の宮前達之助(木場勝己)が「お上のお耳に」と注意すると、秋山篤蔵(佐藤健)は大きな声で「陛下、陛下、聞こえますか?」と叫んだが、返事が無かった。

秋山篤蔵(佐藤健)が「こういうことみたいです」と告げたると、宮前達之助(木場勝己)は秋山篤蔵(佐藤健)を睨み付けた。

秋山篤蔵(佐藤健)は宮前達之助(木場勝己)を無視して、洋食部のコック黒川(林泰文)が剥いていたジャガイモを1つ借りると、自分で剥いたジャガイモとコックが剥いたジャガイモを一緒にテーブルで転がした。

すると、秋山篤蔵(佐藤健)が剥いたジャガイモはまっすぐに転がり、テーブルの向こうに落ちたが、コックが剥いたジャガイモはテーブルの途中で止まった。

秋山篤蔵(佐藤健)はテーブルの途中で止まったジャガイモと手にし、「この水準の物をブール(丸く剥いたジャガイモ)と言ったらパリでは笑いものになります。つまり御大礼でこんなものを出したら、お上は世界の笑いものになります。この水準(秋山篤蔵が剥いたジャガイモ)まで包丁が達しない場合は、御大礼では下働きに回って貰います」と告げて厨房を出た。

宮前達之助(木場勝己)は秋山篤蔵(佐藤健)を追いかけて「あのようなやり方は、いかがなものでしょうか?」と意見すると、秋山篤蔵(佐藤健)は「御大礼では、2000人分、全て同じ大きさ、同じ形で出さなければならないんですよ。ワシらには気を遣い合う余裕はないんです」と答えて立ち去った。

宮前達之助(木場勝己)は秋山篤蔵(佐藤健)に憤慨しながらも厨房に戻ると、コックらは懸命に包丁の練習をしており、宮前達之助(木場勝己)は驚いた。

ところで、秋山篤蔵(佐藤健)はザリガニの料理を献立に入れたものの、ザリガニを確保する方法は何も考えておらず、会議で伊勢エビへの変更を求められる。

しかし、ザリガニに興味を示した福羽大膳頭(浅野和之)が北海道に食べられるザリガニがいることを突き止めてくれた。

しかも、福羽大膳頭(浅野和之)が旭川の師団長が知り合いだったので、師団長にザリガニの捕獲を要請して2000人分のザリガニの確保に成功した。

さて、即位の大礼に望み、京都の二条離宮に仮説の調理場が出来た。そこに、いけすを作り、北海道から運んだザリガニを入れておいた。

即位の大礼の前日、秋山篤蔵(佐藤健)は料理の準備をしていたのだが、ザリガニを入れたいけすの蛇口から水が出っぱなしだったので気が散り、「あれ、止めたらいかんのか?」と尋ねた。

コック黒川(林泰文)は「福羽大膳頭によると、ザリガニは流水じゃないと生きられないそうです」と言うので、秋山篤蔵(佐藤健)は「ほうか」と諦め、料理の準備に戻った。

その日の夜、父・秋山周蔵(杉本哲太)は神社を参り、秋山篤蔵(佐藤健)の成功を祈願し、「あいつにそれを見届け差してやってください」と頼んだ。

翌朝、秋山篤蔵(佐藤健)が厨房へ行くと、いけすのザリガニが居なくなっていた。蛇口から手ぬぐいが垂れさがっており、福羽大膳頭によると、ザリガニは明るいところが嫌いなので、この手ぬぐいを使って逃げ出したのだろうということであった。

応援に来ていたい宇佐美鎌市(小林薫)が「厨司長、ご指示を」と指示を仰ぐと、秋山篤蔵(佐藤健)は動揺しながらも、福羽大膳頭(浅野和之)に伊勢エビの調達頼み、コックに「調理法は同じなので、準備はそのままで」と指示した。

そのとき、上野精養軒の山上辰吉(柄本佑)が「あのー、なんでここにザリガニが居るんですか?」と尋ねた。

山上辰吉(柄本佑)は助っ人が来られなくなったので、急遽、代理として助っ人に来たので、ザリガニの料理を作る事を知らなかったらしい。

秋山篤蔵(佐藤健)は山上辰吉(柄本佑)が居ることにも驚いたが、山上辰吉(柄本佑)がザリガニを手に持っていることに驚き、コックらに「探せー」と号令を掛けた。

すると、机の下や物陰から、次から次にザリガニが見つかり、秋山篤蔵(佐藤健)は無事にザリガニを確保し、料理の準備に取りかかった。

一方、秋山周蔵(杉本哲太)と秋山ふき(美保純)は、布団に寝ている秋山周太郎(鈴木亮平)の枕元に座り、秋山ふき(美保純)が秋山篤蔵(佐藤健)から来た手紙を読んでいた。

秋山篤蔵(佐藤健)から来た葉書には、晩餐会で出す料理の献立が書いてあり、それを聞いた秋山周太郎(鈴木亮平)は「美味そうやのう」と感極まった。

その日の明け方、1人で調理場に残っていた秋山篤蔵(佐藤健)は、ザリガニが入っていたいけすの蛇口から水を出し、手ぬぐいを垂らしてみると、水の音が消えた。

その後、秋山篤蔵(佐藤健)が調理場を出ると、洋食部の宮前達之助(木場勝己)が待っており、宮前達之助(木場勝己)は秋山篤蔵(佐藤健)に退職届を渡した。

秋山篤蔵(佐藤健)が「手ぬぐいを垂らしたのは、水音がお耳に障らないようにですよね」と尋ねると、宮前達之助(木場勝己)は「聞こえる訳ありませんのにね」と答えた。

すると、秋山篤蔵(佐藤健)は「あれは真心ですよね。お上に対する。ワシは、そういう料理人には辞めて欲しくありません」と告げて退職届を返した。

宮前達之助(木場勝己)が「口うるさいですよ」と告げると、秋山篤蔵(佐藤健)は「いいですよ。大声で言い返しますから」と答えた。

すると、宮前達之助(木場勝己)は「果物を切らない理由には、もう1つ理由があると思います。手でもいで、そのままかぶりついた方が良いからではございませんでしょうか」と言い、受け取った退職届を2つに破った。

秋山篤蔵(佐藤健)が「検討します」と答えると、宮前達之助(木場勝己)は秋山篤蔵(佐藤健)に頭を下げて立ち去った。

1人になった秋山篤蔵(佐藤健)は、朝日を眺め、「兄やん。読んでくれたかの?ワシ、ちゃんと出来てましたか?貴方の誇りになれてましたか?兄やん」と言って涙ぐんだ。

そのころ、家族が秋山周太郎(鈴木亮平)の枕元に集まり、秋山蔵三郎(森岡龍)が秋山周太郎(鈴木亮平)に新聞記事を読んで聞かせていた。

新聞には、秋山篤蔵(佐藤健)の料理は外国からの賓客から「一等国の祝宴であった」と賛辞を受けた、と書かれていた。

それを聞いた秋山周太郎(鈴木亮平)は微笑み、「お国・・・のため・・・」と言って息を引き取った。

その後、秋山篤蔵(佐藤健)の元に「シュウタロウ シス チチ」という電報が届き、秋山篤蔵(佐藤健)が泣いていた。

高浜俊子(黒木華)は秋山篤蔵(佐藤健)に声を掛けようとしたが、思いとどまって立ち去ろうとすると、秋山篤蔵(佐藤健)は「お邪魔やないで」と呼び止めた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「会えんうちに会えんようになるんやの。人いうんは」と嘆くと、高浜俊子(黒木華)が「そろそろ、鯖江に連絡します」と告げた。

秋山篤蔵(佐藤健)が「せっかく会えたんやし、俊子(黒木華)は一緒に居てくれんか?もうワシにはこりごりか?」と頼むと、高浜俊子(黒木華)は「篤蔵さん(佐藤健)より長生きします。ほやから、安堵してください」と答えた。

それを来た秋山篤蔵(佐藤健)が涙ぐんでいたのであった。

「天皇の料理番-第10話のあらすじとネタバレ」へ続く。

ドラマ「天皇の料理番」の登場人物のモテル一覧は「天皇の料理番-実在のモデル」をご覧ください。

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