黒木華が病気で死去-死因は心不全
黒木華が出演するTBSの料理番ドラマ「天皇の料理番」の第11話「皇居編~最愛の人と最後の晩餐」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。
このページは「天皇の料理番-第11話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■天皇の料理番-第11話のあらすじとネタバレ
ある日、長女・初江が「これお母さんがやってよ」と言い、高浜俊子(黒木華)に宿題の縫い物を頼んだ。
高浜俊子(黒木華)が「初江は針が嫌いなの?」と尋ねると、長女・初江は「好きな人なんて居ないでしょ」と答えた。
高浜俊子(黒木華)が「鯖江におじいちゃんのお店でね。お母さん、小さい頃、はっぴや前掛けを作るのを良くやらされたの。みんなにとっても喜ばれて。お張りは好きじゃなかったけど、役に立つのは嬉しかったな」と話した。
長女・初江が「そんなの、なんかやだ。私、人の役に立つより、貴女の役に立ちたいって言われるようになりたい」と告げると、高浜俊子(黒木華)は「それもいいけど、役に立つって本当に嬉しいのよ。それを知らないなんて損だと思うわよ」と言いながら、長女・初江の縫い物の宿題をやった。
昭和2年12月末、秋山篤蔵(佐藤健)が帰宅すると、高浜俊子(黒木華)が苦しんでいた。秋山篤蔵(佐藤健)は慌てて高浜俊子(黒木華)を抱き起こし、口を付けてタンを吸い取ってやった。
高浜俊子(黒木華)が「すみません、タンが吐き出せなくて。私、迷惑ばっかりかけて」と謝罪すると、秋山篤蔵(佐藤健)は「ほう思うだったら、いいかげん治ってくれんかの?」と告げた。
高浜俊子(黒木華)が「はい」と答えると、秋山篤蔵(佐藤健)は「今日は、これから、蕎麦を作る。みんなで食べような」と言い、台所へと向かった。
その日の夜、次男・周二郎が高浜俊子(黒木華)を起こしに来ると、高浜俊子(黒木華)は振り向いて次男・周二郎に変顔をして見せた。結婚初夜に秋山篤蔵(佐藤健)から教えて貰った変顔だ。
次男・周二郎が「お母さん、何やってるの?」と笑うと、高浜俊子(黒木華)は「周ちゃんの声が元気なかったから」と答えた。
そこへ、家族と松井新太郎(桐谷健太)が年越し蕎麦を運んでくる。みんなは、高浜俊子(黒木華)の周りで年越しそばを食べる。
長女・初江が「お母さん、お蕎麦食べさせてあげようか?」と尋ねると、秋山篤蔵(佐藤健)が「お母さんは後で特別なおそばを食べるからいいんです」と教えた。
そのとき、除夜の鐘が聞こえてきた。子供らは高浜俊子(黒木華)を見つめている。
深夜0時を超えると、長男・一太郎と長女・初江は泣きながら、高浜俊子(黒木華)に「あけましておめでとうございます」と告げる。次男・周二郎は高浜俊子(黒木華)に抱きついて泣きじゃくる。
秋山篤蔵(佐藤健)も「お母さん、今年もよろしく、お願いします」と頭を下げた。
さて、子供達が寝ると、秋山篤蔵(佐藤健)は高浜俊子(黒木華)に、食べやすく工夫した蕎麦を食べさせようとした。
すると、高浜俊子(黒木華)が「私は幸せですね。陛下のお料理番に、こんな工夫までして頂いて」と言い、財布に付けていた鈴を差し出した。
そして、高浜俊子(黒木華)は「何の鈴か分かりますか?篤蔵さん(佐藤健)が昔くれたお守りに付いていた鈴です。どうしても捨てられなくて、ずっと付けていて。もう私の一部みたいなものです」と話した。
動揺した秋山篤蔵(佐藤健)が「食べてから言えよ」と言い、話を打ち切ろうとしたが、高浜俊子(黒木華)は「私、1つだけ心配なことがあるんです。私、篤蔵(佐藤健)さんが癇癪持ちな事が心配なんです。篤蔵(佐藤健)の場合、お仕事上、それがとんでもない事態に繋がる場合があるかもしれません。ほやから、どうか、これから、この鈴をポケットにでも。鈴がなったら、アイツがこんなことを言ってたなって・・・」と話した。
秋山篤蔵(佐藤健)は「いいかげんに食べえ。冷めるやろ。これを作るの、どれだけ手間や思ってるんや」と激怒したが、高浜俊子(黒木華)を見て「これがイカンのやな。すんません」と謝った。
高浜俊子(黒木華)も「こちらこそ、差し出がましくてすみません」と言い、鈴を置くと、秋山篤蔵(佐藤健)に蕎麦を食べさせて貰った。
そのとき、高浜俊子(黒木華)は「あのー。ジュテームってなんですか?」と尋ねると、秋山篤蔵(佐藤健)は涙をこぼしながら、「食ういうことや。今日も明日も明後日も。私は貴方より長生きしますって、そういう意味や」と教えた。
すると、高浜俊子(黒木華)は「はい。はい~」と言い、泣きながら、秋山篤蔵(佐藤健)に蕎麦を食べさせて貰った。
高浜俊子(黒木華)が死んで数日後、秋山篤蔵(佐藤健)は大宮様(和久井映見)からお悔やみの手紙を頂いたので、青山御所を訪れ、お悔やみのお礼を言おうとしたが、大宮様(和久井映見)は来客中だったので、女官(伊藤かずえ)に伝言を頼んだ。
すると、女官(伊藤かずえ)は「それと、もう1つ、これも、と仰せです」と言い、秋山篤蔵(佐藤健)に木箱を差し出した。
秋山篤蔵(佐藤健)が箱を開けると、中にはひな人形が入っていたので、「亡くなったのは妻ですが?」と不思議がると、女官(伊藤かずえ)は「これを、と仰せでした」と答えた。
秋山篤蔵(佐藤健)がひな人形を抱えて帰宅すると、初江が靴下の穴を繕っていた。
秋山篤蔵(佐藤健)が「何やってるんだ?」と尋ねると、長女・初江が「お帰りなさい。お父さん、明日から仕事でしょ。靴下に穴が開いてたから。役に立つと嬉しいよって、お母さんが言ってたから。感謝してよ」と答えた。
秋山篤蔵(佐藤健)が台所へ行くと、宇佐美鎌市(小林薫)が台所に立っていた。
秋山篤蔵(佐藤健)が「宇佐見さん、大丈夫です。ワシがやりますので」と言って変わろうとすると、宇佐美鎌市(小林薫)は「余計な事をするな」と答えた。
宇佐美鎌市(小林薫)の横で長男・一太郎がジャガイモを剥いていたので、秋山篤蔵(佐藤健)が「一太郎、お前、何をやってるんだ?」と驚くと、長男・一太郎は「成りたいものは、やってみないと分からないって、お母さんが言ってから、宇佐見さんに習ってるんだ」と答えた。
すると、宇佐美鎌市(小林薫)は秋山篤蔵(佐藤健)に「たいした奥さんだな。奥さんの真心は、子供達の中で生きてる。ずっと生き続ける」と話した。
そのとき、だれかが後ろから秋山篤蔵(佐藤健)の肩を叩いたので、秋山篤蔵(佐藤健)が振り返ると、次男・周二郎が高浜俊子(黒木華)から教えて貰った変顔をしていた。
それを見た秋山篤蔵(佐藤健)は、涙ぐんで思わず家を飛び出し、雪の降る夜道を泣きながら歩いて、高浜俊子(黒木華)の事を思い出していた。
ある日、秋山篤蔵(佐藤健)は皇居の門で立ち止まり、胸のポケットに入れた鈴を鳴らして、「いくぞ、俊子(黒木華)」と言って門をくぐった。
その日、秋山篤蔵(佐藤健)は女官(伊藤かずえ)に「あの人形は、残された子供を大切にしなさいという、お心ですよね」と尋ねると、女官(伊藤かずえ)は「私には、お心は謀りかねますが」と答えた。
その後、女官(伊藤かずえ)が大宮様(和久井映見)に秋山篤蔵(佐藤健)の言葉を伝えると、大宮様(和久井映見)は「そうですか。秋山はそう言ってましたか。そうですか」と満足そうだった。
一方、秋山篤蔵(佐藤健)は気持ちを新たにして、昭和天皇の即位の大礼に望むのであった。
「天皇の料理番-最終回(第12話)のあらすじとネタバレ」へ続く。
ドラマ「天皇の料理番」の登場人物のモテル一覧は「天皇の料理番-実在のモデル」をご覧ください。
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