ホテルコンシェルジュ-第2話のあらすじとネタバレ

若村麻由美が出演するTBSのコンシェルジュドラマ「ホテルコンシェルジュ」の第2話「お客様を疑うなんて・・・紛れ込む無賃宿泊客」のあらすじとネタバレです。

ホテルコンシェルジュ-第1話のあらすじとネタバレは「ホテルコンシェルジュ-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ホテルコンシェルジュ-第2話のあらすじとネタバレ
東京都内で100万円単位のスキッパーが多発していた。スキッパーとはホテルの代金を支払わずにスキップする(逃げる)客のことだ。

スキッパーが踏み倒した額を自慢しあう掲示板の情報から、ゴットと名乗るスキッパーが、ホテル・フォルモントに宿泊している可能性が浮上した。

そこで、経営戦略室ゼネラルマネージャー片桐美穂子(若村麻由美)はスキッパー対策として、宿泊客からデポジット(預かり金)を求めるように、フロントスタップに指示した。

そのようななか、鈴木(六角慎司)という客がホテル・フォルモントにやってくる。受付がデポジット(預かり金)を求めると、鈴木(六角慎司)は「泥棒扱いするのか?」と騒ぎ出したので、受付は他の客の目を気にしてデポジット(預かり金)を取らずに部屋へ案内した。

情報は直ぐに従業員の間に流れ、鈴木(六角慎司)はスキッパーの可能性があるとして、マークされる。

数日後、鈴木(六角慎司)がチェックアウトする日を迎える。鈴木(六角慎司)は高級な料理やワインを注文し、代金は100万円を超えたが、片桐美穂子(若村麻由美)は従業員に「チェックアウトの11時以降に、未精算でホテルを出ようとしたときのみ、スキッパーと判断し、呼び止めてください」と慎重な対応を指示した。

その日の11時直前、鈴木(六角慎司)はフロントに降りてくるが、挙動不審で、休業員がさりげなく声を掛けると、ホテルの出入り口に向かって急に走り出した。

天野塔子(西内まりや)は慌てて鈴木(六角慎司)を追いかけて呼び止めたとき、鈴木(六角慎司)は「ママ、遅い」と言って急に立ち止まる。鈴木(六角慎司)の母親がホテル代を払いに来たのだ。

天野塔子(西内まりや)が事情を説明して鈴木(六角慎司)に謝罪すると、母親は「息子が高級ホテルに泊りたいって言うから勧めたのに。犯罪者に疑われるなんて。今後、こちらにうかがうかどうかは考えさせて貰うわ」と激怒した。

その日、宿泊客の井坂(中村靖日)がチェックアウトの時間になっても精算しておらず、部屋に電話をしても出ないため、井坂(中村靖日)にスキッパー疑惑が浮上した。

天野塔子(西内まりや)や客室係がマスターキーを使って部屋に入るが、既にもぬけの殻で、客室係が「逃げられた」と落胆していると、井坂(中村靖日)が現れ、「何をしてるんですか?」と驚いた。

総支配人・鷲尾陵介(高橋克典)が事情を説明して謝罪すると、井坂(中村靖日)は「チェックアウトの時間を勘違いしていた私が悪いんです。誤解させるような事をして申し訳ないです」と謝罪した。

そして、井坂(中村靖日)が「ところで、お願いがあるんですが。出張が伸びてしまいまして、お部屋が空いていれば、あと2泊させていただきたいのですが」と頼むと、総支配人・鷲尾陵介(高橋克典)は「もしよろしければ、お部屋をアップグレードさせて頂きたいのですが。料金は通常のままで結構ですので」と提案した。

こうして、井坂(中村靖日)はスイートルームに泊ることになり、スイートルームに入ると、ノートパソコンを取り出してスキッパー掲示板に「シナリオ通りに進行中」と書き込んだ。実は井坂(中村靖日)がゴッドと名乗るスキッパーだったのだ。

翌日、井坂(中村靖日)がコンシェルジュの天野塔子(西内まりや)に社運のかかる急な接待を相談をすると、天野塔子(西内まりや)は「当ホテルのキッチン付きのダイニングルームでのフルコースはどうでしょうか?目の前でシェフが料理させて頂きます」と提案した。

すると、井坂(中村靖日)は喜び、この契約に社運がかかっていると言い、「高級食材をジャンジャン使ってください。ワインもそれに併せて最高級のものを」と頼んだ。

天野塔子(西内まりや)は各部署を奔走して接待の準備をしたが、井坂(中村靖日)が電話で「レアな食材とワインが揃うんだって。今日は俺のおごりだ」と話しているのを聞いてしまう。

天野塔子(西内まりや)は井坂(中村靖日)をスキッパーと疑い、「料金は120万円を超えてしまう。接待の話が嘘だったとしたら」と相談したが、先輩コンシェルジュの本城和馬(三浦翔平)は「100%の確証が無い限り、井坂様(中村靖日)はお客様だ」と答えた。

苦悩する天野塔子(西内まりや)は井坂(中村靖日)に途中での精算を頼んだが、井坂(中村靖日)は「後で、まとめて払う」と言い、立ち去ってしまった。

立ち去った井坂(中村靖日)は、ホテルの廊下で女性が倒れる現場を目撃し、助けを呼ぶ。倒れたのは、ホテルに長期滞在している菅野友美(市毛良枝)で、菅野友美(市毛良枝)は直ぐに病院へ運ばれた。

その日の夜、ホテルに戻ってきた井坂(中村靖日)は、天野塔子(西内まりや)を見て逃げようとすると、天野塔子(西内まりや)は「ありがとうございました。菅野様(市毛良枝)を助けてくださって」と礼を言った。

井坂(中村靖日)が「俺のことスキッパーだと思ってるのか?」と尋ねると、天野塔子(西内まりや)は「はい。思ってます」と答えた。井坂(中村靖日)は何も言わず、そのまま立ち去った。

翌日、珠久里太一(尾美としのり)が皆に菅野友美(市毛良枝)の事を報告する。

菅野友美(市毛良枝)は半年前に癌で余命宣告を受けたため、アパートを引き払い、持っているお金を全部使って思い出のホテル・フォルモントに滞在しようと考えたのだという。

菅野友美(市毛良枝)はホテル・フォルモントに1ヶ月滞在して、幸せな最期を迎える事が出来たが、欲を言えば、ホテル・フォルモントで最期を迎えたかったのだという。

天野塔子(西内まりや)は「もう1度、ホテル・フォルモントに戻ってきて頂くことはできないのでしょうか?」と尋ねると、珠久里太一(尾美としのり)は「お医者様とお話ししましたが、動かすのは危険だと」と答えた。

すると、天野塔子(西内まりや)は「このままお別れだなんて。・・・あっ、病室を『我が家』にして差し上げることは出来ますよね?」と提案した。

その後、天野塔子(西内まりや)は総支配人・鷲尾陵介(高橋克典)に許可を得て、菅野友美(市毛良枝)の病室にホテル・フォルモントの家具を持ち込み、菅野友美(市毛良枝)が泊っていた部屋と同じように飾り付けた。

菅野友美(市毛良枝)は「我が家」に戻った事を喜び、珠久里太一(尾美としのり)や天野塔子(西内まりや)らに見守られながら、息を引き取った。

ある日、井坂(中村靖日)がコンシェルジュコーナーに居る天野塔子(西内まりや)の音を訪れた。

天野塔子(西内まりや)が「チェックアウトでございますか?」と尋ねると、井坂(中村靖日)は「そうしたいところだけど、払う金が無い。今から警察に行きます。自首します」と告げた。

天野塔子(西内まりや)が「どうしてですか?」と尋ねると、井坂(中村靖日)は「あの人(市毛良枝)、亡くなっちゃったんだってね。こないだ、レストランで怒られたんだ。それが、なんか効いちゃってさ。『なんばしよっと』なんて、久々に言われた。死んだ母親にも良く怒られたのを思い出したっていうか。母親の遺言のような気がして」と答えた。

井坂(中村靖日)が「じゃー」と言ってホテルを出ようとすると、天野塔子(西内まりや)は「またのおこしを、お待ちしております」と言って頭を下げたのであった。

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