探偵の探偵-第2話のあらすじとネタバレ
川口春奈が出演するフジテレビの探偵ドラマ「探偵の探偵」の第2話「狙われる命、暴かれる秘密」のあらすじとネタバレです。
原作小説「探偵の探偵」のあらすじとネタバレは「探偵の探偵-原作のあらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。
探偵の探偵-第1話のあらすじは「探偵の探偵-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■探偵の探偵-第2話のあらすじとネタバレ
スマリサーチ社を辞める事を決めた峰森琴葉(川口春奈)は、「転職先が決まる前で、他部署に異動させて欲しい」と頼んだが、社長・須磨康臣(井浦新)は「空きが無い」と断った。
そこへ、阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)が対探偵課を尋ねてきた。
阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)は対探偵課の峰森琴葉(川口春奈)に、「紗崎さん(北川景子)にこれを。せめてものお詫びだと伝えてくれればわかります」と言い、小鼓を渡した。
阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)が帰ろうとしたので、社長・須磨康臣(井浦新)は阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)を外まで見送る。
阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)が「しかし。対探偵課とは面白い試みだ」と感心すると、社長・須磨康臣(井浦新)は「御社にも発足させてみたらいかがですか?しかし、真っ先に自分が調べられたら、お互いにたまりませんよね」と話した。
阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)は「私はかまいませんけど。そういえば、お元気ですか?指定暴力団・獅靭会(しじんかい)の会長さん。ご存じない?先日、出所なされたそうですよ」と言い、スマリサーチを後にした。
一方、峰森琴葉(川口春奈)は阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)から受け取った小包を盗聴器ではないかと疑い、探偵課の探偵に相談したが、「自分で調べろ。機材ならあるだろ」と言われたため、自分で調べた。
小包は盗聴器では無かったので、峰森琴葉(川口春奈)は中華街で対探偵課の業務をしている紗崎玲奈(北川景子)に小包を届けに行くと、紗崎玲奈(北川景子)は「なんで持ってきたの?GPS発信器よ。盗聴器じゃ無い時点でGPSを疑うべきだった」と言い、峰森琴葉(川口春奈)に電車で帰るように指示した。
どうやら、小包は開けると信号を発する仕組みになっており、その信号を合図に、阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)の手下が、峰森琴葉(川口春奈)らを襲撃する事になっているようだ。
小包を開けたということは、峰森琴葉(川口春奈)と紗崎玲奈(北川景子)が接触したということになるので、阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)は対探偵課の2人を同時に始末する心づもりなのだろう。
小包を受け取った紗崎玲奈(北川景子)は、峰森琴葉(川口春奈)を電車で帰すと、峰森琴葉(川口春奈)が乗ってきた車で港へ行き、小包を開けると、ダンプカーが近づいてきて、車ごと海に突き落とされてしまった。
海中で何とか車から逃げ出した紗崎玲奈(北川景子)は、自宅に戻ると、峰森琴葉(川口春奈)に「社長に連絡して、直ぐに盗難届を出して」と指示した。
翌日、警察では日銀総裁の吉池清彦の孫娘・吉池莉央が誘拐された事件の会議を開いていた。警察は、犯人から金銭の要求が無いことから、イタズラ目的と見ており、阿比留探偵事務所への捜査協力を要諦した。
刑事・窪塚悠馬(三浦貴大)は、元警視総監の遺産相続問題での阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)の失態を指摘して探偵への捜査協力に反対するが、上司から「上はそう見てはいない。早期解決に尽力したと思っている」と言われてしまう。
一方、阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)は「性犯罪者は刑事事件以前に、民事事件でトラブルを起こしている可能性が高い。民事では探偵の方がより多くの情報を把握している」と言い、警察の協力要請を引き受けた。
他方、峰森琴葉(川口春奈)は社長・須磨康臣(井浦新)に、「紗崎先輩(北川景子)はなんで、あんな目に遭ってまで悪徳探偵を追い続けるんですか?」と尋ねると、須磨康臣(井浦新)は紗崎玲奈(北川景子)の過去について話し始めた。
2008年、紗崎玲奈(北川景子)の妹・紗崎咲良(芳根京子)はストーカー被害に遭っていた。
妹・紗崎咲良(芳根京子)は家族に迷惑を掛けるからと言って黙っていたが、ストーカー被害を知った紗崎玲奈(北川景子)が両親に相談する。
両親は夫婦仲が悪く、父親は妹・紗崎咲良(芳根京子)のストーカー事件で母親を罵倒し、母親は精神を病んだ。妹・紗崎咲良(芳根京子)は、身の安全を守るために母親の実家に避難したが、母親の実家にもストーカーは現れた。
ストーカーの正体は、岡尾芯也と判明した。岡尾芯也は強制わいせつと誘拐の前科があり、執行猶予付きの有罪判決を受けていた。警察は全国指名手配をしていたが、未だにストーカー岡尾芯也は捕まっていなかった。
警察の指導により、妹・紗崎咲良(芳根京子)は愛知に住む遠縁の親戚の家に逃げることになった。誰にも知らせずに、愛知へと行ったので、ストーカー岡尾芯也に見つかるはずは無かった。
しかし、2009年、焼却施設内の焼却炉で2つの死体が見つかった。1体は妹・紗崎咲良(芳根京子)で、もう1体は焼けていたが、DNA鑑定からストーカー岡尾芯也だと判明した。
ストーカー岡尾芯也は、妹・紗崎咲良(芳根京子)を生きたまま焼却炉に投げ込み、自分も焼却炉に飛び込んだとみられていた。
その後、ストーカー岡尾芯也の遺留品からある探偵の報告書が見つかった。ストーカー岡尾芯也は、探偵を利用して妹・紗崎咲良(芳根京子)を探し出したのだ。
それを知った紗崎玲奈(北川景子)は、その探偵を「死神」と呼び、死神を探すために、悪徳業者を潰しているのだという。
それを聞いた峰森琴葉(川口春奈)は社長・須磨康臣(井浦新)を批判するが、須磨康臣(井浦新)は「初めて出会った時から、紗崎(北川景子)は戻れない目をしていた。彼女を入社させなければ、自分で行動を起こし、知識も常識も知らず、道を外れた人生を歩んでいた。遅かれ早かれ、犯罪者になっていただろう。私と紗崎(北川景子)は、悪徳業者を撲滅することで利害が一致したんだ」と答えた。
峰森琴葉(川口春奈)は「そうだとしても、紗崎先輩(北川景子)が可哀想です」と反論すると、須磨康臣(井浦新)は「紗崎(北川景子)も同じ事を言っていた」と教えた。
峰森琴葉(川口春奈)が「紗崎先輩(北川景子)は私を辞めさせたがってるんじゃないんですか?」と尋ねると、須磨康臣(井浦新)は「違う。現場に出させるなと言ってるんだ。デスクワークに従事させて、同じ給料を払って欲しいと」と教えた。
その日の夜、紗崎玲奈(北川景子)はクマのキーホルダーを見て妹・紗崎咲良(芳根京子)の事を思い出していた。
妹・紗崎咲良(芳根京子)は愛知県の親戚の家に逃げていたとき、紗崎玲奈(北川景子)に小包を送っていた。それがクマのキーホルダーだったのだ。
一方、紗崎玲奈(北川景子)の過去について調べていた同僚の探偵・桐嶋颯太(DEANFUJIOKA)は、紗崎玲奈(北川景子)の殺された妹・紗崎咲良(芳根京子)と峰森琴葉(川口春奈)が、愛知県立豊橋北高校で同級生だったことを突き止める。
翌日、警察は日銀総裁の孫娘・吉池莉央が誘拐された事件に進展が無いため、公開捜査へと踏み切った。
警察はこれまでの捜査で成果を上げられなかったが、探偵・阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)は探偵の情報網を通じて、性犯罪者と思われる人間500人の資料を集めており、警察は探偵・阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)の方針に従うことにした。
一方、紗崎玲奈(北川景子)に愛知県の医師・矢吹洋子から電話がかかってくる。妹・紗崎咲良(芳根京子)の事で話があるというので、崎玲奈(北川景子)は医師・矢吹洋子に会いに行くと、5年間の事実を聞かされる。
医師・矢吹洋子は、5年前に妹・紗崎咲良(芳根京子)とストーカー岡尾芯也のDNA鑑定を請け負ったチームの責任者で、焼却炉で見つかった2つの死体を妹・紗崎咲良(芳根京子)とストーカー岡尾芯也と鑑定した。
しかし、ストーカー岡尾芯也の遺体はDNA鑑定が出来ないほど焼けており、実際にDNA鑑定を行ったのは、付近から採取した毛髪だった。
医師・矢吹洋子は報告書に毛髪からDNA鑑定を行った事を記載していたのだが、警察が死体からDNA鑑定をしたように文面を書き換えてしまった。つまり、法医学的に焼死体がストーカー岡尾芯也の遺体とは断定していないのだという。
そして、昨日、医師・矢吹洋子は、警察から極秘裏にDNA照合を依頼された。
日銀総裁の孫娘・吉池莉央を誘拐した犯人が使用した車にタオルが残されており、タオルから抽出したDNAをストーカー岡尾芯也のDNAとの照合を依頼され、医師・矢吹洋子が照合した結果、DNAが一致した。つまり、ストーカー岡尾芯也は生きているのだという。
「探偵の探偵-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。