遺産争族(遺産相続)-原作とあらすじとネタバレ
向井理が主演するテレビ朝日の遺産相続ドラマ「遺産争族(遺産相続)」の原作やあらすじやネタバレ情報です。
■遺産争族(遺産相続)の原作
ドラマ「遺産争族(遺産相続)」に原作はありません。ドラマ「遺産争族(遺産相続)」は、ドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち」「おトメさん」などを手がけた、井上由美子によるオリジナル脚本です。
■遺産争族(遺産相続)のあらすじとネタバレ
糖尿病で入院中の河村龍太郎(伊東四朗)は、様態が急変し、家族は覚悟したが、研修医・佐藤育生(向井理)によって一命を取り留めた。
会長・河村龍太郎(伊東四朗)は退院が決まったので、禁止されていた大福を部下に差し入れさせて食べた。それが原因で、一過性の頻脈性心房細動を起こして、脳梗塞を起こしかけたが、研修医・佐藤育生(向井理)の治療によって回復したのだ。
河村龍太郎(伊東四朗)は葬儀会社「カワムラメモリアル」の創業者で、現在は会長に退き、長女・河村陽子(余貴美子)の婿・河村恒三(岸部一徳)が社長としてカワムラメモリアルを取り仕切っていた。
社長の河村恒三(岸部一徳)はケチで、河村恒三(岸部一徳)の手腕で会社の業績を伸ばし、業界では「死神」と恐れられていた。
さて、研修医・佐藤育生(向井理)が病院の屋上で背伸びをしていると、会長・河村龍太郎(伊東四朗)の孫・河村楓(榮倉奈々)が来て「良かった。もし、おじいちゃんが死んでたら、育生(向井理)が撃ちの天敵になるところだった」と安心した。
佐藤育生(向井理)は「おじいさんが退院したら、挨拶に行くよ。忙しいばっか言ってたら、また振られそうだからな」と継げると、河村楓(榮倉奈々)は「またって、昔の女の事を思い出してたんだ。まっ、いいか。私も無傷じゃないし。っていうか満身創痍」と笑った。
河村楓(榮倉奈々)が「本当に私でいいの?バツイチの出戻りだよ?」と尋ねると、佐藤育生(向井理)は「俺だって貧乏だ」と答えた。
河村楓(榮倉奈々)が「私たち、夫婦になるんだね」と喜ぶと、佐藤育生(向井理)は「ああ、家族になるんだ」と答えて抱き合った。
■遺産争族(遺産相続)-家族への紹介
翌日、佐藤育生(向井理)は、母・佐藤華子(岸本加世子)に「会わせたい人が居るんだ」と告げると、佐藤華子(岸本加世子)は動揺しながら、「え?いよいよ、結婚?あっそ。よかった、よかった。心配してたのよ。せっかく苦労して医大まで出したのに、嫁の来手が無いってどうしてだろうって。やっぱり、家がお金持ちじゃないと医者の正解じゃつまはじきなのかしらって」と喜んだ。
一方、河村楓(榮倉奈々)は退院した河村龍太郎(伊東四朗)を連れて河村家に帰宅する。
会長・河村龍太郎(伊東四朗)は婿養子の河村恒三(岸部一徳)に「すまんな。三途の川を渡り損なった」と告げると、河村恒三(岸部一徳)は「いいえ。社員も喜びます」と答えた。
会長・河村龍太郎(伊東四朗)は「何を言うか。今や会社は君のもの。私は単なるお飾りの創業者に過ぎん」と告げると、河村恒三(岸部一徳)は「いえいえ。お大事に」と言って自宅を出た。
河村家の長女で妻の河村陽子(余貴美子)は、徒歩で出かける夫・河村恒三(岸部一徳)に「今夜、月子(室井滋)たちも来て退院祝いするから、食べずに帰ってきてね。社長なんだから、運転手に送り迎えさせれば良いのに」と告げた。
夫・河村恒三(岸部一徳)は「経営者が電車で通勤すれば、社員も無駄な経費を使えないだろ。家政婦を雇うなというのも同じだ」と告げると、河村陽子(余貴美子)は「すみません。浅はかな妻で」と答えた。
河村楓(榮倉奈々)は河村龍太郎(伊東四朗)の部屋に行くと、「今夜の退院祝いのとき、お客さんを連れて来てもいい?」と尋ねた。
河村龍太郎(伊東四朗)が「いいよ。誰だ?」と尋ねると、河村楓(榮倉奈々)は「それは来てからのお楽しみ」と言って笑った。
その日、葬儀会社「カワムラメモリアル」の役員会議が始まると、河村家の次女・矢幡月子(室井滋)が会長・河村龍太郎(伊東四朗)の退院を報告した。
しかし、社長・河村恒三(岸部一徳)が「個人的な話は会議終了後にしていただけますか?」と言って、退院報告を中止させ、業務報告をはじめさせた。
役員の1人が、民事党の勝沼議員を偲ぶ会について意見を求めると、社長・河村恒三(岸部一徳)は「ジャズで送りましょう」と提案した。
次女・矢幡月子(室井滋)が「ジャズ?芸能人じゃなくて政治家ですよ、政治家」と反対すると、社長・河村恒三(岸部一徳)は「私が調べた限り、先生はジャズが唯一のご趣味でした。お坊さんも焼香も排除し、生バンドを入れた音楽ショーを提案しましょう。他業種が参入する中、河村商会の時代と同じ事をしていては、勝ち抜けません」と答えた。
役員は「素晴らしい」と社長・河村恒三(岸部一徳)に賞賛を送ると、次女・矢幡月子(室井滋)は「お父さんがやってきた事を否定していることになるのよ」と激怒した。
その日の夕方、佐藤育生(向井理)は同級生・渡辺や経営している居酒屋で、母・佐藤華子(岸本加世子)に河村楓(榮倉奈々)を紹介する。
母・佐藤華子(岸本加世子)は河村楓(榮倉奈々)を見て喜んでいたが、河村楓(榮倉奈々)がカワムラメモリアルの令嬢で、しかもバツイチだと知り、驚く。
母・佐藤華子(岸本加世子)は佐藤育生(向井理)をトイレに連れ込むと、「初婚のアンタが、なんでバツイチと結婚しなきゃいけないの?バツイチだけじゃない。嫁の実家の方がお金があったら、アンタ苦労するわよ。せっかく医学部まで出したのに、嫁の実家に見下されるなんて」と言って結婚に反対した。
一方、河村家では河村龍太郎(伊東四朗)の退院祝いの準備が進められていた。
退院祝いに駆けつけた三女・河村凛子(板谷由夏)は、「お父さん、遺言書って書いてる?」と尋ねると、河村龍太郎(伊東四朗)は「遺言書なら・・・まだ書いてない。自分が死ぬときの事なんて考えてもみたくないんだよ。もしも私に万が一の事があったときは、みんなでジックリ相談して分け合ってくれればいい」と答えた。
それを聞いた長女・河村陽子(余貴美子)、次女・矢幡月子(室井滋)、三女・河村凛子(板谷由夏)の3人は「ジックリ、みんなで、分け合う」と言ってほくそ笑み、小さくガッツポーズをした。
やがて、河村恒三(岸部一徳)も帰宅して河村龍太郎(伊東四朗)の退院祝いが始まると、河村楓(榮倉奈々)が佐藤育生(向井理)を連れて帰ってきた。
みんなは「どうして先生が?」と驚くと、河村楓(榮倉奈々)は結婚相手として、家族に佐藤育生(向井理)を紹介した。河村楓(榮倉奈々)は祖父・河村龍太郎(伊東四朗)の見舞いに行った時に佐藤育生(向井理)と知り合ったのだという。
河村龍太郎(伊東四朗)は「これはめでたい。先生は私の命の恩人だ」と喜んだが、河村恒三(岸部一徳)は「お父さん、待ってください。確かにお父さんの治療をしてくださいました。でも、それは医師なら当然のことです。白衣を脱げば人格の変わる医師も居ますからね」と告げた。
すると、佐藤育生(向井理)は改めて自己紹介をした。
佐藤育生(向井理)は、31歳で明鏡医科大学を卒業後、第2内科で研修医をしている。両親は離婚しており、母が生命保険の外交員をしながら、育ててくれた。母親と墨田区の公団住宅に住んでおり、河村楓(榮倉奈々)と結婚すれば病院の近くに住まいを借りて2人で暮らすつもりだという。
河村恒三(岸部一徳)が「年収はどれくらいですか?」と尋ねると、佐藤育生(向井理)は「約340万円にプラス夜勤の手当てです」と答えた。
河村恒三(岸部一徳)が「ご実家が開業医じゃないということは、大学に残って教授を目指すおつもりですね?」と尋ねると、佐藤育生(向井理)は「いいえ。内科に続いて外科・産婦人科でも研修を受け、いずれは海外の医師の少ない地域に赴任したいと考えております」と答えた。
河村恒三(岸部一徳)が「まさか、今更、海外協力などを考えているおつもりじゃないですよね?」と尋ねると、佐藤育生(向井理)は「いえ、考えてます。自分でも何か役に立つことがあれば」と答えた。河村楓(榮倉奈々)も一緒について行くつもりだのだという。
それを聞いた河村恒三(岸部一徳)は一瞬、顔を曇らせたが、直ぐに黒い笑みを浮かべた。河村恒三(岸部一徳)は業界で「死神」と呼ばれている切れ者だった。
河村恒三(岸部一徳)は「死神」と恐れられる所以の黒い笑みを浮かべると、「なるほど、大変立派なお考えですね。しかし、せっかく医師になられたなら、最先端の大学病院で研究し、医学界のトップに上り詰めるべく、戦う道もおありでは?」と尋ねた。
しかし、佐藤育生(向井理)は「僕は戦いません。医者は偉くなれば椅子に座ってばかりになります。アレがダメで。僕はずっと現場に居たいんです。だから、僕は戦いません」と答えた。
河村楓(榮倉奈々)が「楽して生きていければいいやと思ったけど、育生(向井理)と出会って、もう一度やり直したいと思ったの」と援護すると、河村恒三(岸部一徳)は「今日はお引き取りください。初めての食事は、親御さんも一緒の方が良い」と言い、改めて食事する事を提案した。
河村楓(榮倉奈々)は「認めてくれるの?」と言って喜んでいたが、河村恒三(岸部一徳)は「死神」と恐れられる黒い笑みを浮かべていた。
■遺産争族(遺産相続)-結婚の条件
さて、約束の食事会の日がやってくる。佐藤華子(岸本加世子)は、紹介が無ければ入れないレストランに「入ってみたかったのよ」と上機嫌だった。
両家の食事が始まると、河村恒三(岸部一徳)は「この縁談を進める上で、1つ条件・・・、いやお願いがあります。育生くん(向井理)、楓(榮倉奈々)と結婚したいのなら、河村家に入って貰えないか?」と切り出した。
佐藤華子(岸本加世子)が「それは、あの・・・」と動揺すると、河村恒三(岸部一徳)は「はい。婿です。医師を辞めて河村家を継いで頂きたい」と答えた。
佐藤華子(岸本加世子)は「それは困ります。ウチは1人息子ですから」と断ると、河村恒三(岸部一徳)は「ウチも1人娘です」と答えた。
佐藤華子(岸本加世子)は「女と男は違います」と反論すると、河村恒三(岸部一徳)は「いつの時代の話をしてるんですか?私も30年前に河村家に入りました。おかげさまで能力を出す事が出来ました」と答えた。
佐藤華子(岸本加世子)は「あのね、育生(向井理)は医師です。オタクの会社を継ぐことはありません」と反論したが、河村恒三(岸部一徳)は「医師と言うだけで尊敬される時代ではりません。河村を名乗ってくれるのなら、大学病院以上の給料を保証しましょう」と答えた。
河村恒三(岸部一徳)が「佐藤という姓にこだわられますか?育生くん(向井理)のお父さんの名字らしいですね」と告げると、佐藤華子(岸本加世子)は「調べたんですか?夫とは25年間も会っていません。未練などありません」と怒った。
さらに、河村恒三(岸部一徳)は、釣書・財産目録・カワムラメモリアルの決算報告書などを差し出し、「婿に入って頂くなら、お母様も経済的な期待がおありでしょう」と告げた。
すると、佐藤華子(岸本加世子)は「お金さえもらえば、息子を婿に差し出す母親だと思ってるんですか?どんだけお金があるのか知らないですけどね、絶対に婿にはやらないですからね」と激怒したレストランを出て行った。
佐藤育生(向井理)は「母は人の金を当てにするような人間ではありません」と言い、河村恒三(岸部一徳)に頭を下げると、出て行った母・佐藤華子(岸本加世子)を追いかけた。
一方、次女・矢幡月子(室井滋)と三女・河村凛子(板谷由夏)は、父・河村龍太郎(伊東四朗)の遺産額を見積もり、「少なく見積もっても10億。税金で55%をもっていかれても、1人、約2億」と言って喜び、抱き合っていた。
他方、河村龍太郎(伊東四朗)は、カワムラメモリアルの役員で腰巾着の吉沢貴志(渡辺いっけい)を呼び、「弁護士を探して欲しい」と頼んでいた。
吉沢貴志(渡辺いっけい)が「橋本先生じゃダメなんですか?」と尋ねると、河村龍太郎(伊東四朗)は「会社に関わりの無い弁護士がいいんだ。これ(遺言書)を書き換えたいんだ。女房が死んだときに書いたんだ。3人に平等に分けるのに苦心した。しかし、この間、死の淵をさまよったおかげで、気持ちが変わった。実はな、娘3人以外に財産を譲りたい人が出てきたんだよ」と答えた。
吉沢貴志(渡辺いっけい)が「どなたですか?」と尋ねると、河村龍太郎(伊東四朗)は「それはおいおいな。いいな。誰にもしゃべるんじゃ無いぞ」と厳命した。
その日の夜、佐藤育生(向井理)は佐藤華子(岸本加世子)に「アイツと結婚することを決めたんだ」と告げた。
佐藤華子(岸本加世子)は「金持ち喧嘩せずって言葉があるだろ?あれは余裕があるから喧嘩をしないんじゃない。金で相手を黙らせるから喧嘩しないんだよ。かあちゃんは仕事で、そんな目に山のようにあってきた」と言って反対したが、佐藤育生(向井理)は「結婚するのは俺だよ」と答えた。
佐藤華子(岸本加世子)は「母ちゃんより、楓さん(榮倉奈々)の方が大事なの?」と問うが、佐藤育生(向井理)は何も答えなかった。
その日の夜、河村恒三(岸部一徳)はクラブ「おりひめ」に居た。
クラブ「おりひめ」のママ・亀山まるみ(堀内敬子)が「どう?娘さんの彼氏との戦争は?」と尋ねると、河村恒三(岸部一徳)は「もちろん撃退したよ。何しろ、戦わない奴だ」と教えた。
ママ・亀山まるみ(堀内敬子)が「人が悪いわよね。結婚を潰すために、わざと婿になれって言ったんでしょ」と尋ねると、河村恒三(岸部一徳)は「当たり前だ。あんな奴に婿に来られても困る。娘はたった一人の肉親だ。最高の財産だ」と答えた。
タロット占いを始めた亀山まるみ(堀内敬子)は、1枚のカードを差し出し、河村恒三(岸部一徳)に「あら、この戦争、まだ終わってないみたい。彼氏を占ったら、魔術師のカードが出た。勝利を示すカードじゃないけど、何かを作り出す意味があるの。ある意味、戦うよりも、もっと強いわよ」と教えた。
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■遺産争族(遺産相続)-佐藤育生(向井理)の決意
翌日、佐藤育生(向井理)は患者から感謝されている同僚の医師を見て、何かを決断した。
一方、河村恒三(岸部一徳)は民事党の勝沼議員の葬儀を取り仕切っていた。河村恒三(岸部一徳)が役員会で提案した通り、坊主や焼香を排除し、ジャズの生バンドを取り入れた葬儀である。
この斬新な葬儀は好評で、マスメディアもこの葬儀に駆けつけ、新しいタイプの葬儀に興味を示していた。
そこへ、佐藤育生(向井理)が現れた。河村恒三(岸部一徳)が「仕事先まで何です?」と尋ねると、佐藤育生(向井理)は「お父さんの仕事を見ておきたかったのです。河村家の婿になります」と告げた。
河村恒三(岸部一徳)が「まさか」と動揺すると、佐藤育生(向井理)は「楓さん(榮倉奈々)は家族を大事に思っています。家族が大好きなんです。そんな楓さん(榮倉奈々)が大好きです。ただ、医師を辞める事だけは、お許しください。僕の父は借金を作って家を出て行きました。診てくれる金も無かったのに、親切に助けてくれたお医者さんが居て、そのことは今でも忘れられません。だから、医師だけは諦めません。その代わり、僕の一生を掛けて、今度こそ、楓さん(榮倉奈々)を幸せにします」と言って頭を下げた。
25年前、借金を作った父・佐藤肇(光石研)は、佐藤華子(岸本加世子)を蹴り倒して家を出て行った。
佐藤育生(向井理)は頭から血を流している佐藤華子(岸本加世子)を見て慌てて病院に電話した。佐藤華子(岸本加世子)には治療費など払う金は亡かったが、親切な医者が治療してくれた。それで、佐藤育生(向井理)は医者になる事を決意したのだ。
■遺産争族-結婚式
結婚式の当日、河村龍太郎(伊東四朗)は結婚式場のガーデンで、腰巾着の吉沢貴志(渡辺いっけい)が連れてきた遺言書専門の弁護士・金沢利子(真飛聖)と会っていた。
河村龍太郎(伊東四朗)が「新たに遺産を贈りたい相続人が増えてね。悔いの無い遺言状を作りたいんだ」と告げると、金沢利子(真飛聖)は「それでは、正式な家系図と財産目録をお作りください。認知されているお子さんも含めて、もれなくお書きください。遺産相続は亡くなってからではなく、生きているウチから始まっているのです」と答えた。
一方、結婚式場に着いた佐藤華子(岸本加世子)の携帯電話が鳴る。電話に出ると、電話の主は25年前に出て行った夫・佐藤肇(光石研)からだった。
夫・佐藤肇(光石研)が息子・佐藤育生(向井理)の結婚を祝ったので、佐藤華子(岸本加世子)が「どうして?」と驚くと、夫・佐藤肇(光石研)は「これでも血の繋がった父親だ。情報を入れてくれる人も居る」と答えた。
佐藤華子(岸本加世子)が「アンタには関係無い」と怒ると、夫・佐藤肇(光石研)は「祝儀は預けておいた。幸せになれって伝えてくれ」と答えた。
佐藤華子(岸本加世子)は結婚式の受付へ行くと、夫・佐藤肇(光石研)の祝儀袋を見つけ、「これは頂くわけにはいかないの。返してくる」と言って祝儀袋を手にした。
その後、佐藤育生(向井理)は佐藤華子(岸本加世子)に「今までありがとう。これからは自分の事を一番に考えてね」というと、佐藤華子(岸本加世子)は「アンタも、向こうの家族に舐められたらダメなんだからね。婿に行ってやるんだからって気持ちで、遠慮しなくていいからね」と告げた。
すると、佐藤育生(向井理)は「俺だって押し切られて婿に行くんじゃないんだから。ちゃんと考えがあって行くんだから」と答えたのであった。
こうして、佐藤育生(向井理)は、遺産争族(遺産相続)に巻き込まれていくのであった。
「遺産争族(遺産相続)-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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