サイレーン・原作のあらすじと最終回と結末のネタバレ

松坂桃李と木村文乃が出演するフジテレビのドラマ「サイレーン」の原作となる山崎紗也夏の漫画「サイレーン」のあらすじと最終回と結末ネタバレです。

このページには原作漫画「サイレーン」のあらすじや最終回の結末ネタバレが含まれています。原作漫画「サイレーン」のあらすじや最終回の結末のネタバレを知りたくない人は閲覧にご注意ください。

このページは「サイレーン・原作のあらすじと犯人ネタバレ」からの続きです。

■サイレーン 5巻のあらすじとネタバレ
キャバクラ嬢・橘カラは里見偲に尾行されている事を利用してホテルに入ると、誤送信を装って恋人・猪熊夕貴にメールを送り、恋人・猪熊夕貴をホテルに来させた。

ホテルに来た恋人・猪熊夕貴は、里見偲とキャバクラ嬢・橘カラがホテルで一緒に居るところを目撃して激怒する。

その後も里見偲は、キャバクラ嬢・橘カラの正体を探ろうとしたが、1人では限界を感じ、高級売春クラブで知り合った売春婦レナとアイに協力を頼む。

レナはキャバクラ嬢・橘カラが働くキャバクラに潜入し、5年前にキャバクラ嬢・橘カラの彼氏が殺され、犯人が捕まっていないという情報を入手する。

さて、捜査一課に移動した恋人・猪熊夕貴は、里見偲が話していた5年前の未解決事件について調べる。

それは、薬局の1階で男性・高槻が金属バットで滅多打ちにされて殺された事件で、里見偲が交番勤務になった初日に起きた殺人事件だった。

そして、殺された男性・高槻には彼女が居り、その彼女がキャバクラ嬢・橘カラだと判明する。

一方、キャバクラ嬢・橘カラは、里見偲の部屋に盗聴器を仕掛けており、里見偲と恋人・猪熊夕貴が薬局の殺人事件にたどり着いたことを知る。

そこで、キャバクラ嬢・橘カラは、同棲しているデザイナー渡公平が自分に好意を持っている事を利用し、デザイナー渡公平に里見偲からストーカー被害を受けていると言って助けを求めた。

■サイレーン 6巻のあらすじとネタバレ
それを信じたデザイナー渡公平は、ストーカーの里見偲を尾行する。デザイナー渡公平は里見偲に尾行を気づかれたが、里見偲がレナとアイと一緒に居る所を写真に撮影する事に成功する。

写真を見たキャバクラ嬢・橘カラは、キャバクラの同僚アイが里見偲と繋がっている事を知り、アイを拉致してデザイナー渡公平の別荘に監禁する。

さらに、キャバクラ嬢・橘カラは、恋人・猪熊夕貴に5年前の薬局事件を相談したうえで、別荘に独自に集めた事件の資料があると言い、恋人・猪熊夕貴を別荘に連れて行き、地下室に監禁した。

恋人・猪熊夕貴は2日立っても帰ってこなかった。心配する里見偲は、アイも帰宅していないことを知る。

そのようななか、里見偲は自分を尾行していたデザイナー渡公平を見かけて尾行すると、デザイナー渡公平は里見偲が住むマンショの向かいにあるマンションに住んでいた事が判明する。

里見偲はデザイナー渡公平の部屋を訪れ、キャバクラ嬢・橘カラについて尋ねるが、デザイナー渡公平は里見偲をストーカーだと思い込んでいるおり、里見偲を追い返した。

デザイナー渡公平はキャバクラ嬢・橘カラに電話して、ストーカー(里見偲)が来たことを報告すると、キャバクラ嬢・橘カラは「彼(里見偲)さえ居なければ、私たちは幸せなのに。この前、別れなければ、殺すと言われた」と言って泣いた。

それを聞いたデザイナー渡公平は逆上して、ストーカー(里見偲)を車でひき殺そうとしたが、里見偲は一命を取り留め、デザイナー渡公平は逮捕されてしまう。

デザイナー渡公平は取り調べに対して、里見偲はストーカーだと訴えた。

刑事は入院中の里見偲に話を聞きに行くと、里見偲はこれをチャンスだと思い、独自に捜査していたことを打ち明け、数々の事件の陰にキャバクラ嬢・橘カラが関連していることを話した。

そのようななか、恋人・猪熊夕貴の荷物が届く。キャバクラ嬢・橘カラの別荘に行った恋人・猪熊夕貴は、静岡県伊豆浜市で地酒を買い、宅急便で自宅に送っていたのだ。

さらに、意識不明だった少女も意識を取り戻し、キャバクラ嬢・橘カラが犯人だと証言した。

里見偲は警察へ行き、デザイナー渡公平を拷問して別荘の場所を吐かせると、高級売春婦レナと共に別荘へ向かった。

■サイレーン 7巻(最終回)のあらすじとネタバレ
別荘に居るキャバクラ嬢・橘カラは、恋人・猪熊夕貴を殺す前に全てを話した。

キャバクラ嬢・橘カラは11歳の時、担任は授業中にしゃべった生徒の名前を黒板に書き、黒板に名前を書かれた生徒は休み時間中、正座をしなければ無かった。

キャバクラ嬢・橘カラは、担任が子供の感情が嫌いなことに気づき、無表情を装っていたが、担任は何がカンに障ったのか、キャバクラ嬢・橘カラは担任に呼び出された。そして、その翌日、担任は黒板にキャバクラ嬢・橘カラの名前を書いた。

理不尽な罰を受けたキャバクラ嬢・橘カラはモヤモヤとした感情に包まれていたが、2週間後、担任を橋から突き落として殺し、高揚感に包まれ、担任の力を自分に取り込んだような感情にかられた。

しかし、中学に進学すると、キャバクラ嬢・橘カラに殺人の噂が立った。キャバクラ嬢・橘カラは上手くやったつもりでいたが、失敗だったことに気づく。

それから、キャバクラ嬢・橘カラは二度と失敗しないため、勉強を開始し、体も鍛え始めた。

高校へ進学したキャバクラ嬢・橘カラは、クラスで地味な存在だった生徒が気になるようになる。その生徒が本当の橘カラだった。

2人とも孤立していたので、キャバクラ嬢・橘カラと本物の橘カラは孤立した同士で仲良くなった。本物の橘カラは、キャバクラ嬢・橘カラに、整形したり、東京へ出るという夢を語った。

やがて、本物の橘カラは両親が交通事故で突然死し、天涯孤独になった。すると、キャバクラ嬢・橘カラは、突然、橘カラになりたいという衝動に駆られ、橘カラになる計画を練った。

そして、キャバクラ嬢・橘カラは、本物の橘カラを殺害して東京へ出て、整形で橘カラの顔になり、橘カラとして生き始めた。キャバクラ嬢・橘カラは「橘カラ」を手に入れたのだ。

キャバクラ嬢・橘カラが人を殺すのは、その人が持っている力を手に入れるためで、恋人・猪熊夕貴を殺すのは、恋人・猪熊夕貴の持っている正義感を手に入れるためだった。

全てを話したキャバクラ嬢・橘カラが恋人・猪熊夕貴を殺そうとしたとき、別荘を探していた里見偲が駆けつける。

里見偲は、格闘の末、スタンガンでキャバクラ嬢・橘カラを気絶させると、キャバクラ嬢・橘カラを縛り、恋人・猪熊夕貴とアイを救出して、別荘から脱出しようとした。

しかし、里見偲とレナとアイの3人は、キャバクラ嬢・橘カラが仕掛けていた罠にはまり、感電して気絶してしまう。

恋人・猪熊夕貴は唯一、感電を免れたが、恋人・猪熊夕貴の前に、ロープを焼き切って脱出したキャバクラ嬢・橘カラが現れる。

恋人・猪熊夕貴はキャバクラ嬢・橘カラに拳銃を奪われ、絶体絶命のピンチに陥るが、「お前が一番、殺したいのは、お前、自身だ」と告げると、混乱したキャバクラ嬢・橘カラは頭を抱えて苦しみだした。

こうして、キャバクラ嬢・橘カラは逮捕された。キャバクラ嬢・橘カラは何もしゃべらなかったが、家出少女・田沢麻弥からの証言が取れたため、警察はキャバクラ嬢・橘カラの起訴に踏み切った。

一方、恋人・猪熊夕貴はキャバクラ嬢・橘カラの故郷を訪れ、小学校時代の同級生などを訪ね、キャバクラ嬢・橘カラの正体を調べ、キャバクラ嬢・橘カラの本名と整形する前の顔を知る。

そのとき、恋人・猪熊夕貴は、キャバクラ嬢・橘カラの故郷の河原で人工的に積み上げた石を見つけ、その石の下を掘り起こしてみると、棺桶が出てきた。

棺桶には、本物の橘カラの死体と、キャバクラ嬢・橘カラの髪の毛の束が入っていた。

取り調べを担当する刑事が、恋人・猪熊夕貴が棺桶を見つけた事を告げると、一言も話さなかったキャバクラ嬢・橘カラが「猪熊夕貴に会いたい」と言った。しかし、刑事は応じなかった。

マスコミは大々的にキャバクラ嬢・橘カラの事件を報じるが、同棲していたデザイナー渡公平はキャバクラ嬢・橘カラの報道など信じず、キャバクラ嬢・橘カラの無実を訴えた。そして、キャバクラ嬢・橘カラに接見した。

やがて、キャバクラ嬢・橘カラは数々の罪で起訴され、初公判を迎えるが、キャバクラ嬢・橘カラは同棲をしていたデザイナー渡公平の助けを得て、初公判の日に裁判所から逃走する。

キャバクラ嬢・橘カラはデザイナー渡公平が用意していた車で逃げ、恋人・猪熊夕貴を拉致してホテルへと連れ込むと、恋人・猪熊夕貴に1つの質問をした。

私は人と違う衝動を持って生まれた。どうしたらいいんだ。こういう人間も居るんだ。生きてちゃいけないのか?

すると、恋人・猪熊夕貴は「サチさん(キャバクラ嬢・橘カラの本名)、最期まで諦めちゃいけない。罪と向き合えば変わる」と告げた。

本当の名前を呼ばれたキャバクラ嬢・橘カラは衝撃を受け、背後にあった窓から転落したが、恋人・猪熊夕貴が慌ててキャバクラ嬢・橘カラの足を掴んだ。

キャバクラ嬢・橘カラはスカートをはいていたので、宙づりになり、パンツが丸見えになりながら、「冗談だよ」と言って笑った。

その後、駆けつけた刑事らに引き上げられたキャバクラ嬢・橘カラは、恋人・猪熊夕貴に「また会って」と告げたのであった。

サイレーンの実話と実在のモデルのネタバレ感想文」へ続く。

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