フリーター。家を買う-第6話の感想-西本幸子と印鑑
児嶋一哉が出演するドラマ「フリーター。家を買う」の第6話「母さんを悲しませることすんなよ」の視聴率と感想です。第6話の視聴率は15.4%でした。あらすじは「第6話のあらすじ」をご覧下さい。
第6話は面白かった。武寿美子(浅野温子)も退院して、ハッピーエンドに向かっていたが、最後に大悦土木で事故が起きた。先が読めない展開となってきた。
武誠一(竹中直人)の愛人とみられていた女性・島田彰子(玄里)は公認会計士を目指す専門学生だった。結局、島田彰子は学費の援助を受けたり、簿記を教わっていただけで肉体関係はなかった。
ただ「必要とされた」というだけで、毎月何万円も援助するのは、動機として弱い。もう少し、島田彰子(玄里)に秘密が欲しかった。
原作では「経理の鬼」と呼ばれていた武誠一(竹中直人)が、パソコンが使えずに部下に馬鹿にされる窓際族とは驚いた。武誠一は息子の武誠治(二宮和也)からパソコンを教わり、窓際族を脱するという伏線なのかもしれない。
千葉真奈美(香里奈)は片思いしていた山賀亮介(眞島秀和)への気持ちを整理して成長した。しかし、武誠治と千葉真奈美とはまだ付き合っていない。ようやく、2人の恋愛要素が入ってくるのだろうか。楽しみである。
星野あかり(岡本玲)を食事に誘い続けていた豊川哲平(丸山隆平)は、ようやく星野あかりからOKの返事をもらえた。ところが、資材置き場の事故で、鉄パイプの下敷きになり瀕死の重体となった。
以前に、星野あかりは土方は怪我をすれば終わりだと言っていた。豊川哲平も居酒屋で事故には気をつけると言っていた。2人の言葉は、この事故へのネタフリになっていたのだろう。
隣家の西本幸子(坂口良子)は訪問販売の悪徳商法で30万円の印鑑を購入しようとしている。西本幸子が印鑑を購入して、息子で弁護士の西本和彦(横尾渉)が悪徳業者から代金を取り戻すのだと思う。
しかし、横尾渉は演技が大根なので、西本家のエピソードは見たくない。西本幸子には頑張って、悪徳業者を追い返して欲しいところだ。
ハローワーク職員の北山雅彦(アンジャッシュ児嶋一哉)は良い味を出しているので、ドラマのアクセントになる。ただ第6話は名言がなかったのでイマイチだった。北山雅彦は登場する度に1つ名言を残して欲しい。
原作のあらすじは「フリーター家を買う-原作のあらすじ」をご覧下さい。
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