無痛~診える眼~のあらすじと犯人ネタバレ
西島秀俊が出演するフジテレビの無痛症ドラマ「無痛~診える眼~」のあらすじと犯人ネタバレです。
原作「無痛」のあらすじとネタバレは「無痛-原作のあらすじと犯人のネタバレ」をご覧ください。
原作小説「無痛」の読書感想文は「無痛-原作のあらすじと犯人と黒幕ネタバレ読書感想文」をご覧ください。
■無痛~診える眼~のあらすじとネタバレ
外見を見ただけで病気を診断できる「神の目」を持つ町医者・為頼英介(西島秀俊)は、街を歩いているとき、犯罪者特有の症状「犯因症(はんいんしょう)」が現れた男性を目撃する。
男性はナイフのようなものを持っており、間に合わないと考えた為頼英介(西島秀俊)は110番通報しながら、犯因症の男を追いかけ、公園に居た義姉で看護婦の井上和枝(浅田美代子)らを避難させる。
しかし、避難は間に合わず、犯因症の男はナイフを取り出して、公園で通行人に襲いかかった。
そして、犯因症の男が通行人の女性をナイフで刺そうとしたとき、井上和枝(浅田美代子)が女性をかばい、身代わりに刺された。
そこへ、通報を受けた刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)が駆けつけ、警官が持っていた拳銃を奪って、警告の発砲も無しに、いきなり犯人の両肩を撃った。
そのとき、神の目を持つ為頼英介(西島秀俊)は、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)の顔にも犯因症を見たので、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)を気にしながらも、救急隊員に的確な指示を与え、被害者を病院へ搬送させた。
さて、被害者を受け入れた病院「白神メディカルセンター」の院長・白神陽児(伊藤英明)は、被害者を見ただけで症状を診断し、医師や看護婦に指示を出していく。
院長・白神陽児(伊藤英明)の診断は為頼英介(西島秀俊)と同じだったので、救急隊員が「やっぱりそうですか。偶然、現場に居合わせてトリアージしてくださった先生(西島秀俊)も同じ事を」と驚くと、白神陽児(伊藤英明)は「凄い先生がいるもんですね」と驚いた。
救急隊員が「その先生(西島秀俊)が付き添いできています」と教えると、白神陽児(伊藤英明)は看護婦に連絡先を聞くように指示した。
他方、通り魔事件の捜査を始めた刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、事件の発生時間よりも、通報時間の方が早いことに疑問を持ち、通報者の為頼英介(西島秀俊)ついて調べ始めた。
さて、病院に付き添っていた為頼英介(西島秀俊)は、病院で臨床心理士の高島菜見子(石橋杏奈)に声を掛けられる。
為頼英介(西島秀俊)が名都医大に在籍していたとき、高島菜見子(石橋杏奈)は診断学の実習で、為頼英介(西島秀俊)の診療を何度か見学したことがあったのだという。
しかし、為頼英介(西島秀俊)は高島菜見子(石橋杏奈)の事を覚えていなかった。
さて、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は為頼英介(西島秀俊)について調べると、為頼英介(西島秀俊)は名都医大で働いた後、八王子刑務所の診療所で働いており、変わった経歴だった。
そのようななか、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は上司に呼び出され、威嚇射撃をせずに犯人に発砲したことを叱られた。さらに、一家殺害事件の聞き込みで苦情が出ていると言い、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は一家殺害事件の捜査を禁じられてしまった。
診療所を訪れた刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、患者を診察している為頼英介(西島秀俊)を見て、為頼英介(西島秀俊)が外見を見たけで患者の病気を診断できる事を知り、尋ねた。
為頼英介(西島秀俊)は、「同じような症状を多く見ていれば分かるようになる」と答えた。
為頼英介(西島秀俊)が刑務所の診療所に在籍していたので、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は「犯罪者を多く見てきたはずだ。犯罪者も診断できるのか?」と尋ねたが、為頼英介(西島秀俊)は何も答えなかった。
そのようななか、アパートの一室で、女性が死亡する。女性の死因は心不全で、検視で異常無しと判断された。
女性に通院歴が無かった事から、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は司法解剖を主張したが、上司は「そんなことに税金は使えない」と言って拒否した。
そして、上司は「あの通り魔事件の犯人な、目を覚ましよったわ。死刑になりたいがため、犯行を実行しましたって言うてるらしいわ。精神鑑定を受けることになるやろうな。お前にとっては残念なことやけど」と教えると、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は怒りに震えた。
さて、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、神の目を持つ為頼英介(西島秀俊)の事を思い出し、アパートで死んだ女性が移ったコンビニエンスストアの防犯カメラの動画を持って行き、為頼英介(西島秀俊)に動画で女性の診断を頼んだ。
動画を見た為頼英介(西島秀俊)は「動画だから、100%は言い切れないけど、この女性は健康だと思う」と診断すると、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は「死因って、遺体を直接見たら分かりますか?犯人をこのままにしておいていいんですか?」と言い、遺体の診断を頼んだ。
熱意に押されて死体を見た為頼英介(西島秀俊)は、「心不全では、こうはならない。この所見は、サリンのような神経ガスで死亡した時の所見だ。他の住人で体調不良を起こした人は?」と尋ねると、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は隣の住人が出て来なかった事を思い出した。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、死亡した女性の隣に住む住人・合田に連絡を取ろうとしたが、合田の携帯電話の番号が変わっていたため、連絡が取れなかった。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、隣に住む合田も神経ガスで死亡している可能性があるため、大家に鍵を開けて貰い、合田の部屋へと入った。
そして、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は合田の部屋で、地下アイドル「チキパ」のポスターや刑法39条(心神喪失者を無罪とする法律)に関する本を見つけた。さらに、押し入れで、死亡している数羽のカナリヤと神経ガスを製造する装置を見つけた。
隣に住む女性を殺した犯人は合田だった。合田の部屋に残されていた神経ガスの実験ノートから、隣に住む女性は、合田の神経ガスの実験で殺された事が判明する。
実験ノートの数式から考えると、犯人・合田は、さらに大きな場所で神経ガスをしようしている可能性が大きかった。
調査の結果、合田は以前、部屋に貼ってあったポスターの地下アイドル「チキパ」のイベントでトラブルを起こしていることが判明した。
その地下アイドル「チキパ」が、今夜、会場でイベントを開くことになっており、合田は地下アイドル「チキパ」のイベント会場で神経ガスをまく事が予想された。
事情を知った為頼英介(西島秀俊)は、捜査協力を申し出て、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)と一緒に地下アイドル「チキパ」のイベント会場へ向かった。
犯人・合田の顔は分からなかったが、為頼英介(西島秀俊)が犯罪者特有の「犯因症(はんいんしょう)」が現れた男性を見つけだし、犯人の合田を特定した。
正義感の強い刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は犯人・合田を投げ飛ばすと、「心神喪失なんてほざいてるんじゃねーぞ。無罪になんてしないからな」と言って犯人・合田を殴り続け、為頼英介(西島秀俊)に止められた。
こうして、神経ガスによる無差別テロを未然に防いだ刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、為頼英介(西島秀俊)に礼を言って警察署へと引き上げていく。
ただ、為頼英介(西島秀俊)は、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)が公園で通り魔を鉄砲で撃ったときや、犯人・合田を殴りつけていた時に、犯罪者特有の「「犯因症(はんいんしょう)」が現れていたことを気にしていた。
■無痛-第2話のあらすじとネタバレ
通り魔事件で負傷し、白神メディカルセンターに入院していた看護婦・井上和枝(浅田美代子)が退院することになり、為頼英介(西島秀俊)が白神メディカルセンターを訪れた。
白神メディカルセンターの院長・白神陽児(伊藤英明)は、為頼英介(西島秀俊)を歓迎し、院内の施設を案内した。
白神メディカルセンターは、医療保険とは別に特別料金をもらい、患者に質の高いサービスを還元する革新的な病院だった。
ある日、アパートで殺人事件が起きた。殺されたのは、この部屋に住む老人・山田輝久で、山田輝久(ジジ・ぶぅ)は腹部を包丁で刺されて死んでいた。
その日の夜、殺された山田輝久(ジジ・ぶぅ)の友人・工藤一尊(有薗芳記)が警察に自首し、警察の取り調べに対して犯行を認めた。しかし、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は工藤一尊(有薗芳記)が犯人とは思えなかった。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、為頼英介(西島秀俊)が言っていた診断学についてネットで検索し、診断学の権威・久留米実(津嘉山正種)に会いに行く。
久留米実(津嘉山正種)は病気で自宅療養をしていた。そして、久留米実(津嘉山正種)は、為頼英介(西島秀俊)の恩師でもあり、為頼英介(西島秀俊)の患者でもあった。
久留米実(津嘉山正種)によると、診断学とは病気によって表面上に現れる特徴から病気を診断する方法で、為頼英介(西島秀俊)は学生の頃から、見ただけで病気の種類や治るか治らないかまで診断できた。
為頼英介(西島秀俊)は治らない患者に無駄な手術や治療を繰り返す事が嫌になり、大学病院を辞めた。為頼英介(西島秀俊)は、自分に出来ることは最期まで患者に寄り添うことだけだ、と考えているのだという。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)が「犯罪者まで見抜くことが出来るんですか?」と尋ねると、久留米実(津嘉山正種)は「人を殺すには、大きなエネルギーが居る。人間にとって、殺人という行為は簡単には乗り越えられない壁なんです。逆に言うと、殺人を犯す人は、そのエネルギーが過剰にあるということです。そのエネルギー過多を私は『犯因症』と呼んでいます」と教えた
その後、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は為頼英介(西島秀俊)の元を訪れ、久留米実(津嘉山正種)に会って来たことを明かし、警察に来て容疑者を見て欲しいと頼んだ。
為頼英介(西島秀俊)は警察へ行き、自首してきた犯人・工藤一尊(有薗芳記)を見て、病気の兆候はあるが、殺人を犯すような人間には見えないと診断した。
その日、白神メディカルセンターの院長・白神陽児(伊藤英明)が、為頼英介(西島秀俊)の診療所を訪ねてきた。
白神陽児(伊藤英明)は独自の医療ネットワークを築こうとしており、「患者を苦しめるのは痛みです。私が目指すのは痛みの無い世界。無痛治療です」と言い、無痛の研究に莫大な費用を投じていると話す。
そして、白神陽児(伊藤英明)は、為頼英介(西島秀俊)と同じように患者を見ただけで病気や治療可能か治療不可能かを診断できることを明かし、新しく建設する病院の院長へ就任するように頼んだ。
さて、司法解剖の結果、アパートで殺された老人・山田輝久は肺気腫で、かなり症状が進行していた事が判明した。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、為頼英介(西島秀俊)に捜査協力を依頼を頼むと、為頼英介(西島秀俊)は殺された老人・山田輝久の写真を見て鬱病と診断し、自殺の可能性が大きいと告げた。
一方、白神メディカルセンターで働く臨床心理士・高島菜見子(石橋杏奈)は、院長・白神陽児(伊藤英明)に報告する。
虐待を受けて鬱と強迫神経症で入院している南サトミ(浜辺美波)が、臨床心理士・高島菜見子(石橋杏奈)に、中区で起きた一家殺害事件の犯人だと自供したのだという。
すると、院長・白神陽児(伊藤英明)は驚きながらも、「とても信じられない。でも、これを警察が知ったら、あの子から事情を訊こうとするでしょう。そんなことになったら、あの子の病が悪化する。様子を見ましょう。何かあれば、私に報告するように」と告げた。
一方、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は為頼英介(西島秀俊)の助言を元に、捜査を開始し、逮捕された工藤一尊(有薗芳記)の供述の矛盾点を突き止めると、工藤一尊(有薗芳記)は事件の真相を打ち明けた。
鬱病の山田輝久(ジジ・ぶぅ)は、病気に苦しみ、自殺することにした。そこで、友人・工藤一尊(有薗芳記)を部屋に呼び、貯めた金を渡し、「刑務所へ入れば、治療を受けられる」と言い、自首する事を薦めたていたのであった。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)が為頼英介(西島秀俊)に礼を言い、「その能力は刑事の俺が持つべきだった。そうすりゃ、犯罪者を捕まえられる」と残念がる。
すると、為頼英介(西島秀俊)は、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)に犯因症が出ていた事を思い出し、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)に「君は正義感が強すぎる」と警告すると、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は「俺は刑事だぞ。強くて当然じゃないですか」と反論した。
■無痛~診える眼~第3話のあらすじとネタバレ
ある日、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、3年前に逮捕した篠崎大和(松下洸平)が退院したことを知る。
篠崎大和(松下洸平)は3年前に女性を殺害したが、裁判で妄想型統合失調症と鑑定され、刑法39条「1・心神喪失者の行為は、罰しない。2・心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。」という法律によって無罪になり、入院していた。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、篠崎大和(松下洸平)は無罪になるために精神科に通院したと考えており、裁判で篠崎大和(松下洸平)を妄想型統合失調症と鑑定した精神科医に掴みかかり、県警から今の警察署へ飛ばされてきた。
このため、正義感の強い刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は「あの鑑定で無罪になった。日本は加害者に甘すぎる。被害者はいつも置き去りだ」と、刑法39条を激しく嫌悪していた。
さて、篠崎大和(松下洸平)が退院した翌日、女性が殺害された。篠崎大和(松下洸平)は篠崎大和(松下洸平)の犯行と考えたが、管轄外だったため、事件の情報は得られなかった。
そこで、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、神の診察眼を持つ為頼英介(西島秀俊)に、篠崎大和(松下洸平)の犯因症を見て欲しいと頼んだ。
為頼英介(西島秀俊)は「犯因症は証拠にはならない」と忠告したが、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)に頼まれ、篠崎大和(松下洸平)を見た。
為頼英介(西島秀俊)が篠崎大和(松下洸平)の犯因症を確認すると、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)はそのまま篠崎大和(松下洸平)を尾行した。
一方、白神メディカルセンターでは、強迫神経症で入院している少女・南サトミ(浜辺美波)が高島菜見子(石橋杏奈)にメールで助けを呼んだ
高島菜見子(石橋杏奈)が南サトミ(浜辺美波)の病室に駆けつけると、看護婦が南サトミ(浜辺美波)の部屋の前で、病室のドアを開けるように南サトミ(浜辺美波)を説得していた。
高島菜見子(石橋杏奈)が事情を訊くと、看護婦は南サトミ(浜辺美波)のスケッチブックを片付けようとしたところ、南サトミ(浜辺美波)が怒って部屋に閉じこもったのだという。
高島菜見子(石橋杏奈)は看護婦に「自分に任せて欲しい」と頼んで立ち去ってもらい、「もう大丈夫よ」と南サトミ(浜辺美波)にメールすると、南サトミ(浜辺美波)は病室から出てきた。
他方、院長・白神陽児(伊藤英明)は「きちんと患者を診られる医師は、何億もの検査機器よりも価値がある」と言い、為頼英介(西島秀俊)を白神メディカルセンターへ招待し、病院の清掃員・イバラ(中村蒼)を紹介した。
イバラ(中村蒼)を見た為頼英介(西島秀俊)は驚く。なんと、イバラ(中村蒼)は先天性無痛症で、生まれてから1度も、肉体的にも精神的にも痛みを感じたことが無いのだ。
院長・白神陽児(伊藤英明)は先天性無痛症のイバラ(中村蒼)に、無通診療の秘密が隠されていると考え、イバラ(中村蒼)を研究しているのだという。
その日の夜、高島菜見子(石橋杏奈)が病院から帰ろうとすると、1通のメールが届いた。メールには、高島菜見子(石橋杏奈)を隠し撮りした写真が何通も添付されていた。
ストーカー?高島菜見子(石橋杏奈)は恐る恐る周囲を見回す。
その日の夜、女性が殺害された。翌日、事件を知った刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、篠崎大和(松下洸平)の犯行だと考え、為頼英介(西島秀俊)の元に駆けつけ、篠崎大和(松下洸平)について分かることを教えろと迫った。
しかし、為頼英介(西島秀俊)は「危険だよ君は。君に犯因症が出てる。何度も見てる。今のままだと、君は人を殺す。君が犯罪者になるのを黙って見ているわけには行かない」と言い、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)に犯因症が出ている事を教えた。
自分に犯因症が出ている事を受け入れられない刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、動揺して取り乱し、「俺は刑事だぞ。ふざけるのもいい加減にしろ」と言って、診療所を飛び出した。
それでも、刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は篠崎大和(松下洸平)を見かけたため、篠崎大和(松下洸平)を追いかけてビルの屋上へと追い詰める。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)が我に返ると、篠崎大和(松下洸平)を殴り倒して馬乗りになり、篠崎大和(松下洸平)の首を絞めていた。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は為頼英介(西島秀俊)に「君に犯因症が出てる」と言われた事を思い出して、慌てて首を絞めていた手を放し、震えている自分の手を見つめた。
そこへ、刑事が駆けつけ、篠崎大和(松下洸平)を逮捕した。
刑事・早瀬順一郎(伊藤淳史)は、診療所を訪れ、為頼英介(西島秀俊)に「気づいたら首を絞めていた。俺は人を殺せる。でも、殺人犯にはなりたくない。犯因症を治してくれ」と頼んだ。
一方、白神メディカルセンターでは、入院中の少女・南サトミ(浜辺美波)が病院を抜け出していた。
高島菜見子(石橋杏奈)はメールで、南サトミ(浜辺美波)が一家殺人事件の犯行を告白していた事を思い出し、一家殺害事件が起きた家に行ってみると、南サトミ(浜辺美波)が家の前で絵を描いていたのであった。
原作「無痛」のあらすじとネタバレは「無痛-原作のあらすじと犯人のネタバレ」をご覧ください。