大動脈縮窄症に対するサブクラビアンフラップ法

吉田栄作が出演するドラマ「医龍3」の第7話「総力戦!2分の手術!忘れたはずの恋と子供の命…この子を絶対に死なせない!」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「医龍3-第7話のあらすじ」からの続きです。

加藤晶(稲森いずみ)は元婚約者・佐藤修一(吉田栄作)に「あなたを捨てて医者になった。必ず助ける」と言い手術に向かった。

手術が始まった。加藤晶は佐藤理恵(星野真里)が出産した嬰児(えいじ)を開胸し、心臓に電極をつなげた。2分以内に嬰児の脈動を確保することに成功した。後はペースメーカーを移植するだけだった。

しかし、嬰児のアシドーシスが下がり始めた。エコーで原因を探ると、大動脈球が閉じかかっており、大動脈縮窄症(だいどうみゃくしゅくさくしょう)を発症していることが判明した。

このままでは、下半身に血液が流れなくなり、1時間以内に壊死する可能性があった。

急遽、大動脈再建手術が必要になったが、この嬰児の心肺機能では人工心肺が使えない。打つ手が無く、加藤晶(稲森いずみ)の手が止まる。

その時だった。オペ観覧室に現れた朝田龍太郎(坂口憲二)が「しっかりしろ。お前しか居ないんだ。アメリカで学んだことを思い出せ、。ブラロックパーク法だ」とアドバイスした。

ブラロックパーク法とは人工心肺が確立する前に使用していた技術で、鎖骨下動脈を切断して、縮窄した弓部大動脈を迂回して下降大動脈に直接つなぐ手術だった。ブラロックパーク法なら人工心肺を使用せずにオペが可能だった。

アドバイスを受けた加藤晶(稲森いずみ)は手術を再開した。オペ看の北川響(初音映莉子)がパーシャルクランプを渡そうとするが、加藤晶はストレートを要求し、鎖骨下動脈を切開した。加藤晶は何をしようとしているのか。

加藤晶は、開いた鎖骨下動脈を切開した下降大動脈の間に縫合して、下降大動脈を拡張再建し始めた。それは、サブクラビアンフラップ法と呼ばれる術式だった。

サブクラビアンフラップ法なら、ブラロックパーク法よりも血流が増加する。嬰児の今後を考えればサブクラビアンフラップ法がベストだったが、ブラロックパーク法より2倍以上の時間がかかってしまう。嬰児の未来は加藤晶の腕にかかっていた。

手術が終わる。SPO2が上昇し、下半身への血流も確認できた。手術は成功した。

佐藤修一(吉田栄作)は加藤晶(稲森いずみ)に「ありがとう。君なら確実に助けてくれると思った」と頭を下げ、妻・佐藤理恵(星野真里)の元へと向かった。

真柄冬実(谷村美月)は北川響(初音映莉子)に「加藤先生はなぜ教授になりたかったんですかね」と質問すると、北川響は「トップにならなければ組織は変えられない。それがあの人の口癖だった」と答えた。

そのころ、学長室には野口賢雄(岸部一徳)からロシアの民芸品「マトリョーシカ」が届いていた。鬼頭笙子(夏木マリ)がマトリョーシカを1つ1つ開けていくと、最後にロシア語で「私は戻ってくる」と書いたメモが出て来た。

病室のベッドで朝田龍太郎(坂口憲二)が縫合の練習をしようとするが、右手に持った道具を落としてしまった。朝田龍太郎は震える右手を見つめた。「医龍3-第7話の視聴率と感想」へ続く。

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