遺産争族(遺産相続)-第3話のあらすじとネタバレ後編

真飛聖が出演するテレビ朝日の遺産相続ドラマ「遺産争族(いさんそうぞく)」の第3話「ムコいびり逆襲…実家に帰らせて頂きます」のあらすじとネタバレの後編です。

このページは「遺産争族-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■遺産争族-第3話のあらすじとネタバレ後編
そのころ、河村龍太郎(伊東四朗)は喫茶店で弁護士・金沢利子(真飛聖)と会っていた。

弁護士・金沢利子(真飛聖)は「いきなり養子縁組を申し出た?ジックリ進めるように申し上げたはずです」と注意すると、河村龍太郎(伊東四朗)は「先生、金が泣くんです。汗水垂らして貯めた金が、ちゃんと生かして欲しいって泣くんだ」と答えた。

弁護士・金沢利子(真飛聖)が「だからといって、正体の分からない育生さん(向井理)に全てを託すのはリスクがあると思います」と告げると、河村龍太郎(伊東四朗)は「私を見くびらないでください。私の見立てでは、奴はそうとう金で苦労している。金の怖さを知っている。あんな事が言えるのは、人間なんて金で踊らされる生き物だという事を、嫌と言うほど思い知らされた経験があるからだよ」と答えた。

弁護士・金沢利子(真飛聖)が「そこまで仰るのなら、代理人として立ち入る事はありません。こちらに2人が署名捺印すれば、育生さん(向井理)は会長の長男ということなります」と言い、書類を差し出した。

河村龍太郎(伊東四朗)は「長男か、いい響きだな」と満足するが、弁護士・金沢利子(真飛聖)は「ただ1点、不審な点があります。育生さん(向井理)は既に河村の姓を名乗っているとお聞きしましたが、まだ楓(榮倉奈々)との婚姻届は提出されておりません」と教えた。

■遺産争族-婚姻届の行方のあらすじ
河村龍太郎(伊東四朗)は帰宅して長女・河村陽子(余貴美子)に「育生君(向井理)は籍を入れたのか?」と尋ねると、長女・河村陽子(余貴美子)は「もちろんよ。お父さんが婚姻届の署名欄に署名して、恒三さん(岸部一徳)が役所に届けました。ああみえて、家族のことを考えてるんですよ」と答えた。

河村龍太郎(伊東四朗)が「恒三君(岸部一徳)が。ふーん。ならいいんだ」と言って部屋に戻るった。

違和を感じた長女・河村陽子(余貴美子)は、河村恒三(岸部一徳)の書斎に入り、本棚に隠していた鍵を取り出して、鍵のかかった引き出しを開けると、引き出しの中にシワシワになった婚姻届を見つけた。

長女・河村陽子(余貴美子)は婚姻届がシワシワだったので、慌てて婚姻届のシワを伸ばそうとする。ががばば?長女・河村陽子(余貴美子)はシワを伸ばそうとして婚姻届を真っ2つに破いてしまった。

■遺産争族-河村恒三(岸部一徳)の婿いびり
葬儀が終わると、河村恒三(岸部一徳)は佐藤育生(向井理)らをクラブ「おりひめ」へ連れて行く。

そこで、河村恒三(岸部一徳)は「楓(榮倉奈々)と結婚したいなら、医者を辞めて会社を継いでくれと頼んだよね。なのに、医者を辞めるどころか、海外で働きたいとまで言っている。その場しのぎとしか思えないね」と婿いびりを開始した。

そして、河村恒三(岸部一徳)は「楓(榮倉奈々)の元夫(渡辺大)は35になったら河村の会社を継ぐと言ってくれた。残念ながら、別れる事になってしまったけどね」と残念がる。

矢幡正春(鈴木浩介)が「誠也君(渡辺大)なら、今でも楓と会ってますよ。楓ちゃんのクラブで馬に乗ってました。別れても仲良くできるなんて素敵ですよね」と教えると、河村恒三(岸部一徳)は「彼はウチと同じように、会社経営者の息子だ。分かり合える面があるんだろう」と答えた。

それを聞いた佐藤育生(向井理)が顔をこわばらせていたので、河村恒三(岸部一徳)は「どうした。実家に帰らせて頂きます、とでもいうのかね?」と告げた。

■遺産争族-佐藤育生(向井理)の決断
自宅では、河村楓(榮倉奈々)が「パパは私が好きな人が嫌いなのよ」と不満を漏らすと、長女・河村陽子(余貴美子)は「パパは変わったところがあるけど、貴女のことが好きなのよ。だから、怒らないでね」と庇った。

そこへ、河村恒三(岸部一徳)と佐藤育生(向井理)が帰宅する。佐藤育生(向井理)は、河村恒三(岸部一徳)の挑発とやけ酒で酔いつぶれていた。

それを見た河村龍太郎(伊東四朗)は、「早速、恒三君(岸部一徳)に潰されましたかね。可哀想に、どうすれば、楓(榮倉奈々)と結婚できるのかな?」と言いだした。

河村楓(榮倉奈々)が「おじいちゃん、私たちはもう結婚したじゃない」と不思議がると、河村龍太郎(伊東四朗)は「私たちの古い考えでは、籍を入れるまで結婚したとは言わないんだ。養子のことで調べていたら、婚姻届が出されていなかったからさ」と教えた。

河村楓(榮倉奈々)が「婚姻届はパパが出してくれたでしょ?どうして?」と驚くと、長女・河村陽子(余貴美子)が「パパは忙しくて出せなかったの。ゴメンね」と謝った。

河村楓(榮倉奈々)が「自分たちで出すから返して」というと、河村恒三(岸部一徳)は引き出しから婚姻届を持ってきて、「ビジネスの書類と間違えて、破棄しようとしてしまったんだ」と謝った。

河村楓(榮倉奈々)が封筒から婚姻届を取り出すと、婚姻届はシワシワになっていたうえ、2つに引き裂かれていた。河村恒三(岸部一徳)はそれを見て驚く。

河村楓(榮倉奈々)は「最低だよ。パパ。育生(向井理)に謝って」と怒ると、佐藤育生(向井理)はそれを制して、河村恒三(岸部一徳)の前に歩み出た。

河村恒三(岸部一徳)が「言いたいことがあるのなら、言いなさい?受けて立つよ」と戦線を布告すると、佐藤育生(向井理)は「実家に帰らせて頂きます」と告げた。

佐藤育生(向井理)は「駆け落ちみたいなことをすれば、楓(榮倉奈々)が家族の仲が悪くなると思って婿に入りましたけど、それが原因で家族が揉めたり、遺産問題が持ち上がっているのなら、僕はここに来るべきでは無かった。おじいさん、僕は息子にはなりません。養子縁組はお断りします。僕が楓を幸せにしたいと言ったのは、その場しのぎの事と思っている人も居るようですが、好きな人を幸せにしたいというのは特殊なことじゃない。それが特殊だと思うのなら、この家がおかしいんです」と言い、河村楓(榮倉奈々)を連れて河村家を出た。

■遺産争族-第3話のあらすじとネタバレの結末
その後、自室に戻った三女・河村凛子(板谷由夏)は、次女・矢幡月子(室井滋)に電話し、佐藤育生(向井理)が河村楓(榮倉奈々)を連れて出て行った事を報告した。

三女・河村凛子(板谷由夏)は「とにかく、油断は出来ないわ。お父さんが生きている間に貰える物は貰っておかないと」と告げると、次女・矢幡月子(室井滋)は「それって生前贈与でしょ。なんかさ、税金が高いらしいわよ」と答えた。

三女・河村凛子(板谷由夏)は「なんか抜け穴があるらしいわよ。とにかく、私たちも本気を出さないと」と告げた。

一方、河村恒三(岸部一徳)は妻・河村陽子(余貴美子)に「引き出しを開けたのか?私は婚姻届を破いていない。勝手に鍵のありかを探り、破り、何事も無かったかのように閉まったのか?下品だ。泥棒と同じだ。顔も見たくない」と告げた。

他方、河村龍太郎(伊東四朗)は金庫を開いて遺言書を眺めていた。

さて、河村家を出た佐藤育生(向井理)と河村楓(榮倉奈々)は、実家に向かう前に区役所を訪れ、夜間窓口で婚姻届を提出した。

担当者は「これですか?書き直された方が。ねえ、お祝い事ですし」と告げたが、佐藤育生(向井理)は「これがいいんです。これでも俺らは幸せになれるんです」と言い、テープで貼り合わせた婚姻届を受理してもらった。

その後、佐藤育生(向井理)は実家に戻る前に知り合いの居酒屋に顔を出すと、ちょうど、母・佐藤華子(岸本加世子)が飲んで居た。

佐藤華子(岸本加世子)は、居酒屋で同僚と飲んでいた。佐藤華子(岸本加世子)が「私のおごりよ」というと、同僚は「いいの?この前もランチをおごってもらったのに」と礼を言う。

佐藤華子(岸本加世子)は「いいの、いいの。息子が婿に言って生活が楽になったから」だと言い、大盤振る舞いをしていた。新しいブランド物のバックも購入していた。

同僚が「あっちは社長令嬢なわけだから、ゆくゆくは莫大な財産を継ぐんだからね」と羨ましがると、佐藤華子(岸本加世子)は「莫大かは分からないけど、遺産を継ぐ権利はあるんだから。ここだけの話、かなり気に入られてるようだから」と上機嫌で話した。

佐藤華子(岸本加世子)がビールを注文するために振り返ると、佐藤育生(向井理)と河村楓(榮倉奈々)が立っていた。

2人を見た佐藤華子(岸本加世子)は、一気に酔いが覚めて顔面蒼白になり、言葉を失ったのであった。

「遺産争族-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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